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山口県といえば、幕末維新の志士を数多く輩出した地として有名ですが、山口県の魅力はそれだけではありません。

今回は、冬の山口県へ旅行したらぜひ訪れてほしい観光スポットの中から、7つ選んで紹介します。
おすすめのグルメスポットやお土産に関する情報も盛りんでいますので、ぜひ参考にして、山口県の冬の魅力を堪能してください。

冬の海の幸を下関の「唐戸市場」で食べ尽くす!

三方を海に囲まれた山口県は、冬になるとたくさんの海の幸が旬を迎えます。

冬の海の幸と言えば、下関市にある「唐戸市場」です。

唐戸市場はフグやハマチ、タイの水揚げでも有名な卸売市場で、農産物も含む食料品全般が豊富なことから「関門の台所」と呼ばれています。

ありとあらゆる食材が手に入り、土日祝日もオープンしている唐戸市場は、市民の食生活を支える巨大な食品庫のような存在です。

唐戸市場では漁師さんたちの本物のセリを見られる点も、観光客から人気があります。

唐戸市場を訪れるならば、朝の7~9時頃がおすすめです。
というのも、朝の7時までは業者の人たちが出入りして混み合い、9時を過ぎると一般の人たちが押し寄せてきて混み合うからです。

ぜひ一度はこの唐戸市場を訪れて、山口県の冬の海の幸をたっぷりと堪能してください。

活きいき馬関街で冬の海鮮をお得に堪能

唐戸市場では、毎週末と祝日に魚食の普及を目指したイベント「活きいき馬関街(ばかんがい)」が開催されています。

海鮮屋台が並び、旬の魚を使ったお料理が手頃な価格で提供されるので、毎回地元の人たちや観光客で溢れかえる人気のイベントです。

フグ刺しはもちろん、新鮮なネタの握り寿司や唐揚げなど、いろいろな料理を楽しむことができます。

その日にとれた魚を活きのいいまま頂ける、ほかではなかなかできない貴重な体験が可能です。

唐戸市場のアクセス・営業情報

住所 山口県下関市唐戸町5-50
電話番号 083-231-0001
営業時間※店舗により異なる 平日・土曜 5:00~15:00

日曜・祝日 8:00~15:00

(休業日:お盆、年始、その他不定休あり)

活きいき馬関街(ばかんがい)

金曜・土曜 10:00~15:00

日曜・祝日 8:00~15:00

公式サイト http://www.karatoichiba.com/about/
山口宇部空港からのアクセス 山口宇部空港~JR下関駅:連絡バスで約1時間15分→JR下関駅前~唐戸:バスで約10分

日本三大鍾乳洞の1つ「秋芳洞」は冬の温かい観光スポット!

秋芳洞_山口県
山口県にある秋吉台国定公園は、国内最大のカルスト台地で有名ですが、その約100m下にあるのが、日本三大鍾乳洞の1つに選ばれている「秋芳洞(あきよしどう)」です。

鍾乳洞とは、石灰岩地帯に雨水や地下水が流れ込み、石灰岩を浸食してつくった洞窟のことをいいます。
秋芳洞は、高さも幅も奥行きも最大級の鍾乳洞で、総延長は驚きの11.2kmです。

公開されている観光ルートは約1kmで、途中には「百枚皿」「黄金柱」「くらげの滝登り」「3億年のタイムトンネル」などと呼ばれるスポットがあり、自然の創りだした造形美に目を奪われます。

洞窟内は17度!冬でも過ごしやすい

「鍾乳洞なんて、何だか寒々しくて、冬にはちょっと…」と思われるかもしれませんが、心配はご無用です。
秋芳洞の中の温度は一年を通して17度
夏は涼しく、冬はコートを着ていれば十分に温かいので、いつ訪れても快適に巡ることができます。

秋芳洞の中へはエレベーターを使って入洞でき、車椅子の貸し出しも無料です。

秋芳洞のアクセス・営業情報

住所 山口県美祢市秋芳町秋吉3449番地1
電話番号 総合案内:0837-62-0115(美祢市観光協会)

予約窓口:0837-62-0018(秋芳洞案内所)

営業時間 8:30~17:30 (閉洞18:30)※3月~11月 通常期

8:30~16:30 (閉洞17:30)※12月~2月 閑散期

黒谷入口、エレベーター入口からの入洞は16:30まで

公式サイト https://karusuto.com/spot/akiyoshido/
山口宇部空港からのアクセス 山口宇部空港~JR新山口駅:バスで約30分→JR新山口駅~秋芳洞:バスで約40分

「元乃隅神社」で鳥居のトンネルをくぐりながら冬の荒海を眺める

元乃隅稲成神社_山口
山口県長門市の北端に突き出ている岬の一角に、世界から注目を浴びている観光スポットがあります。
それは、アメリカのCNNが2019年に発表した『日本の最も美しい場所36選』に入っている「元乃隅神社(もとのすみじんじゃ)」です。

