年末年始やクリスマスなどイベント事が多い冬。祝日が多く冬休みもあるので、旅行の計画を立てる人は多いのではないでしょうか。今回紹介する栃木県には、冬ならではの雪まつりやイルミネーションを楽しめるスポットがたくさんあります。初詣におすすめの場所や冬にぴったりの栃木のグルメも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

世界遺産のパワースポット「日光東照宮」で初詣!

日光東照宮_陽明門_栃木
「日光東照宮」は、世界遺産「日光の社寺」の中でも最も有名な神社です。徳川家康が祀られていることでも知られており、豪華絢爛で色彩豊かな建造物や「見ざる、言わざる、聞かざる」でお馴染みの三猿の彫刻など見所がたくさんあります。雪が降った後であれば、色鮮やかな建造物が雪景色に映え、一層美しくなると評判です。また、施設内にはカフェが併設されている宝物館や美術館もあり、天候に左右されず楽しむことができます。
そんな日光東照宮は、風水と陰陽道の手法を駆使して造られていることから日本屈指のパワースポットと言われていますので、初詣におすすめのスポットとして人気を集めています。元旦の午前0時から2時半頃までは、商売繁盛や厄除開運、身体健全などを祈願する「新年特別祈祷祭」が行われます。一年の始めに世界遺産のパワースポットで開運祈願してみてはいかがでしょうか。
なお、周辺には同じく世界遺産「日光の社寺」として登録されている「日光山輪王寺」、「日光二荒山神社」があります。日光二荒山神社では元旦に御神酒(地酒)の無料授与があり、日光東照宮とあわせての参拝もおすすめです。

【住所】〒321-1431 栃木県日光市山内2301

【電話番号】0288-54-0560
【営業時間】4月-10月 9時-17時、11月-3月 9時-16時
【アクセス】日光駅からバスで7分、西参道にて下車

冬ならではの絶景!日本三名瀑「華厳の滝」の氷瀑

日光華厳の滝_雪景色_栃木
「華厳の滝」は日光周辺の数ある滝の中でも一番有名な滝で、一年を通してたくさんの観光客が訪れます。エレベーターで行ける観瀑台からは滝壺を間近で見ることができます。落差97メートルの迫力ある滝が目の前の滝壺に落ちていく様子は圧巻です。
その雄大さから「日本三名瀑」の一つとされている華厳の滝ですが、冬場は水しぶきが凍りつき氷瀑となります。その神秘的な美しさは、毎年多くの観光客を魅了しています。
また、歩いて10分の距離には、周囲を美しい山々に囲まれ青く透き通った湖面を見せる「中禅寺湖」があります。冬の澄んだ空気の中、湖畔を散歩するのもおすすめです。湖畔にはカフェ「HOUSE
TOKI」があります。散策に疲れたら、中禅寺湖を眺めながら温かいコーヒーやラテを飲んで休憩してはいかがでしょう。

【住所】〒321-1661 栃木県日光市中宮祠

【電話番号】0288-55-0030(華厳滝エレベーター)
【営業時間】3月-11月 8時-17時、12月-2月 9時-16時半
【アクセス】JR・東武日光駅より東武バス中禅寺温泉行き乗車約40分、「中禅寺温泉」バス停下車徒歩約5分

1000個を超えるミニかまくらのライトアップは必見!「かまくら祭」

「かまくら祭」は、湯西川温泉の周辺で毎年開催されている雪まつりで、今年で27周年を迎える栃木の冬を代表するイベントの一つです。中でも日本夜景遺産に認定された幻想的なミニかまくらのライトアップは、とてもロマンチックと評判です。地元の方が作ったミニかまくらの一つ一つにロウソクが入れられていて、期間中は日没後に毎日点灯されます。
また、開催地である湯西川温泉は1573年開湯という歴史ある温泉です。平家の落人が壇ノ浦の戦いから逃げ落ちて、湯西川温泉で傷を癒したといわれているため、祭りのメイン会場の「平家の里」では、湯西川の歴史や平家の落人の暮らし振りなどを見学できます。
他には、かまくらの中でバーベキューやご当地グルメを楽しめるサービスも人気で、雪と氷でできたかまくらの中で熱々の料理を楽しむという貴重な体験ができます。周辺にはそり滑りや雪遊びが楽しめる「水の郷スノーパーク」があり、大人も子どもも一日中遊び尽くせます。
なお、湯西川温泉は美肌の湯としても有名で、温泉地全体で100以上の露天風呂があります。「かまくら祭」を楽しんだ後は由緒ある温泉で日ごろの疲れを癒してみてはいかがでしょうか。

