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スカイマークは、5年連続で定時運航率ナンバーワンに輝いている航空会社です。

遅延や欠航を最小限に抑えることを社是としていますが、悪天候時は乗員乗客の安全確保を最優先するため、やむを得ず通常運航を取りやめる決定を下すことがあります。

近年は台風による暴風雨や寒冷前線による大雪など災害を引き起こすような悪天候が頻発し、欠航や遅延になることが多いようです。

この記事では、悪天候による欠航などスカイマークの運航状況をリアルタイムで知る方法を解説しています。

併せて、2022年8月30日(火)午前7時より発売の、2022年10月30日~2023年3月25日搭乗分の最新運航ダイヤも紹介します。

冬の旅行や年末年始の帰省などのチケットを早めに予約すれば、お得に旅行できます。

また、万が一、搭乗予定日に悪天候が予想されても対処法を知っておけば安心です。

この記事を最後まで読んでぜひ参考にしてください。

スカイマーク運航路線

スカイマークの国内線は、2022年8月現在、次の路線を運航しています。

地域   出発空港   到着空港
北海道 札幌(新千歳) 茨城・羽田・名古屋(中部)・神戸・福岡
東北 仙台 神戸
関東 羽田 札幌(新千歳)・神戸・福岡・長崎・鹿児島・那覇・宮古(下地島)※長崎は神戸経由
茨城 札幌(新千歳)・神戸・福岡・那覇
東海 名古屋(中部) 札幌(新千歳)・鹿児島・那覇
近畿 神戸 札幌(新千歳)・仙台・茨城・羽田・長崎・鹿児島・那覇・宮古(下地島)
九州 福岡 札幌(新千歳)・茨城・羽田・那覇
長崎 神戸・羽田※羽田へは神戸経由
鹿児島 羽田・名古屋・神戸・奄美大島
奄美大島 鹿児島
沖縄 那覇 茨城・羽田・名古屋(中部)・神戸・福岡・宮古(下地島)
宮古(下地島) 那覇・神戸・羽田

関東では、東京の羽田空港のほかに、茨城空港にも就航しているのが特徴です。

茨城県から直接、北海道、兵庫、福岡、沖縄へ行くことができます。

関西方面は、大阪空港ではなく神戸空港が起点となって全国各地と結んでいます。

人気の沖縄路線は、那覇のほかに宮古島へも羽田、神戸から直行便が出ているので、宮古島がとても身近です。

また、北海道と九州をダイレクトに結ぶ、札幌(新千歳)~福岡路線が1日2往復しています。

羽田での乗り継ぎがないので、時間を大幅に短縮できます。

スカイマーク時刻表【2022年冬ダイヤ】

2022年10月30日から2023年3月25日までの運航ダイヤを紹介します。

スカイマークの2022年冬ダイヤの特徴

2022年10月30日から2023年3月25日までの運航ダイヤでは、羽田~福岡の路線が1往復増便され1日13往復に、札幌(新千歳)~福岡の路線も1往復増便され1日2往復になり、旅行や出張がますます便利になります。

一方、羽田~札幌(新千歳)、札幌(新千歳)~名古屋(中部)、福岡~那覇の各路線は、1往復減便されます。

詳細はスカイマーク公式サイトの運航ダイヤ一覧表をご覧ください。

この項では、増便される羽田~福岡と、人気の高い羽田~宮古島(下地島)の時刻表を紹介します。

羽田→福岡の時刻表

これまでは1日12便だったところ、1便増えて1日13便になります。

昼間の時間帯は、ほぼ1時間おきに運航しており、選択肢が増えて出張や旅行がさらに便利になります。

便名 出発時刻 到着時刻
SKY001 6:20 8:20
SKY003 7:30 9:40
SKY007 9:15 11:20
SKY009 11:15 13:25
SKY011 11:50 14:00
SKY013 12:35 14:40
SKY015 13:40 15:40
SKY017 14:20 16:20
SKY019 15:00 17:05
SKY021 16:05 18:10
SKY023 17:20 19:25
SKY025 18:25 20:30
SKY027 20:00 21:55

