三重県には、紅葉狩りや芸術鑑賞、スポーツにグルメなど、秋にやりたいことを全部叶えてくれるスポットが盛りだくさん!
言わずと知れた有名スポットから話題の新施設まで、お出かけのベストシーズンに行きたい観光地を厳選して紹介します。

最寄りの空港:中部国際空港

住所:〒479-0881 愛知県常滑市セントレア1丁目1番地
電話番号:0569-38-1195
公式HP:https://www.centrair.jp/

中部国際空港(セントレア)~津(なぎさまち)まで高速船で約45分
高速バス・電車・タクシー・レンタカーが利用可能です。

中部国際空港(セントレア)の詳細はこちら⇒中部国際空港発着

紅葉×ロープウェイの絶景!秋の御在所岳

御在所岳_三重県
秋と言えば、真っ先に思い浮かぶのが「紅葉」です。
三重県には、ちょっと珍しい紅葉スポットがあります。
鈴鹿山脈のほぼ中央に位置する御在所岳は、登山愛好家にも人気の山で、三重県有数の紅葉スポットとして知られています。山頂へ向かうロープウェイに乗ると、眼下に紅葉が見られ、優雅な空中散歩が体験できます。
ふもとには温泉街があり、時間を忘れてゆったりと過ごすことができる気持ちいい場所です。

足元に広がる、秋色のグラデーション

御在所岳のロープウェイは、御在所岳のふもとから山頂を結んでいます。
通常紅葉は見上げて鑑賞しますが、御在所ロープウェイに乗るとゴンドラから紅葉を見下ろす形で紅葉を楽しめるので、いつもとは一味違う紅葉狩りができます。
ロープウェイが進むにつれて、徐々に色づいていく紅葉の美しさに思わずうっとりしてしまいます。
ロープウェイで往復すると、上りと下りで違った見え方になるのも注目ポイントです。

紅葉の見ごろは10月下旬

紅葉は、山上エリア・中腹エリア・ふもとエリアの順で進んでいきます。
それぞれのエリアの見ごろは、山上エリアが10月中旬~下旬、中腹エリアが10月下旬~11月中旬、ふもとエリアが11月中旬~下旬となっています。
ただし、11月頃になると山上エリアは落葉し、冬山の様相を見せるようになります。
秋の旅行で行くなら、全てのエリアに色とりどりに染まって美しいグラデーションが見られる、10月下旬がベストシーズンです。

ふもとの温泉でホッと一息

ロープウェイの旅を満喫したら、ふもとにある湯の山温泉でリラックスしましょう。
湯の山温泉は、女性に嬉しい効能が多く、美肌になれると評判です。
美人の湯とも呼ばれている名湯でもあるので、御在所岳に訪れた時はぜひ立ち寄ってください。
一帯にはたくさんの温泉旅館やホテルがあり、宿泊だけでなくランチや日帰り入浴を受け付けているところもあります。
紅葉と一緒に、秋の味覚を味わったり、温泉に浸かったりするのも、秋の三重県のオツな過ごし方です。

■住所:三重県三重郡菰野町湯の山温泉

■電話番号:059-392-2261
■営業時間:9:00〜17:30(冬季9:00〜16:30)
■定休日:不定休
■アクセス:近鉄湯の山温泉駅より三交バスで10分

レトロモダンな建築美!六華苑

六華苑は、桑名市にある明治~大正時代を代表する名建築で、国指定重要文化財・名勝に選定されています。
鹿鳴館を設計したジョサイア・コンドルが手掛けた建物で、洋館と日本家屋が一続きになった造りが特徴的。
建物の中も外も見所が盛りだくさんで、三重県の“文化の秋”に浸れるスポットです。
大河ドラマ「いだてん」の撮影にも使われた場所なので、聖地巡礼として訪れるのもいいでしょう。

洋館はどこを写しても写真映え

シャビーシックなブルーの洋館の中は、部屋ごとに異なる家具やシャンデリアが使われています。
遥か昔の時代に作られたと思えないほど華やかで上品な雰囲気が漂い、思わずカメラを向けたくなります。
意匠を凝らした建物を隅々まで見学して、建築家のこだわりを感じてみてください。
洋館のモダンなたたずまいは、結婚式の前撮りに使われることがしばしばありますので、観光に来て気に入ったら、晴れの姿を撮影する舞台に選んでもいいでしょう。

