夏は1年の中で最も長期間の休暇が取れるシーズンで、多くの人が国内旅行もしくは海外旅行に出かけます。そこで今回は、国内旅行を考えている人の参考にしていただければ思い、石川県の観光スポットを紹介します。
あまり有名ではないかもしれませんが、石川県にはご当地グルメや夏だからこそ楽しめる観光スポットなどがたくさんあり、今イチオシの旅行先です。
今回はそんな石川県にスポットを当てて、おすすめスポットや郷土料理、お土産などを徹底的に解説していきます。

空港名:小松空港
住所:〒923-0993 石川県小松市浮柳町ヨ 50
電話番号:0761-21-9803

公式HP:https://www.komatsuairport.jp/

小松空港~小松駅までバスで約12分
小松空港~金沢駅までリムジンバスで約40分

JR・バス・周遊バス・レンタカー・タクシーが利用可能です。

小松空港の詳細はこちら⇒小松空港発着

見渡す限りひまわりだらけの「ひまわり村」がおすすめ!

sunflower

夏の風物詩とも言えるひまわりは、夏になると日本中どこでも見られるというイメージがあります。確かに小規模のひまわり畑はあちらこちらに存在しますが、何十万本ものひまわりが一斉に咲いているひまわり畑は、そう多くありません。石川県にはそんな夏を代表する花を思う存分楽しめるスポットがあります。

ひまわり村とは

ひまわり村とは、石川県にある河北潟干拓地に存在するひまわりの群生地です。1995年に開村したこの村は、毎年7月から8月下旬にかけて35万本ものひまわりが咲き誇ります。ひまわり迷路や展望台などのアトラクションもあり、子供たちにも人気となっています。

夏には35万本のひまわり

夏の4月から5月にかけてはクローバーが咲きますが、このクローバーは7月から8月に咲くヒマワリの肥料として利用されます。ひまわりは約35万本もあり、そのひまわりが一斉に咲く姿は圧巻という言葉しかありません。
ひまわり迷路に入ればひまわりを間近で見ることができ、一つ一つの花が力強く咲いている姿に感動します。また、展望台に登れば35万本のひまわりを一望することができます。石川県の中では非常に人気の観光地となっており、毎年たくさんの人が訪れる名所です。

家族旅行におすすめ

ひまわりは、学校などで育てることがある子供にも親しみのある花です。また、ひまわり畑は見るだけでなく、迷路に入っても楽しむことができますので、お子さま連れの家族旅行には最適の観光スポットです。

住所 〒929-0328 石川県河北郡津幡町湖東
電話番号 076-288-4424
無休・無料(駐車場は1時間無料)
アクセス JR津幡駅から車で10分

夏らしさたっぷり!「木窪大滝」

自然が豊かな石川県には、石川県特有の地形を利用した観光スポットも存在します。その一つが木窪大滝です。
自然を満喫できる観光スポットの中では非常に認知度が高く、毎年多くの観光客が訪れており、秘境とも呼ばれる神秘的な美しさに多く人が魅了されています。

石川の名所「木窪大滝」

津幡町河合谷地区の木窪(きのくぼ)区にある木窪大滝は、落差約15メートル、幅7メートルを誇る大きな滝です。この滝の水源は富山県にありますが、そこから5キロ進んで石川県に流れ込んできています。
滝の周辺はたくさんの木々に囲まれており、自然の素晴らしさを体感することができます。

暑い夏の時期でも涼しい

夏の日差しをたくさんの木々が覆い隠してくれるため、木窪大滝の周辺は非常に涼しく感じられます。また滝から流れ落ちる水によっても気温が下がりますし、視覚的にも涼感が得られるため、夏の暑さをしのげるスポットとして人気です。
年間の1万人以上の観光客が、滝壺に流れる落ちる水の音に魅了されています。

夏には流しそうめんイベントも

夏のイベントとして流しそうめんが行われています。大きな滝を目の前にして食べる流しそうめんは爽快です。家族と一緒に、また恋人やカップルなどで訪れても楽しめる人気スポットです。

