秋は紅葉がとても綺麗で、その上、旬の食材が多く旅行に行きたくなる季節です。
特に、大阪は秋の旅行がおすすめです。
「体と心の両方をいやしたい」
「食欲の秋を満喫したい」
という方は大阪を訪れるべきです。
しかし、大阪には観光名所が多いため、「どこへ行けば良いのかわからない」という方もいるかもしれません。
そこで今回は、口コミの情報などを基に「秋に大阪を旅行するなら絶対に外せない観光スポット」を5つ紹介します。

秋といえば紅葉!大阪都心の紅葉スポット「大阪城」

大阪城
大阪の観光名所で大阪城は外せません。
特に、大阪都心部にあって広い森を擁する大阪城の紅葉は見逃せません。
大阪城の魅力は紅葉だけではありません。その他の大阪城をおすすめする理由も紹介します。

大阪の中心部にあるから訪れやすい

大阪城は、大阪の中心部にあるため気軽に行くことができます。
大阪国際空港(伊丹空港)からは約1時間、大阪駅からは約10分で最寄り駅の大阪城公園駅に着きます。

大阪の中心部にいる場合は、大阪を代表する観光スポット大阪城の観光がおすすめです。

紅葉をバックにした大阪城の写真映えスポット

秋の大阪城は紅葉がとても綺麗で、写真映えスポットとしても有名です。
例えば、天守閣前や公園東側の外周遠路からは、紅葉をバックにした荘厳な大阪城の写真を撮ることができます。

さらに、夜になると大阪城はライトアップされます。
紅葉へのライトアップはありませんが、夕暮れ時に写真を撮ると、ライトアップされた大阪城と夕暮れが重なり、迫力のある写真を撮ることができます。

日本庭園で見る「逆さ大阪城」

大阪城跡の中でも見逃してはいけないスポットが、「日本庭園」です。
日本庭園にある池の周りには、池を覆い尽くすほどの紅葉樹があり、池に反射した「逆さ大阪城」が紅葉の中に浮かんでいるように見えます。
しかも、こんなに綺麗な景色が見られる日本庭園なのに入場は無料です。


大阪城

■住所:大阪市中央区大阪城1-1

■電話番号:06-6941-3044
■営業時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
■休館日:12月28日から翌年1月1日
■料金:大人600円、中学生以下無料
■アクセス:JR環状線「大阪城公園駅」または「森ノ宮駅」から徒歩18分、大阪国際空港から約1時間

大阪のもう一つのシンボル!「万博記念公園」

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大阪城と並ぶもう一つの大阪のシンボルが、「万博記念公園」です。
万博記念公園は、1970年に開催された日本万国博覧会の跡地に同万博の成功を記念して作られた公園で、園内には日本万博の象徴として作られた「太陽の塔」などがあり、大阪へ来たら一度は訪れたい観光スポットです。
その上、紅葉のスポットとしても有名で、秋の大阪旅行では外せない観光スポットの一つです。

約1万本の樹木がみごとな紅葉を作り出す

万博記念公園には約1万本の樹木が植えられています。秋になるとこの樹木が一斉に紅葉し、美しい景観を作り出します。
この紅葉を間近で見ると、まるで炎のカーテンのようでとても綺麗です。
今までに見たことがないような景色が見られる秋の万博記念公園はおすすめです。

エリアごとに違う種類の樹木が植えられていて1日いても飽きない

公園内の樹木は、エリアごとに違う種類の木が植えられています。

  • 西大路通り→プラタナス
  • 自然観察学習館周辺→アメリカフウ
  • 紅葉渓・もみじの滝→カエデ類、アメリカフウ、タイワンフウ
  • もみの池→メタセコイア
  • ソラード→ギンドロ
  • ひょうたん池→カエデ
  • ビオトープの池→ラクウショウ
  • 千里橋通り及び国立民族学博物館前→ケヤキ

このようにエリアによって植えられている樹木が異なるため、エリアごとに違った色の紅葉を見ることができます。
そのため、紅葉を見るためだけに万博記念公園に行ったとしても、1日飽きずに楽しむことができるでしょう。

