「飛行機のチケットの取り方がわからない」とお困りではありませんか。
飛行機に初めて乗る方や、チケットを自分で手配したことがない方の中には、航空券の購入方法がわからずに、ヤフー知恵袋で尋ねる方もいるようです。
この記事では、初めてチケットを買って飛行機に乗る方のために、チケットの取り方をわかりやすく解説するとともに、出発当日に空港でどのように行動すればいいかなど、搭乗までの基本的な流れを紹介します。
安心して飛行機に乗るためにも、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
飛行機のチケットは事前に購入しておく
飛行機に乗る場合、チケットは事前に予約しておき、前もって料金を支払っておくのが原則です。
出発当日に空港でチケットを買って飛行機に乗ることは、よほど特別な事情がない限り、ないと言っていいでしょう。
飛行機に乗る場合、一般的に次のような流れになります。
1.チケットの予約
↓
2.予約したチケットの購入
↓
3.搭乗日まで荷物などを準備して待つ
↓
4.搭乗日
チケットを予約後、購入まで何日間か空けてもいい場合もあれば、予約から購入まで一気に済ませなければならない場合もあり、予約をしたタイミングと空席数の兼ね合いによって変化します。
また、チケットを購入してから飛行機に乗る日まで、かなり長い日数が空くこともあれば、チケットを購入した日の翌日に飛行機に乗ることもあるため、搭乗日までの時間は人それぞれ異なります。
搭乗日当日は、購入しておいた航空券の予約番号やQRコードなどを空港に持参し、利用する航空会社のカウンターへ行って搭乗手続きを済ませてからでないと飛行機に乗れません。
飛行機に乗るには、①事前にチケットを予約、購入しておき、②当日空港で手続きをしてから搭乗する、という手順になっているので、余裕を持ってスケジュールを組むことが大切です。
次項より、①の「事前にチケットを予約、購入」する部分について解説します。
飛行機のチケットの取り方は3通りある
基本的な飛行機のチケットの取り方は、次の3通りあります。
- 旅行代理店の窓口で購入する
- 電話で予約する
- インターネットで予約、購入する
旅行代理店の窓口で購入する
飛行機のチケットの取り方としては、昔からある最もオーソドックスな方法です。
駅やショッピングモールなどに出店しているJTBや日本旅行などの大手旅行代理店の店舗や、街の商店街などに店を構えている個人経営の旅行代理店に出向き、対面でチケットを購入します。
旅程や滞在場所などをスタッフと相談しながら決めて予約できトラブルが起きにくくいため、最も安心感のあるチケットの購入方法といっていいでしょう。
しかし、旅行代理店へは店舗の営業時間内に出向かなくてはならず、店内が混雑していれば、長い時間待たなければなりません。
また、ショッピングモールなどにある大手旅行代理店では、LCCのチケットを取り扱っていないことが多く、旅行代金が高くなる可能性があります。
旅行代理店で購入する方法は、旅のプロからアドバイスがほしい、時間にも経済的にも余裕のある方には向いていますが、とにかく安いチケットがほしい方や、とても忙しい方には、あまり向いていない購入方法です。
→航空券を安く買う方法は?飛行機チケットのお得な買い方を紹介!
