皆さんは今年の夏、どこか旅行に行く予定はありますか?
避暑地としては軽井沢や上高地が有名ですが、今青森県が夏の旅行先として人気なのです。
今回はそんな夏の青森県でオススメの観光スポットを5箇所ご紹介したいと思います。
空港名:青森空港
住所: 〒030-0155 青森県青森市大字大谷字小谷1番5号
電話番号:017-739-2000
公式HP:https://www.aomori-airport.co.jp/
青森駅~青森空港まで空港連絡バスで約35分
弘前駅~青森空港まで空港連絡バスで約55分
レンタカー・バス・タクシーが利用可能です。
青森空港の詳細はこちら⇒青森空港発着
ねぶたの家 ワ・ラッセ
ねぶたの家 ワ・ラッセの概要
ねぶたの家 ワ・ラッセは2011年に建てられた青森市文化観光交流施設です。
ねぶたの家 ワ・ラッセという名前は一般公募により決められたもので、最優秀賞と優秀作品に選ばれた二つを組み合わせて名付けられました。
ねぶたの家 ワ・ラッセには、青森県名物・ねぶた祭りで有名なねぶたの歴史や制作過程、実際にお祭りで使用されたねぶたなどが展示されており、1年を通じてねぶたについて学ぶことができる施設となっています。
毎年県内外からたくさんの人が、ねぶたを一目見ようと訪れています。
イベント情報
ねぶたの家 ワ・ラッセでは、毎月第2、4日曜日にエントランスでワ・ラッセ工房が開催されるなど、毎月様々なイベントが行われています。
このイベントでは、職員指導の下、金魚ねぶたや腰鈴、ねぶた面「暫」を作成することができます。
子どもから大人まで誰でも参加できる人気イベントです。
またコラボレーションイベントが行われることもあり、今年はBLUE TOKYOとのコラボレーションが実現しました。
来年ももしかすると何らかのコラボレーションが実現するかもしれません。
オススメの見所
ねぶたの家 ワ・ラッセ1階の「ねぶたミュージアム・ねぶたホール」では毎年実際のねぶた祭りで利用されたねぶたが展示されており、このねぶたには直接触れることもできます。
迫力のある本物のねぶたを目の当たりにすると圧倒されます。
また2階の「ねぶたミュージアム」では、ねぶたの歴史や制作風景などに関する展示があり、ねぶたについて学ぶことができます。
ねぶただけではなく、青森の街の変化や、ねぶたの題材の変遷も知ることができるなど、大変興味深いエリアとなっています。
施設内設備
ねぶたの家 ワ・ラッセの館内はとても広く、ねぶたの展示スペース以外にも様々な施設があります。
有料ですが誰でも利用できる貸室や、海を眺めながらゆったり食事ができる食堂等充実した設備があります。
また青森県の名物やねぶたの家 ワ・ラッセでしか買えない限定グッズなどを販売しているショップ「青森ふるさとショップアイモリー」も人気です。
ぜひねぶたの家 ワ・ラッセを訪れた際には立ち寄って、他では買えないグッズを手に取ってみてください。
住所 | 青森市安方1-1-1 |
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営業時間 | 9:00〜19:00 |
アクセス | JR青森駅から徒歩1分 |
公式HP | http://www.nebuta.jp/warasse/ |
問い合わせ | 017-752-1311 |
弘前公園
弘前公園の概要
弘前公園は青森県弘前市にある大規模な公園で、公園内には壮大な弘前城がそびえ立っています。
弘前城跡は国の重要文化財に指定されており、歴史ある古い公園ということで有名です。
そんな弘前公園は、日本の都市公園100選、日本の歴史公園100選、日本さくら名所100選に選定されています。
また弘前城は日本100名城、美しい日本の歴史的風土100選、人と自然が織りなす日本の風景100選、平成百景に選ばれています。
弘前城の歴史
弘前城の歴史は古く、初めて城が建設されたのは1603年だと言われています。
当時は弘前城ではなく鷹岡城と呼ばれていました。
青森のシンボル的な存在だった弘前城でしたが、明治維新により江戸幕府が倒れると、弘前藩は解体され、弘前城も政府が管理することになります。
その際、武芸所など遺構の一部は解体されてしまいましたが、天守や城門は保存されました。
公園として市民に解放されたのは1895年。
以後市民の憩いの場としてたくさんの人に愛されています。
