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「ANAの飛行機に安く乗りたい」
「早割より使い勝手のいい割引を知りたい」
そんな方におすすめなのが、ANAの株主優待券を使った割引です。
ANAの株主優待券を使ってANA国内線の飛行機を予約すると、運賃が安くなります。
また、株主優待券を利用した予約は、便の変更やキャンセルができる上、空席があれば出発当日でも予約できるため、早割よりも使い勝手のいい割引サービスとなっています。
そこで今回は、ANAの株主優待券を使うといくら安くなるのか、割引率をお伝えし、株主優待券を使ったチケットの予約方法や、優待券のお得な使い方について紹介します。

ANA株主優待券とは?

ANA株主優待券とは、ANAの株を100株以上所有している人に、年に2回送付されるカードで、正式には「株主優待番号ご案内書」といいます。
株主優待券があれば、ANAのコードシェア便を含むすべての国内線に割引価格で搭乗することができます。

有効期限は1年間

ANA株主優待券は年に2回発行され、それぞれ1年間の有効期限が設けられています。期限内であれば、ANAの国内線に割引価格で搭乗できます。

発行基準日 発送日 搭乗できる有効期間
3月31日 5月中旬 6月1日から翌年5月31日まで
9月30日 11月中旬 12月1日から翌年11月30日まで

ANA株主優待券は、株主でなくても利用可能です。
ANA株主優待券は、街の金券ショップやオークションサイトなどで、1枚4,000円程度で販売されているので、誰でも簡単に入手できます。
株主でない人が株主優待券を利用するのは違法ではなく、ANAの公式サイトにも「株主様以外の方もご利用いただけます」と記載されているので安心して使えます。

子供にも適用できる

ANA株主優待券は3~11歳までの小児料金にも適用できるため、帰省や家族旅行の際にはおすすめです。

年間を通じていつでも利用可能

ANA株主優待券は年間を通じていつでも使え、夏休みや年末年始などの繁忙期でも利用可能です。

出発当日まで予約可能

ANA株主優待券を使ったチケットの予約は、搭乗する日の355日前の午前9時30分から、搭乗当日まで可能です。
急な用事で当日や翌日に飛行機に乗らなければならない時でも、割引運賃で飛行機に乗れるので大変助かります。
ただし、株主優待券は、飛行機に空席がある時しか使えないため、出発間際など満席で使えない場合があるので注意してください。

予約日と支払い期限

ANA株主優待券を利用して予約したチケットの支払いについては、次のように期限が設けられています。

予約日 支払い期限
搭乗日の3日前まで 予約日を含めて3日以内
搭乗日の2日前~当日 出発時刻の20分前まで

予約した日によって支払い期限が異なるので、間違えないようにしましょう。

予約の変更や払戻しができる

飛行機の割引チケットは、いったん予約すると便の変更ができないのが一般的ですが、ANAの株主優待券を使った予約の場合、優待券の有効期間内であれば予約の変更が可能です。
また、チケットを購入後にキャンセルした場合、料金の払戻しが受けられます。
予約の変更や払戻しについては、後ほど詳しく解説します。

プレミアムクラスでも利用可能

ANAの座席は、普通席とプレミアムクラスの2種類あり、ANAの株主優待券はプレミアムクラスでも利用可能ですので、ワンランク上のゴージャスな空の旅をお得な料金で楽しむことができます。

関連ページ:ANAプレミアムメンバーサービスとプレミアムクラスとは?

ANA株主優待券を利用する時の注意点

ANA株主優待券を利用するにあたり、注意すべき点を紹介します。

優待券1枚で1人片道1区間が割引

ANA株主優待券は、1枚につき1つの株主優待番号が記されています。
株主優待番号1つにつき、1人片道1区間の運賃が割引になるので、1人で往復利用したい時は、株主優待券2枚が必要です。
2人で往復利用したい時は、株主優待番号が4つ必要になるため、株主優待券4枚が必要です。

国際線には使えない

ANA株主優待券は、国内線のみ使うことができ国際線には使えません。

獲得マイルは通常の75%

ANA株主優待券を利用して予約したチケットで搭乗してもANAのマイルを獲得することはできますが、積算率は通常の75%になります。
例えば、東京から福岡まで搭乗した場合、獲得マイル数は通常567マイルですが、株主優待券を使った搭乗だと獲得マイル数は425マイルです。

販売座席数に制限がある

ANA株主優待券は、有効期間内であれば土日や年末年始など関係なくいつでも利用できますが、チケット予約時に空席がないと利用できません。
販売される座席数は混雑状況によって変わり、ゴールデンウィークやお盆などは混雑が予想されるため、販売座席数が制限される可能性があります。

再発行されない

発行されたANA株主優待券を紛失しても、再発行されません。
株主優待券を利用してチケットを予約したら、搭乗時まで失くさないよう大切に保管しましょう。

いくら安くなる?ANA株主優待券の割引率

ANA株主優待券を利用すると、チケットの料金はいくら安くなるのでしょうか。

ANA株主優待券の割引率は50%!