電話で予約する
航空券の購入方法として、航空会社や旅行会社のコールセンターに電話してチケットを予約してもらい、あとから費用を入金するという方法があります。
利用する日時と出発空港、到着空港を伝えると、オペレーターが条件に合ったフライトとその運賃を教えてくれるので、その後、料金をクレジットカードかコンビニで支払うのが一般的です。
スタッフに相談しながらチケットを取りたいのに、近所に旅行代理店がない方におすすめの方法です。
ただし、電話受付は時間が限られており、深夜や早朝に電話はできないため、早めに電話をして予約することが大切です。
出発日が近いと、予約を頼んでも満席となっていることが多いので注意してください。
また、LCCではチケットの電話予約の場合、通話料のほかに別途電話予約の手数料がかかります。
LCCはできるだけコストを削減するため、予約はインターネットで行うのが基本です。
電話での予約はオペレーターの人件費がかかるため、利用者が負担する仕組みとなっています。
電話でLCCのチケットを取ることは、乳幼児を連れていく、車椅子を利用するなどの事情がある場合を除き、避けたほうが無難です。
インターネットで予約、購入する
現在、飛行機のチケットの取り方で主流となっているのが、インターネットによる購入です。
インターネットを利用したチケットの購入は、ネット環境さえあれば24時間いつでもどこでもチケットが取れるので、忙しい方には大変利便性が高い方法です。特に出張で飛行機に乗る方には利便性が高く、そのほとんどが、インターネットでチケットを購入しています。
インターネットによるチケットの購入で、人気が高いのが、LCCの航空券です。
LCCでは、チケットの予約、購入などの手続きをすべてインターネットで行うことによりコストを下げ、運賃の安さに反映させています。
そのため、安さを求める方にとってLCCはおすすめです。
一方、インターネットの扱いに不慣れな方の場合、チケットの予約手続きをするのは、ハードルが高いと言えます。
インターネットに不慣れなシニアの方などがチケットを購入したい時は、家族や知人の若い方などが、インターネットで予約、購入してあげるといいでしょう。
インターネットによるチケットの取り方には、次の3つの方法があります。
- ①航空会社の公式サイトから購入する
- ②旅行会社の公式サイトから購入する
- ③航空券の比較予約サイトから購入する
③の航空券の比較予約サイトとは、提携している旅行会社や航空会社が販売しているすべてのチケットの値段を比較して、自動的に最安値のチケットを探し出す検索エンジンタイプのサイトのことです。
安いチケットを求める方にとって、旅行会社、航空会社のサイトを1つ1つ訪れてチケットを検索する手間が省けるため、とても便利なサイトと言えます。
お気に入りのチケットを見つけたら、そのまま予約から購入手続きまでができるサイトと、そのチケットを販売している会社のサイトへ移行して購入手続きを行うサイトがあります。
インターネットによる飛行機のチケットの取り方
インターネットを利用して飛行機のチケットを取る方法について、基本的な手順を紹介します。
空港と出発日を入力してチケットを検索
旅行会社の公式サイトや航空会社の公式サイト、航空券の比較予約サイトのどれを利用しても、共通しているのは、次の2点を入力して該当する飛行機の便を検索することです。
- 出発地と到着地の空港
- 出発日
どのサイトでもトップページに検索画面があり、出発空港、到着空港、出発日を入力するようになっています。
直接空港名を入力しなくても、出発空港、到着空港の欄をクリックまたはタップ(以下「クリックなど」という)すれば、そのサイトで取り扱っている航空会社の全空港が地域別に一覧となって表示されるので、空港名をクリックなどすれば出発空港、到着空港が自動的に入力されます。
出発日の欄も同様にクリックなどすればカレンダーが表示されますので、希望日をクリックなどすれば出発日が自動的に入力されます。
最後に「検索」と書かれたボタンをクリックなどすれば、入力した空港と日付に該当するすべての便が検索され、結果が一覧表となって表示されるので、出発時刻や運賃などを見比べてどの便がいいか検討します。
同じ便でもサイトによって、あるいは検索する時期によって運賃が変わるので、できるだけ安いチケットをほしい方は、検索するサイトを変えたり、検索する日時を変えたりすると、より安いチケットを購入できる可能性があります。
また、サイトによっては最初の検索画面でチケットが往復か片道かを選択できたり、航空券と一緒にホテルやレンタカーの予約もできたりするサイトがあります。
特に、航空券とホテルを一緒に予約できるパッケージツアーは、別々に予約するよりも手間がかからず、なおかつ料金がお得になることが多いため、パッケージツアーも検索できるサイトでは積極的に利用することをおすすめします。
検索結果から、出発時間や運賃に納得できる便を見つけたら、その便の欄をクリックなどすると予約の手続きをする画面に変わります。
