ANAの予約番号や確認番号を忘れたときに、どうしたらいいか困ってしまうことがあると思います。
ましてや飛行機の搭乗時間が迫っていると、焦ってしまってさらに混乱してしまうのではないでしょうか?
そこで今回は、ANAの予約番号と確認番号を忘れたときの対処法や、番号がわからないときの国内線の搭乗方法について解説していきます。
初めてANAで予約するときや、各番号を忘れてしまったときの参考にしてみてください。
ANAの確認番号・予約番号とは?
ANAの国内線を予約して航空券を購入すると、「確認番号」と「予約番号」を受け取ります。この確認番号と予約番号には、それぞれどのような意味があるのでしょうか?
ANAの確認番号とは?
ANAの確認番号とは、国内線航空券を購入したときに受け取る9桁の番号のことです。
確認番号は、航空券の支払いが完了した画面にて一度しか表示されません。
万が一、確認番号を忘れてしまうと、搭乗するときや予約変更をしたいときに大変不便です。
とても重要な番号なので、ANAの航空券を購入したら、忘れないように必ず確認番号を控えておきましょう。
ただしANAの公式サイトからクレジットカードで購入した場合は、出発時刻の24時間前と2時間前にくるメールからも確認できます。
ANAの予約番号とは?
ANAの予約番号とは、国内線を予約したときに1区間ごとに設定される6桁の英数字です。
航空券番号の右横に記載されています。
確認番号と同様に、予約番号も重要な存在なので、忘れないように控えておきましょう。
まとめて複数名で予約した場合、一度の操作であれば同じ予約番号になります。
確認番号、予約番号が必要になるのはいつ?
ANAの確認番号と予約番号は以下の場合に必要となります。
確認番号 | 予約番号 |
---|---|
・搭乗
・予約の変更 ・航空券の受け取り ・払い戻し |
・予約の確認 |
確認番号は搭乗時に認証コードとして必要になるので、忘れてしまうと大変です。
搭乗するときまで忘れずに、大切に保管しておきましょう。
予約番号は、飛行機の予約を確認するときに必要となります。
この2つの番号を忘れてしまうと、搭乗、予約変更などの手続きをする際に手間がかかるので注意してください。
ANAの確認番号がわからないときの対処法
ANAの確認番号と予約番号がわからないというときや忘れたときは、以下の方法で対処することができます。
ANAの国内線の確認番号は、以下の手段で確認できます。
- 決済完了メール
- オンラインチェックイン開始のお知らせメール
- ANAウェブサイト
- 空港カウンター
メールやウェブサイトから確認できなければ、当日に空港カウンターで身分証明書などを提示の上確認することになります。
ANAウェブサイトから確認するときは、ANAマイレージクラブ会員の場合と、ANAマイレージクラブ会員以外の場合とで手続きが異なるので、注意が必要です。
ANAマイレージクラブ会員の場合の対処法
ANAマイレージクラブ会員がANAウェブサイトから確認番号を調べる場合は、以下の手順で行います。
- 会員メニューにログインする
- ANAウェブサイトのトップページ「予約確認・変更・購入」から予約詳細確認画面へ進む
- 「eチケット控」ボタンを押す
- 画面に表された「eチケットお客様控」に記載されている確認番号で確認する
会員になっている場合、チケット代の決済方法を問わずにメールやウェブサイトから確認が可能です。
ANAマイレージクラブ会員以外の場合の対処法
ANAマイレージクラブ会員ではない場合、決済方法によって確認番号の調べ方が変わってきます。
決済方法 | 確認番号の調べ方 |
---|---|
クレジットカード | ・各メール
・ANAウェブサイト(要クレジットカード番号) ・空港カウンター |
コンビニ払い | ・受領書やレシート
・空港カウンター |
その他 | ・空港カウンター |
クレジットカードで支払いをした人は、以下の手順で確認します。
- ANAウェブサイトトップページ「予約確認・変更・購入」へ進む
- 「eチケット情報」ボタンを押す
- 「eチケット検索」欄に名前・クレジット番号を入力し、検索する
- 「eチケット控」を押し、「eチケットお客様控」にある確認番号を確認する
コンビニで支払いをした場合は、レジで発行された取扱明細兼領収書もしくはレシートに確認番号が記載されているので、そちらで確認しましょう。
【会員・非会員共通】空港カウンターで調べる場合
クレジットカードとコンビニ以外の支払い方法を利用した場合は、ANAウェブサイトやレシートなどでは確認番号を確かめることができません。
この場合は、搭乗日の当日に出発地の空港で確認番号を確かめることになります。
空港カウンターにて本人確認が必要になるので、以下の公的書類を忘れずに持参しましょう。
- 運転免許証
- パスポート
- 健康保険証
- 住民票(発行から6ヶ月以内のもの)
- 区民証、市民証、町民証、村民証
- 年金手帳(基礎年金番号通知書)
