東京(羽田)空港〜福岡空港便について
九州の空の玄関口ともいえるのが、福岡県福岡市博多区にある福岡空港です。
東京の羽田空港と、この福岡空港を結ぶ路線は、2016年度の国内航空路線利用者ランキングで羽田 - 札幌便に次いで2位となった、いわゆる「ドル箱路線」です。
東京から福岡までの距離は、およそ1041kmあり、フライト時間は、2時間ほどかかります。この羽田発→福岡着の路線には、1日62便、1週間に434便が運航されています。
羽田空港発→福岡空港着の始発便と最終便の時間
羽田から福岡への始発便は、JAL(日本航空)の6:15発の便となっています。
また、最終便は
スカイマーク(SKYMARK)便と、ANA(全日空)とスターフライヤー(Star Flyer)の共同運航便(コードシェア)の2便が20:00発で運航されています。
羽田空港発→福岡空港着の航空券を購入する目的で、一番多いのは?
東京(羽田)発福岡行の飛行機を利用する人達の目的としては、観光の他、ビジネスでの利用も多く見られます。また、お盆や年末年始などは、帰省での利用目的が多くなります。
福岡空港は、毎日約4万人の利用者がある、九州の空の玄関口であり、海外、特にアジアからの旅行客に対しては、日本の玄関口の役目も果たしています。国際線で福岡に到着して、国内の人気観光地へと向かう外国人旅行者の流れができているのです。
ますます便利になる福岡空港
この福岡空港、2019年春の完成に向けて国内線ターミナルを現在リニューアル工事中です。既に、ソフトオープンした施設も数多くあり、新しいグルメスポットもできてますます便利で快適になっています。
福岡空港を利用した人のアンケートでは、空港に美味しいグルメや有名なお土産物が揃っていて、大変便利だとの声が多く寄せられていました。
福岡の観光スポットと地域情報
福岡空港は、東京(羽田)、東京(成田)、大阪(関西)に次いで、全国で4位の乗降客数を誇る空港で、全国でも珍しい、都市部にある空港としても知られています。
そのため、アクセスも大変便利で、博多駅までは市営地下鉄で5分、繁華街の天神までは11分で行くことができます。
福岡観光といえば、まずは博多、天神をまわって、水炊き、もつ鍋、ラーメン、そして玄界灘で獲れた新鮮な魚介類とグルメを楽しむことが有名です。また、少し足を延ばせば、太宰府天満宮などの名所にも行くことができます。
そして、九州の玄関口といわれるだけに、福岡を足掛かりにして、宮崎や大分、長崎、鹿児島など九州各県を周遊することも可能です。
ビジネスの面では、福岡市は、九州の中心的な商業都市、業務都市となっており、地元企業はもちろんですが、東京に本社のある大企業の支社も多く置かれています。また、日本進出の最初の一歩として、福岡に支社を置くアジアの企業も増えているため、羽田?福岡路線はビジネス客が多く利用しています。
就航便数と利用者数が多い航空会社
就航している航空会社と運航本数は?
羽田から福岡へ就航している航空会社は4社あります。それぞれの1日の運航本数を見てみると、ANA(全日空)26便、JAL(日本航空)17便、スカイマーク(SKYMARK)11便、スターフライヤー(Star Flyer)8便となっています。尚、全日空の26便のうち8便はスターフライヤーの機材・乗務員による共同運航便(コードシェア)です。
利用者が多い航空会社は?
4社のうち、どの航空会社の利用が多いかですが、長い歴史を持つレガシーキャリアへの信頼から、ANA(全日空)やJAL(日本航空)を選ぶという利用者が多く、特に運航本数の多い全日空が人気のようです。
その反面、航空運賃の安さに魅力を感じてLCCを選ぶという利用者も増えてきています。
中でもスターフライヤー(Star Flyer)は、機内サービスで「タリーズ」のオリジナルブレンドコーヒーを提供し、座席は全席オールレザーのシートを採用するなど、サービスが定評で、国内長距離交通の顧客満足度調査(JCSI)で2016年度まで7年連続1位を獲得しています。
安い料金でチケットが買えるLCCで、クオリティの高いサービスが受けられるなら、こんなにお得で嬉しいことはありません。
羽田空港発→福岡空港着の路線で利用の多い時期は?
九州は年間を通じて観光が楽しめること、またビジネス利用客も多いことから、お盆や年末年始、年度末などを除くと、ピーク期とオフ期の利用者にあまり差がない路線といえます。
帰省客で混雑するお盆と年末年始、進学や異動での利用が多い年度末、博多どんたくが開かれるGW、博多祇園山笠が開かれる7月などは、早めにチケットの予約をしておく必要があります。
羽田空港発→福岡空港着の路線で利用の多い時間帯は?
羽田から福岡への飛行機は、朝6時台から夜20時台まで、運航されています。その中で、ビジネス客向けに便利な早朝6時台には5便の運航があります。また、9時台、15時台、18時台には6便、19時台にも5便あり、人気路線であるだけに、時間に関係なく利用されていることがわかります。
羽田空港発→福岡空港着の路線の航空運賃
各航空会社の航空運賃はどのくらい?
羽田空港から福岡空港への航空券の料金は時期によっても変動しますが、ANA(全日空)やJAL(日本航空)では往復で40,000円台、片道20,000円台での利用ならお得感があると利用者は感じているようです。また、片道10,000円前後の料金に魅力を感じて、スターフライヤー(Star Flyer)やスカイマーク(SKYMARK)などのLCCを選ぶという利用者も増えています。
「激安チケットに魅力を感じてLCCを選んだが、サービスも既存の航空会社と比べて遜色ないもので大変満足した」という感想も聞かれました。
各航空会社の料金(片道)の最安値・最高値は、以下になります。
羽田空港発→福岡空港着の路線の各航空会社最安値と最高値料金一覧
航空会社 | 最安値 | 最高値 |
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ANA(全日空) | 18,290円 | 41,390円 |
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JAL(日本航空) | 18,290円 | 41,390円 |
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スターフライヤー(Star Flyer) | 9,500円 | 36,500円 |
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スカイマーク(SKYMARK) | 8,790円 | 23.190円 |
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※時期によって料金は変動します。
羽田→福岡便の航空券を最安値で購入するなら、10,000円以下で買えるスターフライヤー(Star Flyer)やスカイマーク(SKYMARK)などのLCCがお得です。
全日空や日本航空でも株主優待割引などで安くチケットを購入できたという声もあります。博多どんたくや祇園山笠の見物なら、航空券の他に、出来るだけ会場に近いホテルを選ぶととてもスムーズです。