ANA株主優待券を使うと、片道1区間の運賃が通常の半額で利用できます。
例えば、東京-沖縄間の普通席運賃を、株主優待券を使った時の運賃と比べると次の表のようになり、割引率は50%になります。

フレックス運賃 株主優待割引運賃 小児運賃 小児株主優待
割引運賃
通常期 47,700円 23,850円 24,000円 11,900円
ピーク期 50,000円 25,000円 25,200円 12,500円

ANA株主優待券は早割より使い勝手も割引率も良い

ANAの運賃には、「ANAバリュー」、「ANAスーパーバリュー」といったお得な早割チケットがありますが、早期に予約・購入の手続きをしなければならない上、予約をすると便の変更ができません。
そのため、スケジュールや搭乗人数が不確定の場合、利用しづらいというデメリットがあります。
しかし、ANA株主優待券なら、空席さえあれば出発当日まで予約ができる上、いったん予約した便の変更もできます。そのため、スケジュールが確定してから予約しても、スケジュールが確定する前に予約して後から変更することもできるので、早割に比べて使い勝手がいいといえます。
しかも、ANA株主優待券の割引率は「ANAバリュー」より高く、シーズンによっては「ANAスーパーバリュー」よりも高くなることがあるため、大変お得です。

ANA株主優待券を使うなら繁忙期がおすすめ

東京-沖縄間の運賃をANA公式サイトの検索画面を使って、ANA株主優待券を利用した時の運賃と早割の運賃をシーズンごとに比べてみました(検索日2023年4月15日)。
【ANA471便 東京(羽田)11:25発→沖縄(那覇)14:20着】
(注:7~8月は羽田11:40発→那覇14:25着)

搭乗日 フレックス バリュー スーパーバリュー 株主優待
2023年4月29日(土) 48,310円 45,600円 24,460円
2023年5月15日(月) 48,310円 40,320円 14,360円 24,460円
2023年6月12日(月) 48,310円 40,320円 13,810円 24,460円
2023年8月12日(土) 50,610円 45,600円 26,410円 満席

「バリュー」は搭乗日の1日前、3日前、7日前まで、「スーパーバリュー」は搭乗日の21日前、28日前、45日前、55日前、75日前までが予約期限となっているため、搭乗日が2023年4月29日(土)の場合、検索日が搭乗日の2週間前になるためスーパーバリューの設定はありません。
4月29日(土)は、ゴールデンウィークの初日です。
4月29日(土)の株主優待運賃はバリューより2万円以上安いですが、オフシーズンである5月15日(月)と6月12日(月)の運賃を見ると、株主優待運賃はバリューよりは安くても、スーパーバリューよりは1万円以上高い金額です。
ところが、お盆休みの8月12日(土)になると、それまで格安だったスーパーバリューの料金が一気に跳ね上がり、株主優待運賃が最も安い金額となるため、検索日の4月15日の時点ですでに満席となっています。
株主優待券は年間を通じていつでも利用できる上、予約の変更やキャンセルができるため、ゴールデンウィークやお盆など繁忙期に利用するのがおすすめです。
特に東京-沖縄などの人気路線は、あっという間に予約が埋まってしまうので、繁忙期の旅行を計画している方は、できるだけ早く予約したほうがいいでしょう。

ANA株主優待券の使い方

ANA株主優待券を使って、お得にチケットを購入する具体的な手順を紹介します。

ステップ1.ANA公式サイトで飛行機を予約する

ANA公式サイトでチケットの予約をします。
トップページの検索画面で、出発空港、到着空港、利用日、搭乗人数、座席クラスなど必要事項を入力し、「検索する」ボタンをクリックまたはタップすると、検索結果が出発時刻順に表示されます。
料金は、1つの便につき種類の異なる複数の運賃が表示されており、例えば、2023年4月29日東京(羽田)8:30発→福岡10:20着のANA243便の料金は、次のように表示されています。(検索日2023年4月15日)

      プレミアム
クラス
フレックス バリュー ビジネス
きっぷ
株主優待
割引
羽田8:30発
福岡10:20着
ANA243便
50,980円
から
43,580円 41,070円 37,980円 22,030円

