夏はお盆休みなど長期の休みがあるので、家族や恋人と旅行に行くことが多くなりますが、暑いとつい外に出るのが億劫になってしまうことも。でも、山口には、夏でも涼しいスポットや、夏ならではのアクティビティーを楽しめる観光地がたくさんあります。
この記事では、夏休みに行きたい、山口県の夏の観光スポットを6ヶ所紹介していますので、ぜひ旅行計画を立てる際の参考にしてください。

空港名:山口宇部空港
住所:〒755-0001 山口県宇部市沖宇部625
電話番号:0836-31-2200

公式HP:https://www.yamaguchiube-airport.jp/

山口宇部空港~草江駅まで徒歩で約7分
草江駅~新山口駅まで電車で約40分

バス・レンタカー・空港シャトルタクシー・タクシーが利用可能です。

山口宇部空港の詳細はこちら⇒山口宇部空港発着

日本最大級の鍾乳洞!秋芳洞

秋芳洞_山口県

「秋芳洞」は、山口県美祢市の秋吉台の山麓にある日本最大級の大鍾乳洞です。
秋芳洞の全長は約8.9km、うち約1kmが見学可能な散策ルートになっています。
洞窟内には百枚皿と呼ばれる棚田のような形状をしたスポットがあります。その皿一枚一枚に水がたまっている不思議な風景が、冒険気分を駆り立てます。
他にもユニークな形をした鍾乳石や石柱など、他の鍾乳洞では見られない絶景を見ることができます。
散策ルートの最後は、「3億年のタイムトンネル」と呼ばれるトンネルになっていて、トンネルの壁面に地球誕生から現代までの秋吉台をイメージした絵が描かれています。
美しいカラフルな絵が描かれていますので、秋芳洞を最後の最後まで楽しませてくれます。鍾乳洞内は観光スポットとしてよく整備されているので、子供と一緒でも安心して入ることができます。

年中涼しいスポット!夏だからこそ訪れたい

洞窟内は、空気の循環が少ないため、年の平均気温が保たれると言われています。
秋芳洞も例外ではなく、一年を通して気温17℃が保たれており、夏でも涼しい空気が漂っています。
夏は暑くて旅行に行っても楽しめない・・・なんてことはありません。
秋芳洞なら、自然のクーラーの中で、美しい鍾乳洞を探検することができます。

秋芳洞

住所 山口県美祢市秋芳町秋吉3506-2
電話番号 0837-62-0115
営業時間 8:30~17:30 閉洞18:30(3月~11月)/8:30~16:30 閉洞17:30(12月~2月)
アクセス JR新山口駅からバスで45分「秋芳洞」下車、もしくは中国自動車道「美祢東JCT」経由小郡萩道路「秋吉台IC」から車で5分
料金 大人1,200円、中学生950円、小学生600円

夏ならではのアクティビティーが楽しめる角島(角島大橋)

角島大橋

「角島」は、山口県下関市の日本海側の沖に浮かぶ、面積約3.93平方kmの島です。
沖縄の海をイメージさせるコバルトブルーの海に浮かんでいる島で、2000年に誕生した「角島大橋」によって、本土と結ばれました。
角島大橋の全長は1,780mもありますが、無料で渡ることができます。映える写真を撮れると人気があります。
角島大橋を渡ったその先には、絶景ポイントがたくさんあるだけでなく、アクティビティーを楽しむこともできます。

角島に着いたらまずは灯台を訪れよう

角島大橋を渡ったら、角島の北西へ車を走らせましょう。
島の端まで行くと、真っ白な灯台がそびえ立っているのが見えます。
この角島の灯台は、明治9年に初点灯され130年以上経った今でも、毎晩海の安全を見守り続けています。
夏になると灯台の周りには美しい花が咲くので、灯台と花を一緒に撮れる写真撮影スポットとして写真愛好家に愛されています。

海水浴場でマリンスポーツ!