気持ちが引き締まる日本家屋へ

平屋の日本家屋は、畳敷きの廊下と板張りの2種類の廊下が長く伸びているのが印象的。
凛とした空気に、思わず背筋が伸びるようです。
窓からは広々とした日本庭園が見え、和の雰囲気にとても癒されます。
この庭園も国の名勝に指定されており、座った時に最も美しく見えるように造られています。
歩いたり座ったりして、いろいろな角度から鑑賞しましょう。

あの大河ドラマのロケ地としても!

六華苑は、東京オリンピックをテーマにした大河ドラマ「いだてん」のロケ地として、たびたび撮影に使われました。
放送終了後も「いだてん」ファンが多く訪れる、聖地巡礼スポットです。
明治・大正期の雰囲気をイメージしたファッションで訪れれば、タイムスリップしたかのような気分を味わえます。
ドラマの登場人物になりきって、とっておきの一枚をカメラに収めてください。

■住所:三重県桑名市桑名663-5

■電話番号:0594-24-4466
■営業時間:9:00~17:00(最終入苑は16:00)
■定休日:月曜定休(祝日の場合は営業、翌平日休)
■アクセス:桑名駅より三交バスで4分、「田町」で下車後徒歩10分

アートもカフェも買い物も!BANKO archive design museum

BANKO archive design museumは、三重県の有名な焼き物・萬古焼の魅力を味わえる、四日市市内にある小さな美術館です。
焼き物のイメージを覆す作品が展示されていますし、ミュージアムショップやカフェもおしゃれな雰囲気です。
企画展やイベントも、随時開催しています。
ギャラリーに立ち寄る感覚で、気軽に扉を開いてみましょう。

これが焼き物?キュートな萬古焼の世界へ

BANKO archive design museumは、四日市市で作陶している陶芸家・内田鋼一さんが立ち上げた、私設美術館です。
焼き物と聞くと、ちょっと難しい・古くさいというイメージがあるかもしれませんが、展示スペースには、陶器の人形やカラフルな器など、これまでの焼き物の概念を覆すような作品の数々が並んでいます。
可愛らしい展示品に、大人も子どももテンションアップすることでしょう。
焼き物についての知識がなくても、楽しく鑑賞できます。

ミュージアムショップで、お気に入り探し

ミュージアムショップでは、萬古焼の作品や雑貨を販売しています。
小ぢんまりとしたスペースながら、タオルや食器、インテリアに本など、幅広いジャンルのアイテムが所狭しと並んでいて、何を買おうかとつい目移りしてしいます。
三重県にちなんだ商品も扱っているので、三重観光の想い出にここでお土産を買って帰るのもおすすめです。

心安らぐ、ときめきのカフェ時間

館内には、カフェも併設されています。
シンプルで洗練された空間で、おいしいコーヒーやチーズケーキを味わうことができます。
ここで使われているカップやプレートなどにも注目して、素敵なカフェ時間を過ごしてください。
店内には、ナチュラルなライフスタイルを提案する雑誌や、エッセイ、書籍も多数おいてあるので、のんびり読書タイムを過ごしに訪れる人も多くいる、穏やかな時間が流れるカフェです。

■住所:三重県四日市市京町2-13 1F

■電話番号:059-324-7956
■営業時間:11:00~18:00
■定休日:火・水曜
■アクセス:(1)川原町駅より徒歩10分 (2)近鉄四日市駅より徒歩30分 (3)JR四日市駅より徒歩35分

伊勢でスポーツの秋!お伊勢さんカヤック

三重県の定番観光スポット・伊勢神宮が見守る伊勢湾には、スポーツの秋を楽しみたい方にぴったりなアクティビティがあります。
その名も、「お伊勢さんカヤック」!
カヤックに乗って伊勢湾をのんびりクルージングする、非日常体験が待っています。
1日コース、半日コースなど、いくつかのプランがあるので、予定に合わせて選べます。
準備するものが少なく、伊勢神宮への参拝の前後に立ち寄れる気軽さが魅力的です。

送迎あり&持ち物は水着とタオルだけ!

