「飛行機のチケットの取り方がわからない」とお困りではありませんか。
飛行機に初めて乗る方や、チケットを自分で手配したことがない方の中には、航空券の購入方法がわからずに、ヤフー知恵袋で尋ねる方もいるようです。
この記事では、初めてチケットを買って飛行機に乗る方のために、チケットの取り方をわかりやすく解説するとともに、出発当日に空港でどのように行動すればいいかなど、搭乗までの基本的な流れを紹介します。
安心して飛行機に乗るためにも、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
飛行機のチケットは事前に購入しておく
飛行機に乗る場合、チケットは事前に予約しておき、前もって料金を支払っておくのが原則です。
出発当日に空港でチケットを買って飛行機に乗ることは、よほど特別な事情がない限り、ないと言っていいでしょう。
飛行機に乗る場合、一般的に次のような流れになります。
- チケットの予約
- 予約したチケットの購入
- 搭乗日まで荷物などを準備して待つ
- 搭乗日
チケットを予約後、購入まで何日間か空けてもいい場合もあれば、予約から購入まで一気に済ませなければならない場合もあり、予約をしたタイミングと空席数の兼ね合いによって変化します。
搭乗日当日は、購入しておいた航空券の予約番号やQRコードなどを空港に持参し、利用する航空会社のカウンターへ行って搭乗手続きを済ませてからでないと飛行機に乗れません。
事前にチケットを予約・購入しておき、当日空港で手続きをしてから搭乗する手順になるので、余裕を持ってスケジュールを組むことが大切です。
飛行機のチケットの取り方は3通りある
基本的な飛行機のチケットの取り方は、次の3通りあります。
- 旅行代理店の窓口で購入する
- 電話で予約する
- インターネットで予約、購入する
旅行代理店の窓口で購入する
旅行代理店の窓口で購入する方法は、飛行機のチケットの取り方のなかでも昔からある最もオーソドックスな方法です。
JTBや日本旅行などの大手旅行代理店の店舗や、街の商店街などに店を構えている個人経営の旅行代理店に出向き、対面でチケットを購入します。
旅程や滞在場所などをスタッフと相談しながら決めて予約できるためトラブルが起きにく、最も安心感のあるチケットの購入方法といっていいでしょう。
しかし、旅行代理店へは店舗の営業時間内に出向かなくてはならず、店内が混雑していれば、長い時間待たなければなりません。
また、ショッピングモールなどにある大手旅行代理店では、LCCのチケットを取り扱っていないことが多く、旅行代金が高くなる可能性があります。
旅行代理店で購入する方法は、旅のプロからアドバイスがほしい、時間にも経済的にも余裕のある方には向いていますが、とにかく安いチケットがほしい方や、とても忙しい方には、あまり向いていない購入方法です。
→航空券を安く買う方法は?飛行機チケットのお得な買い方を紹介!
電話で予約する
航空券の購入方法として、航空会社や旅行会社のコールセンターに電話してチケットを予約してもらい、あとから費用を入金するという方法があります。
利用する日時と出発空港、到着空港を伝えると、オペレーターが条件に合ったフライトとその運賃を教えてくれるので、のちほど料金をクレジットカードかコンビニで支払うのが一般的です。
スタッフに相談しながらチケットを取りたいのに、近所に旅行代理店がない方におすすめとなります。
ただし、電話受付は時間が限られており、深夜や早朝は対応していないため、早めに予約することが大切です。
出発日が近いと、予約を頼んでも満席となっていることが多いので注意してください。
また、LCCではチケットの電話予約の場合、通話料のほかに別途電話予約の手数料がかかります。
電話での予約はオペレーターの人件費がかかるため、手数料を設定することでネット予約を推進し、コスト削減を図っています。
電話でLCCのチケットを取ることは、乳幼児を連れていく、車椅子を利用するなどの事情がある場合を除き、避けたほうが無難です。
インターネットで予約、購入する
現在、飛行機のチケットの取り方で主流となっているのが、インターネットによる購入です。
ネット環境さえあれば24時間いつでもどこでもチケットが取れるので、忙しい方には大変利便性が高い方法です。
特に出張で飛行機に乗る方にとっても重宝します。
インターネットによるチケットの購入で人気が高いのが、LCCの航空券です。
LCCではチケットの予約、購入などの手続きをすべてインターネットで行うことによりコストを下げ、運賃の安さに反映させています。
そのため、安さを求める方にとってLCCがおすすめです。
一方、インターネットの扱いに不慣れな方の場合、チケットの予約手続きをするのは、ハードルが高いと言えます。
インターネットに不慣れなシニアの方などがチケットを購入したい時は、家族や知人の若い方などが、インターネットで予約、購入してあげるといいでしょう。
インターネットによるチケットの取り方には、次の3つの方法があります。