※12月1日、4日、12日、16日、18日は運休

福岡→羽田の時刻表

羽田→福岡の増便にともない福岡→羽田も1往復増便され、昼間の時間帯はほぼ1時間おきに運航しているのでビジネスや旅行がとても便利になります。

便名 出発時刻 到着時刻
SKY002 7:00 8:35
SKY004 9:00 10:25
SKY006 10:20 11:55
SKY008 11:55 13:30
SKY010 12:45 14:25
SKY012 13:50 15:25
SKY014 14:50 16:30
SKY016 15:20 16:55
SKY018 16:20 17:55
SKY020 17:45 19:20
SKY022 18:50 20:20
SKY024 20:05 21:40
SKY026 21:15 22:45

※12月1日、4日、12日、16日、18日は運休

羽田→宮古(下地島)の時刻表

1日1便と本数は限られていますが、人気の観光地宮古島へ羽田から直行便で行けるのがスカイマークの魅力といっていいでしょう。

那覇で乗り継ぐ乗継便は、1便増えて1日2便となっています。

ただ、乗継便は那覇到着から出発まで1時間半、または4時間の待機時間があるので、那覇で食事や買い物などをする予定でなければ直行便の方がおすすめです。

宮古島だけでなく沖縄本島でもたっぷり観光を楽しみたい方は、1日6便ある羽田→那覇便を利用して沖縄本島でステイし、その後1日2便ある那覇→宮古(下地島)便を利用するといいでしょう。

直行便

便名 出発時刻 到着時刻
SKY613 11:05 14:35

乗継便

便名 出発時刻 到着時刻
SKY511/
SKY541
6:30
(羽田)
9:30
(那覇)
11:05
(那覇)
12:00
(宮古(下地島))
SKY513/
SKY547
8:15
(羽田)
11:20
(那覇)
15:35
(那覇)
16:30
(宮古(下地島))

宮古(下地島)→羽田の時刻表

宮古島から羽田へ向かう直行便は、1日1便です。

乗継便は1日2便あり、どちらの便も那覇で40分待つだけでで、羽田への便の乗ることができます。

直行便

便名 出発時刻 到着時刻
SKY618 17:15 19:45

乗継便

便名 出発時刻 到着時刻
SKY542/
SKY516
12:45
(宮古(下地島))
13:30
(那覇)
14:10
(那覇)
16:25
(羽田)
SKY546/
SKY518
15:20
(宮古(下地島))
16:05
(那覇)
16:45
(那覇)
19:00
(羽田)

沖縄路線は台風の影響でフライトがキャンセルされる事態がよく起きるため、台風シーズンの沖縄旅行は天候が気になります。

次の項からは、悪天候時の運航状況の確認方法について見ていきましょう。

スカイマークホームページで運航状況を確認

台風や大雪などの影響で、予約した便が通常通り運航するかどうか気になる時は、スカイマーク公式サイトの「発着案内・運航状況」のページで運航状況を確認してください。

「発着案内・運航状況」のページには、【発着案内】と【運航状況】の2つの項目があり、【発着案内】の項目では各便個別の運航状況が確認できます。もう一つの【運航状況】の項目では、その日悪天候が予想される空港名が表記されるので、空港ごとの欠航や遅延などの情報が知ることができます。

【発着案内】で搭乗便の運航状況をチェック

発着案内の項目にある「航路」と「搭乗日」の選択肢から搭乗予定便に該当するものを選んで「発着案内」ボタンをクリックすると、選択した搭乗日に選択した航路を飛ぶ全フライトの運航状況が一覧表となって表示されます。

一覧表には、便名、出発空港名、出発予定時刻、到着空港名、到着予定時刻が記載されているだけでなく、すでに出発した便についても、「○時○分出発済」と実際に出発した時刻が記されています。また、すでに目的空港に到着した便については、「○時○分到着済」と実際に到着した時刻が記されています。

