JALのアプリを活用しよう！予約やチェックインの方法、予約が表示されないときの対処法も解説

JALには、いつものフライトをより便利・快適にするさまざまなアプリがあります。
航空券の検索から予約・オンラインチェックインができるものから、マイルを効率よく貯めたりフライト時間が楽しくなったりするものまで、バラエティー豊かです。

一方、「アプリの種類が多すぎてわからない」「使い方が難しいのでは」という不安もつきもの。

そこでこの記事では、代表的なJALのアプリの種類と特徴、予約やオンラインチェックイン時の使い方まで、初めてでも迷わず使うための情報をまとめました。

JALのアプリとは？主な種類と特徴

JALには、予約・搭乗手続き・マイル管理・機内サービスなど、用途ごとに複数の公式アプリがあります。
アプリごとの特徴や機能を知っておくと、適切に使い分けが可能です。

まずは代表的な6種類を以下にまとめました。

アプリ名	主な用途	主な機能
JALアプリ	予約・搭乗管理	空席照会、航空券予約、運航情報、オンラインチェックイン、モバイル搭乗券、通知、機内Wi-Fi
JALマイレージバンクアプリ	マイル管理・決済	マイル残高確認、JAL Pay支払い、搭乗実績、キャンペーン確認
JAL FLIGHT FUN！	機内エンタメ	機内Wi-Fi、撮影フレーム、MAP
JALカードアプリ	カード管理	利用明細、特約店検索、クーポン、キャンペーン情報
モバイルJMB WAONアプリ	電子マネー・マイル	WAON支払い、WAON管理、チャージ、マイル付与
JAL Wellness & Travel	健康管理・マイル	歩数記録、マイル付与、JAL LIFE Status プログラム

航空券の予約、フライト当日のチェックイン、マイルの管理や蓄積ができるものまで、さまざまなアプリが用意されています。

なかでも実用性や利便性の高い4つのアプリを詳しくみていきましょう。

JALアプリ

JALアプリは、JALに乗るなら必須と言えるメインアプリです。

以下のように、飛行機に乗るときに必要な手続きのほとんどがJALアプリで完結します。

JALアプリとJMBの会員情報を紐づけておけば、航空券の予約→予約内容の確認→当日のチェックインまで、1つで完結する点が大きなメリットです。

手続きの流れに合わせた機能がしっかり集約されているため、JALを頻繁に使う人から初めて乗る人まで、幅広いユーザーにおすすめできます。

家族分の搭乗券をまとめて管理できたり、運行状況などの最新情報が確認できたりするのも便利で、多彩なシーンで活躍するでしょう。

JALマイレージバンクアプリ

マイラーであれば必須と言ってもいいのがJALマイレージバンクアプリです。

効率的にマイルを貯めたり管理したりしたいユーザーは重宝します。

マイルがいくら貯まっているか、失効間近のマイルがどれくらいあるのかなど、JALマイルに関する情報をアプリから確認できます。

年に数回しか乗らないとうっかり失効してしまいがちですが、アプリで管理しておけば使いそびれるなどの失敗を回避可能です。

アプリからはJAL Payの利用もでき、200円で1マイル貯まるため、普段の買い物でコツコツ貯めたい派にもおすすめできます。

JAL FLIGHT FUN！

JAL FLIGHT FUN！は、機内で過ごす時間を楽しむためのアプリです。

予約や手続きには関わりませんが、機内時間が長い人には意外と人気で、以下のような特徴があります。

アプリから簡単にJALの機内Wi-Fiに接続でき、インターネットを楽しむことができます。

アプリ自体にも、オリジナルの撮影フレーム、空港やお土産の情報が閲覧できるMAP機能が搭載されているため、フライト中に退屈しません。

「富士山どっち」というサービスを開くと、希望の路線がフライト中どちらの座席から富士山が見えるかを確認可能です。

フライト時間を有意義に過ごしたい方は、飛行機に乗る前にインストールしておきましょう。

JALカードアプリ

JALカードを利用している人向けのアプリで、カードの管理やJALカード特約店の検索が可能です。
航空券の予約とは直接関係しませんが、次のような特徴があります。

アプリにログインしておけばMyJALCARDへのアクセスが簡単になり、ショッピングマイルの確認やキャンペーンへの参加がスムーズです。

位置情報機能をオンにしておくと、今いる場所の付近にある特約店が検索できます。
アプリ限定のクーポンが使えるお店も検索対象なので、会員特典をフル活用したい方におすすめです。