秋には様々なイベントが開催

万博記念公園では、秋になるともみじ祭りや秋の入園無料デーなど様々なイベントが開催されます。
もみじ祭りの開催されている期間が紅葉のピークの時期なので、公式ホームページなどでもみじ祭りの開催日程を確認してから訪れることをおすすめします。


万博記念公園

■住所:大阪府吹田市千里万博公園1-1

■電話番号:0120-1970-89
■営業時間:9時30分から17時(入園時間は閉園の30分前まで)
■休館日:
毎週水曜日(水曜日が祝日の場合は翌日の木曜日)
※4月・5月ゴールデンウィークまで・10月・11月は無休
■料金:大人260円、小中学生80円
■アクセス:大阪モノレール「万博記念公園駅」または「公園東口駅」から徒歩約3分、大阪国際空港から約17分

猿に出会える?最高のマイナスイオンを浴びられる「箕面の滝」

自然を間近に感じ、マイナスイオンで日々の疲れをいやしたいという方には「箕面の滝」がおすすめです。
駅から少し距離がありますが、ハイキングコースとしても人気で、散策自体を楽しみながら向かうことができます。
箕面の滝はアクティブな方におすすめの観光スポットです。

滝へ行く途中で野生の猿に出会えるかも

箕面の滝には歩いて行きますが、ハイキングの途中運が良ければ野生の猿に出会えるかもしれません。
しかし、出会ったとしても野生の猿なので餌付けは控えましょう。
猿以外にも、鳥の鳴き声や川のせせらぎなど自然の音を聞きながら歩くと、自然を体全体で感じることができます。
普段自然とは無縁の生活を送っている人にとっては、新鮮な体験になるのでおすすめです。

毎年200万人が訪れる関西随一の紅葉の名所

箕面の滝は、関西随一の紅葉の名所と呼ばれており、日本の滝百選にも選ばれています。
毎年200万人もの観光客が訪れるほどの大人気スポットです。
最近では、滝と紅葉の組み合わせが人気を呼び、日本最大級のインスタ映えスポットとして若者からも注目を集めています。
日本人観光客とともに外国人観光客も多く、今後も増え続けていくと予想されています。

滝と紅葉のコラボレーション

箕面の滝の魅力は、なんといっても滝と紅葉の絶妙な組み合わせです。
幅5メートル・落差33メートルの大迫力の滝から流れ落ちる水と、その水しぶきによって発生する虹、そこに真っ赤な紅葉が加わって、とても日本的な美しい景観が出来上がります。
すぐ近くに都会があるとは思えないほどの大自然に囲まれた中で、思う存分マイナスイオンを浴びることができます。
そのため、秋の大阪観光スポットの中でも、有数の絶景スポットといえるでしょう。


箕面の滝

■住所:大阪府箕面市箕面公園

■電話番号:072-721-3014(箕面公園管理事務所)
■営業時間:24時間営業
■料金:無料
■アクセス:「箕面駅」から徒歩約40〜50分、大阪国際空港から箕面駅まで約30分

心も体もリフレッシュ!旅行の疲れをいやす「箕面温泉スパーガーデン」

「旅行をするとはしゃぎすぎて疲れてしまう」そんな人におすすめなのが、「箕面温泉スパーガーデン」です。
なんといっても広い温泉が魅力で、その上料理もサービスも充実していて、身体だけではなく心もリフレッシュすることができます。
1日中遊びまわった旅の疲れをいやすには、最高の観光スポットです。

関西屈指の良質温泉

箕面温泉スパーガーデンは、関西でも屈指の良質温泉といわれるほど、泉質の良い温泉が湧き出しています。
療養泉としても認可されており、別名「命の温泉」とも呼ばれるほどです。
その理由は、「ナトリウム」と「炭酸水素塩化物泉」の二つの泉質を源泉としており、美肌効果や神経痛、リウマチに効くなど様々な効果が期待できるからです。
老若男女万人に効く箕面温泉スパーガーデンは、大阪観光の締めにピッタリです。

