リーズナブルな料金と快適なサービスで人気のスカイマーク。
せっかく格安で航空券を買っても、チェックインや搭乗の時間に遅れると、かえって費用がかさんでしまいます。
この記事では、スカイマーク便に乗るには何分前に行動すればいいのか、チェックインや荷物の預け入れなどの各時間を徹底的にまとめました。
手続きの流れや遅れそうなときの対処法も知っておくと、快適な飛行機旅の実現に役立ちます。
何分前まで?スカイマーク搭乗タイムライン
スカイマークを利用する際、最も重要なのは時間管理です。
手続きごとに、以下のような時間制限が設けられています。
- チェックイン締切:出発時刻の20分前まで
- 荷物預け入れ:出発時刻の20分前まで
- 搭乗口への到着:出発時刻の15分前まで
飛行機は電車と違い、出発時刻ギリギリに空港に到着すると飛行機に乗れなくなってしまいます。
特に初めての空港や混雑期には時間に十分な余裕を持ち、早めに手続きを済ませておくと安心です。
スカイマークのチェックイン、何分前までにすべき?
スカイマークのチェックインは「出発時刻の20分前まで」に済ませなくてはなりません。
オンラインでチェックインできる航空会社もありますが、スカイマークは対応していないので、空港で手続きが必要です。
チェックインの締め切り時間に間に合うよう、受付時間の詳細や基本的な方法を知っておきましょう。
チェックインの受付時間
スカイマークでは、一部の空港以外で「出発当日の空港カウンターの営業開始時間から」チェックインを受け付けています。
20分前ギリギリに行くよりも、手続きできるタイミングで早めに済ませるのが得策です。
家族連れやグループで搭乗する場合は、メンバー全員が揃ってからチェックインしなければならないので、前もって準備しておきましょう。
各空港の営業開始時間は以下のとおりです。
空港名 | 営業開始時間 |
---|---|
羽田空港 | 5:00 |
新千歳空港 | 6:45 |
茨城空港 | 6:00 |
中部国際空港 | 4:45 |
神戸空港 | 6:00 |
福岡空港 | 6:00 |
長崎空港 | 6:30 |
鹿児島空港 | 6:00 |
那覇空港 | 6:00 |
下地島空港 | 11:15 |
上記空港以外となる「仙台空港」「奄美大島空港」では、出発時刻の2時間前からチェックインを受け付けています。
チェックインの方法
各空港にはチェックインカウンターと自動チェックイン機があります。
スカイマークに乗る際も、どちらかでチェックインを済ませてから搭乗口に向かいましょう。
基本的には自動チェックイン機のほうが早く手続きできるのでおすすめです。
特に繁忙期になると、チェックインカウンターは非常に混雑するので注意してください。
カウンターと自動チェックイン機のどちらで手続きする場合でも、「チェックイン用バーコード」「予約番号」のいずれかがあれば手続き可能です。
チェックイン用バーコードは、支払い先のコンビニや旅行代理店の控え、またはスカイマーク公式サイトの予約確認画面や案内メールなどに掲載されています。
画面を印刷して持参するか、スマートフォンの画面に表示させてチェックインしましょう。
照会番号は、申し込みをした旅行会社で発行される航空券引換え証などに記されています。
最後に、搭乗券を受け取ってチェックイン終了です。
スカイマークの荷物預けは何分前まで?
