「晴れの国」と呼ばれる岡山県は、キャッチフレーズ通りの温暖な気候と、瀬戸内海・中国山地に囲まれた豊かな自然が魅力的。
倉敷の美観地区や、後楽園、岡山城など見どころも多く、おすすめの旅行先です。

そんな岡山県の観光スポットの中でも、特に夏に訪れたい場所を紹介します。
暑い夏だからこそ行ってみたい魅力的なスポットとともに、おすすめのグルメも紹介しているので、気になる人はチェックしてみてください。

空港名:岡山空港(岡山桃太郎空港)
住所:〒701-1131 岡山県岡山市北区日応寺1277
電話番号:0570-011-577(ナビダイヤル)
公式HP:https://www.okayama-airport.org/
岡山空港~岡山駅までバスでおおよそ30分
山陽自動車道の岡山ICまで車で約10分
リムジンバスや低額のジャンボタクシーが運行中
無料駐車場からターミナルビルまでは無料のシャトルバスが利用できます。
岡山空港の詳細はこちら⇒岡山空港発着

夜間ライトアップが美しい!日本三大庭園「後楽園」

後楽園_幻想庭園

日本三大庭園の1つに数えられる後楽園は、岡山県の有名観光スポットの1つ。
広大な敷地内には園内最大の池・沢の池や小高い丘・唯心山が配置されていて、唯心山から眺める景観や、歴史的な建造物などが楽しめます。

夏におすすめなのが、唯心山のふもとにある建物「流店」の水路。
この水路には足をつけることができるので、真夏の暑い日にここで足をつけて涼んでいる観光客が多いのだとか。
火照った身体をリフレッシュさせるのにぴったりです。

また、8月には夜間のライトアップ「幻想庭園」が開催されるので、日中とは異なる景観を楽しむことができます。
光に照らされた庭園はその名の通り幻想的で、昼間とは異なる表情を見せます。
以前訪れたことがあるという人でも、前回とは違った趣を感じられるはず。

幻想庭園では屋台と休憩所が設置されており、美しい景観の中で食も楽しめます。
暑い夏の夜を楽しみたい!という人におすすめです。

住所
〒703-8257 岡山県岡山市北区後楽園1−5
電話番号 086−272−1148
開園時間 3月20日から9月30日 7:30〜18:00(入園は17:45まで)
10月1日から3月19日 8:00〜17:00(入園は16:45まで)
※夏の幻想庭園(8月1日から8月31日) 18:00〜21:30(入園は21:00まで)
アクセス 路線バス) JR岡山駅から約10分
(路面電車)JR岡山駅から約4分、「城下」下車徒歩約10分
(自動車)岡山ICから車で約20分

美しい夕焼けならここ!日本初の国立公園「鷲羽山」

鷲羽山_瀬戸大橋

日本初の国立公園に指定された瀬戸内海国立公園内にある、鷲羽山(わしゅうざん)。
鷲が羽を広げた姿に似ていることから名付けられた景勝地です。

標高133mの山頂「鍾秀峰(しょうしゅうほう)」からは、360度のパノラマを眺めることができ、海側に目を転じれば瀬戸大橋と大小50余の島々が織りなす絶景が広がります。
瀬戸内海の穏やかな波面に癒され、あっという間に時間が経ってしまいそうです。

山頂にのぼる途中にある第1・第2展望台からも、瀬戸内の島々や瀬戸大橋が見えるので、「頂上までのぼる体力がない・時間がない」という人でも絶景を楽しめます。

特に夕日の美しさは格別で、日本の夕陽百選にも選ばれています。
夕日が瀬戸内海に沈んでいく様子は、息を飲むほどの美しさ。さらに夕日が沈んだ後の、瀬戸大橋のライトアップもおすすめです。

日中から夕暮れ時、夜間に至るまで異なる表情を見渡せる鷲羽山は、岡山県旅行で是非訪れたいスポットの1つです。

住所
〒711-0925 岡山県倉敷市下津井田之浦1-1
電話番号 086−473−1115(倉敷市児島支所産業課)
営業時間
アクセス (路線バス)JR児島駅から下津井循環バス約30分、「鷲羽山第二展望台」下車徒歩約5分
(自動車)瀬戸中央自動車道 児島ICから約10分

自然を満喫!避暑地として人気の「蒜山高原」

「関西の軽井沢」とも称される、蒜山高原(ひるぜんこうげん)は避暑地として人気があります。
雄大な景色と澄んだ空気の中、暑い夏でもゆったりと過ごせるリゾート地と高く評価されています。

高原内ではさまざまなアクティビティを楽しむことができ、夏は登山やサイクリングが人気です。
特にサイクリングは、のどかな風景の中を爽やかな風を切って進むのが気持ちいと評判です。自転車はレンタサイクルがありますので、持って行く必要はありません。
普段あまり運動しない…という人でも、ルートがいくつかあるので自分に合ったレベルを選べます。

