milageplane

ANAマイルの使い道はいろいろありますが、なんといっても一番の魅力は特典航空券への交換ではないでしょうか?

ANA国内線の航空券は、最安で6,000マイルから交換ができますが、Webサイトだけでなく電話でも交換できます。

今回はANAマイルを特典航空券へ交換する際の電話での予約方法と、電話利用の注意点をまとめました。

ANA国内線の特典航空券の電話予約方法

phonemilage

ANAマイルを使って国内線航空券(特典航空券を含む)を電話で予約する場合、以下の状態別に電話をしてください。

ANAマイレージクラブ(AMC)一般会員の場合

AMC一般会員の場合は、ANAマイレージクラブ・サービスセンターへ電話してください。
表内のナビダイヤル、または各地の有料番号にかけましょう。

最初に自動音声の案内が流れるので、国内線の特典航空券の予約・変更などの選択番号1→2の順に押します。

なおフリーダイヤルはありません。

ナビダイヤル
(全国一律料金)
0570-029-767
東京 03-6741-6683
札幌 011-726-6100
大阪 06-7637-6673
名古屋 052-586-1717
福岡 092-731-5700
沖縄 098-867-4560
受付時間 8:00~20:00(年中無休)

海外からかけるときは、上記の電話番号の頭に81を付け、市外局番の0を抜いた番号にダイヤルします。
例えば、東京にかける場合は、81-3-6741-6683です。

ANAカード会員の場合

ANAカード(ANA一般カード・ANAゴールドカード・ANAカードプレミアム)を持っている方は、以下のANAカードデスクの専用電話にかけられます。

フリーダイヤル 0120-029-747 ※携帯電話からは利用できません。
ナビダイヤル
(全国一律料金)
0570-029-747
海外から
(有料)
03-6741-6684
受付時間 8:00~20:00(年中無休)

AMCプレミアムメンバーの場合

ANAマイレージクラブのプレミアムメンバーは、一般会員が使えるANAカードデスクに加えて、プレミアムメンバー専用のサービスデスクも利用可能です。

マイレージクラブ会員には、前年の利用状況に応じて「ダイヤモンド」「プラチナ」「ブロンズ」の3つのステータスが用意されています。
各ステータスの会員専用の電話番号があり、ANAウェブサイトへログイン後、マイメニュー内の“プレミアムメンバー専用デスク”で確認が可能です。

自動音声でお客様番号とAMCパスワード入力についての案内が流れ、この番号によって自動的にステータスごとの専用デスクに振り分けられます。

ダイヤモンドメンバーのデスクが混み合っていて、他のデスクの方が早く対応できそうな場合は、自身のステータスでない会員のデスクにつながるなどの例外もあるようです。

ANAカード会員とプレミアムメンバーはフリーダイヤルを利用できる上、一般会員と違い専用デスクに分かれているため電話がつながりやすいメリットがあります。

交換にはANAマイレージクラブのお客様番号が必要

ANAマイルを使った航空券の予約、特典の利用、マイルの清算など、各種の問い合わせ時には、本人確認のためにお客様番号が必要です。

お客様番号とは、ANAマイレージクラブカード表面に印字されている10桁の番号です。
ANAカードを持っている方は、クレジットカード番号と間違えないように注意してください。

ANAの各問い合わせ先に電話すると自動音声ガイダンスが流れ、お客様番号(10桁)とパスワード(4桁)を入力するよう指示があるので、プッシュ回線で打ち込みます。
番号がわからないときには、#を押すとオペレーターにつながりますが、やりとりの際にお客様番号を確認されるため、やはり事前に控えておくのが無難です。

ANAマイルを電話で利用する際のポイント

ANAマイレージクラブの利用により貯めたマイルは電話で交換・予約できますが、電話ならではの注意点も存在します。
Webからの利用とは異なるポイントを事前に確認しておきましょう。

一般会員は電話がつながりにくいことが多い

インターネット上ではANAのコールセンターへの電話がつながりにくいという問い合わせが多く見られます。

プレミアム会員の場合は、ほぼ待つことなくつながるようですが、一般会員の場合は会員数が多いため、何度かけてもつながらないことがあるようです。
特に、繁忙期や悪天候時などは、どうしても電話が集中してしまいます。