チェックインを済ませたら、必要に応じて荷物の機内預け入れ手続きを行います。
手荷物としてスカイマーク機内に持ち込めないものは、必ず預け入れが必要です。
荷物の預け入れ時間
スカイマークの荷物預け入れの時間は、基本的にチェックインの受付時間と同じです。
空港の営業開始時間から、出発時刻の20分前までに荷物を預け入れます。
ただし、以下の空港は出発時刻の2時間前からの受け付けとなります。
- 茨城空港
- 中部国際空港
- 長崎空港
- 鹿児島空港
- 仙台空港
- 奄美大島空港
仙台、奄美大島以外の空港は、チェックインと荷物預け入れの開始時間が異なるため、十分に注意してください。
なお、ペットや生鮮物を預け入れる場合は、どの空港からでも出発時刻の2時間前からしか手続きできません。
荷物の預け入れはチェックイン後にしかできないので、預け入れるものがある人はチェックインを済ませた流れでそのまま手続きするといいでしょう。
夏休みや年末年始などは混雑が予想されるため、遅くても出発30分前までを目安に預けるのがおすすめです。
荷物を預け入れる方法
スカイマークのカウンターまたは自動チェックイン機で手続きを済ませたら、預け入れ荷物用の手荷物タグが発行されます。
預け入れる荷物の取っ手にタグをつけ、バゲージカウンターで預け入れてください。
スカイマークでは、荷物1個の大きさが50cm×60cm×120cm以内で、荷物の合計重量が20㎏までなら、何個でも無料で預け入れができます。
客席に持ち込める手荷物は、ハンドバッグなどの身の回り品のほかには、大きさ40cm×25cm×55m、重さ10㎏以内の荷物1個だけですから、持ち込み手荷物と機内預け入れ荷物とを上手に分けてパッキングしましょう。
スカイマークの搭乗口へは何分前まで?
チェックインや荷物の預け入れが済んだら、保安検査場から搭乗口に向かいます。
最後の検査が待っているので、スカイマーク便に乗り遅れないように早めに行動しましょう。
搭乗口の締め切り時間
スカイマークでは、出発時刻の15分前までに搭乗口に到着していなければなりません。
保安検査場で危険物の持ち込みがないかどうかのチェックを受け、問題なければそのまま保安検査を通過しますが、異常などがあれば時間がかかってしまいます。
特にお盆や年末年始などの繁忙期のほか、利用者の多い早朝便や日中便、夕方便の出発に合わせて混雑する傾向です。
なかでも羽田空港は利用する人が多いので、時間に余裕を持って到着するようにしましょう。
保安検査場を通る方法
スカイマークでは、保安検査場をスムーズに通過するにあたって、金属探知機の通過前に身の回りの金属製品を取り外すよう推奨しています。
スマホやアクセサリー、小銭も対象となるので、すぐに出したり外したりできるよう準備しておきましょう。
確認を求められたら速やかに提示するなど、検査に協力することで搭乗手続きがより円滑になります。
スカイマークに乗る場合、空港への到着は何分前まで?
空港へは、出発の約1時間前には到着するのが一般的です。
チェックインや荷物の預け入れといった手続きの時間だけでなく、空港内の移動時間、イレギュラーがあったときの余裕を含めると、最低でも1時間前には着いておきましょう。
また状況別に最適な時間は変わってくるので、スカイマークに乗る際は、以下のシーンごとの時間も目安にしてください。
荷物が多いほど早く着いておく
スカイマークの国内線を利用する際は、預け入れる荷物が多いほど時間に余裕を持っておくのが原則です。
荷物を預ける場合は有人カウンターでの手続きが必要になるため、荷物がない状態よりも時間がかかります。
少なくとも、以下の時間を目安に空港に到着しましょう。
- 預け入れ荷物が少ない:出発の1時間〜1時間30分前
- 預け入れ荷物が多い:出発の1時間30分〜2時間前
預け入れ手続きはもちろん、たくさんの荷物を持って空港内を移動するのにも時間がかかります。
広い空港ほど骨が折れるので、ギリギリの行動は禁物です。
繁忙期は余裕を持って着いておく
年末年始、ゴールデンウィーク、お盆などの繁忙期は、通常よりも空港が混雑します。
このような時期は、通常より30分以上余裕を持って行動するのが鉄則です。
たとえば年末の帰省で預け入れ荷物の多い状態なら、2時間〜2時間30分前には空港に着いておきましょう。
繁忙期には空港内だけでなく、空港までの道のりも混雑が予想されます。
万が一の交通遅延にも対応できるよう、時間が余るくらいのプランを組むのがおすすめです。
早朝便なら前泊も考える
スカイマークの早朝便に乗る場合、空港の場所によっては前泊も視野に入れましょう。
例えば、出発時刻が6時45分の「羽田発札幌(新千歳)行き703便」に乗るなら、6時25分までにチェックインを済ませておかなければならないので、混雑具合やアクセス方法にもよりますが、遅くとも5時45分には羽田空港に到着していなければなりません。
その時間から逆算すると、3〜4時台など、電車やバスが走っていない時間帯に出なければならない可能性が高いため、羽田空港近隣のホテルに前泊したほうが無難になります。
特に小さな子供のいる家族連れや、遠方から人が集まるグループ旅行などは、出発当日慌てないために前泊が必須です。
スカイマーク便に遅れそう!対処法は?