夏にはヒマワリ畑やラベンダー畑も満開となり、美しい花畑を楽しめます。
蒜山はジャージー牛の産地としても有名で、牧場も人気観光スポットの1つです。

また、ご当地グルメ「ひるぜん焼きそば」をはじめとしたグルメを楽しめるお店もたくさんあるほか、キャンプ場やワイナリーなどもあるので、遊びも食も楽しみたい!という欲張りな人にぴったりの観光スポットです。

住所
岡山県真庭市
電話番号 0867-66-3220(蒜山観光協会)
営業時間
アクセス (路線バス)JR中国勝山駅から真庭市コミュニティーバス約80分
(自動車)米子自動車道蒜山IC

幻想的な雰囲気を堪能できる!夏でも涼しい「満奇洞」

満奇洞(まきどう)は、岡山県の天然記念物に指定されている鍾乳洞です。
洞内の気温は年中一定で、外よりも涼しく暑い夏には嬉しい観光スポットになります。

歌人・与謝野晶子が「奇に満ちた洞」と詠んだというだけあり、鐘乳石と地底湖が織りなす雰囲気はとても神秘的です。
現在ではLEDでライトアップされており、光に照らされた様子がとにかく美しい!と評判になっています。

洞内には、「願いが叶う泉」があり、願い事を思い浮かべながら泉を背にして立ち左肩越しにコインを投げると願いが叶うのだとか。
このほかにも、「恋人の泉」と呼ばれるロマンチックなスポットや、映画『八つ墓村』の撮影に使われた鐘乳石「千枚田」など、見どころがたくさんあります。

満奇洞は通常1時間程度でまわれますが、じっくり見たり写真を撮ったりしていると思ったよりも時間がかかったという人が多いようです。
すべりやすいので歩きやすい靴・服装で訪れてください。

住所
〒719-2721 岡山県新見市豊永赤馬2276-2
電話番号 0867−74−3100
営業時間 8:30〜17:00(入洞は16:30まで)
アクセス
料金 (路線バス)JR井倉駅から満奇洞行きバス約40分、終点下車
(自動車)中国自動車道北房ICから約20分または、新見ICから約30分

瀬戸内海の小島でアートを楽しむ!岡山市からすぐの「犬島」

岡山市唯一の有人島である犬島は、アートの島として有名です。
3年に1度瀬戸内の島々で開催される「瀬戸内国際芸術祭」では、岡山県唯一の会場になっています。

「犬島精錬所美術館」は、かつて銅精錬所として栄えた遺構を保存・再生したもので、精錬所だった当時の煙突やカラミ煉瓦を使用した建築をはじめ、展示してある近代アート作品にも触れることができます。

さらに、「家プロジェクト」と呼ばれるギャラリーでは、犬島の集落にアート作品が展示・公開されています。
島の風景と一体になった作品があちらこちらに展示してあり、これらの作品を目指して集落を散策するのも楽しみの1つです。

アート作品以外にも、海水浴やシーカヤックなど夏のアクティビティを満喫できるのが、犬島の魅力。
波が穏やかなので、海遊びにもぴったりです。
島内を徒歩で回って、アートに触れつつ、島の自然を味わってみてください。

住所
電話番号 086-944-5038(岡山市東区役所総務・地域振興課)
アクセス (路線バス)JR西大寺駅からタクシー約30分または、宝伝行きバス約40分、宝伝港から船約10分
(自動車)岡山ブルーライン西大寺ICから宝伝港まで約20分、宝伝港から船約10分

岡山はフルーツ王国!絶対食べたい「フルーツパフェ」

白桃パフェ

岡山県を訪れたら絶対に食べたいのが、フルーツパフェです。
「晴れの国」と呼ばれる岡山県では、温暖な気候を活かして様々なフルーツが栽培されています。
そのため、フルーツをふんだんに使ったユニークなパフェが、カフェやレストランで食べられちゃうんです。

特に夏は、白桃をふんだんに使ったパフェがおすすめです。
白桃をまるごと1つ使用した贅沢なパフェもあり、みずみずしさと甘さの両方を楽しむことができます。
粒が大きくジューシーなマスカットを使ったパフェも、夏にはぴったりのメニューです。
夏季限定のパフェを出しているお店も多いのでチェックしてみてください。

特に岡山市は、フルーツパフェが食べられるお店のマップが作成されるほど「フルーツパフェの街」として有名です。
3度の飯より甘いものが好き!という甘党さんは、岡山でパフェ巡りをしてみると楽しいかもしれません。

電話番号 086-232-2266(「フルーツパフェの街 おかやま」実行委員会)

まとめ

夏の岡山県は、美しい自然を中心に見どころがたくさんあるので、夏の旅行先としておすすめです。
訪れたことがない人はもちろん、以前旅行したことがあるという人も、夏ならではの魅力を感じられるはず。
是非、この記事を参考にして夏の旅行を計画してください。

就航している航空会社
JAL(日本航空)ANA(全日空)、JTA(日本トランスオーシャン航空)

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