住所 〒929-0303 石川県河北郡津幡町字牛首(木窪)地
電話番号 076-288-2129
無休・無料
アクセス 津幡町市街地から県道59号線から「御門」交差点で右折し、県道221号線を河合谷方面に進みます。
国道471号線に入る三叉路を右折し、「牛首」の道路標識に従って左折し、
山あいに入って行くと、右側に「大滝憩いの広場」までの案内所あります。

「ハニベ巌窟院」は穴場スポットとしておすすめ

夏場のおすすめスポットとして紹介される名所がたくさんありますが、その中でも穴場と言われているのがハニベ巌窟院です。
石切場の跡地を利用して造られた寺院で、おびただしい数の仏像が祀られています。知る人ぞ知るといった穴場スポットですが、石切場の洞窟に造られているため、ひんやりとしており夏場に行くのに非常におすすめです。

「ハニベ巌窟院」とは

石川県に住んでいた有名な彫刻家親子2代が造り上げたのがハニベ巌窟院です。ここで特に目を引くハニベ釈迦牟尼大仏は、頭部が15メートルほどあり、完成すると33メートルもの大きな仏像になる予定です。
ハニベ巌窟院の中に入ると様々な部屋があり、各部屋にはここを造った2人の彫刻家の作品が飾られています。

洞窟の中はひんやりしていて夏におすすめ

ハニベ巌窟院が夏場におすすめのスポットという理由は、夏の暑い気候の中でも、洞窟の中に入れば非常に涼しいと言うことです。洞窟の中はひんやりとした空気が流れ、気温がかなり低くなっています。また地獄部屋と言う部屋もあり、その雰囲気だけでもひやっとする感覚になります。

住所 〒923-0065 石川県小松市立明寺町イ1
電話番号 0761-47-3188
無休
4月~9月 9時00分 ~ 17時00分
10月~3月 9時00分 ~ 16時00分
料金 大人 : 800円、小人(小・中・高校生) 500円
団体大人(20名以上):700円、小人 400円
団体大人(100人以上) :600円、小人 350円
障がい者の方 : 大人 500円、小人 250円
アクセス JR小松駅からバスで20分

ここでしか食べられない?!最高品質の「能登豚」

旅行の楽しみの1つに食事があります。もちろん石川県にもご当地グルメがたくさんあります。その中でもおすすめなのが餌にも工夫して育てられた最高品質の能登豚です。
県外には出回らないと言われているこの最高品質の豚の食べ方を紹介します。

能登豚とは一体?

能登豚は、状態の良い個体を選別して繁殖させ、能登の天然水を使用しているため脂にしつこさがなく、非常にしっとりとした味わいの中にも甘みがあって、上品な旨味を堪能できます。
石川県を代表するブランド豚で、1匹1匹丁寧にこだわりを持って育てています。
また能登豚のほとんどが石川県内で消費されるため、県外に出回ることは非常に稀なことだと言われています。
そのため石川県に行ったらぜひ食べておきたいグルメの1つで、ひと口食べただけでその美味しさがよくわかります。

おすすめの食べ方

能登豚は
能登豚の調理法は豊富で、和食だけではなくイタリアンやフレンチ等にもよく使用されています。
薄くスライスして他の素材と混ぜ合わせたものや、ごろっとした塊を1つ使って肉の食感を味わう料理、肉そのものの味を楽しむため、焼肉にして食べる方法、石川県の地酒と一緒に楽しむ方法などいろいろな形で食べられています。
その中でもおすすめなのはトンカツです。
トンカツ自体豚肉料理の王道ですが、能登豚を使ったトンカツは普通のトンカツと違って、非常にモチっとした食感が特徴で、サクサクした衣部分の食感と肉の食感の違い、そして噛めば噛むほど出てくる甘みを楽しめるおすすめ調理法です。

