北海道の夏を満喫しよう!8月の北海道でおすすめの観光スポット・イベント情報特集

広大な大地北海道は、春夏秋冬がはっきりしており、どの季節に行っても大自然を満喫できます。雪が降る北海道の冬はもちろん魅力的ですが、過ごしやすいさわやかな北海道の夏は、観光にぴったりの季節です。この記事は、8月の北海道を満喫するおすすめの観光スポットやイベント情報を惜しみなくご紹介します。

空港名:新千歳空港
住所: 〒066-0012 北海道千歳市美々
電話番号:0123-23-0111

公式HP:https://www.new-chitose-airport.jp/ja/

札幌駅~新千歳空港まで電車で約30分

電車・レンタカー・バス・タクシーが利用可能です。

新千歳空港の詳細はこちら⇒新千歳空港発着

北海道の8月を楽しむには?

北海道の8月を楽しむには?

北海道の8月を楽しむために、重要なのは服装!もちろん8月なので北海道とはいえ日中は30℃を超える日もあります。それでも平均気温はなんと20℃台なんです。なぜなら、30℃を超えるような日でも朝晩は驚くほど気温が下がるため、平均気温が大幅に押し下げられるからです。
そのため、昼間は半袖や半ズボン・ミニスカートなどでもOKですが、気温が下がる朝晩に備えて、薄手のシャツや羽織など長袖を1枚持って行きましょう。山や高原で大自然を満喫したいという人は、虫やケガから身体を守るために、ボトムスは長ズボンがおすすめです。
また、暑いといっても湿度が低くカラッとしたさわやかさも北海道の魅力の一つなのですが、乾燥肌の人は要注意です。日焼け予防とともに保湿も必要なので、女性はスキンケア用品にも注意しましょう。

ちなみに北海道の学校の夏休みは、8月末までではなく8月20日頃で終わりです。そのため、8月下旬は北海道内の観光客が減るので、人混みを避けて旅行したい人にはおすすめの時期です。

また、夏に限ったことではありませんが、北海道はご存知の通り、とにかく広いです。北海道旅行が初めての人は、『函館を見てから札幌に行って、そのあと旭川を見て、道東方面の網走や釧路に行こう!』なんていうプランを2泊3日くらいで考える人もいるようです。でも、その移動距離は東京から大阪よりも長いんです…。長期休暇が取れるのであれば無理なく北海道を一周できますが、日程が短い場合は移動時間や距離をよく考えて旅行プランを立てましょう。スケジュールを詰め込みすぎると、観光する時間が短くほとんど移動時間だったなんてことになりかねません。

北海道の8月の大自然が楽しめるおすすめ観光スポット

北海道の8月の大自然を楽しむなら、花スポットは欠かせません。大自然を満喫できる、おすすめの観光スポットを見ていきましょう。

北竜町ひまわりの里

北竜町ひまわりの里

200万本のひまわりが咲き乱れることで楽しめる有名な観光地、北竜町ひまわりの里。ここのひまわりは町民みんなが大切に育てています。ハイブリッドサンフラワー・春りんぞう・夏りんぞう・花りんぞうが一面に咲き誇る、まさに圧巻の絶景スポットです。
見ごろは8月上旬で、この時期は勢いがあり力強く凛々しいいひまわりを見ることができます。しかし、それ以外の時期にもさまざまなひまわりの姿を楽しめます。7月下旬は瑞々しく初々しいひまわり、8月中旬には熟成して大人の雰囲気漂う黄金期のひまわりが迎えてくれます。
人気のひまわり迷路は営業時間が決まっており有料ですが、ひまわりの里自体の入場は24時間無料です。暑い時間帯・混みあう時間帯を避けたい、迷路に入れなくてもいいからゆっくり静かに見たいという人は、早朝や夕方に行くのがおすすめです。

住所 北海道雨竜郡北竜町板谷143-2
電話番号 0164-34-2082
営業時間 24時間入場可能(ひまわり観光センター・ひまわり迷路は8:00~18:00)
イベント ひまわりまつり2019年7月20日(土)〜8月20日(火)無休
料金 入場料無料(ひまわり迷路は300円)
公式サイト http://portal.hokuryu.info/