なお、現在飛行中の便に関しては、「○時○分出発済」と実際に出発した時刻が記載され、「○時○分到着予定」と目的空港に到着する予定時刻が記されています。

この到着予定時刻は、現在運航している飛行機の速度等から計算された数値のため、当初案内された到着時刻とは、ずれることがあります。

また、まだ出発していない便に関しては、当初から予定されている出発時刻と到着時刻のみが記載されています。

それでは、実際の運航状況一覧表を見てみましょう。

下記は、2022年8月25日(木)17時現在、2022年8月25日(木)の羽田→那覇便の運航状況を調べたものです。

便名 出発 到着 備考
出発
時刻
予定
時刻
 状況  到着
時刻
予定
時刻
 状況 
SKY511 羽田 6:30 6:34
出発済
那覇 9:15 8:56
出発済
SKY513 羽田 8:40 8:39
出発済
那覇 11:25 11:29
出発済
SKY517 羽田 12:50 12:50
出発済
那覇 15:35 15:23
出発済
SKY519 羽田 15:35 15:33
出発済
那覇 18:20 18:10
到着予定
SKY521 羽田 17:05 那覇 19:50
SKY523 羽田 18:20 那覇 20:55

この表を見ると、定刻通りに発着した便もあれば、定刻より発着が多少早かったり遅かったりした便があることがわかります。

また、空港に出迎えに行く人は、この表を見て時間を調整することができます。

例えばSKY519便に搭乗している人を那覇空港で出迎える場合、飛行機のフライト中に到着予定時刻をチェックしておけば、SKY519便の到着予定時刻が定刻より10分早くなることがわかり、空港に行く時間を少し早めれば、相手を待たせなくて済みます。

さらに、悪天候により運航に影響が見込まれる場合は、「備考」の欄に「★」がつきます。

スカイマーク公式サイトの発着案内は、運航状況がリアルタイムでわかるので、スマートフォンなどに登録しておいて、いつでも確認できるようにしておくといいでしょう。

【運航状況】で到着空港の天候を確認

運航状況の項目には、その日に悪天候が予想される空港の運航状況が掲載されます。

該当する発着空港名が掲載されていれば欠航や遅延の可能性があるので、発着案内の項目で搭乗予定便の運航状況を確認しておきましょう。

「天気調査中」「条件付き運航」とは?

発着案内を確認すると、予約した便に「天候調査中」あるいは「条件付き運航」と書かれていることがあります。

「天候調査中」とは文字通り、悪天候による運航への影響を調査している段階であることを示しています。

鉄鋼調査の結果、通常通り運航して問題がないと判断されれば、通常運航しますが、問題がある場合は、次の3通りに対応が分かれます。

条件付き運航 運航するが、出発地への引き返しや他の空港に着陸する可能性がある。
遅延運航 出発時間を遅らせて天気の回復を待った後に出発する。
欠航 天気の回復が見込めず安全に運航できないと判断されると運航が取り止められる。

「条件付き運航」の表示が出たら手数料なしで搭乗をキャンセルしたり変更したりすることができます。

その場合はWEBではなく、スカイマーク予約センターに電話して手続きするか、空港カウンターで手続きします。

また、搭乗後に悪天候のため目的地と異なる空港に到着したり、出発空港に引き返したりした場合は、次のような対応をしてもらえます。

目的地と異なる空港に到着後、当初の目的地まで旅行を継続する場合

旅行の継続に危険がないと判断された場合に限り、スカイマークの代替え便または他の輸送機関による振替輸送を行います。

目的地と異なる空港に到着後、旅行を中止する場合

未運送区間の料金を手数料なしで払い戻してもらえます。

出発空港に引き返した場合

手数料なしで払い戻しまたは予約の変更をしてもらえます。

いずれの場合も手続きはWEBではなく、スカイマーク予約センターか空港カウンターで行いますので、搭乗券を無くさないようにしてください。

スカイマークの欠航情報はいつわかる?

悪天候による飛行機の欠航を決定する明確な基準はなく、各航空会社が気象予報に基づいて状況を見ながら判断しています。

そのため、スカイマークは欠航しても他社便は運航する、逆にスカイマークは運航しても他社便は欠航するといったことがまれにありますが、同じ路線であれば、どの航空会社も同じ対応を取るのが一般的です。

台風などによる欠航決定のタイミングは、その時の気象状況によって異なりますが、早くても出発日の前日、通常は出発日当日の早朝に決まることが多いようです。

搭乗予定日に悪天候の予報が出ているなら、できるだけこまめに公式サイトの「発着案内・運航状況」に目を通し、運航状況に変化がないか確認するようにしましょう。

欠航情報を知らせてくれるサービスはある?