「お伊勢さんカヤック」で準備しなければならないのは、水着または濡れてもいい服装とタオルだけ。
必要な道具は全て貸し出してもらえるため、旅行中でも気軽に参加できます。
伊勢湾はとても穏やかな上、カヤックに乗る前に丁寧なレクチャーもあるので、初心者や小さな子ども連れでも大丈夫。
スタッフに相談すれば、伊勢市駅や伊勢市内への送迎をお願いできるので、アクセスの心配も不要です。

地元出身スタッフがご案内

ツアー中は、伊勢志摩で育ったスタッフが別のカヤックに乗って案内してくれます。
伊勢湾特有のリアス式海岸周辺を巡りながら、地元民ならではの見所や、観光ガイドブックには載っていないような話を教えてくれます。
すでに三重県に何度も来たことがある人でも、新たな発見があるでしょう。
運が良ければ、スナメリやイルカが泳いでいるところに遭遇できるかもしれません!
ここでしかできない、唯一無二のクルージング体験をどうぞ。

無人島でランチタイム!

1日コースでは、お昼が近づいてきたら、無人島に上陸してのランチタイムがあります。
食べるものは日替わりで、スタッフがあらかじめ準備しておいてくれます。
食べ終わったら、島内を散策することもできます。
特別感にあふれた贅沢なひと時は、三重県の旅行での忘れられない思い出になります。

■住所:三重県伊勢市通町534-2 OUTISE

■電話番号:080-3629-3009(前日までに要予約)
■営業時間:9:00~18:00
■定休日:不定休(天候により中止の場合あり)
■アクセス:(1)五十鈴ケ丘駅より徒歩で15分 (2)伊勢市駅・伊勢市内のホテルから送迎(要相談)

食欲の秋を満たすならここ!にぎわいの森

「にぎわいの森」は、2019年5月いなべ市にオープンした複合商業施設です。
東海・関西エリアの有名ベーカリーやパティスリー、カフェなどが集まっており、「食べたい!」という気持ちを満足させてくれます。
周囲には木々が生い茂り、散歩や休憩をしても気持ちいい空間になっています。
三重県でぜひ訪れたい、注目の観光スポットです。

どれにしようか迷っちゃう!イートイングルメ

到着したら、まずは小腹満たし。
「食肉加工屋FUCHITEI」のホットドッグは、敷地内にあるベーカリー「魔法のぱん」のパンに大ぶりなソーセージを挟んだ、ボリューム満点な一品です。
「キッチュ エ ビオ いなべ ヒュッテ」では、シーズン限定のパンケーキやハンバーガーなど、子どもから大人まで満足できるグルメが揃っています。
いずれも持ち帰り用メニューも用意しているので、気に入ったものはお土産に買って帰れます。

名店の味を自宅で!お持ち帰りグルメ

テイクアウトのショップも、忘れずにチェックしましょう。
名古屋市にある有名ベーカリーの新業態「魔法のぱん」には、名物の食パンのほか、おやつ系からハード系までの幅広いパンが並んでおり、パン好きなら外せないお店です。
大阪発の人気パティスリー「r26」も忘れずチェック。
秋の味覚を使った色とりどりのケーキは、繊細なルックスと味わいで、思わずため息が出てしまいます。
一度食べれば、人気の理由が分かるはずです。

のんびりお散歩&ピクニックも

敷地内にはたくさんの木や花が植えられ、自然を身近に感じられます。
のどかな空気を吸いながら、お腹も心を満たせて、忙しい毎日を忘れられそうです。
散歩道やベンチも整備されていて、天気のいい日はちょっとしたピクニック気分が味わえます。

■住所:三重県いなべ市北勢町阿下喜31

■電話番号:店舗によって異なる
■営業時間:9:00~19:00(店舗によって異なる)
■定休日:店舗によって異なる
■アクセス:阿下喜駅より徒歩で20分

まとめ

三重県には、秋にやりたいことを全部叶えてくれる、ユニークな観光・旅行スポットがたくさんあります。
心も体も満たしてくれる場所ばかりなので、あれもこれも楽しみたいという、欲張りな人も大満足すること間違いなし。
気候のいい秋のお出かけ先は、三重県に決まりです!
あちこちの観光スポットを巡って、充実した秋を過ごしてください。