ファーム富田

ファーム富田

ラベンダー畑といえばファーム富田です。中央の倖の畑では、4種類のラベンダーによる見事なグラデーションを見ることができます。ラベンダーの一番の見ごろは7月中旬ですが、ファーム富田にはラベンダー以外にも、カスミソウやポピーなど、色とりどりの花があり、8月に訪れても楽しむことができます。
さらに北海道の旬の食材を使ったカレーやプリン、ラベンダーソフトクリームなどのグルメも魅力的です。このほかファーム内には、ファーム富田の歴史がわかる資料館やお土産コーナーなど花以外にも楽しめる施設があります。
なお、7月のみですが、ファーム富田から十勝岳連峰に向かって東に4kmほど進むと、日本最大級のラベンダー畑ラベンダーイーストがあります。少し早い夏休みが取れる方は少し脚を伸ばしてみてはいかがでしょか。山々に囲まれた美しいラベンダー畑に感動することでしょう。

住所 北海道空知郡中富良野町基線北15号
電話番号 0167-39-3939
営業時間 24時間入場可能(売店等は日によって変動する営業時間あり)
料金 入場料無料
公式サイト https://www.farm-tomita.co.jp/

北海道の8月といえば花火大会

8月は花火大会のシーズンでもあります。北海道でも8月はさまざまな花火大会が行われています。

勝毎花火大会

勝毎花火大会

帯広で開催される十勝毎日新聞社主催の勝毎花火大会は、北海道内最大級の花火大会で、花火と音楽と照明が一体となった大迫力の花火大会です。空一面が花火に包まれるといっても過言ではありません。もちろん無料で見ることができますが、せっかく行くのだからいい席で見たいという人には、有料席をおすすめします。有料席には、4人まで座れるファミリー席、パイプ椅子に座って鑑賞できるペア席、見やすい位置に設けられているエリアで鑑賞できる自由席があります。大人気のため当日券はありません。事前にネットから申し込む必要があります。ただし、申し込んだから必ず見られるというわけではなく、申し込み多数の場合は抽選になります。いずれにしても、申し込みをしていないとゆっくり鑑賞することはできないので、受付の開始を公式サイトで確認しておきましょう。
渋滞とは無縁の北海道がこの日だけは大混雑するとのことなので、車で行く人は早めの移動がおすすめです。

住所 北海道帯広市東5条北2丁目  帯広市十勝川河川敷特設会場
開催日 毎年8月13日19:30~21:00(※雨天の場合8月14日)
料金 入場料無料(有料席有)
公式サイト http://www.tokachi.co.jp/hanabi/

洞爺湖ロングラン花火大会

洞爺湖ロングラン花火大会

温泉も花火も楽しみたい人におすすめなのが洞爺湖ロングラン花火大会です。毎年4月下旬から10月末まで、天候が悪い日をのぞき毎日開催されています。船で移動しながら花火をあげているので、洞爺湖温泉街の湖沿いならどこからでも楽しむことができます。宿泊している部屋から見ることができるホテルもあります。もっと間近で見たいという人には、有料にはなりますが花火期間中運航している花火鑑賞船がおすすめです。
今年はロングラン花火特別バージョンとして、7月20日(土)に水中花火108連発が開催されました。8月31日(土)は大玉水中花火5連発を予定しているそうなので、これからもますます目が離せませんね!

住所 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉 洞爺湖温泉湖畔
開催日 4月下旬~10月末 毎日20:45~21:05(荒天中止あり)
料金 入場料無料
公式サイト 洞爺湖温泉観光協会

釧新花火大会

毎年8月中旬に開催される釧新花火大会は、釧路の広さを活かした大迫力の花火大会です。花火大会は、鳥取橋と鶴見橋の間に仕掛けられた1000mのナイヤガラからスタートします。スターマインや仕掛け花火なども楽しめます。最後は14箇所からいっせいに花火が打ちあがるダイナミックな花火大会です。花火大会に合わせて道東方面へ行くなら、昼間は釧路湿原など大自然に触れ、夜は大迫力の花火大会を楽しむといいでしょう。

住所 北海道釧路市昭和町1 新釧路川鳥取橋上手緑地公園
開催日 2019年8月16日(金) 19:00~20:00
料金 入場料無料
公式サイト 釧路新聞社

北海道の夏は音楽イベントも外せない!

北海道の夏は音楽イベントも外せない!