海岸線の登り口から本殿のある崖の上まで、123基の真っ赤な鳥居が立ち並ぶ様は、圧巻の一言に尽きます。
崖の上に立って振り向くと、海と空の青と鳥居の赤とのコントラストに目を奪われることでしょう。

特に冬は日本海の荒海が白波を立てて海岸に押し寄せるので、一層迫力のある景色が眼下に広がります。

元乃隅神社は、地元の網元が夢に出てきた白狐のお告げにより建立したものだといわれています。
鳥居の周りにキツネの像やフィギュアが飾られているのはそのためです。

また、元乃隅神社は山口県のおすすめ初日の出スポットでもあり、例年の元日の日の出時刻は午前7時20分頃とのこと。
天気がよければ、出かけてみてはいかがでしょうか。

賽銭チャレンジや竜宮の潮吹きを拝んで運気アップ

元乃隅神社の裏山道出口には、高さ6mの大鳥居が立っており、鳥居の上には賽銭箱が設けられています。

この賽銭箱は、テレビでも「日本で一番入れにくい賽銭箱」と紹介された賽銭箱で、投げ入れたお賽銭が見事に入れば、願い事が叶うとのこと。
ぜひチャレンジしてみましょう。

元乃隅神社から歩いて2分ほどの崖の先には、「龍宮の潮吹き」と呼ばれる国の天然記念物があります。

龍宮とは海蝕地形のことです。
竜宮の洞穴に流れ込んだ海水が洞穴内で圧縮され、閉じこめられている空気が限界を超えたとき、海水とともに吹き上がります。

時には30mも吹き上がる竜宮の潮吹きは、北風が吹きつけ海が荒れる秋から冬にかけて発生することが多いといわれています。

冬の山口観光にて、運がよければ龍宮の潮吹きを見ることができるかもしれません。

元乃隅神社のアクセス・営業情報

住所 山口県長門市油谷津黄498
電話番号 0837-26-0708(長門市観光案内所YUKUTE)

0837-32-2003(食事処 汐風)

営業時間 7:00~16:30 (16:30までの神社敷地内から要退出)
公式サイト https://motonosumi.com/
山口宇部空港からのアクセス 山口宇部空港~JR下関駅:バスで約1時間15分→JR下関駅~長門古市駅:JR山陰本線で約2時間10→長門古市駅~元乃隅神社:タクシーで約20分

冬の「笠山」で可憐なヤブツバキに心を奪われる!

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笠山」は、山口県の萩市にある小さな火山です。
山口県を代表する観光スポットの1つで、北長門海岸国定公園内にあります。

標高112mの笠山の頂上から眺める萩市街や日本海は抜群に美しく、一見の価値がある景色です。

しかし、笠山の魅力はそれだけではありません。
タイやヒラメなどの海水魚が泳ぐ「明神池」があったり、「風穴」と呼ばれる無数にあいている大小の穴があったりと、見どころがたくさんあります。

イベントは椿群の見頃2~3月!お食事処もあり

冬の笠山で忘れてはならない笠山椿群生林には、ヤブツバキがなんと25,000本も自生しています。

約10haのスペースをヤブツバキが競い合うようにして咲き誇り、紅色の大群に囲まれた空間は絵本の世界さながらです。

また花首から落ちた大量の椿が地面を紅色に染める光景は、真っ赤な絨毯を敷き詰めたようで、とても写真映えします。

毎年、見頃である2月~3月に合わせて「萩・椿まつり」が開催されるので、冬の終わりの旅行にもおすすめです。

近くにある食事処「いそ萬」では、明神池を眺めながら日本海の海の幸を味わうことができます。
人気メニューの「磯定食」「イカイカうに丼」「明神池定食」などをご堪能ください。

笠山のアクセス・営業情報

住所 山口県萩市椿東越ケ浜
電話番号 0838-25-3139(萩市観光課)
営業時間 特に制限なし
公式サイト https://www.hagishi.com/search/detail.php?d=100055
山口宇部空港からのアクセス 山口宇部空港~JR新山口駅:連絡バスで約30分→JR新山口駅~東萩駅:直行バスで約70分)→東萩駅~笠山(タクシーで約15分)

いそ萬のアクセス・営業情報

住所 山口県萩市越ヶ浜4区6449-2
電話番号 0838-26-6420
営業時間 11:30~14:30(不定休)
関連サイト https://www.hagishi.com/search/detail.php?d=300019