株主優待券を利用する場合は、株主優待割引の欄を選択し、「確認画面へ」のボタンをクリックまたはタップします。
選択した便の内容を確認して問題がなければ、「一般の方」と書かれたボタンをクリックまたはタップします。
ANAマイレージクラブ会員の方は、「会員の方」と書かれたボタンをクリックまたはタップしてください。
画面がチケットの予約画面に切り替わるので、「一般の方」は、搭乗者の氏名、電話番号、メールアドレスなど必要事項を入力して「予約する」ボタンをクリックまたはタップします。
ANAマイレージクラブ会員の方は、お客様番号とWEBパスワードを入力して「ログイン」ボタンをクリックまたはタップしてください。
これで予約手続きは完了します。

ステップ2.チケットを購入する

チケットの予約をしたら、購入手続きを行います。
予約から購入まで続けて操作する方は、「購入手続きへ」ボタンをクリックまたはタップして支払い方法を選択、「購入する」ボタンをクリックまたはタップします。
チケットを予約後、日を置いてから購入手続きをする方は、トップページの「予約確認/チェックイン」のタブをクリックまたはタップし、「予約確認・購入・変更・座席指定」の項目を選ぶと予約検索画面に切り替わるので、必要事項を入力して検索し、購入手続きを進めてください。
以上で購入手続きは完了です。

ステップ3.最重要!株主優待番号と登録用パスワードを登録する

株主優待券の使い方で最も大切なことは、チケットを購入したら株主優待番号と登録用パスワードを登録することです。
株主優待番号と登録用パスワードはANA株主優待券に記載されており、ANAのチケットを購入後、搭乗手続きまでに登録しないと、ANA株主優待券は利用できません
チケットの購入手続きが完了したら、忘れずに株主優待番号と登録用パスワードの登録手続きをしましょう。

株主優待券のスクラッチ部分をこする

ANA株主優待券には有効期間(搭乗可能期間)のほか
(1)株主優待番号
(2)登録用パスワード
(3)登録用コード
が記載されています。
このうち(2)登録用パスワードと(3)登録用コードは、スクラッチ加工されていて見えないようになっているため、コインで軽くこすって記載されている部分を表示させます。

株主優待番号と登録用パスワードを入力

株主優待券に記載されている(1)株主優待番号と、スクラッチを削って表示された(2)登録用パスワードを株主優待番号登録画面に入力します。
以上で、株主優待券を利用したチケットの購入手続きは完了です。

電話や旅行会社での予約でも登録可能

インターネットの操作が困難な方は、ANA国内線予約・案内センターでの電話予約もしくは旅行代理店を通じての予約で、ANA株主優待券を利用することができます。
電話での予約の場合、オペレーターに株主優待券を利用したチケットの予約、購入であることを伝え、株主優待番号と登録用パスワードを伝えてください。
旅行代理店を通じての予約の場合も、チケット購入時に株主優待番号と登録用パスワードをスタッフに伝えてください。

ステップ4.搭乗

出発当日は、通常と同じように搭乗手続き(チェックイン)をしてから荷物を預けて、保安検査を受けてから搭乗ゲートに向かいます。

オンラインチェックインがおすすめ

オンラインチェックインとは、搭乗便の出発時刻の24時間前からオンライン上で搭乗手続きができるサービスです。
オンラインチェックインをすれば、空港でチェックインをする必要がないため、空港到着後すぐに荷物を預ける手続きができたり、預ける荷物がなければ直接保安検査を受けたりすることができるので、空港滞在時間を大幅に短縮できるのでおすすめです。
特に、寝坊をしたり空港へ向かう道路が渋滞したりした場合に、空港でのチェックインの締切時間を気にしなくて済むので、気持ちに余裕が生まれます。
ANA株主優待得券を利用してチケットを購入した方は、株主優待番号と登録用パスワードが登録されていればオンラインチェックインができるので、ぜひ利用してみてください。

株主優待券は搭乗終了まで保管する

「株主優待番号ご案内書」(=株主優待券)は、株主優待番号と登録用パスワードを登録後、破棄せずに、搭乗が終了するまで大切に保管してください。
すでに述べたように紛失すると再発行されません。
搭乗当日は念のため「株主優待番号ご案内書」を空港へ持っていくといいでしょう。

ANA株主優待券は予約の変更ができる

ANA株主優待券を利用して予約したチケットは、券面に記載されている有効期限内であれば、手数料なしで予約の変更ができます。

変更手続きはANA国内線予約・案内センターで対応

変更手続きは、ANA国内線予約・案内センターでのみ受け付けています。
ANA公式サイトでは、変更手続きができませんので要注意です。
電話やメール、チャットでANA国内線予約・案内センターへ問い合わせてください。
ANA国内線予約・案内センターの電話番号は、下記のようにANAマイレージクラブ会員と会員以外の方では異なります。