- 航空会社の公式サイトから購入する
- 旅行会社の公式サイトから購入する
- 航空券の比較予約サイトから購入する
3の航空券の比較予約サイトとは、提携している旅行会社や航空会社が販売しているすべてのチケットの値段を比較して、自動的に最安値のチケットを探し出す検索サイトのことです。
比較予約サイトを使えば、旅行会社や航空会社のサイトを1つ1つ訪れてチケットを検索する手間が省けます。
検索後そのまま予約・購入手続きまでができるサイトと、チケットを販売している会社のサイトへ移行して手続きを行うサイトがあります。
インターネットによる飛行機のチケットの取り方
インターネットを利用して飛行機のチケットを取る方法について、基本的な手順を紹介します。
空港と出発日を入力してチケットを検索
インターネットによる飛行機チケットの取り方で共通しているのは、次の2点を入力して飛行機の便を検索することです。
- 出発地と到着地の空港
- 出発日
どのサイトでもトップページに検索画面があり、出発空港、到着空港、出発日を入力するようになっています。
直接空港名を入力しなくても、用意されている出発空港、到着空港の欄から選択すればいいので、とても簡単です
出発日や到着日がカレンダー表示になっていることも多く、選ぶだけで自動的に入力されます。
空港や発着日を選んだあとに検索を実行すれば、入力した空港と日付に該当するすべての便が検索され、結果が一覧表となって表示されるので、出発時刻や運賃などを見比べてどの便がいいか検討します。
ポイントは、同じ便でもサイトや検索する時期によって運賃が変わる点です。
できるだけ安い飛行機チケットがほしい方は、検索するサイトを変えたり、検索する日時を変えたりすると、よりお得にチケットを購入できる可能性があります。
また、サイトによっては最初の検索画面でチケットが往復か片道かを選択できたり、航空券と一緒にホテルやレンタカーの予約もできたりする場合があります。
特に、航空券とホテルを一緒に予約できるパッケージツアーは、別々に予約するよりも手間がかからず、なおかつ料金がお得になることが多いため、パッケージツアーも検索できるサイトでは積極的に利用しましょう。
出発時間や運賃に納得できる便を見つけたら、その便を選択して予約の手続き画面に進みます。
飛行機のチケットを予約する
検索した結果、好みの便が見つかったら、飛行機のチケットを予約します。
チケットの予約をするには、会員登録を必要とするサイトと、会員登録をしなくてもチケットを予約できるサイトがあります。
すでに登録済みならログインして予約、まだ登録していないなら会員登録から行いましょう。
会員登録を必要としないサイトでは、チケットを予約する度に名前、生年月日、性別、電話番号、メールアドレスなどを入力する必要があります。
頻繁に飛行機を使う場合は会員登録が可能なサイトの方が便利です。
入力した内容を確認して間違いがなければ、選択した便の予約が完了します。
飛行機のチケットを購入する
インターネットでチケットを予約したら、料金を支払って予約したチケットを購入します。
チケットの予約後にすぐ購入しても、少し時間を置いてから購入しても、購入の期限内であれば問題ありません。
ただし、スケジュールが変更になる可能性があれば注意が必要です。
ほとんどの場合、購入前であれば予約したチケットの変更やキャンセルは無料ですが、購入後だとキャンセル手数料が発生します。
スケジュールの見通しがたっていなければ、すぐに料金を支払うよりも、スケジュールが確定するのを待ってから購入したほうがいいでしょう。
予約したチケットは「クレジットカード決済」「コンビニ払い」「銀行振込」などで支払います。
スカイ・シー格安航空券モールでの飛行機のチケットの取り方
インターネットを利用した飛行機のチケットの取り方を、格安航空券モールを例に具体的に解説します。
出発空港、到着空港、出発日を入力して検索する
格安航空券モールには、サイトのトップページ上部に国内線の格安航空券の検索画面があります。
「出発地」「到着地」の欄からは、希望する空港名を選択しましょう。
「出発日」の欄を押すとカレンダーが表示されるので、予定に合わせて航空券を選んでください。
最後に「最安値検索」と書かれたオレンジ色のボタンを押せば、検索が実行されます。
格安航空券モールでは、チケットを電話で予約すると1人1便につき500円の手数料がかかるので、できるだけインターネットを利用することをおすすめします。
検索結果から便を選ぶ
検索の実行後、出発日のフライトスケジュール順に、便名/航空会社名、料金、出発時間、到着時間が一覧表となって表示されます。
青色で「○」、黄色で「残りわずか」、赤色で「2席」の表示があるのは、残席数です。
さらにチケット購入後に便の変更ができるかどうかは「変更不可」「変更可」と表示され、チケットを選ぶ際の検討材料として役立ちます。
一覧表の表示方法は、フライトの時間が早い順、時間が遅い順、価格が安い順の3種類あり、表の上部から変更できます(株主優待割引がある場合、割引前の金額を基準に並びます)。