角島には、「角島大浜海水浴場」という広い海水浴場があります。
この海水浴場は入場料が必要で、清掃協力料金として大人500円、小学生以上200円徴収されますが、ライフガードが常駐していますので、子供連れの家族でも安心して楽しむことができます。

角島キャンプ場もあるので家族連れにおすすめ

7月上旬〜9月上旬の夏の期間に営業している「角島キャンプ場」では、テントもしくはバンガローで宿泊することができます。
角島キャンプ場のすぐそばには真っ青な海と空があり、まるで南国のような気分をこの山口県の角島で味わうことができます。
夏休み期間中は予約が埋まることがありますので、ゴールデンウイーク前後には予約をすることをおすすめします。

角島キャンプ場

住所 山口県下関市豊北町大字角島1413-1
電話番号 083-786-0477
営業時間 7月上旬〜9月上旬
アクセス 下関ICから約70分
料金 持ち込みテント2,000円、常設テント 3,500円、バンガロー 12,000円〜

子供に大人気のしものせき水族館「海響館」

次に紹介する山口県の夏の観光スポットは、「海響館」です。
クーラーが利いた水族館は暑い夏に人気があります。
雨でも楽しめるスポットなので、せっかくの旅行で天気が崩れてしまったときは、海響館を目指しましょう。
まるで海底を歩いているような体験をできるトンネル状のエリアや、イルカやアシカのショーが行われており、家族連れにおすすめのスポットです。

海響館の最大の魅力はフグ!?

海響館では、さすが本場と思わせるようなフグ目魚類が100種類以上展示されています。
100種類以上フグ目魚類を展示している水族館は、世界でもこの山口県の海響館だけだと言われています。
体に毒を持つフグや、大きく膨らむフグ、今まで見たこともないようなフグの生態を海響館で観察してみましょう。

海響館

住所 山口県下関市あるかぽーと6番1号
電話番号 083-228-1100
営業時間 9:30~17:30
アクセス 関門トンネルを抜け国道2号線へ藤ヶ丘交差点を右折し、県道57号線を3kmほど進み、唐戸交差点を斜め右に右折、直後の信号を左折、もしくはJR山陽新幹線で「JR新下関駅」に行き、バスで「海響館前」まで。
料金 大人2,090円、小・中学生940円、幼児410

白壁の町並みはデートにもおすすめ!

山口県の柳井市には、江戸時代の商家や町家が残る「白壁の町並み」と呼ばれるエリアがあります。
昔ながらの白壁が演出する美しい町並みは、家族旅行にはもちろん、デートスポットとしても人気があります。
約200mにわたる散策エリアには、江戸時代の屋敷や、重要文化財の「国森家住宅」などが軒を連ねています。
静かでのんびりとしたエリアで、大人な休日を過ごしたい人におすすめです。

白壁の町並みは夏がおすすめ!

白壁の町並み_山口県

白壁の町並みには、夏場になると金魚ちょうちんが飾られます。
赤色の金魚ちょうちんが、明るい時間帯はにぎやかな雰囲気を、夜は灯が点されロマンチックな町並みを演出します。
金魚ちょうちんの始まりは、幕末の頃にロウソク屋を営んでいた熊谷林三郎という人が、青森のねぶたをヒントにして伝統織物「柳井縞」の染料を用いて創始したと言われています。
その後金魚ちょうちんは廃れてしまいますが、山口県の瀬戸内海に浮かぶ周防大島の住人上領芳宏が、独自の技法を加えて金魚ちょうちんを復活させ、今では山口県の代表的な民芸品となりました。
夏場は町中が金魚ちょうちんだらけになり、どこを歩いても素敵な写真を撮ることができます。


白壁の町並み

住所 山口県柳井市古市・金屋周辺
電話番号 各施設により異なる
営業時間 各施設により異なる

美しい5重の塔!瑠璃光寺

「瑠璃光寺」は、1,471年に陶弘房の夫人が、夫の菩提をとむらうために創建したお寺で、建立当初は山口市仁保高野にありましたが、1604年に現在の地に移転しました。
日本三名塔の一つでもある「五重塔」をはじめ、経文など多くの寺宝が所蔵された価値のあるお寺です。
瑠璃光寺の周囲は自然が豊かで、季節によってそれぞれ違う風景を見ることができるため、いつ訪れても異なった趣があると人々を魅了し続けています。
夜はライトアップされるので、涼しい夕方以降に訪れるのもおすすめです。

瑠璃光寺五重塔の建築様式

瑠璃光寺五重塔は、高さ約31.2m、幅5mと塔身が細いスマートな建築物です。
日本古来の建築様式に、一部大陸由来の禅宗様も取り入れられて建てられました。
伝統手法の桧皮葺きが用いられている屋根は、国宝の五重塔の中では、瑠璃光寺五重塔と奈良県にある室生寺の五重塔のみだと言われています。

意外な穴場は五重塔の裏にある!?