  • 【会員の方】ANAマイレージクラブ・サービスセンター 0570-029-767
  • 【会員以外の方】ANA国内線予約・案内センター 0570-029-222

電話の受付時間は、どちらも8:00~20:00(年中無休)です。
メール、チャットの場合は、ANA公式サイトの国内線問い合わせ窓口にアクセスし、それぞれ「メールで問い合わせる」「チャットで質問をどうぞ」の欄をクリックまたはタップして手続きを進めます。

予約を変更する際の注意点

予約を変更する際、手数料はかかりませんが、変更前と変更後に運賃の差額が生じた場合は、不足分の支払いや余剰分の返金があります。
また、株主優待券の有効期限を過ぎた日の便に変更したい場合は、変更便の出発日が有効期限内の株主優待券の利用が必要です。
座席のクラスを普通席からプレミアムクラスへ変更したい場合は、搭乗当日プレミアムクラスに空席がある場合に限り、出発空港で「プレミアム株主優待割引運賃」、「プレミアム小児株主優待割引運賃」に変更できるので、差額分を支払ってください。

ANA株主優待券は払戻しができる

ANA株主優待券を利用して購入したチケットはキャンセルができ、支払った料金の払戻しが受けられます。

払戻しには手数料がかかる

ANA株主優待券を利用して購入したチケットのキャンセルと払戻しの手続きは、ANA公式サイトやANA国内線予約・案内センター、ANA国内線空港カウンター、チケットを購入した旅行代理店でできます。
払戻しをする際には、1人1区間440円の払戻手数料が必要です。
キャンセルの手続きを、当初予定便の出発時刻を過ぎてから行うと、払戻手数料のほかに、運賃の約20%相当額の取消手数料もかかってしまいます。
そのため、チケットをキャンセルする方は、出発時刻前までに手続きを済ませましょう。
ただし、病気でやむを得ずキャンセルする場合は、医師の診断書提出の上、ANA国内線予約・案内センター、またはANA空港カウンターで手続きをすれば、手数料が一切かからず、全額払戻しされます。

ANA株主優待券は再度利用できる

株主優待番号登録後に払戻しをすると、株主優待番号の有効期限内であれば、登録した株主優待番号と登録用パスワードは、そのまま別の便に乗る時に利用できます。
登録した株主優待番号と登録用パスワードは、ANA公式サイトの「国内線予約確認・購入・変更」のページから確認することができます。
その際、払戻しを受けたチケットの認証コード(ANAマイレージクラブお客様番号または確認番号、購入時に使用したクレジットカードの番号)が必要になるので準備しておきましょう。

チケット割引以外にも!ANA株主優待券のお得な使い方

ANAの株を100株以上所有すると、ANAの国内線を割引運賃で乗ることができる「株主優待番号ご案内書」と一緒に、ANAグループ優待券の入った冊子(「株主優待冊子」)が送られてきます。
「株主優待番号ご案内書」は、すでに述べたように、金券ショップやネットオークションなどで入手すれば、株主でなくてもANAの飛行機に50%オフ価格で乗れます。「株主優待冊子」も金券ショップやオークションサイトで販売されているので、株主でなくてもANA関連施設を割引料金で利用できます。
この項では、株主優待冊子のお得な使い方を紹介します。

ホテル宿泊優待

IHG(インターコンチネンタルホテルズグループ)・ANAホテルの室料が20%割引で宿泊できます。
優待券1枚で5名まで利用可能なので、家族やグループ旅行に最適です。
また、ホテル内のレストランやバーで優待券を使うと、飲食料金が10%割引になります。
ホテルの予約は、ANA予約センター(0120-56-658)やANA公式サイトの株主優待ご案内ページ、各ホテルで受け付けていますが、旅行会社では対応できないので注意してください。

国内・海外ツアー優待

ANAトラベラーズ国内・海外パッケージツアーの料金が5%割引になります。

ショッピング優待

国内32空港のANA FESTA(ANAの売店)と、成田・羽田・関空・那覇の各国際空港のANA DUTY FREE SHOP(免税店)で、1店舗につき1,000円以上の買い物をすると、料金が10%割引価格になります。
帰路につく空港でお土産をまとめて買う方におすすめの利用方法です。

ゴルフプレー料金優待

「武蔵の杜カントリークラブ」のゴルフプレー料金が優待価格で利用できます。

まとめ:ANA株主優待券でお得な旅を!

ANA株主優待券のお得な使い方を紹介しました。
株主優待券は繁忙期でも利用でき、運賃が半額になるだけでなく、予約の変更やキャンセルもできるとあって大変人気があります。
株主でなくても利用できるので、ANA株主優待券を活用して空の旅をお得に楽しんでみてはいかがでしょうか。