オススメの散歩コース
弘前公園に行ったらまずは弘前城を見ることをオススメします。
オススメのコースは、三の丸にある櫓門・追手門から園内に入り、道沿いに歩き天守や門、橋、住宅跡を巡り最後に東門から園外に出るコースです。
途中休憩がてら武徳殿休憩所でお茶を飲みながら一服するのもいいかもしれません。
じっくり見て回ると大体2〜3時間かかります。
オススメの撮影スポット
弘前公園は景色が美しいことでも有名で、風景写真を撮ろうとする大勢のカメラマンが撮影スポットに集まっています。
夏の弘前公園でオススメの撮影スポットは天守閣から見る岩木山です。
岩木山は通称「津軽富士」と言われるほど美しい山で、天守閣に上ると岩木山の全容が望めますので、雄大な岩木山の写真を撮ることができます。
また夏の弘前公園では蓮池濠の蓮が一斉に花を咲かせます。
この花を見るためだけに訪れる人も大勢いるほど。きっと美しい写真が取れることでしょう。
住所 | 青森県弘前市下白銀町1 |
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営業時間 | 弘前城 9:00~17:00 |
アクセス | JR弘前駅から徒歩30分、車で10分 |
公式HP | https://www.hirosakipark.jp/ |
問い合わせ | 0172-35-1111 |
浅虫水族館
浅虫水族館の概要
青森県青森市にある浅虫水族館は県が運営する水族館です。
青森県内に生息する海中生物や世界中の珍しい生物を514種、約1万点飼育・展示しています。
天井まで魚が泳ぐ様子を見ることができるトンネル水槽や迫力満点のイルカショーが行われるイルカプール、生物と直接触れ合うことができるタッチプールなど大人から子どもまで楽しめる展示がいっぱいです。
人気がある水族館で、2014年に青森県の施設としては初めて累計来場者数1000万人を突破しました。
イベント情報
浅虫水族館ではイルカショーをはじめ毎日イベントが開催されています。
イルカショーは毎日4〜5回行われており、青森県の郷土楽器・津軽三味線や笛の音に合わせてイルカたちがパフォーマンスを披露します。
イルカやアザラシ、ペンギンなどのお食事タイムも毎日見学することができます。
生物たちは食事時ならではの表情を見せることもあるので、その愛らしさが病みになる人もいるようです
また不定期ですが水族館の水槽前で泊まることができるイベントや期間限定展示などが行われることもありますので、行かれる際は情報のチェックを忘れないでください。
限定グッズの紹介
浅虫水族館の館内にあるギフトショップ・デルフィーノには、ここでしか買えない限定商品が数多く取り揃えられています。
浅虫水族館のマスコットキャラクター・ここるのぬいぐるみやキーホルダーは特に人気です。
最近人気が急上昇しているのが「海鮮醤油皿」です。
一見普通の小皿ですが、醤油を注ぐとお皿に魚の絵柄が浮き出てくるというギミックが受けています。
1枚410円とお手頃なので浅虫水族館に訪れた際のお土産にしてはいかがでしょう。
住所 | 青森県青森市大字浅虫馬場山1−25 |
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営業時間 | 9:00~17:00 |
アクセス | 浅虫温泉駅から徒歩10分、JR新青森駅からバスで1時間 |
公式HP | http://asamushi-aqua.com/ |
問い合わせ | 017-752-3377 |
恐山
恐山の概要
恐山は青森県の下北半島の中央部に位置する山岳地です。
古くから死者の集まる土地と言われており、イタコの口寄せなども見られる神聖な山として知られています。
古くからの言い伝えが多い恐山ですが、風光明媚な温泉地でもあることから、毎年多くの観光客が訪れます。
恐山の見所
恐山は神秘的な雰囲気のある山で、ここのある建造物には死後の世界にちなんだ名前が付けられているものが多くあります。
恐山に向かう途中にかかっている橋のたもとには、「三途の川」という看板が立っています。
言い伝えによれば悪人にはこの橋が針の山に見え、向こう岸に渡れないと言われています。
さらに恐山街道の途中に水が湧き出ているところがありますが、この水は「冷や水」と呼ばれ、1杯飲めば10年若返るという言い伝えがあります。