東京、大阪の空港に注意
「東京」エリアの空港には、羽田空港と成田空港があります。
成田空港の所在地は千葉県ですが、航空業界で成田空港は「東京」に属しています。
首都圏在住の方が飛行機のチケットを取るなら、出発空港は羽田空港にするのが一般的ですが、あえて成田空港にする場合もあります。
なぜなら、関東地方におけるLCCの拠点空港は、羽田空港ではなく成田空港だからです。
成田空港には、ピーチやジェットスターなど多くのLCCが就航しています。
LCCを利用したいなら、出発空港を成田空港にするといいでしょう。
ただし、成田空港までの交通費がかさんで、航空券は安くても旅行全体の費用が上がってしまうことも考えられるので、よく調べてから空港を決めましょう。
また、「大阪」もしくは「近畿」エリアの空港は、関西国際空港(関空)と大阪国際空港(伊丹空港)ですが、サイトによっては神戸空港を含む場合があります。
そのため、首都圏から大阪方面へ向かう場合、目的地によって到着空港を変えたほうがいいでしょう。
例えば、USJへ行くなら、到着空港は関空ではなく伊丹空港にすることをおすすめします。
関空は国際線がメインの上、大阪からかなり離れていますが、伊丹空港は大阪府内にあるため、大阪各地へ向かうには便利な立地にあるからです。
また、首都圏から大阪へ行くのなら、神戸空港の利用をおすすめします。
神戸空港は大阪から離れているように見えますが、アクセスが大変良く、神戸空港から大阪まで電車でわずか40分と、関空から大阪へ行くより近くなっています。
伊丹空港や神戸空港は国内線のみの空港なので、出張や短期間の旅行に利用するには使い勝手の良い空港と言えるでしょう。
チケットを予約する
検索した結果、好みの便が見つかったら、チケットを予約します。
チケットの予約をするには、会員登録を必要とするサイトと、会員登録をしなくてもチケットを予約できるサイトがあります。
会員登録を必要とするサイトで、すでに会員になっている方は、ログインしてすぐにチケットを予約できますが、まだ会員でない方は会員登録する必要があります。
会員登録を必要としないサイトでは、チケットを予約する度に、搭乗者情報(名前、生年月日、性別など)と連絡先情報(電話番号、メールアドレス)を入力する必要があります。
入力した内容を確認して間違いがなければ、選択した便の予約が完了します。
チケットを購入する
インターネットでチケットを予約したら、料金を支払って予約したチケットを購入します。
チケットの予約後、すぐに購入しても、少し時間を置いてから購入しても、購入の期限内であれば問題ありません。
購入前であれば、予約したチケットの変更やキャンセルができるので、スケジュールが変更になる可能性がある場合、すぐに料金を支払うよりも、スケジュールが確定するのを待ってから購入したほうがいいでしょう。
予約したチケットを購入するには、次の方法で料金を支払うのが一般的です。
- クレジットカード決済
- コンビニ払い
- 銀行振込
どのように支払えばいいかは、後ほど詳しく解説します。
スカイ・シー格安航空券モールでの飛行機のチケットの取り方
インターネットを利用した飛行機のチケットの取り方を、格安航空券モールを例に具体的に解説します。
出発空港、到着空港、出発日を入力して検索する
サイトのトップページに国内線の格安航空券の検索画面があります。
「出発地」「到着地」の欄をクリックなどすると、空港名が地域別に出てきますので、それぞれ希望する空港名をクリックなどして入力します。
「出発日」の欄をクリックなどするとカレンダーが表示されますので、希望する出発日を選んでクリックなどして出発日を入力します。
最後に「最安値検索」と書かれたオレンジ色のボタンをクリックなどすると、条件に該当する最安値のチケットが検索できます。
なお、スカイ・シー格安航空券モールでは、チケットを電話で予約すると、1人1便につき500円の手数料がかかるので、できるだけインターネットを利用することをおすすめします。
検索結果が表示される
「最安値検索」ボタンをクリックなどすると、該当する便が、出発日のフライトスケジュール順に、便名/航空会社名、料金、出発時間、到着時間が表示された一覧表となって現れます。
残席数が青字で「○」、黄色字で「残りわずか」、赤字で「2席」などと表示されていたり、チケット購入後に便の変更ができるかどうかが「変更不可」「変更可」と表示されていたりするので、チケットを選ぶ際の検討材料として役立ちます。
例えば、「出発地」を「東京(成田・羽田)」、「到着地」を「札幌(新千歳)」、「出発日」を「2023年4月20日」として最安値検索をした結果、東京(羽田)6:20発、札幌(新千歳)7:55着のエアドゥ139便、普通席10,940円(変更不可、残席○)のチケットをはじめ、56便が一覧表となって表示されました。
一覧表の表示方法は、フライトの時間が早い順、時間が遅い順、価格が安い順に変更できます。
安いチケットを求める方は、表のいちばん上に最安値のチケットが表示される「価格が安い順」にすると、見やすくのでおすすめです。