安いチケットを求める方は「価格が安い順」を選ぶと一目瞭然です。
ただし、検索結果で表示される運賃は空席状況によって変動するため、予約を確定する時の運賃と異なる場合があります。
検索から予約確定まで時間が空く場合は、再度検索して料金を確認してください。
料金を確認して予約する
検索結果から納得のいく便が見つかったら、その便を選択して下記の画面に移ります。
一覧表示時とは価格が違いますが、これは取扱手数料が加算されているためです。
航空券比較予約サイトでは、基本的に「運賃+予約サイトの取扱料金」が飛行機チケットの購入代金となります。
各航空会社が販売している航空券の運賃を比較し、予約手続きまで行う手間が、手数料として取扱料金に反映されているのです。
運賃と手数料それぞれの価格は「料金内訳」から確認できます。
料金に納得できなければ、【選択中の便を解除】したり、【再検索】したりできます。
予約の確定に進む場合、会員でない方は画面の下側にある「申込書情報入力」に必要事項を入力しましょう。
すでに会員の方は「ログインして購入」のボタンから登録した申込者情報が自動で反映されます。
復路便や追加便がある場合、予約のページから復路便や追加便の検索も可能です。
必要な情報を漏れなく入力したら、「次へ(入力内容確認)」から入力事項を確認し、内容に間違いがなければ画像認証を行った上で予約完了画面へ進みます。
予約完了後は予約確認をする
飛行機チケットの予約が完了すると、登録したメールアドレスに予約内容が記載されたメールが届きます。
メールを確認し、選んだ便や金額に間違いがないか確かめましょう。
予約完了時に表示される「申込番号」でもホームページ上から予約確認ができるので、メモに控えておくことをおすすめします。
また、スカイ・シー格安航空券モールの無料会員登録をすれば、飛行機の予約内容や履歴の管理ができて便利です。
予約したチケットを購入する
メールや予約確認ページ、または会員専用のマイページで予約内容を確認したら、飛行機のチケットを購入します。
チケットには支払期限があり、予約した航空会社と券種によって支払期限もさまざまです。
出発日当日が支払い期限の場合もあれば、早期の購入を割引条件としているチケットだと75日前が支払い期限のこともあります。
万が一過ぎてしまうと自動的に予約が取り消されるので注意してください。
スカイ・シー格安航空券モールでのチケット支払方法は、次の3通りあります。
支払方法 | 対応場所 | 手数料 |
---|---|---|
銀行振込 | 三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行 | 各銀行の振込手数料 |
クレジットカード決済 | VISA、Mastercard、JCB、アメリカンエクスプレス、ダイナース | 事務手数料1,500円 |
コンビニ決済 | セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、セイコーマート、ミニストップ | 事務手数料1,500円 |
コンビニ決済は、30万円を超える支払いには対応できません。
支払金額が30万円以上の方は、銀行振込みかクレジットカード決済を利用してください。
チケット購入後に座席指定もできる
飛行機チケットの支払いが済むと「最終のご案内」というメールが届きます。
このメールには搭乗日当日に必要となる各種番号などが記載されているので、削除しないよう注意してください。
最終案内のメールが届いたら、座席指定をすることができます。
ログインまたは予約確認画面から予約詳細画面へ進み、「座席を選択する」から座席指定が可能です。
ただし、ピーチ、ジェットスター、天草エアラインは座席指定が有料となるため、スカイ・シー格安航空券モールからは座席指定ができません。
これらの航空会社を利用する方で座席指定を希望する場合、各航空会社に問い合わせてください。
格安航空券モールで買ったチケットをコンビニ決済する方法
24時間利用できるコンビニ決済は、飛行機チケットの支払い方法としておすすめです。
チケットの購入方法で「コンビニ払い」を選択すると、コンビニで決済する際に必要となる各種番号が表示されます。
その番号を控えておき、コンビニのレジで伝えるか、コンビニに設置されている専用端末機に番号を入力し、発券された払込票をレジへ持っていって料金を支払います。
コンビニで料金を支払った際に受け取る領収書は、当日空港でチェックインする時に必要となるため、大切に保管しておいてください。
以下に、各コンビニによって異なる決済方法を紹介します。
セブンイレブンの決済方法
予約完了後、表示される払込票の番号を控えるか、払込票を印刷してセブンイレブンに持参し、レジで「インターネットでの支払い」と伝えて料金を支払います。
セブンイレブンは、コンビニ入金用番号の発行期限が出発日の5日前までと決められているため、5日前を過ぎてしまったらほかのコンビニを利用してください。
