ANA国内線の手荷物検査は何分前まで?引っかかりやすい荷物、当日の流れを解説
飛行機に乗るとき、「手荷物検査は何分前まで?」「何をトレーに出せばいい?」「引っかかったらどうなる?」と不安になる人は少なくありません。

ANAの国内線では、保安検査場には明確な締め切り時間があり、知らないまま行くと搭乗できないリスクもあります。

スマホやペットボトルなど、日常的に持参する荷物は特に要注意。

この記事では、ANA国内線の手荷物検査の締め切り時間、トレーに出すものや注意が必要な荷物まで、必要な情報をまとめました。

初めてでも焦らず搭乗するためのタイムスケジュールとあわせて把握しておきましょう。

ANAの手荷物検査とは?

ANAの手荷物検査とは?
ANAの手荷物検査(保安検査)とは、搭乗前に機内へ持ち込む手荷物や身の回り品が安全基準を満たしているか確認する検査のことです。

空港の「保安検査場」で行われ、X線による手荷物検査と、金属探知機などを使った身体検査が実施されます。

手荷物検査はチェックイン後の重要な手続きの一つであり、検査を通過しない限り搭乗はできません。

検査の時間や荷物の規定など、基本を押さえた上で準備しておきましょう。

手荷物検査の締め切り時間

ANA国内線では、保安検査場の通過締切は出発時刻の20分前までと定められています。

出発時刻が10時の場合、保安検査場は9時40分までに通過してください。
この時刻までに検査を通過できていない場合、原則として搭乗できません。

保安検査場の通過後、搭乗口には出発10分前までに到着している必要があります。

空港が広い場合や混雑している場合、検査後の移動だけで数分〜10分以上かかることもあるため、時間ギリギリでの通過はおすすめしません

特に空港に不慣れな人は、出発時刻の30分前までに保安検査場を通過できている状態を目安に行動しましょう。

検査で見られる持ち込み荷物の規定

ANAの機内に持ち込める手荷物には、大きさや重さの制限があるため確認しておきましょう。

100席未満の飛行機 100席以上の飛行機
重量 10kg以下
大きさ(三辺合計) 100cm以内
(かつ45×35×20cm以内)
115cm以内
(かつ55×40×25cm以内)
個数 手荷物1個+身の回り品1個(計2個)

機内持ち込み用のキャリーバックを購入する際は、キャスターやハンドルを含めて上記サイズを目安にしてください。

個数に関しては、キャリーバッグなどの手荷物1個に加え、カメラやハンドバッグなどの身の回り品1個までを持ち込めます。

身の回り品とは、前の座席下に収納できる程度の荷物が該当するので、収納できないような大きさのものは預け手荷物にて預け入れましょう。

ANA手荷物検査でトレーに出すもの・検査が必要なもの一覧

ANA手荷物検査でトレーに出すもの・検査が必要なもの一覧
ANAの手荷物検査では、持ち込み可能な荷物であっても、検査時にカバンから出してトレーへ置く必要のあるものがあります。

空港や検査レーンによって運用が異なる場合もありますが、基本は「出す前提」で準備しておくのが安全です。

基本的なルールと、一部の空港でみられる例外的なシーンの2つをみておきましょう。

【共通】トレーに出す・検査対象となりやすい荷物

以下に、ANA国内線で特にトレーに出すことが多いもの・検査対象になりやすいものをまとめました。

荷物の種類 代表的な荷物例
電子機器類 スマホ、ノートPC、タブレット
電池類 モバイルバッテリー
上着 ジャケット、コート
金属類 時計、ベルト、鍵、アクセサリー
ポケットの中身 財布、小物
ペットボトル、液体類 ジュースなどの飲み物、日焼け止めなどの化粧品類
くるぶしを覆う靴 ブーツ、厚底靴

これらの荷物はすぐに取り出せるようにし、検査時には適宜トレーに置きます。
スマホなどの電子機器類やペットボトルなどは、カバンから出して置くのが正解です。

液体類は別途で中身の確認を求められることもあります。

秋冬はジャケットやコートを羽織ったままの人も多いですが、保安検査場では一旦脱いで、ポケットの中身なども出しておきましょう。

【羽田空港】スマートレーン利用時の対応

羽田空港のA・B・C検査場では「スマートレーン」が導入されています。

スマートレーンとは従来の検査待ち時間の短縮を目的としたレーンで、主な特徴は以下のとおりです。

・スマホやペットボトルをカバンに入れたまま検査できる
・検査用のトレーが自動で動くため、持ち運びの手間がない
・4人同時に1つのレーンを使用できる


スマートレーンでは、通常はカバンから取り出しが必要な電子機器類、ペットボトルなどをカバンに入れたまま検査できます

カバン、上着、ポケットの中身などをトレーに置くと、レーン上でトレーが自動的に移動するため、トレーを持ち運ぶ必要もありません。
4人同時に検査に迎える効率の良さもメリットです。

羽田空港の該当レーンを利用する際は、存在だけでも知っておくとスムーズに活用できるでしょう。

空港での手続きや手荷物検査は、事前に知っているだけで大きな時短になります。
同じように、航空券選びも「最初の一手」で差がつくもの。

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手荷物検査で注意したい荷物はある?