能登豚が食べられるおすすめの店舗を紹介

能登豚の食べ方には様々な食べ方がありますが、今回はイタリアン、和食、トンカツの3つに絞って能登豚を食べられる店を紹介します。

イタリアン・フレンチ:れんが亭

れんが亭では、能登豚をはじめとした高級な国産豚や国産牛、海外から取り寄せた肉を使っています。
ピザやパスタなども提供していますが、おすすめ料理として出されるのは主に肉料理です。
能登豚を使用した料理でおすすめするのは、能登豚のソテーです。非常に分厚く切った能登豚を表面はこんがり、中はジューシーに仕上げています。ソースは比較的甘めで、口の中に入れるとソースの甘みと肉の甘みが同時に広がってきます。
値段は1400円です。

住所 石川県金沢市大和町1-1
電話番号 076-263-3113
営業時間 11:30~17:00 (料理L.O. 16:00 ドリンクL.O. 16:00)
定休日 無休
アクセス 金沢駅兼六園口から車で約5分
和食:能加万菜 しゃぶしゃぶ 万庭

しゃぶしゃぶをメインに扱っている能加万菜 しゃぶしゃぶ 万庭では、石川県で採れた野菜や肉類などをふんだんに使用したセット料理がいただけます。
能登豚のセットメニューに120分飲み放題が付いて5000円と言うお手頃感ある価格が魅力です。他にも能登牛と能登豚のセットや魚のお造りなども提供しているので、バランスよく石川県のグルメを堪能することができます。

住所 石川県金沢市上堤町1-22 三井ガーデンホテル金沢 1F
電話番号 076-260-4129
営業時間 朝食7:00〜10:30
ディナー17:00~23:00 (L.O.22:30)
アクセス 近江町市場近く・南町バス停より徒歩1分
トンカツ:金沢かつぞう

トンカツ

金沢かつぞうでは、とんかつやフライ物など揚げ物を中心とした料理を提供していますが、海鮮料理なども食べることができます。
なんといてもおすすめは、能登豚を使ったメンチカツや特大ヒレカツ、ロースカツなどで、能これらの料理が入ったセットは、1500円から2000円前後が相場になっています。

住所 石川県金沢市駅西新町3-20-12
電話番号 076-233-0077
営業時間 11:00~15:00(L.O.14:30)
17:00~21:30(L.O.21:00)
不定休
アクセス 片町一丁目を左折してまっすぐ進む

夏のお土産として人気!山海堂の「そっとひらくと シリーズ」

石川県に限らず旅行に行くとほとんどの人はお土産を購入します。お土産は旅行先の産物や有名品などを買うのが一般的です。石川県にも「夏の石川県」を題材としたお土産が存在します。
石川県の名物でもあり、夏だからこそ楽しめるお土産を紹介します。

手作りの和菓子

落雁

明治38年に創業した山海堂は、「五感で楽しむ」をコンセプトとした手作りの和菓子屋です。
一つ一つのお菓子にこだわりを持っていて、石川県の名物や、産物が使われています。桜や栗などをかたどった四季を感じられる和菓子が多く、味や匂いだけでなく見た目でも楽しむことができ、五感で楽しむと言うコンセプトの意味がよく理解できます。

夏のお土産が買える

五感で楽しめるということ以外にも、春夏秋冬の四季を感じられるお菓子作りも特徴になっています。夏は「そっとひらくと
なつきらり」がおすすめで、販売期間は5月から8月までとなっています。星やスイカなどをかたどった和菓子が入っていて、非常に可愛らしく仕上げられています。山芋や大豆などが使われていますが、しつこくない甘みがあり野菜の存在は感じられません。賞味期限は2ヶ月で5個入りで2000円前後となっています。

住所 石川県加賀市山中温泉湯の本町ク-8
電話番号 0761-78-1188
営業時間 9:00〜18:00(月、水、木、金、土)
9:00〜13:00(日 ※繁忙期は除く)
定休日 毎週火曜日
アクセス 菊の湯温泉からまっすぐ進んで徒歩20分

夏の思い出作りに石川県旅行は最適

石川県には夏だからこそ楽しめる観光スポットや、お土産などがたくさんあります。家族連れやカップル、または1人旅行でも充分楽しめます。石川県の現地に行かないと、見られないものや、食べられないものがたくさんありますので、石川県に行ったことがない方は、今年の夏休みを利用してぜひ行ってみてください!