JAL公式アプリではできないこと、それが「他社の航空券をまとめて比較すること」です。

格安航空券モールなら、出発地・到着地・日付を入力するだけで、JALを含む最大10社の航空券を一度に比較可能。
最大約88％オフの航空券や空席状況がすぐにわかります。

LCCもまとめて検索することで「実はもっと安い便があった」という見落としを防ぎ、最安値での購入に役立ててください。

予約から確認まで！「JALアプリ」の使い方

JALアプリは、検索・予約・チェックイン・搭乗券の表示までを一つにまとめた、JAL利用者にとって最も重要なアプリです。

ここではアプリの代表的な使い方である、

の3つについて解説します。

予約・確認するには？

JALアプリの予約は「予約/空席照会」から、予約内容の確認は「予約確認」のボタンから行います。

・予約の方法
予約/空席照会からは希望路線や出発日、座席の種類などを選んで「検索する」を押すと、候補が一覧されるので「空席あり」のボタンを押して運賃の選択肢を表示させましょう。
希望の運賃をタップすれば、詳細が表示され、会員またはゲストとして予約を続けられます。

・予約確認の方法
予約確認については、アプリにログインして予約情報を取得するか、取得ボタンから姓名や予約番号などを入力して表示させてください。

いずれもJAL会員になりログインしておいたほうが使い勝手がいいため、無料で会員登録をしておくのがおすすめです。

オンラインチェックインするには？

JALアプリからは、国内線・国際線ともにオンラインチェックインが可能です。

具体的な手順をチェックしておきましょう。

国内線と国際線で若干表示が異なる可能性はありますが、予約内容の画面からチェックインを示すボタンを探して操作を進めます。

搭乗当日は、このモバイル搭乗券を保安検査場と搭乗口で提示してください。

国内線は操作が少なく簡単ですが、国際線はパスポート情報の確認など項目が増えるため、早めに手続きしておくほうが安心です。

なお、国内線では条件を満たせば「タッチ＆ゴー」の対象となり、チェックインの手続きそのものが不要になる場合もあるため、あらかじめ予約確認の画面でチェックしておきましょう。

機内Wi-Fiにつなぐには？

JALアプリから機内Wi-Fiに接続する方法は以下のとおりです。

スマホの設定からWi-Fiをオンにした際、ネットワークの「Japan Airlines」または「JAL-Wi-Fi」を選んで接続することも可能です。

いずれの方法でもポータルサイトが立ち上がるようになっているため、ポータルサイトの画面で接続を完了させます。

機内Wi-Fiは天候や飛行ルートによって接続が不安定になる場合がありますが、途切れてもWi-Fi設定画面から再接続を試してみましょう。

JALアプリのトラブルQ&A

JALアプリは便利ですが、「予約が出てこない」「チェックインできない」など、利用者がつまずきやすいポイントがいくつかあります。

ここでは問い合わせが多い代表的なトラブルを整理し、まず確認すべきことと、原因・解決策までをまとめました。

予約したはずの情報が表示されないときは？

JALアプリで最も多いトラブルが、「予約したのに旅程が出てこない」というものです。
表示されない場合は、まず次の原因ではないか確認しましょう。

主な原因	主な対策
JMBお得意様番号でログインしていない	ログインしてから確認する
旅行会社のパッケージツアーの予約である	旅行会社のメールなどで確認する
海外の都市設定で予約している国内線の旅程を確認しようとしている	JALのWebサイトや問い合わせで確認する

JALアプリはJMBお得意様番号の情報と予約情報を紐づけて取得するため、ログアウト状態だと反映されません。
必ず会員登録とログインを行い、情報を連携しておきましょう。

JALの航空券ではあるものの、JAL以外の旅行会社で予約したパッケージツアーについては、JALアプリでの表示対象外です。
この場合は旅行会社の旅程メールなどで管理する必要があります。

