当日出発の格安航空券はいつまでに購入したらいい

一般的には、航空券は購入する時期が早ければ早いほど安くなります。しかし、急な予定で出発当日に航空券を購入する場合も、格安航空券を買うことは可能です。今回は、搭乗日の当日でも購入できる格安航空券について紹介します。また、当日の格安航空券を購入する際の流れや注意点、メリットやデメリットについても調べました。

格安航空券は当日でも購入できる?

航空券は、出発日が近くなるほど普通運賃に近い価格になって高くなります。国内線の場合、ANAやJALは75日前から予約ができるため、航空券を安く買うなら早めの予約が必要です。しかし、インターネット購入が普及したことで、当日になっても格安航空券を手に入れることができるようになりました。

急に出かけなければならなくなった時、ましてや飛行機を使って移動しなければならなくなったら、何かとお金がかかります。出発当日に購入しても、安く航空券を手に入れられる方法を知っておくと便利です。

当日購入できる格安航空券とは

当日購入できる格安航空券とは

格安航空券にはたくさんの種類があり、それぞれ利用するに当たっての条件や割引率が異なります。たとえば、搭乗日の一定期間以前に予約できる早期購入割引、いわゆる「早割」は割引率の大きさが魅力です。
一方、当日購入できる航空券にも割引のあるものがあり、それには大きく分けて次の4パターンがあります。

変動型運賃のLCCで空席があった場合

LCCは、大手航空会社(レガシーキャリア)よりも運賃が安くてお得なので、出発当日でも安いチケットを購入することができます。しかも、LCCは変動型運賃という運賃システムを取り入れており、空席が多いほど値段が安くなるため、当日でも空席が多い便なら運賃が安いことがあります。

レガシーキャリアはカウントダウン運賃という仕組みを取り入れており、こちらは空席の有無にかかわらず、搭乗が近付くにつれて値段が高くなります。そのため、割引が利用できなければ出発当日の購入は普通運賃となり、非常に割高です。

LCCの変動型運賃なら、出発当日の購入でも空席が多ければ安くなるため、閑散期の平日などはかなり安い価格で航空券が手に入ることもあります。また、同じ日のフライトでも時間帯によって空席率が異なるため、時間に余裕があれば、全ての時間帯の便をチェックするのがおすすめです。

航空会社各社の年齢割引が適用できる場合

レガシーキャリアの各航空会社は、シニア割引やU21など年齢によって割引く制度を設けています。中には搭乗日当日にしか購入できないなど、各航空会社で条件を定めていますが、対象年齢に当てはまる場合はお得な料金で利用することができます。年齢割引を利用する際には、年齢が確認できる身分証明書の提示が必要です。

【12歳以上22歳未満が利用できる割引】

スカイマーク U21直前割
ソラシドエア 予約ができるヤング割

【12歳以上25歳以下が利用できる割引】

ANA スマートU25
JAL スカイメイト
エアドゥ AIRDOスカイメイト
スターフライヤー スターユース

【60歳以上が利用できる割引】

スカイマーク シニアメイト1
エアドゥ DOシニア60

【65歳以上が利用できる割引】

ANA スマートシニア空割
JAL 当日シルバー割引
エアドゥ 当日シニア65
ソラシドエア 65歳からのシニア割
スターフライヤー スターシニア

株主優待を利用する場合

出発当日に航空券を購入する場合、最もお得なのが株主優待です。スターフライヤーなどのレガシーキャリアにはありますが、LCCにはこの制度はありません。株主優待なら搭乗日当日に購入しても25%から50%の割引が受けられるため、株主優待券を手に入ることができれば非常にお得です。

株主ではない一般ユーザーが優待券を手に入れるには、金券ショップを利用するのがおすすめです。金券ショップで株主優待券を購入する金額を差し引いても、株主優待の割引率の高さは魅力です。当日の購入で安く航空券を手に入れたいという方は、購入前にまずは金券ショップをチェックしてみるといいでしょう。

往復割引やビジネスきっぷを利用する場合

往復割引やビジネスきっぷを利用するという方法でも、通常の価格より安く購入することができます。

ビジネスきっぷとは、JALとANAが販売している割引運賃プランです。各航空会社のクレジットカードを所持していることが条件で、往復割引よりもお得です。区間にもよりますが、15%から37%程度の割引になります。また、ビジネスきっぷは出発時刻前のキャンセルは取消手数料が無料なので、当日ぎりぎりの予定変更でも430円の払戻手数料だけでキャンセルすることができます。

往復割引の割引率は高くありませんが、出発当日に誰でも購入できる割引チケットです。航空会社によって割引率は異なりますが、だいたい10%から20%程度の割引が受けられます。

出発当日の格安航空券が買えるのはいつまで?