【住所】〒321-2601 栃木県日光市湯西川1042

【電話番号】0288-78-1222 (道の駅湯西川内かまくら祭担当)
【営業時間】9時-21時
【アクセス】湯西川温泉駅から日光交通ダイヤルバス湯西川温泉行きで約20分終点下車すぐ※沢口河川敷会場までは徒歩約10分

「氷の彫刻」に冬の花火大会も!「湯元温泉雪まつり」

「湯元温泉雪まつり」は、奥日光に降った豊富な雪を活かして湯元の夜を明るくするために始められたお祭りで、期間中は様々なイベントが開催されます。
その中でも、繊細な「氷の彫刻」を堪能できる全日本氷彫刻奥日光大会「スノーファンタジア」は、人気のイベントの一つです。作られた彫刻は大きなかまくらの中に展示され、夜間にはライトアップされます。制作段階を見学することも可能で、全国から選抜された職人たちが氷彫刻を作る姿を間近で見ることができます。また、日本夜景遺産「ライトアップ夜景遺産」に認定されたイベント「雪灯里」も必見です。全部で約800個ある高さ40センチメートルほどのミニかまくらの壁にロウソクが灯されており、幻想的な世界を楽しむことができます。
他にも「湯元温泉雪まつり」では、日本では珍しい冬の花火大会「湯ノ湖湖畔花火大会」が開催されます。雪原を幻想的に彩る冬の花火は雪国でしか見ることができない絶景です。冬の澄んだ空に鮮やかな花火が打ち上げられる様子をぜひ楽しんでください。

【住所】〒321-1662 栃木県日光市湯元

【電話番号】0288-62-2570 (奥日光湯元温泉旅館協同組合)
【営業時間】「スノーファンタジア」は期間中の日没-21時まで
【アクセス】JR・東武日光駅より東武バス湯元温泉行バス乗車約75分、湯元温泉下車徒歩5分

雄大な自然に囲まれた「鬼怒川温泉」で冬の「おこもりステイ」

鬼怒川温泉は、深い渓谷沿いにある関東有数の大型温泉地です。川岸に建つ旅館やホテルは、鬼怒川や日光連山などの自然美を見渡せる客室や雪景色を楽しめる露天風呂などが充実しています。
そんな鬼怒川温泉で冬におすすめしたいのが、宿泊施設で思う存分のんびり過ごす「おこもりステイ」。中でも、旅館「栂の季(つがのき)」は温泉街から少し離れた豊かな自然の中に立つ旅館で、冬のおこもりステイを満喫するのにおすすめの宿です。和モダンでスタイリッシュな客室や、露天風呂付の客室が多い上、貸し切り露天風呂や岩盤浴、エステなどのリラクゼーション施設も充実していることから、女性客やカップルに人気があります。他にもオリジナルの「グラスアクセサリー」の創作体験や、雑誌や漫画などが読めるブックライブラリーなどもあるので、旅館内だけで十分旅行気分を満喫することができます。
もう一つ紹介したい旅館が、74平方メートルの広さを誇る客室が自慢の「山楽」です。5、6人で泊まっても十分な広さがあるため、グループや家族で滞在してもゆったりくつろげます。すべての部屋から眼下を流れる鬼怒川を見渡すことができます。また、冬場は雪をかぶった美しい山々を見ることができるので「おこもりステイ」にぴったりです。食事は部屋食でプライベートな空間の中で楽しむことができ、家族旅行の思い出作りにもおすすめです。グループで盛り上がることができるカラオケルームがある他、サウナやエステなどのリラクゼーション施設も充実しています。

【住所】
〒321-2522 栃木県日光市鬼怒川温泉大原1438-1(栂の季)

〒321-2522 栃木県日光市鬼怒川温泉大原1060(山楽)

【電話番号】0288-77-0002(栂の季)、0288-76-2211(山楽)
【アクセス】鬼怒川温泉駅から東部ダイヤルバスで6分(栂の季)、鬼怒川温泉駅から徒歩約10分※無料送迎あり(山楽)

首都圏最大級のスキー場「ハンターマウンテン塩原」でウインタースポーツを満喫!