箕面の滝の疲れをいやす

箕面温泉スパーガーデンは、箕面の滝のすぐ近くにあるため歩き疲れた体をいやすにはもってこいの場所にあります。
箕面の滝に行くには、箕面駅から徒歩で片道40〜50分をかかりますから、往復で1時間20〜40分ほど歩くことになります。
いくら景色が綺麗でいやされたといっても、肉体的には疲れてしまっています。
その身体の疲れをいやすために、箕面温泉スパーガーデンが箕面の滝のすぐ近くにある、といっても過言ではありません。
箕面の滝で溜まった疲れをいやすには、箕面温泉スパーガーデンは最適です。

天空の露天風呂から大阪の紅葉が一望できる

箕面温泉スパーガーデンの魅力は、天空の露天風呂から大阪の街を一望できることです。
箕面温泉スパーガーデンの屋上には、「天空ノ棚湯」や「月見ノ湯」と呼ばれる、大阪平野を一望できる露天風呂があります。
特に、秋の紅葉シーズンであれば、大阪のあちらこちらにある紅葉スポットを一望することができます。
お風呂に浸かりながら大阪の紅葉を一望できるスポットはここだけなので、心と体をリラックスさせたい方にはおすすめのスポットです。


箕面温泉スパーガーデン

■住所:大阪府箕面市温泉町1-1

■電話番号:0570-041266
■営業時間:10:00~22:00 (最終入場21:00)
■休館日:
■料金(夜間):大人平日:1,580円 土日祝:1,980円(770円)、小学生980円(520円)、幼児580円(320円)
■アクセス:「阪急箕面駅」から徒歩約3分、大阪国際空港から阪急箕面駅まで約25分

秋の大阪を食べ歩き!旬な食材を食べられる「黒門市場」

秋の大阪旅行でおすすめする最後の観光スポットは、「黒門市場」です。
黒門市場は、旬の鮮魚や野菜を扱っているお店が多く、「大阪の台所」と呼ばれています。台所といわれるとおり、プロの料理人を含む大阪市民の日常の買い物の場所ですが、観光客も多く訪れる観光スポットにもなっています。

カウンターで新鮮な食材をすぐに食べられる

通常の市場であれば、売られている商品を買うことしかできませんが、黒門市場では新鮮な食材をその場で調理して食べることができます。
ほとんどの店先にカウンターが用意されており、気軽に食べ歩きをすることが可能です。
新鮮な鮮魚や野菜をその場で調理して食べられる市場は、日本国内でもそう多くはないので、とても珍しい体験を秋の大阪で楽しむことができます。

駅近で店舗数が多い

黒門市場へは、最寄り駅の大阪メトロ日本橋駅から徒歩5分で訪れることができます。黒門市場はアーケードの下に設けられており、約150店舗もの店舗が軒を連ねています。
何を食べようかと迷ったり、新鮮な旬の食材を食べたいと思ったりしたら、迷わず黒門市場を目指しましょう。

マグロ解体ショーなどのイベントが開催

黒門市場では、マグロの解体ショーなどの普段は見られないイベントが不定期で開催されています。
不定期とはいっても、黒門市場のホームページなどには開催日時が掲載されるので、イベントを楽しみたい方はイベント開催日に合わせて黒門市場を訪れましょう。
マグロの解体ショー以外にも、豪華景品が当たるくじ引き大会を開催するなど、お客さんも一緒に楽しめるイベントが随時開催されています。
黒門市場に行って雰囲気を楽しむだけでも、思い出にできるでしょう。


黒門市場

■住所:大阪府大阪市中央区日本橋2丁目4番1号

■電話番号:06-6631-0007
■営業時間:店舗によって異なる
■料金:店舗によって異なる
■アクセス:「大阪メトロ日本橋駅10番出口」から徒歩約5分、大阪国際空港から大阪メトロ日本橋駅まで約1時間

まとめ

今回は、秋に大阪旅行をする際におすすめの観光スポットを5つ紹介しました。
今回紹介したのは、大阪の観光スポットのごく一部ですが、特に秋におすすめしたい観光スポットの中から厳選して紹介しました。
大阪にも紅葉を望めるスポットが数多く存在します。
秋の大阪旅行を忘れられない思い出にするために、今回紹介した観光スポットをぜひ訪れてみてください。