中でもつながりにくい時間帯は、お昼と終了時間直前です。

つながらないときは受付開始すぐを狙う

では、何時頃にかけたらオペレーターにつながりやすいでしょうか?
一般的には、午前中は午後よりつながりやすく、特に受付開始時間の直後がおすすめといわれています。

これは私自身も経験していて、実際にこうした傾向があるようです。

受付開始直後の次につながりやすいのは9時~11時です。
その後お昼に近づくにつれて回線が混雑します。

何度も続けて電話をかけるよりも、他のユーザーの利用が少ない時間帯に電話するのが得策です。

携帯認証サービスで入力を短縮できる

ANAのサービスデスクにて特典航空券の予約や会員情報の変更などを行う際は、口頭でお客様番号を伝える必要があります。

携帯認証サービスを利用すると、お客様番号の入力が不要になるのでおすすめです。

携帯認証サービスを使えば、マイレージクラブに登録した携帯電話番号(※日本国内の携帯電話番号のみ)から電話をかけることでお客様番号が自動認証されるため、番号とパスワードの入力がいりません。

携帯認証サービスを利用するには、ANAウェブサイトにログインし、マイメニュー→各種手続き→会員情報の登録・変更→携帯認証サービス登録で手続きをします。

なお、電話をかける際は“番号通知設定”になっていることを確認してください。

ANAマイルの利用に電話がおすすめなのはどんなとき?

ANAマイルを特典航空券へ交換したいときには電話でも申し込みが可能です。
そのほかにも、マイル関連の手続きに電話を利用した方がよい場合があります。

Webサイトでの申し込み後の変更

ANAマイルをWebサイト上で特典航空券に交換した後に、電話で日程変更ができます。

搭乗日と、予約している便と同区間のほかの搭乗便への変更が可能です。

搭乗者や区間を変更することはできないので、旅行計画そのものを変える場合は、予約をキャンセルしなければなりません。

その際は一旦特典航空券を払い戻してもらうことになります。

特典航空券の払い戻し

ANAマイルで交換した特典航空券の払い戻しは、全区間が未使用の場合に限り可能です。
ただし払い戻し手数料として3,000マイルがかかります。

手数料3,000マイルを差し引いた分のマイルを戻してもらえます。
一区間でも利用した特典航空券の払い戻しはできません。

往復特典航空券の場合、片道のみをキャンセルすることはできず、往復の予約すべてがキャンセルとなります。

一方、往路と復路を別々の特典航空券に変えた場合のキャンセルでは、それぞれに3,000マイルの手数料がかかり、合計で6,000マイル差し引かれます
この場合は別々の発券なので、片道のみのキャンセルは可能です。

Webサイトからも払い戻し手続きはできますが、電話利用の方が払い戻し申請に関して注意すべきことをオペレーターが説明してくれるので安心です。

詳しくは、以下を参照してください。
ANA国内線特典航空券 変更・払い戻し|ANA

旅程計画の相談

旅行に関する詳細な情報を持っているオペレーターとやり取りすると、新たなルートが見つかる可能性もあります。
自分で考えるよりも、アドバイスをもらうことでより良い旅行計画が立てられるかもしれません。

ANAマイルについて電話で問い合わせた際は、最適な旅程に役立つ情報を聞いてみるといいでしょう。

マイレージに関する細かな質問

パソコンやスマホの操作に慣れていない方は、電話でオペレーターに質問し、ANAマイルや特典航空券の不明点を解決すると安心です。

マイルの交換方法は、特に初心者にとっては戸惑いやすいほか、特典航空券以外の使い道もピンとこないことがあります。

特典航空券を含めて気になる点をオペレーターに聞ける電話なら、初心者でもANAマイルを有効活用できるでしょう。

上級会員でなくても複数の電話番号を利用できる上、電話での受付は年中無休なので、受付時間内であれば休日にも利用できます。

まとめ:ANAマイレージクラブのマイル交換は電話が便利

phonemilage-2

ANAマイレージクラブに関する手続きは、ウェブサイトだけでは解決できないこともあります。

電話ならITに不慣れな人でもとっつきやすいのでおすすめです。
つながらなくて困ったときは、複数ある別の番号にかけたり、時間帯をずらしたりしてみてください。

インターネットでの手続きは面倒だなと感じている方にとって、今回の記事がお役に立てれば幸いです。