瑠璃光寺の五重塔の裏手には遊歩道があり、丘の上まで上がることができるようになっています。
丘の上まで登る人は少なく、穴場的写真撮影スポットです。
晴れの日には、丘の上から青い空と緑が茂る山々をバックに、五重塔の写真を撮ることができます。
登るときは運動靴を履いて登ることをおすすめします。

茶屋も休憩スポットとして最適

瑠璃光寺の中門脇には、「瑠璃光寺茶店」という茶屋があります。
昔ながらの茶屋で、五重塔を眺めながら、自家製の甘酒や本格的な抹茶などの飲み物を楽しむことができます。
夏限定でひやしあめも販売されているので、夏に山口県へ行くときはぜひ足を運んでみてください。

瑠璃光寺

住所 山口県山口市香山町7-1
電話番号 083-934-6630
営業時間 見学自由
アクセス 中国自動車道小郡ICから車で20分/JR「新山口駅」からバスで30分

どこまでも広がる緑を見ることができる秋吉台

「秋吉台」は、山口県美祢市にある日本最大級のカルスト台地で、自然を思い切り感じられる観光地として人気があります。
特に夏はハイキングやサイクリングを楽しむために、多くの観光客が訪れます。
自転車は現地でレンタル可能なので、マイチャリを持参する必要はありません。
ソロの旅行にも家族旅行にもおすすめのスポットです。

秋吉台に来たら展望台はマスト!

秋吉台で絶対に外せないのが、カルスト展望台です。
カルスト展望台の2階展望部は円形になっており、360度の大パノラマを望めるようになっています。
カルスト展望台にはスロープが整備されているので、車椅子の人も入場可能です。
季節によってそれぞれ違った景色を楽しめますが、夏はどこまでも広がる緑の丘陵が訪れる人を出迎えてくれます。

秋吉台

住所 山口県美祢市秋芳町秋吉秋吉台
電話番号 0837-63-0040
営業時間 年中無休
アクセス JR新山口駅からバスで45分
ガイド料金 半日5,000円、全日10,000円
参考 https://akiyoshidai-park.com/geo/index.html

絶対に喜ばれる山口のお土産

山口で観光地を巡りながら、家で待っているあの人や、いつもお世話になっている会社の上司や同期に土地土地のお土産を購入しましょう。
今回は、喜ばれること間違いなしの山口のお土産を3つ紹介します。
他の地域では手に入らないレアなお土産もあるので必見です。

山口のお土産はフグ!

山口の特産品フグを使用したお土産がおすすめです。
特に人気がある製品は、フグ茶漬け、フグの一夜干し、フグ煎餅などです。
おすすめするのは蟹屋の「真ふぐ一夜干し」です。山口近海で獲れた天然ふぐのみを使用して作られたこの一夜干しは、身がふっくらとしてそのまま焼いて食べても、天ぷらにしても美味しくいただけるので、お土産に喜ばれること間違いなしです。

月でひろった卵は定番!

「月でひろった卵」は、30年間以上愛され続けている山口の定番の銘菓です。
蒸し上げたカステラ生地の中に、口の中でとろけるカスタードクリームと、細かく刻まれた栗がたっぷりと入っています。
山口土産の定番として有名なので、お土産に迷ったときはこちらを購入しましょう。

おしゃれなお土産を探すなら、御堀堂ういろうがおすすめ

外郎(ういろう)と聞くと名古屋をイメージする人が多いと思いますが、実は山口でも、室町時代から伝わるお菓子として長年愛されています。
名古屋の外郎は、米粉を使用していて食べ応えのある食感ですが、山口の外郎はわらび粉を原料としていて、つるっとした食感が特徴です。
山口で外郎を製造販売しているお菓子処はたくさんありますが、伝統的な手法を守って作られている「御堀堂」の外郎は、山口で一番人気があります。
パッケージも高級感の溢れるトラ紙が使用されていて、会社へ持って行くお土産としても最適です。

まとめ

山口の夏のおすすめ観光スポットを紹介しました。
山口には、夏を満喫することができるスポットがたくさんあります。
夏休みを利用して、楽しい思いで作りをしましょう。