ちなみに2023年4月20日に東京(成田・羽田)を出発して札幌(新千歳)に向かう飛行機で最も安いチケットは、東京(成田)17:15発、札幌(新千歳)19:00着のスプリング839便、普通席5,740円(変更不可、残り8席)と表示されました。
ただし、検索結果で表示される運賃は空席状況によって変動するため、予約時の運賃と異なる場合があります。
予約確定時の運賃が、実際の支払料金となることに注意してください。
便を選んで予約
検索結果から納得のいく便が見つかったら、その便を選択してクリックなどします。
例えば、東京(成田)17:15発、札幌(新千歳)19:00着のスプリング839便、普通席5,740円(変更不可、残り8席)を選ぶと、画面が予約フォームに切り替わり、選択した便が、改めて下のような表として表示されます。
搭乗日 | 出発 | 到着 | 便名 | 座席クラス | 券種 | 料金(税込) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
4/20 | 17:15 東京(成田) |
19:00 札幌(新千歳) |
スプリング IJ839 |
普通席 | ラッキースプリング | 9,040円 (子供8,650円) ・料金内訳 ・入金前キャンセル無料 |
【選択中の便を解除】 【再検索】 |
料金(税込)が検索結果と異なることにお気づきの方も多いでしょう。
「料金内訳」の文字をクリックなどすると、次のように表示されます。
大人航空券代金 ¥5,740
子供航空券代金 ¥5,350
取扱料金 ¥3,300
支払い料金は、運賃+取扱料金となるのが、航空券比較予約サイトの特徴です。
各航空会社が販売している航空券の運賃を比較し、予約手続きまで行う手間が、いわば手数料として取扱料金に反映されているのです。
取扱料金の金額は、比較予約サイトによって異なります。
予約フォームで表示される料金欄には、必ず「内訳」と記された部分があるので、表示して運賃と取扱料金を確認しましょう。
料金に納得できなければ、【選択中の便を解除】したり、【再検索】したりすることができます。
選択した便に納得できれば、その便の予約手続きをします。
画面下段に予約フォームがあり、申込者情報を入力する欄があるので、初めて申し込む方は氏名、生年月日、性別、国籍、メールアドレス、電話番号、搭乗人数を入力します。
すでに会員の方は、ログインボタンをクリックなどすれば、登録した申込者情報が自動で反映されます。
復路便や追加便がある場合、予約のページから復路便や追加便の検索も可能です。
必要な情報を漏れなく入力したら、「次へ(入力内容確認)」と書かれたオレンジ色のボタンをクリックなどして、記載事項を確認します。
内容に間違いがなければ、画像認証を行った上で予約完了画面へ進みます。
予約完了後は予約確認を
予約が完了すると、登録したメールアドレスに予約内容が記載されたメールが届きます。
また、予約完了時に表示される「申込番号」でもホームページ上から予約確認ができるので、申込番号はメモに控えておくことをおすすめします。
また、スカイ・シー格安航空券モールの無料会員登録をすれば、予約内容の確認や履歴の管理ができて便利です。
予約したチケットを購入する
メールや予約確認ページ、または会員専用のマイページで予約内容を確認したら、チケットを購入します。
チケットには支払期限があり、予約したチケットの券種によって支払期限が異なります。
支払期限は、出発日の3日前、21日前、28日前、45日前、55日前、60日前、75日前になることが多く、予約日当日が支払期限日になることもあります。
期限を過ぎると運賃が値上がりするため、自動的に予約が消去されます。
支払期限は必ず守るようにしてください。
スカイ・シー格安航空券モールでのチケット支払方法は、銀行振込、クレジットカード決済、コンビニ決済の3通りあり、チケット購入の手続きの際に決済方法を選択します。
銀行振込
取扱銀行は三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行の2行で、振込手数料は利用者負担です。
クレジットカード決済
取扱カードはVISA・Mastercard・JCB・アメリカンエクスプレス・ダイナースで、事務手数料1,500円が必要です。
予約確認ページまたは会員専用のマイページからそのまま手続きしてください。
コンビニ決済
取扱コンビニはセブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、セイコーマート、ミニストップで、事務手数料1,500円が必要です。
コンビニ決済については、後ほど詳しく説明します。
チケット購入後に座席指定も可能
チケットの支払いが済むと、「最終のご案内」というメールが届きます。
このメールには搭乗日当日に必要となる各種番号などが記載されているので、メールをうっかり捨ててしまわないよう注意してください。