出発当日の航空券の購入期限は、搭乗する航空会社によって異なりますが、国内線の場合は出発時刻の1時間前までというところがほとんどです。最もギリギリに購入できるのがJALで、出発の15分前まで購入することができます。ただし、航空券が購入できても、搭乗手続きや荷物預け入れの時間が必要になります。当日に搭乗券を購入する際は、手続きの時間も考慮して、ある程度余裕をもって購入するようにしましょう。

格安航空券を当日購入する時の流れ

格安航空券を当日購入する時の流れ

格安航空券を当日購入する方法は大きく分けて3つあります。それぞれの方法のメリットとデメリットについてまとめました。

空港で直接購入する

空港にある航空会社のカウンターで直接購入するパターンです。直接空港に行き、航空会社のカウンターやWEBチェックインの機会で購入手続きを行います。メリットは、航空会社のスタッフと直接やり取りできるため、購入手続きがスムーズで質問しながら購入できるという点です。

しかし、空港に行くまでチケットの確保ができないという点は大きなデメリットです。最悪の場合、空港に行っても空席が見つからない可能性もあります。空港で直接購入する方法は、他の方法で航空券を探して、どうしても見つからなかった場合の最終手段にするべきでしょう。

各航空会社のホームページで購入する

各航空会社のホームページでも、航空券を購入することができます。パソコンやスマートフォンから24時間アクセス可能なので、移動中でもスマートフォンで購入できるほか、急な予定変更にも対応しやすいのがメリットです。自分で航空会社を選んで最適なフライトを探す手間があるのがデメリットですが、使いたい航空会社が決まっているなら、こちらの方法がおすすめです。

格安航空券サイトで購入する

格安航空券サイトでは、お得な航空券を多数取り扱っています。搭乗日当日でも購入できる航空券も販売しているので、当日買える一番お得な航空券を探すなら格安航空券サイトを使用するのが最適な方法です。各航空会社のチケットを比較して一番安い航空券を選べるのは、格安航空券サイトを使う大きなメリットです。デメリットは特にありませんが、航空券によってはキャンセル不可のものもあるので注意が必要です。

出発当日の格安航空券を見つけるコツ

出発当日の格安航空券を見つけるには、いくつかコツがあります。いつ急な予定で航空券が必要になるかわかりません。いざという時に備えてお得な航空券をスムーズに探せるように、出発当日の格安航空券の見つける方を知っておきましょう。

レガシーキャリアより、LCCが狙い目

LCCの認知度はだいぶ高まってきましたが、まだまだ世間一般では、レガシーキャリアを選ぶ人の方が多いのが現実です。JALやANAなどの大手航空会社で空席が見つからなくても、LCCなら当日買えるお得な席が残っていることがあります。LCCならもともとの航空券の値段がレガシーキャリアより安いので、搭乗日当日の航空券でも安く購入できます。普段はJALやANAにしか乗らないという方も、当日の航空券を探す時は、LCCをチェックしてみてはいかがでしょうか。

可能であれば乗り継ぎにするなど条件を変えて検索する

長距離のフライトで直行便の航空券が見つからない時は、ルートを変えて検索したり、乗り継ぎ便にしてみたりすると見つかるかもしれません。また、行きと帰りで航空会社を変えるなど、フレキシブルに条件を変更すると、お得なチケットが見つかる可能性は高くなります。さらに、同日の複数の時間帯で検索してみると安いチケットが見つかることもあります。

連番でチケットが見つからなくても、1人ずつで探すと見つかることも

搭乗日が近付くほど空席が少なくなるので、連番の席は取りづらくなります。グループで搭乗する場合は、連番の席にこだわらず、1人ずつチケットを探すのがおすすめです。バラバラの席になってしまいますが、安い航空券が見つかる可能性はぐっと高まります。

出発当日の格安航空券の購入は運次第

航空券の値段が最も安いのは発売直後の空席が多い時期です。搭乗日が近くなり、空席が少なくなると、値段はどんどん高くなります。しかし、値段が高くても、繁忙期や人気の高い路線は完売してしまうことがあります。そのため、出発当日に格安航空券が手に入るかどうかは、完全に運次第です。空席がない便でも出発直前にキャンセルが出る可能性があるので、空港でキャンセル待ちをすることもできます。往路に空席があれば搭乗日当日でも往復割引などを利用して安く購入できるので、最後まであきらめずにさまざまな手段で航空券をチェックしましょう。

さらにお得な格安航空券は早めの予約が必要

さらにお得な格安航空券は早めの予約が必要

格安航空券は、購入した時期や利用するプランによって割引率は大きく変わります。同じ航空会社の格安航空券でも、出発当日に購入したものと発売直後に購入したものでは、早く購入した方が断然安くなります。やむを得ない事情で出発当日に航空券を購入せざるを得ない場合以外は、できるだけ早く予約するのが、安い航空券を手に入れるベストな方法です。LCCはセールを行うことがありますので、日頃から航空会社の情報をチェックしておくといいでしょう。

格安航空券サイトなら、その時点の最もお得な航空券を比較することや最新情報をチェックすることが手軽にできます。出発当日の格安航空券の検索だけでなく、早めに予約する際も便利です。お得な値段で航空券を探すなら、格安航空券サイトを賢く活用しましょう。