冬こそ美しい!香山公園の「瑠璃光寺五重塔」

日本三名塔の1つに選ばれている国宝の「瑠璃光寺五重塔(るりこうじごじゅうのとう)」も、山口県を代表する観光スポットです。

歴史的・文化的に価値があることはもちろん、この瑠璃光寺五重塔の魅力は、日本で最も美しいといわれている優美な姿です。

いつ訪れても、季節が織りなす自然に融けこんだ美しい姿を楽しむことができます。

瑠璃光寺五重塔がある香山公園の中には、サルスベリの木から松の木が生えているスポットがあり、珍しい光景として有名です。
松やにのすべり止め効果から、合格祈願の木としても知られています。

イチオシは雪の中の瑠璃光寺五重塔

瑠璃光寺五重塔の最も美しい姿を見ることができるのが、雪の降る季節です。
うっすらと雪を纏った瑠璃光寺五重塔は息を飲むような美しさで、寒さを忘れしばらく佇んで見とれてしまうほどだといわれています。

冬に山口県を旅行したならば、雪が降ることを願いながら、この瑠璃光寺五重塔を訪れてください。

瑠璃光寺五重塔のアクセス・営業情報

住所 山口県山口市香山町7-1
電話番号 083-934-6630(香山公園前観光案内所)
営業時間 24時間(資料館は 9:00~17:00)
公式サイト https://inforurikoji.wixsite.com/rurikoji/blank
山口宇部空港からのアクセス 山口宇部空港~JR新山口駅:連絡バスで約30分→JR新山口駅~山口駅:電車で約23分)→山口駅~香山公園五重塔前(バスで約13分)

冬の楽しみといえば!「湯田温泉」で身体の芯まで温まる

温泉
山口県の「湯田温泉」は、中国・四国地方の名湯ランキングで必ず名前があがる人気の温泉エリアです。
肌当たりの優しいアルカリ性単純温泉で、さまざまな疾患や健康増進への効能がうたわれています。

湯田温泉の一番の売りは、その豊富な湯量です。
1日に2,000トンも湧き出ているといわれている湯量は、山陽地方で最大級を誇ります。

湯田温泉の源泉は非火山性です。
通常、非火山性の源泉の温度はほとんどが42度以下ですが、湯田温泉の源泉は70度を超えています。
この温度は山口県一の高温で、湯田の地理がもたらしている現象だと考えられています。

白ギツネの伝説残る足湯に癒されて

湯田温泉の起源は、室町時代にまでさかのぼります。
ケガをした白ギツネが湯田温泉に足をつけて傷を癒したという言い伝えが残っていて、あちこちで白ギツネの像を目にすることが可能です。

また湯田温泉エリアには6つの足湯スポットが設けられており、すべて屋根付きなので天気を気にすることなく、ゆっくり足湯を楽しめます。
一部を除いて無料で利用でき、観光客だけでなく地元の人たちの憩いの場でもあるのです。

湯田の名湯にゆっくりと浸かって足元から温まり、旅の疲れを癒してください。

湯田温泉のアクセス・営業情報

住所 山口県山口市湯田温泉6-6-53
電話番号 083-920-3000(湯田温泉旅館協同組合)
営業時間 8:30~17:00(湯田温泉旅館協同組合)

※年末年始・盆・祝日・日曜休

公式サイト http://www.yudaonsen.com/
山口宇部空港からのアクセス 山口宇部空港~JR新山口駅:バスで約30分→JR新山口駅~湯田温泉駅:電車で約15分

「夕日岬」で落日鑑賞とともに笠戸ひらめを味わおう!

瀬戸内海国立公園内にある山口県の笠戸島には、夕陽の名所「夕日岬」があります。

海に沈む夕陽はハッとするほど美しく、季節を問わずに多くの人が訪れる観光スポットです。
ことに冬は、空気が澄み景色の美しさが際立つため、夕日を観賞するにはもってこいとなります。

ぽっかりとあいた穴が印象的な「はなぐり岩」は笠戸島のシンボル的存在で、岩の向こうに広がる周防灘の水平線にゆっくりと夕陽が沈んでいく光景は絶景です。

笠戸ひらめを堪能するなら「大城」がおすすめ

冬の笠戸島のもう1つの楽しみは、「笠戸ひらめ」です。
笠戸湾で養殖された笠戸ひらめは、コリコリとした食感と天然物以上に脂が乗った美味しさに、今や高級ブランドとなっています。

せっかく夕日岬まで来たんだから、夕陽を見ながら笠戸ひらめを食べたい!
そう願う方はぜひ、国民宿舎「大城(おおじょう)」へ足を運んでください。

夕日岬から車で7分のところにある大城は、笠戸ひらめやフグをはじめとする海の幸のほか、山口県の希少銘牛「高森牛」を使った和と洋の豪華なメニューで、訪れるグルメたちの舌をうならせます。

展望レストランは、夕日に染まる笠戸湾を一望できる絶好のスポットです。
美しい夕日と美味しい平戸ひらめのコラボは、最高のディナータイムをもたらしてくれることでしょう。