悪天候などによる予約便の欠航情報は、スカイマーク公式サイトの「発着案内・運航状況」で確認できますが、こまめにチェックするのが面倒な方は、公式サイトのトップページだけはチェックしてください。

欠航が決まると、公式サイトトップページの「特別なお知らせ」に欠航便が掲載されますので、予約したフライトがその中にあるかどうかを確認してください。

また、欠航が決定した時や1時間以上の遅延が発生したは、予約した時に登録したメールアドレス宛にその旨を知らせるメールが届きます。

ただ、欠航が事前に決まることはあまり多くないため、スカイマークの公式サイトをこまめにチェックするようにしましょう。

Passbook/Walletで欠航情報をお知らせ

iPhoneをお持ちの方は、iPhone専用のアプリケーション「Passbook/Wallet」に登録しておくと、欠航や遅延などの運航情報を通知してもらえます。

スカイマークのチケットを購入した後、スマートフォンのスカイマーク公式サイトの「予約確認」画面から「Passbook/Walletに追加」というボタンをタップすると、画面が購入した搭乗券に切り替わり、右上に「追加」と書かれたボタンが表示されます。

その「追加」ボタンをタップすれば登録が完了します。

悪天候などにより搭乗予定便に欠航や遅延などの変更が生じた場合、通知メッセージが届きますので、忙しくて公式サイトの「発着案内・運航状況」をこまめにチェックする時間のない方におすすめです。

欠航したらチケットの取り扱いはどうなる?

悪天候などが原因で搭乗予定だった飛行機が欠航した場合、購入したチケットは手数料なしで払い戻しや予約変更が可能です。

また、台風や大雪など天候の悪化が予想されていれば、まだ欠航が決まっていない段階であっても、欠航と同様に手数料なしで払い戻しや変更ができます。

関連ページ:【スカイマーク】もし、飛行機が遅延・欠航した時は?予約変更や払い戻しの対応について

スカイマークのリアルタイムなフライト情報を得るには?

スカイマークの公式サイトをチェックすれば、搭乗予定便の運航状況や欠航情報を正確に知ることができますが、Flight Awareというサイトにアクセスすれば、より詳細なフライト情報を得ることができます。

Flight Awareでは、現在運航中の飛行機をリアルタイムに追跡できるようになっていて、該当便が現在どこをどれくらい速度、高度で飛行しているかわかります。

時々刻々と変わる飛行中の速度などから、正確な到着予定時刻を計算してくれるため、到着空港でお客さんを出迎える方などは参考になるでしょう。

まとめ:悪天候予報時はこまめに確認を

スカイマークを使って年末年始の旅行や帰省などを予定されている方は、発表されている2022年冬ダイヤを見て早めに予約しておきましょう。

しかし、予約をしていても当日の天候次第で通常の運航ができなくなることがあります。

出発地や到着地で悪天候が予想されている場合は、とにかくこまめに情報をチェックすることが大切です。

旅行を計画通り進めることができるかどうか適切に判断するためには、公式サイトに頻繁にアクセスして、最新の情報を得ることが大事です。

通常通り運航できることになったとしても、悪天候時の飛行は揺れが激しことが多く、飛行機に慣れていない人は不安になったり、乗り物酔いになったりすることがあるので、搭乗するかどうかは慎重に判断しましょう。

不要不急でなければ、悪天候時の旅行は避けた方がいいでしょう。

特に小さい子供や高齢者がいる場合、悪天候が予報されている段階で旅行を見合わせた方が無難です。

航空会社が天候調査の判断を下した時点で、キャンセル料や変更手数料は取られなくなるので、その時点で旅行を取りやめても費用負担は一切発生しません。

天候の良い時に、快適なフライトを心おきなく楽しみましょう。