ファミリーマートの決済方法
ファミリーマートでは「レジにてバーコードで支払う」「マルチコピー機で支払う」の2通りの方法があります。
「レジにてバーコードで支払う」場合、スマホ画面にて「Mコピー機申込用バーコード」を提示し、代金を支払ってください。
「マルチコピー機で支払う」場合は、マルチコピー機端末のメニュー画面にある「代金支払い/チャージ」から手続きします。
画面の案内通りに進み、途中で「第1番号」「第2番号」の入力を求められるので、第1番号にはメールで届いたお支払受付番号、第2番号には電話番号を入力しましょう。
すべての手続きが終わると、Mコピーサービス申込書が発行されるので、レジにて提示し飛行機チケットの代金を支払います。
ローソン、ミニストップの決済方法
店舗に設置されている「Loppi端末」のトップ画面から「各種番号をお持ちの方」を選びます。
画面が番号検索画面に切り替わるので、控えておいた「お支払い受付番号」を入力し、次画面に電話番号を入力します。
申込券が発券されるのでレジに持っていき、料金を支払います。
セイコーマートの決済方法
レジで「インターネット払い」と伝えてください。
レジの操作画面に、控えておいた「受付番号」を入力し、続いて電話番号を入力します。
確認画面が表示されるので、内容に間違いがなければ「OK」を押して料金を支払います。
デイリーヤマザキの決済方法
レジにて、メールに記載されている「オンライン決済番号」を提示します。
メール画面を印刷して見せるか、直接確認してもらっても構いません。
レジ画面にオンライン決済番号を入力し、内容に間違いがなければ確定ボタンを押して航空券代金を支払います。
航空券はどうやって受け取るの?
飛行機のチケットを予約し、料金を支払ったら、航空券はいつ、どのような形で受け取ればいいのでしょうか。
紙の航空券はない
昔は旅行代理店で申し込み、紙の航空券を発券してもらって当日空港へ持参し、その航空券を搭乗券に引き換えてもらって飛行機に乗っていました。
しかし、現在の航空券は紙ではありません。
インターネットで手続きした際に発行される各種番号を航空券の代わりとした「チケットレスサービス」が浸透しています。
スカイ・シー格安航空券モールでも同じく、確認番号や予約番号の形でチケットレスに対応中です。
チケットレスサービスでは各種番号やバーコードが大事
スカイ・シー格安航空券モールでチケットを予約すると、出発日当日に空港で手続きをする際に必要となる「確認番号」と「予約番号」がメールで送られてきます。
「確認番号」と「予約番号」は、スカイ・シー格安航空券モールの予約確認ページにある「申込詳細」またはマイページの「申込履歴」から確認できます。
番号をメモに控えておいたり、メールを印刷して空港に持参したりして、出発日当日飛行機に乗る手続きを進めましょう。
なおLCCであるジェットスターとピーチは「予約番号」のみが届きます。
例外的なのがスカイマークです。
スカイマークのチケットを購入した場合は、メールで「航空券引換証」が送られてきます。
「航空券引換証」も各種番号と同じページから確認可能です。
スカイマークの「航空券引換証」には、当日空港で飛行機に乗る手続きをする際に必要となるバーコードが付いています。
航空券引換証を印刷して空港に持参し、カウンターで提示してください。
「確認番号」と「予約番号」、「航空券引換証」は、ないと飛行機に乗れないくらい大切なものです。
番号の控えや印刷したものを忘れずに空港に持参してください。
飛行機チケットが取れたら。空港での手続き解説
無事に飛行機のチケットを購入できたら、当日は余裕をもって空港に向かいます。
空港に着いたら具体的にどのようにチェックインすればいいのかも確認しておきましょう。
空港での基本的な流れ
空港に着いたら、搭乗する飛行機の航空会社のカウンターへ行き、チェックイン(=搭乗手続き)や荷物預けの手続きをします。
最近は自動チェックイン機でチェックインを済ませる空港が増えていますが、操作の仕方がわからなければ、有人のカウンタ―でチェックインできるので、好きなほうを選びましょう。
チェックインと荷物預けが済んだら、保安検査場へ向かいます。
保安検査場では、機内に持ち込む荷物や搭乗者が着ている服のポケットなどに危険物がないかどうかをチェックします。
手荷物のX線チェック、搭乗者は金属探知ゲートをくぐり、問題なければいよいよ搭乗ゲートです。
チェックイン時にもらった搭乗券を確認し、記載されている搭乗口の番号に向かって、搭乗開始のアナウンスを待ちましょう。
以上が、空港における搭乗までの基本的な流れです。
出発当日に最も大切なことは、時間に余裕を持って行動することです。
飛行機は電車と違い、乗り遅れたとしても次の便に乗れるわけではありません。
遅刻をしたら購入した航空券が全部無駄になると思って、空港へは早めに到着することを心がけてください。
チェックインに必要なものは?
