この夏、家族で旅行をするなら愛知県がオススメです!
羽田から飛行機を使えば1時間しかかかりません。程よい距離にある上、見どころは満点です。
海・川・山といった豊かな自然、雨の日でも楽しめる屋内施設、由緒正しい神宮などどんな旅行スタイルにも合うおすすめスポットがてんこ盛りです。
今回は、暑い夏にこそ行っていただきたい、愛知県の楽しくて涼める観光スポット6選を紹介いたします。

1.海に浮かぶアトラクション!
「ココナッツビーチ伊良湖」

子供と浮き輪、ビーチ

愛知県の南部にある渥美半島の先端にあるのが、南国ムード満点な「ココナッツビーチ伊良湖」です。
なんといっても魅力は、海に浮かぶ大きなアトラクション「ウォーターパーク」です。
トランポリンやシーソーなど、海の上とは思えない巨大な遊具に子どもから大人までみんなが楽しめます。
また、全長30メートルもある巨大な「ビーチスライダー」も話題です。高さ7メートル超なので迫力満点、滑り落ちる爽快感は堪りません。
海岸が東向きに広がっていますので、夕暮れ時にはサンセットが見られます。キレイな海に沈む燃えるような赤い夕日は、とてもロマンチックです。
ここにはパラソルやゴザ、浮き輪などのレンタルや、温水シャワーが用意されているので気軽に海遊びが楽しめます。
もちろん海の家も用意されています。目一杯遊んでお腹が減ったら定番フードで腹ごしらえもできます。
周辺には、メロン狩りやブルーベリー狩りを楽しめるスポットも充実していますし、メロンスイーツも各所でいただけます。


■ココナッツビーチ伊良湖

住所 愛知県田原市伊良湖町宮下
電話番号 0531-35-1198(伊良湖海水浴場運営委員会・期間中)
営業期間 7月初旬~8月末(予めご確認ください)
営業時間 10:00~16:00(ウォーターパーク・ビーチスライダー)
アクセス情報 中部国際空港セントレアより車で約150分、名古屋駅より車で約120分

2.清流で子どもと一緒に
アユのつかみ取り「湯谷園地」

アユのつかみ取り

景勝地として人気の鳳来峡を流れる宇連川に「湯谷園地」はあります。
宇連川は、湯谷園地がある辺りは板敷川とも呼ばれており、川底に板が敷き詰められているように見えるほど平らになっています。
夏休みにはヤナ場(アユを捕らえる大きな漁場)が設置されており、アユのつかみ取りを楽しめます。
捕まえたアユは、その場で塩焼きにしてもらえます。涼しげな川を見ながら食べるアユの塩焼きは、格別です。
駐車場からすぐの所に川遊びのポイントがありアクセスしやすい上、川の流れが穏やで子どもを遊ばせても安心です。
また、バーベキューも可能ですので器具と食材を持ち込めば、川遊びしながらバーベキューが楽しめます。
川沿いの高い位置には、線路が走っています。涼やかな川の流れと豊かな自然の中を走る電車は、とてもフォトジェニックな光景です。
この周辺には、他にも川遊びができるスポットや、風光明媚な観光スポットもありますので、愛知県の豊かな自然を思う存分満喫できます。


■湯谷園地

住所 愛知県新城市能登瀬上ノ段55-1
電話番号 0536-29-0829(新城市観光協会)
営業期間 夏休み期間中(予めご確認ください)
営業時間 8:00~18:00(駐車場)
アクセス情報 中部国際空港セントレアより車で約90分、名古屋駅より車で約85分