また、シンガポール→東京→札幌のような、国際線で予約した国内線を含む旅程については、国内線の情報が表示されないため気を付けてください。

うまく予約が完了できないときは？

予約操作が途中で止まってしまう、支払い画面でエラーになるなどのケースは、いくつかの原因が考えられます。

主な原因	主な対策
クレジットカードのエラー	クレジットカードの本人認証を事前に済ませておく、誤入力や期限切れではないか確認する
アプリのバージョンが古い	アプリを最新バージョンに更新する
アクセスが不安定	通信環境の見直しや混雑する時間帯を避ける

予約時の支払いエラーで予約が完了しないケースは多く、特にクレジットカード利用時は注意が必要です。

このうち、本人認証サービス（3Dセキュア）の未登録が原因のエラーであれば、カード会社に直接確認しなくてはなりません。

アプリのバージョンが古かったり、通信環境が悪かったりすると、予約が正常に完了しないことがあります。

アプリは常に最新バージョンを使用するほか、混雑しやすい時間帯やタイミングを避けて利用することも大切です。

オンラインチェックインできないときは？

オンラインチェックインができない場合、理由は主に「システム的に不可能」か「情報不足」のどちらかに分類されます。

主な原因	主な対策
必要情報が不足している	パスポート情報・緊急連絡先など、未入力項目をすべて埋める
チェックイン開始前である	出発24時間前から手続きをする
特別な手続きが必要な予約（乳幼児連れ、車いす利用など）	オンラインチェックイン対象外のため、空港カウンターで手続きする

特に国際線ではパスポート情報などが必要になるため、国内線よりも余裕を持って操作しましょう。

一方、早すぎてもオンラインチェックインの時間になっていない可能性があります。
国際線で24時間前からの対応なので、数日前から操作しないように注意してください。

そのほか、特別な手続きが必要な予約はオンラインチェックインができない可能性があります。
車いすの利用やサポートを希望する予約の場合、空港カウンターで問い合わせましょう。

これも便利！JALのアプリ関連サービス

JALの提供するアプリだけでも予約から搭乗まで十分便利になりますが、たまにしか乗らない人にとってはアプリをインストールすると持て余す、ということもあります。

そんな人は、スマホにある既存のアプリや機能が活用できるJALのサービスをチェックしておくと、アプリをインストールしなくても搭乗手続きをスムーズにすることが可能です。

サービス名	対応端末	何ができる？
Wallet（旧Passbook）	iOS	モバイル搭乗券を保存・表示ができ、スムーズに提示できる
Googleウォレット	Android	モバイル搭乗券の保存・表示ができ、スムーズに提示できる
おサイフケータイ向けタッチ＆ゴー	Android	端末をかざすだけで保安検査場を通過できる

iOSとAndroidにはそれぞれ、モバイル搭乗券を保存しておけるアプリがあり、いずれもJALのWebサイトから登録しておけます。

ウォレットであればほかの用途にも使えるため、JALアプリをインストールするほどではないという人にもおすすめです。

Androidのおサイフケータイ対応端末であれば、おサイフケータイに情報を登録するだけでタッチ＆ゴー機能が使えます。

スマートフォン専用ページにアクセスして登録しておけば、スマホの電源を切っていてもタッチ＆ゴーで搭乗でき、急いでいる人にとってはありがたい機能となるでしょう。

まとめ：便利なJALアプリで搭乗をスムーズに！

JALには複数の便利なアプリがあり、使い分けることで搭乗をスムーズにしたり、マイルを効率よく貯めたりできます。

中でもJALアプリは航空券の検索から予約、チェックイン、搭乗券の表示までを一つにまとめられる実用性の高いアプリです。

スマホに入れておくだけでさまざまな手続きの簡略化につながるので、旅程管理を効率化したい人は、JALアプリを中心に活用するとよいでしょう。

航空券の価格はタイミング次第で大きく変わり、早割も席数が限られているため、迷っているうちに値上がりしてしまうことは珍しくありません。

格安航空券モールなら、最大10社の国内線を約10秒で検索でき、早割・LCCを含めた最安値を逃さず把握できます。

公式アプリだけでは難しい他社の一括比較に対応するため、本当に安い一社で予約可能。

購入後の変更可否も表示されるため、うっかり条件を見落として後悔する心配も不要です。