手荷物検査で注意したい荷物はある?
ANAの手荷物検査では、トレーに出す荷物や引っ掛かりやすいものとは別に、そもそも「機内に持ち込めるのか・預けられるのか」に注意が必要な荷物があります。

知らずに持って行くと、その場で没収・放棄になったり、いったん検査場を出て預け直したりする可能性もあり、時間もお金も無駄になりがちです。

特に注意したい荷物を3つの区分で解説するので、荷造りの段階から気を付けておきましょう。

持ち込むことも預けることもできない荷物

機内への持ち込みも預け入れもできない荷物とは、次のような物です。

分類 具体的な荷物の例
爆発・発火の恐れがあるもの 花火、クラッカー、火薬類
可燃性ガス、可燃性の液体 カセットガス、ガスボンベ、一部スプレー缶、ライターオイル
強い危険性を持つ物質 毒物、腐食性物質

これらの危険な荷物はそもそも飛行機に一切持ち込めないため、持ち込み・預け入れのどちらにも含めてはいけません。

制汗スプレーや整髪用のスプレーなど、日常で使うものは一定の条件下で持ち込み・預け入れが可能です。

ただし大量のスプレーや「可燃性」などの表記があるものはNGなので注意しましょう。

持ち込めないが預けられる荷物

機内への持ち込みはできないものの、預け手荷物として預けることが可能な荷物もあります。

分類 具体的な荷物の例
刃物類 包丁、ハサミ、ナイフ、カッター
工具類 ドライバー、金槌、レンチ
凶器になり得るもの バット、スタンガン

仕事で使う道具などで上記に該当する場合は、必ず事前に預け手荷物に入れてください

預け手荷物はチェックイン時に一緒に手続きが可能です。
ANAの手荷物カウンターで手続きするか、一部空港に設置されている手荷物タグ発行機を使って自ら預け入れを行います。

手荷物の預け入れも出発20分前が締め切り時間となるため、持ち込み・預け入れともに荷物が多い人はしっかり余裕を持ってスケジュールを組みましょう。

持ち込むこと、預けることに条件がある荷物

機内持ち込みと預け入れで可否が変わるものや、条件付きで持ち込み・預け入れができる荷物もあります。

荷物の種類 機内持ち込み 預け荷物 注意点
モバイルバッテリー リチウム含有量やワット数に規定あり
ライター・マッチ 1個のみ
液体類
(飲み物・化粧品)
容量制限あり
アルコール 度数により容量制限あり
医薬品 国際線は別途規定あり

モバイルバッテリーは預け入れできないため、規定のリチウム含有量やワット数を満たす製品を持ち込み荷物に入れてください

リチウム含有量やワット数については、一般的な電子機器類であれば許容範囲であることがほとんどです。

液体物やジェルなどは100ml以下の容量の容器に入れて持ち込み、100ml超の容器に入っている場合は預け入れが必要など、荷物によって制限が異なります

個別の規定についてはANAの公式サイトなどを参照して荷造りしておきましょう。

ANA搭乗当日のスケジュール

ANA搭乗当日のスケジュール
では実際にANAの飛行機に乗るのに、どのくらいのスケジュールを組めばよいのでしょうか。搭乗までの流れを追いながら確認しておきましょう。

どのくらい前からチェックインするのがおすすめ?

搭乗当日に空港でやるべきことを順序だてて確認しておきましょう。

手続き 時間の目安・締め切り時間
チェックイン
(搭乗手続き)
出発20分前
受託手荷物の預け入れ
手荷物検査
(保安検査場の通過)
搭乗ゲートへの到着・搭乗 出発10分前

チェックイン〜手荷物検査の完了は出発の20分前に、搭乗ゲートへの到着は出発10分前までです。

逆算すると、どんなに遅くなったとしても搭乗の30分前には空港に到着しないと、すべての手続きを終わらせて搭乗するのは難しいと思っておいた方がいいでしょう。

特に荷物の多い方やあまり慣れていない方は、出発の1時間以上前に空港に着くようにし、空港で時間を潰すくらいの気持ちでいるのがおすすめです。

空港の混み具合によっても違う?

通常は出発の1時間前に空港に着いていれば安心ですが、空港が混み合っている場合は別です。
以下の条件下では混雑しやすいため、より余裕を持った行動が求められます。

・年末年始
・ゴールデンウィーク
・お盆
・大規模空港の利用時(羽田、伊丹など)


混雑している時期は、チェックインカウンターと保安検査場でそれぞれ30分は並ぶのが当たり前です。

保安検査場の通過目安を出発の30分前とした場合、空港には1時間30分〜2時間前には到着しておくといいでしょう。

遅れてしまいそうな場合はどうする?

公共交通機関の遅延で間に合わない場合は、その交通機関の遅延証明書を取得し、ANAカウンターに提出しましょう。

証明書があれば、便の振り替えや払い戻しに応じてもらえます。
交通機関の運休でカウンターにも行けない場合は、ANAの電話窓口(03-6741-8800)に問い合わせてください。

完全に自己都合で乗り遅れてそのまま出発時間を過ぎてしまうと、最悪の場合航空券代はすべてキャンセル手数料となって返ってきません。

乗り遅れるとわかった時点で、出発時間を過ぎるまでに変更やキャンセルの手続きをすることをおすすめします。

まとめ:ANAの手荷物検査は遅刻厳禁!

ANAの手荷物検査は手順自体はシンプルですが、締め切り時間・荷物のルールを把握していないと思わぬトラブルにつながることがあります。

出発20分前までに保安検査場を通過しないと乗れないことはもちろん、繁忙期は空港が非常に混み合うため、十分に余裕を持って行動するのがおすすめです。

チェックインカウンターや手荷物検査場には常に行列ができていると思って行動し、時間ギリギリで慌てないようにしましょう。

手荷物検査で焦らないためには、余裕のあるスケジュールと事前準備が欠かせません。

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