高原地帯が多く関東一寒いと言われている栃木県は、ウインタースポーツのメッカとして有名で、スキーやスノーボードなど様々なアクティビティを楽しめるスポットがたくさんあります。その中でも、「ハンターマウンテン塩原」は、最長滑走距離3000メートルを誇る首都圏最大級のスキー場で、山頂からは雄大な景色を見渡せます。
コースは全12種類あり、初心者から上級者まで安心して滑られるようになっています。また、そり滑りやスノーチュービングが楽しめるキッズパークや、託児所・キッズルームも完備されているので、小さな子ども連れの方も安心です。他にも、レストランや軽食が食べられるスタンド、ファーストフード店も充実しています。ハンターマウンテンで一番大きなレストラン「ビッグアップル」では地元の食材である「那須三元豚」を使ったダブルチャーシュー麺を味わうことができます。
「ハンターマウンテン塩原」は首都圏からのアクセスが良く、日帰りのバスツアーもあるので気軽に訪れることができる魅力的なウインターリゾートです。なお、周辺には塩原温泉郷があり、スキーやスノーボードの後に温泉を楽しむこともできます。

【住所】〒329-2922 栃木県那須塩原市湯本塩原字前黒

【電話番号】0287-32-4580
【営業時間】8時-16時半
【アクセス】那須塩原駅から日帰りシャトルバスまたはタクシーで約60分

ライトアップされた世界中の建築物は必見!「東部ワールドスクエア」

東武ワールドスクエアは、世界の遺跡や有名建築物が25分の1の縮尺で再現されているミニチュアパークです。園内はアジアゾーン、ヨーロッパゾーンなど6つのゾーンに分けられており、ピラミッドやエッフェル塔、タージマハルなどの世界の有名観光スポットが本物そっくりに再現されています。その再現率はとても高く、例えばギリシャのパルテノン神殿が本物の大理石で造られていたり、展示物の周りの木々や盆栽の約99%が本物の木を使用していたりと、随所にこだわりが感じられます。
そんな「東部ワールドスクエア」では、冬季のみ閉園時間を延長して夜間にイルミネーションが実施されています。昼とは全く違う雰囲気を楽しめるため、イルミネーション開催期間に訪れると園内を2倍楽しむことができます。見所は、ライトアップされたスカイツリーなどの有名建築物や、台湾ランタン、全長102メートルのイルミネーションアーチなどで、世界の名所や様々なオブジェがカラフルな光に包まれます。
また、雪の日は現実では決して見ることができない貴重な景色を見ることができます。雪化粧したカンボジアのアンコールワットやエジプトのスフィンクスは必見です。ぜひ冬場に訪れてみてください。

【住所】〒321-2522 栃木県日光市鬼怒川温泉大原209-1

【電話番号】0288-77-1000
【営業時間】夏期(3/20-11/30)9時-17時、冬期(12/1-3/19)9時半-16時 ※イルミネーションを除く
【アクセス】東武ワールドスクエア駅下車すぐ
(東武線浅草駅から東武ワールドスクウェア駅まで特急列車で約2時間)
(JR新宿・池袋・大宮から東武ワールドスクウェア駅・鬼怒川温泉駅まで
直通列車で約2時間。鬼怒川温泉駅からバスで5分。)

日本一の輝き!光と花を楽しめる「足利フラワーパーク」

「足利フラワーパーク」は100,000平方メートルの広大な敷地面積を誇るフラワーパークで、アメリカのCNNが選んだ「世界の夢の旅行先10ヶ所」に日本で唯一選出された人気の観光スポットです。園のシンボルである大藤4本と80m
におよぶ白藤のトンネルは、栃木県の天然記念物に指定されています。
そんな足利フラワーパークでは、毎年10月末ごろから園全体をイルミネーションで彩る「光の花の庭」が開催されます。2017年には「ハウステンボス光の王国」、「さっぽろホワイトイルミネーション」と共に「日本三大イルミネーション」に認定されました。また、夜景観光コンベンション・ビューローが主催する「イルミネーションアワード」で4年連続イルミネーションランキング1位となり、一層注目を集めるようになりました。
約500万球のイルミネーションで彩られたパーク内にはたくさんの見所があります。イルミネーションの演目の一つ「奇跡の大藤」は、咲き始めから満開、そして舞い散るまでをストーリー仕立てで表現してあり、見る人々に感動を与えます。その他、水鏡効果で光の量を2倍に感じられる「みんなの地球」や、光と花で彩られたフラワーキャッスルなど、見所満載のイベントとなっています。

【住所】〒329-4216 栃木県足利市迫間町607

【電話番号】0284-91-4939
【営業時間】土日祝15時半-21時半、平日15時半-21時(光の花の庭)
【アクセス】JR両毛線「あしかがフラワーパーク」より徒歩3分