北海道の8月はさまざまな音楽イベントも開催されます。音楽好きは北海道の大自然と一緒に音楽を楽しめるイベントをチェックしておきましょう。

パシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌

PMFと呼ばれるパシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌は、札幌を主会場に音楽と平和を愛したレナード・バーンスタインの精神を受け継いで開催される世界三大教育音楽祭の一つです。PMFには世界から100人を超える音楽家が集まり、毎年7月上旬~8月上旬に行われています。会場や日程は公式サイトにくわしく掲載されていますので、クラシック好きはチェックしてみてください。

会場 札幌コンサートホールkitara他
開催日 7月上旬~8月上旬
料金 入場料無料
公式サイト https://www.pmf.or.jp/

サッポロ・シティ・ジャズ

2007年から始まったサッポロ・シティ・ジャズは、札幌芸術の森野外ステージをはじめとする札幌の中心部をジャズでそめてくれます。
8月下旬に札幌芸術の森野外ステージで行われるノースジャムセッションは、豪華なアーティストが集まり、会場内で購入したものを食べながらジャズを楽しむことができるので、家族で出かけるのもおすすめです。くわしいイベント情報は公式サイトをチェックしてみてください。
また、サッポロ・シティ・ジャズ期間中開催されるパークジャズライブは、札幌の街中の公共施設やホテル、大通公園などさまざまな場所でジャズを楽しむことができます。しかも無料で観覧できるライブなので運がよければ宿泊先のホテルで楽しめるかもしれません。

会場 札幌芸術の森野外ステージ、札幌市教育文化会館 他
開催日 7月上旬~8月下旬
公式サイト http://sapporocityjazz.jp/

RISING SUN ROCK FESTIVAL

北海道の夏フェスといえばRISING SUN ROCK FESTIVALです!広大な石狩の大地で開催されるこのオールナイト野外ロックフェスティバルには、北海道外からも多数参加します。さまざまなステージがあり、タイムスケジュールを確認しながら自分の見たいアーティストのステージへ移動して自由にライブを楽しむことができます。音楽だけでなく北海道のグルメも楽しめますので、音楽とともに真夏の北海道を満喫できるイベントになっています。2日間楽しむ人は、服装にも注意しましょう。朝晩は冷え込むことがあるので、長袖の羽織を持って行くといいでしょう。また歩いて移動するので、スニーカーなど歩きやすい靴を選ぶことも大切です。
出演アーティストやチケットの購入方法などは公式サイトで確認することができます。自分の好きなアーティストの出場が決まったら、観光を兼ねて北海道に足を運んでみるのもいいですね。

住所 北海道石狩市新港中央1丁目 石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ
開催日 2019年8月16日(金)~17日(土)
1日目 開場10:00/開演15:00/終演23:00
2日目 開場10:00/開演12:30/終演翌朝5:00
公式サイト http://rsr.wess.co.jp

8月の北海道観光にはグルメイベントも!

おいしいものであふれている北海道ではグルメイベントも見逃せません。8月だけ楽しめるグルメイベントがあるので紹介しましょう。

さっぽろ大通ビアガーデン

ビアガーデン

8月に北海道グルメを楽しむなら、大通公園5丁目から11丁目までの間に約13,000席が並ぶ国内最大のビアガーデン、さっぽろ大通ビアガーデンで決まりです。丁目ごとに扱うブランドが違っており、サッポロ・アサヒ・サントリー・キリン、さらに世界のビールや本場ドイツのビールまで味わうことができます。ビールだけではなく、北海道産の食材を使ったおつまみも最高です。お酒が苦手という人もおいしいグルメがたくさんあるので楽しめます。さっぽろ大通ビアガーデンには、屋根付きの席もあるので雨の日でも安心です。なお、さっぽろ大通りビアガーデンでは、食べ物や飲み物の持ち込みは禁止されているので注意しましょう。

大通公園以外にも、百貨店やファッションビルの屋上、テレビ塔などさまざまな場所にビアガーデンが設けられています。このうち札幌駅南口で行われている「サツエキ☆夏酒場SUMMER FESTA2019」では、先ほど紹介した音楽イベントRISING SUN ROCK FESTIVALのオフィシャル映像の上映などが楽しめるコラボブースもあるので、音楽と一緒にビールを楽しみたい方はこちらへ足を運んでみてはいかがでしょうか。また、ジンギスカンでお馴染みのサッポロビール園でも期間限定でビアガーデンが開催されています。ビールと北海道グルメを楽しむなら、札幌市内のビアガーデンを巡ってみましょう!

住所 札幌市中央区西5丁目~8丁目・10丁目・11丁目
開催日 7月中旬~8月中旬 毎日12:00~21:00
公式サイト http://sapporo-natsu.com/beer-garden/

まとめ

仕事や家事に追われた余裕のない日々を送っている、ストレスを発散したい、夏の暑さに疲れた…という人は北海道観光がぴったりです。8月は夏休みやお盆時期も重なり、涼しく過ごしたいと考える人に大人気なので、北海道観光がしたいと思ったら、早めに北海道への航空券やホテルの手配をしましょう。
夏は過ごしやすい北海道で、8月ならではの大自然やグルメを満喫しちゃいましょう!心も体もリフレッシュできること間違いなしです。