スカイマーク便に遅れそう、遅れてしまった。
こんな場合は、焦らずに次の対処法をとりましょう。
スカイマークに電話する
チェックインの締め切り時間に遅れそうだと思ったら、スカイマークに電話をして、遅れる可能性がある旨を伝えてください。
併せて、予約番号、預け入れる荷物の有無、空港への到着予定時刻、自分の電話番号も伝えましょう。
電話をしたからといって、締め切り時間を延長して待っていてくれるわけではありませんが、対処法を提案してもらえます。
いちばん良くないのが、何もしないことです。
無断で遅刻したのと、事前に連絡があったのでは、対処が変わります。
遅れそうだと思った時点で、とにかくスカイマークの連絡先へ連絡しましょう。
- スカイマーク予約センター:0570-039-283
- 営業時間:8:00~20:30(年中無休)
便を変更する
スカイマーク便の出発時刻に間に合いそうにない場合、後続の便に変更するのも有効です。
出発前であれば、インターネットからでも便の変更ができます。
ただし、スカイマークの運賃種によっては変更できないものもあり、新たに予約の取り直しが必要です。
運賃種による対応の方法は、以下のように変わります。
運賃種 | 対応 |
---|---|
変更できる運賃:出発前 | 手数料なしで便を変更可能 |
変更できる運賃:出発後 | 新たに予約し直す。既存予約は要手数料で払い戻し可能 |
変更できない運賃:出発前 | 新たに予約し直す。既存予約は要手数料で払い戻し可能 |
変更できない運賃:出発後 | 新たに予約し直す。既存予約は払い戻し不可 |
変更可能な運賃で出発前なら、手数料なしで便の変更ができます。
遅れそうだと感じた時点で早めに手続きしましょう。
また、電車やバスの遅延や運休などやむを得ない事情で遅れる場合は、その電車やバスの運休証明書や遅延証明書を取得して、空港カウンターか予約センターに申し出てください。
手数料なしで全額払い戻し、または搭乗便の変更ができます。
台風や大雪など悪天候が原因の場合も同様です。
払い戻してらう
出発便に間に合わず、便の変更も行わないのであれば、早急にスカイマークに連絡して払い戻しを受けましょう。
便変更ができる運賃種のときと同じく、払い戻しに必要な手数料も運賃種によって以下のように変わります。
運賃種 | 払い戻しに必要な手数料 |
---|---|
変更できる運賃:出発前 | 払戻手数料500円 |
変更できる運賃:出発後 | 取消手数料1,500~5,000円+払戻手数料500円 |
変更できない運賃:出発前 | 取消手数料4,000~6,000円+払戻手数料500円 |
変更できない運賃:出発後 | 払い戻し不可 |
予約変更できる運賃であれば、遅刻した際の便の変更や払い戻しにも柔軟性が生まれます。
なお天候や交通機関の影響で乗り遅れた場合など、自己都合以外の理由であれば、運賃種に関係なく手数料なしで払い戻しや搭乗便の変更が可能です。
まとめ:スカイマークでのチェックインは余裕を持って
スカイマークのチェックインは、出発時刻の20分前が締め切りです。
受付時間は空港ごとに異なるので、利用空港の営業時間を確認して計画するのがおすすめです。
スカイマークなどの格安航空会社は、少ない機体で運航スケジュールを回しているため時間に厳しく、チェックインに1分遅れただけでも飛行機に乗れなくなるといわれています。
余裕を持って旅行プランをたてるほか、万が一遅れそうなら、早めにスカイマークに連絡してできる限りの対応をしましょう。