夕日岬のアクセス・営業情報

住所 山口県下松市笠戸島
電話番号 0833-45-1820(下松市地域交流課)
営業時間 特に制限なし

※下松市地域交流課 8:30~17:15

公式サイト https://kudamatsu-kanko.jp/yuhimisaki/
山口宇部空港からのアクセス

(2ルートを紹介)

①山口宇部空港~JR新山口駅北口:バスで約30分→JR新山口駅JR~下松駅:電車で約60分→下松駅~池の尻:深浦行きバスで約10分

②山口宇部空港~JR下松駅:乗合タクシー「近鉄エアポートライナー」で約120分→下松駅~笠戸:バスで約10分

大城のアクセス・営業情報(予約は3日前まで)

住所 山口県下松市笠戸島14-1
電話番号 0833-45-1820(下松市地域交流課)
営業時間 特に制限なし

※下松市地域交流課 8:30~17:15

公式サイト https://kudamatsu-kanko.jp/yuhimisaki/
山口宇部空港からのアクセス 下松駅までのアクセスは夕日岬と同様→国民宿舎前で下車

冬の山口県観光でおすすめグルメとお土産

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旅行の楽しみの1つに、その土地独特の郷土料理やお土産が挙げられます。
ふぐやかまぼこなどが有名ですが、ほかにも山口県を代表するグルメやお土産があるので、冬観光のおりに楽しんでください。

下関満関善席(しものせきまんかんぜんせき)

下関で獲れるフグ、アンコウ、イカ、ウニ、クジラなどの海の幸や、下関和牛、垢田トマト、安岡ネギ、吉田ナスといった下関ならではの高級食材をふんだんに使った極上のフルコース料理です。

下関満漢全席は、下関市の認定を受けた店舗でしか味わうことができません。
また内容は季節によって異なるので、詳しくは下関観光コンベンション協会「下関満関善席」を確認の上、各店舗に問い合わせましょう。

みかん鍋

山口県は温州みかんの生産地として有名ですが、県内生産量の8割を生産しているのが周防大島です。
その周防大島で生まれた郷土料理に「みかん鍋」があります。

温州みかんと瀬戸内海の幸のコラボを楽しもうということで生まれたみかん鍋は、10月~3月の期間限定で、周防大島鍋奉行会に加盟している島内8店舗で楽しむことができます。

みかん鍋の詳細については、(一社)周防大島観光協会(TEL 0820-72-2134)にお問い合わせください。

レンコン料理

冬に美味しくなる根菜類といえばレンコンですが、山口県の岩国はレンコンの一大産地で、全国五大産地の1つに入っています。

岩国のレンコンは、シャキシャキと歯触りがよいだけでなく、粘りもあって非常に美味です。

12月になるとレンコンの需要がもっとも高まり、出荷の最盛期を迎えます。
お土産として購入するのはもちろん、岩国市内に登場するいろいろなレンコン料理をぜひ味わってみてください。

ういろう

山口県の代表的なお土産として「ういろう」が挙げられます。
室町時代からの歴史を持つ、プルプル・モチモチの食感が病みつきになる伝統銘菓です。

同じくういろうで有名な名古屋や小田原との違いは、わらび粉を使用している点にあります。
わらび餅に似たプルプル食感やつるんとした口当たりなのもこのためです。

しそ入りわかめ

ご飯にふりかけて食べる「しそ入りわかめ」も、山口県で人気のお土産としていろいろな媒体に取り上げられています。

山口県萩では、刻んだ干しわかめをごはんにふりかけて食べる文化があり、美味しいお土産としても親しまれているのです。

山口陶漆器

グルメ以外のお土産としては萩焼や大内塗などを進化させた「山口陶漆器」が有名です。

伝統工芸である萩焼や大内塗の技法、長所を組み合わせた新たな陶器である山口陶漆器は、木製漆器には見られない斬新な形状や柔らかい手触りを特徴とします。

伝統の美しさと革新的なアイデアが融合したお土産として喜ばれるでしょう。

まとめ:冬の山口県は観光スポットや美食がいっぱい!

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三方を海に囲まれた山口県は、海にちなんだ魅力ある観光スポットがたくさんあります。
それらの中から、冬にこそ訪れてほしい7つのスポットを紹介しました。

  • 唐戸市場(下関・秋吉台・宇部エリア)
  • 秋芳洞(下関・秋吉台・宇部エリア)
  • 元乃隅神社(萩・長門エリア)
  • 笠山(萩・長門エリア)
  • 瑠璃光寺五重塔(山口・周防エリア)
  • 湯田温泉(山口・周防エリア)
  • 笠戸(岩国・柳井・周南エリア)

これらのスポットは県内のあちらこちらに散らばっています。
格安航空券で旅行の際には、目的地に合った観光スポットで冬の山口を存分に楽しんでください。