- 身体障害者手帳・戦傷病者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳
- 在留カード
- 住民基本台帳カード(写真付きのもの)
- 個人番号カード(マイナンバーカード)(写真付きのもの)
- 船員手帳、宅地建物取引士証、無線従事者免許証
- その他公的機関が発行する免状・証明書
銀行振込などで支払った場合は、出発地の空港まで公的書類を持参しないと、確認番号を確かめることができなくなってしまいます。
手続きでは公的書類の番号を控えられたり、「航空券手続き確認書」に必要事項を記入する必要があったりします。
搭乗手続きに時間がかかるので、当日は時間に余裕を持って空港に行くようにしましょう。
リスクを避けたい人は、クレジットカード払いがおすすめです。
ANAの航空券を購入するときにクレジットカード払いを選択すれば、ANAウェブサイトで確認番号を確かめることができます。
ANAの予約番号がわからないときの対処法
ANAの予約番号は以下の方法で確認できます。
- 決済完了メール
- オンラインチェックイン開始のお知らせメール
- ANA電話窓口
メールが届かないときや削除してしまったときは、下記のANAのお問い合わせ窓口に電話して案内してもらうことができます。
お問い合わせ窓口の電話番号は、ANAマイレージクラブ会員と会員以外でそれぞれ異なるので注意しましょう。
窓口の受付時間はどちらも8:00~22:00まで(年中無休)です。
ANAマイレージクラブ会員の問い合わせ番号
ANAマイレージクラブ・ サービスセンター |
0570-029-767 |
---|---|
東京 | 03-6741-6683 |
福岡 | 092-731-5700 |
大阪 | 06-7637-6673 |
札幌 | 011-726-6100 |
名古屋 | 052-586-1717 |
沖縄 | 098-867-4560 |
ANAマイレージクラブ会員以外の問い合わせ番号
ANA国内線予約・ 案内センター |
0570-029-222 |
---|---|
東京 | 03-6741-8800 |
福岡 | 092-752-8800 |
大阪 | 06-7637-8800 |
札幌 | 011-726-8800 |
名古屋 | 052-586-8870 |
沖縄 | 098-861-8800 |
ANAの予約番号と確認番号だけで乗れる?
ANAの航空券を紛失または忘れてしまったら、予約番号や確認番号だけで乗ることはできるのでしょうか。
予約番号だけ知っている場合の搭乗方法
予約番号を知っているだけでは、ANAの国内線に乗ることができません。
予約番号は予約を確認するための番号であるためです。
ただし予約番号しかわからない状態でも、空港カウンターにて公的書類を提出すれば搭乗できます。
この場合は空港カウンターにて予約番号と公的書類を提示し、確認番号を調べることで搭乗が可能です。
先に予約番号を知っておく必要がありますが、メールではなく電話窓口で調べる場合、問い合わせ先や時間帯によってつながりにくいこともあるため、余裕を持って調べておきましょう。
予約番号のみでも公的書類によって本人確認ができれば搭乗可能となりますが、当日まで飛行機に乗れるかどうか不安を抱えたまま過ごすことになります。
確認番号がわからないと非常に不便なので、当日までしっかりと管理が必要です。
確認番号だけ知っている場合の搭乗方法
ANAの予約番号がわからなくても確認番号がわかっていれば、予約した飛行機に搭乗することができます。
確認番号は搭乗の際に必要な「認証コード」の一つです。
認証コードがわかれば、チケット自体を失くしてもチェックインや予約の変更が行えます。
確認番号のほかに、次の番号も認証コードとして利用可能です。
- 購入時に使ったクレジットカード番号
- ANAマイレージクラブ会員番号
確認番号など認証コードを自動チェックイン機で入力すれば、搭乗券の発券やチェックインができます。
ANAの搭乗券を再発行するには
カウンターや自動チェックイン機で発券した搭乗券を失くしてしまっても、ANAのeチケットがあれば再発行が可能です。
eチケットとは航空券の予約情報などを電子化したもので、確認番号もeチケットに記されています。
スマホを忘れてeチケットの確認も難しいのであれば、確認番号と身分証明書を空港カウンターで提示して再発行してもらいましょう。
まとめ:ANAの確認番号と予約番号は大切に管理しよう
ANAではeチケットでの管理が基本となっているため、予約番号や確認番号を忘れて空港へ行っても、公的身分証明書の提示をすれば予約した飛行機に乗ることができます。
万が一、予約番号や確認番号がわからなくなった場合に備えて、当日は運転免許証などの公的身分証明書を忘れずに持参しましょう。
ただ、空港カウンターにわざわざ並んで手続きせねばならず、手間がかかります。
無駄な手間を省くためにも、ANAの飛行機を予約・購入したら、予約番号や確認番号をきちんと控えておきましょう。