3.南アルプスを眺める愛知最高峰「茶臼山高原」

標高1,415メートルを誇る愛知県の最高峰・茶臼山の麓には、「茶臼山高原」が広がっています。茶臼山高原は、愛知県と長野県にまたがる自然豊かな高原で、標高が高いため真夏でもとても涼しく、愛知県屈指の避暑地になっています。
この高原からは、日本第2位の高峰・北岳を擁する南アルプスを望めます。その雄大な光景は、訪れた方の記憶に深く刻まれることでしょう。
また、茶臼山高原では、優雅な空中散歩ができる観光リフトや「やはず池」でのボート遊びなど様々なアクティビティを楽しめます。
大人気のゴーカートは子どもと一緒に楽しめますし、移動動物園では動物たちと触れ合えます。
マウンテンバイクやスポーツ用品、少し変わったスポーツ「マウンテンボード」などグッズのレンタルも充実しています。
暑い夏こそ、涼しい高原で目一杯身体を動かして遊びたいですね。
その他茶臼山高原では、涼しい環境の中でバーベキューを楽しむこともできます。機材はレンタルしていますので、食材だけ持ち込みましょう。
茶臼山高原は、星空観察のスポットとしても有名です。空気が非常に澄んでいるので、星空をキレイに見られます。
周辺には、宿泊施設も数多く用意されていますので泊まりがけで行き、昼はアクティビティを楽しみ、夜は星空をのんびり観察し、都会の喧騒を忘れてリラックスしましょう。

■茶臼山高原

住所 愛知県北設楽郡豊根村坂宇場字御所平70-185
電話番号 0536-87-2345
営業時間 9:00~16:00(グッズレンタル)
アクセス情報 中部国際空港セントレアより車で約120分、名古屋駅より車で約110分

4.島全体が大きな美術館「佐久島」

愛知県南部にある三河湾のちょうど真ん中に浮かぶ離島が「佐久島」です。
一色港から出ている定期船に乗り込み、船に揺られること20分で到着します。
佐久島には、信号機やコンビニなどがなく、総面積の80%以上が里山という自然豊かな島なので時間がゆっくり流れています。
その佐久島にはアートが至る所に散りばめられており、島全体が美術館のようになっています。
佐久島 おひるねハウス

特にオススメしたいのが、海を望むよう海岸に建てられた「おひるねハウス」です。
この「おひるねハウス」は、2010年公開の『名探偵コナン 天空の難破船』にも登場し、コナン君と怪盗キッドが腰掛けたことで有名です。
海と空とアートが融合するその風景に感動し、訪れた方の心に焼き付くことでしょう。
島内のそこかしこがフォトジェニックな景色なので、1日いても飽きることがありません。
港の近くには、レンタサイクルのお店があります。アート巡りを効率よくしたい方は、自転車を借りましょう。
また、佐久島は周囲を海に囲まれているので新鮮な魚介類も豊富ですし、豊かな自然が育んだ野菜も魅力的です。


■佐久島

住所 愛知県西尾市一色町佐久島
電話番号 0563-72-9607(西尾市役所 佐久島振興課)
営業時間 6:30~(定期船・1日7本)
アクセス情報 中部国際空港セントレアから一色港まで車で約40分、名古屋駅から一色港まで車で約60分、一色港より定期船で20分

5.巨大招き猫に出会える”やきもの”の街
「常滑やきもの散歩道」

常滑市は中部国際空港セントレアから伸びるセントレア大橋を渡ってすぐの街です。
常滑市は、古くから窯業が盛んに行われており、やきものの街として全国に名が知られています。
レンガでできた煙突など窯業で栄えた昔ながらの町並みが「常滑やきもの散歩道」として保存されており、人気の観光スポットになっています。
その中でも特に目を引くのが、招き猫生産日本一の常滑のシンボル「とこにゃん」です。とこにゃんは高さ3.8m、幅6.3mの巨大な招き猫。いつも常滑を見守っています。
常滑やきもの散歩道は、壁や地面が土管でできた土管坂や、国の重要有形民俗文化財に指定されている登窯など見所いっぱいです。
とこにゃんの近くには、焼き物でできた39体の招き猫が並ぶ「とこなめ招き猫通り」があります。これらの猫は常滑市の陶芸家39人が一体一体愛情を込めて手作りしたもので、陶芸家が御利益があるようにとの願いを込めて作られたそうです。
常滑では陶芸を見るだけではありません。各所で手びねりや電動ろくろを使った陶芸体験や吹きガラス体験などを行っています。愛知旅行の思い出を世界で一つ、自分だけの形にして持ち帰りましょう。