ショッピングや食事からイルミネーションまで楽しめる!「那須ガーデンアウトレット」

那須ガーデンアウトレットは、リゾート型のショッピングモールです。ファッションやスポーツ・アウトドアなどの用品を扱うアウトレット店の他に、那須の特産品やお土産などが買えるマーケットもあり、アウトレット品以外の買い物も楽しめます。
施設内は緑に溢れた開放的な造りとなっており、子どもが無料で遊べるキッズガーデンや、ドッグカフェを併設した広大な敷地のドッグランなど、買い物しなくても楽しめるようになっています。レストランやカフェも多く、那須の食材を使ったメニューが好評な「那須Kitchen&Table」、素材にこだわったメニューを楽しめる「チーズガーデン」などが人気です。
また、冬場は夜になると「光の演奏会」をテーマにした約20万球のイルミネーションが灯ります。クリスマスツリーに見立てた高さが約10mあるレインランディーの木は、1万球のカラフルな光で美しく彩られ、クリスマス気分を盛り上げます。また、施設内を流れる小川は、水面にロイヤルブルーの光が反射し、ロマンチックな雰囲気を演出しています。
昼間の買い物から夜のイルミネーションまで一日中楽しめる「那須ガーデンアウトレット」は、冬の栃木のおすすめ観光スポットです。

【住所】〒329-3122 栃木県那須塩原市塩野崎184-7

【電話番号】0287-65-4999
【営業時間】10時-19時 ※季節・曜日により変動あり
【アクセス】JR那須塩原駅西口より無料シャトルバスで約8分(平常時)

定番の「餃子」からちょっと変わった郷土料理まで!冬におすすめの栃木グルメ

最後に、冬にぴったりの栃木グルメをおすすめの店と共に3つ紹介します。
栃木県にはたくさんの名物グルメや郷土料理がありますが、一番有名なのが定番の「餃子」です。栃木の餃子というと焼餃子が有名ですが、寒い冬にはほっこり優しい味の水餃子がおすすめです。
そんな栃木でおすすめの餃子のお店が「正嗣」です。50年続く餃子の名店で、ビールもライスも置かず焼餃子と水餃子のみの取り扱いながら、毎日行列ができる大人気店です。しっかりとした味の具材と主張しすぎない皮が絶妙にマッチしていると評判の「正嗣」の餃子をぜひ試してみてください。

【住所】〒320-0026 栃木県宇都宮市馬場通り4-3-1

【電話番号】028-622-7058
【営業時間】営業時間 平日 11時半-14時半ごろまで ※テイクアウト16時ごろまで
※人材不足のため土日はテイクアウトのみ

二番目に紹介するのが、栃木県日光の名産品「日光湯波」です。日光湯波は、京都の湯葉の2培の厚みがあって、歯ごたえが良く食べ応えもある、寒い冬におすすめのグルメです。市内には高級な懐石料理店から気軽に楽しめる定食屋までたくさんの湯波料理店があります。
そんな日光湯波をカジュアルに食べられるお店として人気なのが「日光ゆば遊膳」です。伝統的な日光湯波を定食感覚で気軽に食べることができ、味も確かと評判のお店です。日光東照宮や日光山輪王寺から徒歩5分とアクセスも良好なので、日光の社寺を観光する際にぜひ訪れてみてください。

【住所】〒321-1432 栃木県日光市安川町1-22

【電話番号】0288-53-0353
【営業時間】11時30半-15時まで
【アクセス】JR那須塩原駅西口より無料シャトルバスで約8分(平常時)

耳うどん_栃木
最後に、「耳うどん」という少しユニークな郷土料理を紹介します。「耳うどん」は「悪魔の耳」になぞらえた耳の形をしたうどんで、お正月に食べると家の話を悪魔に聞かれることがないため、一年間悪いことが起こらないと言われています。このように魔除けの意味合いがある「耳うどん」ですが、モチモチの食感のうどんが美味しいと評判で、観光客にも人気が出てきています。
そんな「耳うどん」の名店として有名なのが「野村屋本店」です。明治40年創業の老舗で、メディアなどでも多数紹介されています。定番の「耳うどん」はもちろん、カレー煮込み耳うどんやグリーンカレー耳うどんといった個性的なアレンジメニューも楽しむことができる人気店です。

【住所】〒327-0023 栃木県佐野市相生町2819

【電話番号】0283-22-0396
【営業時間】平日11時-19時15分
土日祝11時-19時半
第4水曜11時-14時半
定休日 毎週木曜日(祝祭日は営業)

>まとめ

冬の栃木旅行におすすめの観光スポットは、いかがでしたでしょうか。自然豊かな栃木県は氷瀑や雪景色など、冬ならではの景観を楽しめる観光スポットが数多くあります。また有名な温泉地やイルミネーションスポット、冬におすすめのグルメも多く、見所は尽きません。ぜひ一度冬の栃木に足を運んでみてください。