チェックインとは、空港で行う搭乗手続きのことです。
チケットを予約して料金が支払われたことが確認されると、引き換えに便名、出発時間、目的地、搭乗口などが記された「搭乗券」が渡され、保安検査場へ進むことができます。
チェックイン時に必要になるのが、すでに解説した「確認番号」や「予約番号」などです。
当日は忘れずに、番号を控えたものなどを持参しましょう。
下表にて、航空会社ごとのチェックインの基本事項をまとめたので、参考にしてください。
航空会社 | チェックイン時に必要なもの | 締切時刻 |
---|---|---|
JAL、ANA、エアドゥ、スターフライヤー、ソラシドエア、オリエンタルブリッジ、アイベックスエアライン | 有人カウンター:
・搭乗者の氏名 ・確認番号、予約番号 ・確認番号 ・搭乗者氏名 ・搭乗日 ・便名 |
出発20分前 |
フジドリームエアラインズ、天草エアライン | 有人カウンター、自動チェックイン機:
・予約番号 |
出発20分前 |
ジェットスター、ピーチ | 有人カウンター、自動チェックイン機:
・予約番号 |
出発30分前 |
スカイマーク | 有人カウンター:
・印刷した航空券引換証 ・航空券引換証のバーコード(端末で読み取り) |
出発20分前 |
JALやANAでは自動チェックイン機が順次廃止され、オンラインチェックインが推進されています。
空港にいなくてもチェックイン手続きを済ませておけるので、積極的に利用しましょう。
→ソラシドエアのチェックインについて
ジェットスターやピーチなどの一部航空会社は予約番号でチェックインするので、紙やスマホにメモしておくとスムーズです。
→ジェットスターのチェックインについて
→ピーチ航空のチェックインについて
スカイマークのみ「航空券引換証」の事前準備が必要なので、忘れないよう印刷しておきましょう。
→スカイマークのチェックインについて
飛行機チケットを取る時に注意したい「空港選び」
旅行や仕事のために飛行機チケットを取るなら、空港選びにおいて注意点があります。
選ぶ空港によってチケット代が変わる恐れがあるため、把握しておきましょう。
LCC狙いなら羽田ではなく「成田空港」を選ぶ
東京エリア発のチケットを取る場合、羽田空港と成田空港のどちらかですが、LCCを利用するなら成田空港にしましょう。
関東地方におけるLCCの拠点空港は、羽田空港ではなく成田空港だからです。
成田空港にはピーチやジェットスターなど多くのLCCが就航しており、格安プランを提供しています。
ただし、成田空港までの交通費がかさんでしまうと、航空券は安くても旅行全体の費用が上がりかねません。
飛行機チケットを取る時は、交通費の総額をよく調べてから空港を決めましょう。
USJに行くなら関空ではなく「伊丹空港」を選ぶ
USJへ行くなら、到着空港は関西国際空港(関空)ではなく大阪国際空港(伊丹空港)にすることをおすすめします。
関空は国際線がメインの上、大阪からかなり離れていますが、伊丹空港は大阪府内にあるため、大阪各地へ向かうには便利な立地にあるからです。
また、「大阪」もしくは「近畿」エリアの空港は、関空と伊丹に加えて神戸空港を含む予約サイトもあります。
首都圏から大阪方面への飛行機チケットを取る場合、目的地によって到着空港を変えたほうがいいでしょう。
まとめ:飛行機のチケットはインターネットで取るのが便利
飛行機のチケットの取り方について、初めての方に向けて詳しく解説しました。
飛行機のチケットを取るには、24時間いつでも利用できるインターネットを使うのが便利です。
航空券比較予約サイトを利用すれば、最も安い値段のチケットを探してくれるので、出張や手軽な旅行に行く場合に活用しましょう。
飛行機のチケットの取り方を把握しておくことで支払いや確認のミスを防ぎ、空の旅を快適なものにしてください。