LCCについて
LCCとは?
LCCとは、サービスの簡素化や運航の効率化で低価格の運賃を提供する格安航空会社のことで、ローコストキャリア(Low-cost carrier)を略してLCCと呼ばれています。
LCCは欧米で誕生し、その後アジアにも広がって、日本では1998年9月にスカイマーク(Skymark)が羽田―福岡間に、1998年12月にはエアドゥ(AIR DO)が羽田―新千歳(札幌)間に就航してその先駆けとなりました。
その後、国内資本、海外資本のLCCが就航し、2012年には那覇空港が日本ではじめてLCC専用ターミナルを開業。
その後、成田空港や関西空港にもLCC専用ターミナルが造られて、LCCは日本人にも身近な存在となりました。
LCCを利用するメリットは?
LCCを選ぶメリットは、とにかく運賃が安いことが一番に挙げられます。
普通運賃も既存の航空会社と比べて安いのですが、LCC各社では、夏期・冬期ダイヤ発表や新路線就航などのタイミングで、普段よりさらに安く格安航空券が購入できるセールやキャンペーンを実施しています。
その機会を狙って購入すれば、「これが航空券代?」と驚くような金額で格安航空券を入手できます。
ただし、LCCの利用で注意しておきたいことは、今まで使っていたJALやANAといった大手航空会社では当たり前だったサービスがなかったり、あるいは有料となることです。
受託手荷物が有料であるのに、荷物を沢山預けてしまっては、かえって高くついてしまったなんてことになりかねません。
LCCの中には、他社との差別化を図るために、サービスにも力を入れている会社があります。
LCCの格安航空券を購入する場合は、よく利用条件を確認し、どのような割引プランが自分の旅行スタイルに合うかを検討することをおすすめします。