東京(羽田)空港〜宮古空港便について
沖縄県の宮古島は、沖縄本島から宮古海峡を隔てて南西約290kmのところ、太平洋と東シナ海の間にあり、先島諸島に属する島です。
冬でも気温が20℃前後と、温暖な気候と美しい海、島の自然が多くの観光客を惹きつけています。
宮古島にある宮古空港は島の西部に位置し、2016年度の乗降客数は155万9千人で国内で22位の空港です。
この宮古空港と東京の東京(羽田)空港を結ぶ路線は、区間距離が2,020㎞で飛行時間は3時間20分かかり、2016年度は約20万3千人が利用しました。
東京(羽田)空港発→宮古空港着の始発便と最終便の時間
東京(羽田)空港発→宮古空港着の始発便は
JAL(日本航空)の6:40発で、宮古島には10:00に到着します。
このJAL便は、グループ会社のJTA(日本トランスオーシャン航空)が運航しています。
また、最終便はANA(全日空)の11:40発で、宮古空港には15:00に到着します。
東京(羽田)空港発→宮古空港着の航空券を購入する目的で、一番多いのは?
路線の特徴
2016年の宮古島への観光客数はクルーズ船も込みで、約78万8千人となっています。また、同年11月の宮古島市の人口は5万4千人となっています。
この数字を見ても、東京(羽田)空港発→宮古空港着の飛行機を利用する人は、ビジネス利用や帰省目的よりも、圧倒的に観光目的が多いことがわかります。
宮古島の観光スポット紹介
それでは、宮古島の観光スポットを紹介しましょう。
【平安名崎灯台(へんなざきとうだい)】
宮古島の東端にある東平安名崎(ひがしへんなざき)は景勝地として有名です。その先端にあるのが平安名崎灯台で、観光客は灯台に登って海原の大パノラマ風景を眺めることができ、展望スポットとして人気となっています。
【伊良部大橋、池間大橋、来間大橋】
伊良部大橋は2015年に通行開始となった全長3,540mの橋で、宮古島西部と伊良部島を結んでいます。通行料金を徴収しない橋としては日本で最長の橋です。
その他、全長1,425mで宮古島と池間島とを結ぶ池間橋、全長1,690mで宮古島と来間島とを結ぶ来間橋があり、青い海の中をどこまでも延びて行く美しい橋はドライブに人気です。
【ユートピアファーム宮古島】
宮古島で人気の観光農園です。マンゴー農園では、幻のマンゴー“キーツ"や“アーフィン"“夏小紅"など様々な種類のマンゴー栽培を行っており、フルーツ園では、パイナップルやドラゴンフルーツなどの南国ならではのフルーツ栽培を行っています。
また、フラワー園では宮古島の市の花でもあるブーゲンビリアや、250品種以上ある鮮やかなハイビスカスなどを楽しむことができます。
フルーツパーラーでは人気のフルーツを使ったフルーツソフトやマンゴープリン、マンゴージュレがあり、1日10食限定のマンゴーパンケーキが人気です。
【鍾乳洞(パンプキンホール)探検】
海の神様が祭られ、宮古島のパワースポットとしても有名な鍾乳洞・パンプキンホールは、干潮時間帯にしか行けない海中鍾乳洞です。
シーカヤックで行ったり、シュノーケリングを楽しんだり、色々なツアーが企画されています。
【トライアスロン大会】
毎年4月に沖縄県宮古島市で開かれる全日本トライアスロン大会は、日本だけでなく世界各国から沢山の選手が集まります。
2017年度の第33回大会では、1,552人の選手が参加し、盛り上がりました。
宮古島空港から各地へのアクセス
島内の交通はバスかタクシー、レンタカーなどです。
宮古空港から平安名埼灯台までは車で30分、宮古空港から平良市街地までは車で20分程となっています。
くるりんバスという、宮古空港と宮古島の中心市街地にある平良港を結ぶ10人乗りの乗合タクシーも便利です。
北ルートと南ルートがあり、それぞれに4つの停留所がありますが、それ以外でも乗り降り可能となっています。
料金は大人一律500円、高校生までの子どもや高齢者などは300円です。
就航便数と利用者数が多い航空会社
就航している航空会社と運航本数は?
東京(羽田)空港発→宮古空港着の路線は、JAL(日本航空)とANA(全日空)が1本ずつ、計2本のみの運航です。
希望の旅行スケジュールで航空券が取れない場合、那覇や石垣空港経由で乗り継ぐ方法も考えてみましょう。
利用者が多い航空会社は?
東京(羽田)空港発→宮古空港着は、LCC(格安航空会社)の就航はなく、JAL(日本航空)とANA(全日空)という大手2社のみです。
両社に運賃で大きな差はないため、選ぶ際の選択基準は、好みや参加しているマイレージプログラム、あるいはその時点で安い航空券が残っているか、旅行予定に合ったスケジュールで運航されているか、など様々考えられます。
この路線の運航機材ですが、JALはボーイング737-800で座席数は165席、ANAはボーイング767-300で座席数270席となっており、ANAの方が機材も大きく一度に運べる人数も多くなります。
東京(羽田)空港発→宮古空港着の路線で利用の多い時期は?
東京(羽田)空港発→宮古空港着を利用する利用者は1年を通してありますが、トライアスロン大会など大きなイベントがある時は特に混雑します。
また、夏、特に8月のお盆休みは、観光客が増え、さらに帰省客も加わるため、航空券が取れにくくなります。
人気の観光シーズンの8月ですが、台風シーズンでもあり、台風による飛行機の欠航や遅延も予想されます。
8月から日程をずらして予定を組んでみるのも一考でしょう。
東京(羽田)空港発→宮古空港着の路線で利用の多い時間帯は?
東京(羽田)空港発→宮古空港着の路線は、6:40発と11:40発の2本ありますが、JAL(日本航空)便は10:00時台に宮古島に到着しますので、その日1日を有効に使えます。
また、ANA(全日空)はゆっくり出発したいという人におすすめです。
東京(羽田)空港発→宮古空港着の路線の航空運賃
各航空会社の航空運賃はどのくらい?
東京(羽田)空港発→宮古空港着の路線は、早期購入で片道20,000円台前半というお得な航空券の購入が可能です。
出発日が近づくにつれて、割引率の高い航空券はなくなってしまいますので、旅行の予定が決まったら、早めの予約を心がけましょう。
羽田発→宮古空港着の路線の各航空会社最安値と最高値料金一覧
航空会社 | 最安値 | 最高値 |
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JAL(日本航空) | 24,790円 | 64,890円 |
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ANA(全日空) | 23,290円 | 64,890円 |
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※時期によって料金は変動します。
早期割引で購入すれば片道2万円前半で購入できますが、出発直前になると料金が高くなっています。
出発直前で航空券が取れないという場合は、那覇空港や石垣空港経由の乗継便を利用するルートなども当たってみましょう。