■常滑やきもの散歩道

住所 愛知県常滑市栄町
電話番号 0569-35-2033(陶磁器会館)
営業時間 9:00~17:00(陶磁器会館)
アクセス情報 中部国際空港セントレアより車で約15分、名古屋駅より車で約40分

6.世界最大のプラネタリウム「名古屋市科学館」

星空眺める様子

夏真っ盛りのうだるような暑さを感じたら、涼しい室内でのんびり星を眺めてはいかがでしょうか。
名古屋市の中心部にある「名古屋市科学館」には、世界最大のプラネタリウムがあります。
2011年にリニューアルされたこのプラネタリウムには最新機器が導入されており、デジタル映像で広大な宇宙を映し出せるようになっています。
星空は毎月テーマを変更しており、季節ごとの星空や旬な話題を学芸員がライブで解説してくれます。
もちろん、プラネタリウム以外の展示も充実しているので、子どもから大人まで楽しみながら科学のお勉強ができます。
名古屋市科学館の売りはプラネタリウムだけではありません。暑い夏にこそ行きたいのが「極寒ラボ」です。こちらの施設は、室温がマイナス30℃に設定され、オーロラを見ることができる日本初の展示室です。
オーロラの本場さながらの寒さに身を置きながら極地について学べば、暑さも吹き飛びます。


■名古屋市科学館

住所 愛知県名古屋市中区栄二丁目17番1号
電話番号 052-201-4486
営業時間 9:30~17:00
アクセス情報 中部国際空港セントレアより車で約40分、名古屋駅より車で約10分

7.その歴史は1900年以上「熱田神宮」

愛知県には、全国から人が集まる日本屈指のパワースポット「熱田神宮」があります。
ここには、日本神話に登場する三種の神器の一つ「草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)」が祀られています。
御祭神の熱田大神(あつたのおおかみ)は、皇室の御祖神と仰がれている非常に位の高い神様です。
かの織田信長公が桶狭間の戦いへ出向く際に戦勝を祈願し勝利を収めたことから、必勝祈願をされる方が多く訪れています。
また、五穀豊穣・子孫繁栄のご利益があると言われ、古くから日本三大神宮の一つとして信仰を集めています。
境内に足を踏み入れると、都会の中にあることを忘れるほどの静寂に包まれます。
生い茂った樹木の木陰から吹き抜ける涼やかな風は、真夏でもひんやりと心地よく感じます。
暑さでボーッとした頭を涼しい風が冷ましてくれ、心が落ち着いた状態で参拝ができます。
参拝した後は、近くにある商店街・熱田神宮商店街に立ち寄って下さい。
昔ながらの雰囲気が色濃く残った町並みは、写真撮影にはもってこいのスポットです。
商店街にはオシャレなパン屋さんやカフェがありますので、参拝後に少し休憩しましょう。
また、商店街の近くにある「きよめ餅総本家」では、熱田神宮参拝土産の定番となっている「きよめ餅」を販売していますので忘れずにチェックしましょう。

■熱田神宮

住所 愛知県名古屋市熱田区神宮1丁目1番1号
電話番号 052-671-4151(熱田神宮宮庁)
営業時間 参拝は24時間 7:00頃~日没頃(授与所)
アクセス情報 中部国際空港セントレアより車で約35分、名古屋駅より車で約20分

愛知県の旅行は、断然夏がオススメ!

愛知県は、暑い夏に訪れてこそ楽しめる観光スポットが盛り沢山です。
巷では「愛知県は、観光的な魅力がない」と言われていますが、そんなことはありません。
愛知県の中心名古屋市には、都会的な楽しみができる観光スポットが沢山ありますし、古来より信仰を集めている熱田神宮もあります。
愛知県東部には透き通った川や空気の澄んだ高原などの自然がありますし、愛知県南部にはビーチが沢山あり、船に乗れば離島旅行も楽しめます。
魅力満点の愛知県をまるごと楽しむには、アクティブに動き回れる夏がオススメです!