最終案内のメールが届いたら、座席指定をすることができます。
ログインまたは予約確認画面から予約詳細画面へ進み、「座席を選択する」から座席指定が可能です。
ただし、ピーチ、ジェットスター、天草エアラインは座席指定が有料となるため、スカイ・シー格安航空券モールからは座席指定ができません。
これらの航空会社を利用する方で座席指定を希望する場合、各航空会社に問い合わせてください。
コンビニ決済のやり方
飛行機のチケットの支払いはクレジットカード決済が便利ですが、クレジットカードを持っていない方の場合、24時間利用できるコンビニ決済がおすすめです。
チケットの購入方法で「コンビニ払い」を選択すると、コンビニで決済する際に必要となる各種番号が表示されます。
その番号を控えておき、コンビニのレジで伝えて料金を支払うか、コンビニに設置されている専用端末機に番号を入力し、発券された払込票をレジへ持っていって料金を支払います。
コンビニで料金を支払うと、必ず領収書が渡されます。
この領収書は当日空港でチェックインする時に必要となるため、大切に保管しておいてください。
なおコンビニ決済は、30万円を超える支払いには対応できません。
支払金額が30万円以上の方は、銀行振込みかクレジットカード決済を利用してください。
また、セブンイレブンは、コンビニ入金用番号の発行期限が出発日の5日前までと決められているため、5日前を過ぎてしまったら、他のコンビニを利用してください。
以下に、各コンビニによって異なる決済方法を紹介します。
セブンイレブンの決済方法
予約完了後、表示される払込票の番号を控えるか、払込票を印刷してセブンイレブンに持参し、レジで「インターネットでの支払い」と伝えて料金を支払います。
ファミリーマートの決済方法
「レジにてバーコードで支払う」か「Famiポート端末で支払う」か、2通りの方法があります。
「レジにてバーコードで支払う」場合、「Famiポート申込用バーコード」をレジに提示して料金を支払います。
「Famiポート端末で支払う」場合、店舗に設置されている「Famiポート端末」のトップ画面から「代金支払い(コンビニでお支払い)」を選び、「番号を入力する」を選んで、控えておいた「お支払い受付番号」と「電話番号」を入力します。
「確認」ボタンを押すと「Famiポート申込券」が発券されますので、レジへ持っていって料金を支払います。
ローソン、ミニストップの決済方法
店舗に設置されている「Loppi端末」のトップ画面から「各種番号をお持ちの方」を選びます。
画面が番号検索画面に切り替わるので、控えておいた「お支払い受付番号」を入力し、次画面に電話番号を入力します。
申込券が発券されるのでレジに持っていき、料金を支払います。
セイコーマートの決済方法
レジで「インターネット払い」と伝えてください。
レジの操作画面に、控えておいた「受付番号」を入力し、続いて電話番号を入力します。
確認画面が表示されるので、内容に間違いがなければ「OK」を押して料金を支払います。
航空券はどうやって受け取るの?
飛行機のチケットを予約し、料金を支払ったら、航空券はいつ、どのような形で受け取ればいいのでしょうか。
紙の航空券はない
飛行機を利用する場合、昔は旅行代理店で申し込み、紙の航空券を発券してもらって当日空港へ持参し、その航空券を搭乗券に引き換えてもらって飛行機に乗っていました。
しかし、現在はあらゆるシーンでオンラインとペーパーレスが進み、飛行機のチケットにおいても、いわゆる紙でできた航空券というものは存在せず、インターネットで手続きした際に発行される各種番号が航空券の代わりとなる「チケットレスサービス」が浸透しています。
スカイ・シー格安航空券モールを例に、料金支払い後のチケットの取扱いについて解説します。
チケットレスサービスでは各種番号やバーコードが大事
スカイ・シー格安航空券モールでチケットを予約すると、出発日当日に空港で手続きをする際に必要となる「確認番号」と「予約番号」がメールで送られてきます。
「確認番号」と「予約番号」は、スカイ・シー格安航空券モールホームページの予約確認のページから「申し込み詳細」でも確認できますし、マイページの「申込履歴」からでも確認できます。
番号をメモに控えておいたり、メールを印刷して空港に持参したりして、出発日当日飛行機に乗る手続きを進めます。
ただし、スカイマークに乗る方には、メールで「航空券引換証」が送られてきます。
「航空券引換証」は、メールのほかにスカイ・シー格安航空券モールホームページの予約確認のページから「申し込み詳細」でも確認できますし、マイページの「申込履歴」からでも確認できます。
スカイマークの「航空券引換証」には、当日空港で飛行機に乗る手続きをする際に必要となるバーコードリーダーが付いているので、「航空券引換証」を印刷して空港に持参します。
「確認番号」と「予約番号」、「航空券引換証」は、ないと飛行機に乗れないくらい大切なものです。
番号の控えや印刷したものを忘れずに空港に持参してください。
空港では何をすればいい?