恐山の境内には4つの温泉が整備されており、参拝者は自由に入浴することができます。
それぞれ違う効能を持つ温泉ですので、全て入浴するのがいいかもしれません。
オススメの絶景スポット
恐山は入山してからしばらくは岩場ばかりの殺伐とした風景が続きます。
しかし岩場地帯を抜けると、一気に見晴らしのいい場所に出て宇曽利湖畔を一望することができます。
ここは「極楽浜」とも呼ばれており、極楽浄土を連想させるほどの美しさがありますが、その美しさがかえって不気味に感じるという人も少なくありません。
恐山参拝の際この景色をお見逃しなく。
周辺の宿泊施設情報
恐山から一番近い宿泊施設は宿坊「吉祥閣」です。
こちらは宿坊ですので旅館やホテルなどとは違いお務めがありますし、消灯や食事の時間が定められているなど様々な制約があります。
しかし、制約があるといっても自由に過ごせる時間はあるので、あまり警戒する必要はないでしょう。
1泊12000円と少しお高めですが、館内の造りは豪華で、部屋も広く綺麗なので、割高には感じないはずです。
住所 | 青森県むつ市田名部字宇曽利山3-2 |
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営業時間 | 6:00~18:00 |
アクセス | むつ市よりバスで 35分 |
公式HP | https://simokita.org/sight/osore/ |
問い合わせ | 0175-22-3825 |
青森県立美術館
青森県立美術館の概要
青森県立美術館は青森市にある県が運営する美術館です。
「青森県の芸術を世界に発信する」というコンセプトの下、2005年に建設されました。
コレクションは個性豊かな青森県出身の画家の作品が多数展示されていますが、もちろん海外の有名作家の作品も展示してあります。
入館料は大人510円と手軽な値段で、団体で利用すればさらに割引されます。
コレクションの概要
先ほども触れましたが、青森県出身の作家の作品が多く展示されています。
棟方志功、関野凖一郎、斎藤義重、小野忠弘など日本でも著名な作家が多く、それぞれの個性が滲み出た作品を鑑賞することができます。
青森県出身作家の作品以外にも、シャガール、クレー、ピカソなどの世界的に有名な作家の作品もコレクションされています。
特に全長15メートルもあるシャガールのバレエ「アレコ」の舞台背景画は圧巻です。
イベント情報
青森県立美術館では毎年様々なイベントや展覧会が開催されています。
2019年夏に行われているイベント・展覧会としては「子どものための建築と空間展」が挙げられます。
この展覧会は、遊び場や学校など子ども達の生活の中心となる建築や空間の中から、独創的で先駆的なものを紹介する企画となっています。
また日によってはワークショップ「こどもアトリエ」も開催されています。
「こどもアトリエ」は、館内にある資材や自分で持ち込んだ材料を使って自由に楽しく芸術作品を作ろうというイベントです。
美術に興味のない子どもはたくさんいますが、青森県立美術館には子供も大人も楽しめる展示物やイベントが多数あります。
青森県立美術館の見所
個性豊かな展示物が多い青森県立美術館ですが、建物にも特徴があります。
青森県立美術館は建築家・青木淳によって建設されました。
青木淳は、美術館のすぐ近くにある三内丸山縄文遺跡からインスピレーションを得て設計した、と言います。
真っ白な壁や天井に対し、土をイメージして作られた床がシンプルながらどこか味わい深い雰囲気を醸し出しています。
外観も美しいので、展示物を見終えたら外から建物も見てみてください
住所 | 青森県青森市安田字近野185 |
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営業時間 | 9:00 – 18:00 (入館は17:30まで) |
アクセス | JR新青森駅から車・バスで10分 |
公式HP | http://www.aomori-museum.jp/ja/ |
問い合わせ | 017-783-3000 |
まとめ
ここまで夏に行きたい青森県のオススメ観光スポットについて解説してきました。
意外と知られていませんが、青森県の夏は涼しく、夏のアクティビティに最適です。
この記事を参考にして、今年は青森県で涼しくもホットな夏を過ごしてみてはいかがでしょうか?