飛行機に乗るには、①事前にチケットを予約購入しておき、②当日空港で手続きをしてから搭乗する、という手順であると解説しました。
この項では、②の「当日空港で手続きをしてから搭乗する」ことについて解説します。
空港での基本的な流れ
空港に着いたら、搭乗する飛行機の航空会社のカウンターへ行き、チェックイン(=搭乗手続き)や荷物預けの手続きをします。
最近は自動チェックイン機でチェックインを済ませる空港が増えていますが、操作の仕方がわからなければ、有人のカウンタ―でチェックインすることもできるので、好きなほうを選びましょう。
チェックインと荷物預けが済んだら、保安検査場へ向かいます。
保安検査場では、機内に持ち込む荷物や搭乗者が着ている服のポケットなどに危険物がないかどうかをチェックします。
手荷物は専用トレーに載せてベルトコンベヤーでX線チェックを受け、搭乗者は金属探知ゲートをくぐります。
保安検査を終えると、国内線に乗る方は搭乗ゲートへと進みますが、国際線では出国審査があり、出国審査を終えてから搭乗ゲートへと進みます。
搭乗ゲートへ進んだら、自分が乗る飛行機の搭乗口へ向かいます。
チェックイン時に渡された搭乗券に搭乗口番号が記載されているので、指定された番号の搭乗口へ行って、搭乗開始のアナウンスを待ちましょう。
以上が、空港における搭乗までの基本的な流れです。
出発当日に最も大切なことは、時間に余裕を持って行動することです。
飛行機は電車と違い、乗り遅れたとしても次の便に乗れるわけではありません。
遅刻をしたら購入した航空券が全部無駄になると思って、空港へは早めに到着することを心がけてください。
チェックインに必要なものは?
チェックインとは、空港で行う搭乗手続きのことで、チケットを予約し、料金が支払われたことが確認されると、引き換えに便名、出発時間、目的地、搭乗口などが記された「搭乗券」が渡され、保安検査場へ進むことができます。
チェックイン時に必要になるのが、すでに解説した「確認番号」や「予約番号」などです。
当日は忘れずに、番号を控えたものなどを持参しましょう。
JAL、ANA、エアドゥ、スターフライヤー、ソラシドエア、オリエンタルブリッジ、アイベックスエアラインのチェックイン
カウンターで「搭乗者の氏名」と「確認番号」を伝えるか、自動チェックイン機で「確認番号」を入力して搭乗券を発券します。
出発時間の20分前までにチェックインを済ませてください。
フジドリーム、天草エアラインのチェックイン
カウンターで「予約番号」を伝えるか、自動チェックイン機で「予約番号」を入力して搭乗券を発券します。
出発時間の20分前までにチェックインを済ませてください。
ジェットスター、ピーチのチェックイン
カウンターで「予約番号」を伝えるか、自動チェックイン機で「予約番号」を入力して搭乗券を発券します。
出発時間の30分前までにチェックインを済ませてください。
スカイマークのチェックイン
カウンターで印刷してきた「航空券引換証」を提示するか、自動チェックイン機に「航空券引換証」にあるバーコードリーダーを読み取らせて搭乗券を発券します。
出発時間の20分前までにチェックインを済ませてください。
まとめ:飛行機のチケットはインターネットで取るのが便利
飛行機のチケットの取り方について、初めての方に向けて詳しく解説しました。
飛行機のチケットを取るには、24時間いつでも利用できるインターネットを使うのが便利ですが、心配な方は旅行代理店を利用したほうがいいでしょう。
しかし、運賃の安い格安航空券を購入したいなら、航空券比較予約サイトを利用するのがおすすめです。
最も安い値段のチケットを探してくれるので、出張や手軽な旅行に行く場合に使うと便利です。
賢く使いこなして、空の旅を楽しみましょう。