格安航空会社(LCC)のスターフライヤーは、福岡県北九州市の北九州空港を本拠に、現在、福岡、東京(羽田)、名古屋(中部)、大阪(関西)、山口宇部へ就航しています。
低価格の運賃体系が魅力的なLCCですが、その分サービスにはあまり期待はできません。座席シートが狭いのも、我慢して当然と思いがちです。
しかし、スターフライヤーは、LCCとは思えない充実したサービスで人気の航空会社です。広々としたシートは全席に液晶モニターやコンセントがあり、お子さん連れのファミリーのために、ベビーカーの貸出サービスなどもあるのです。

実は、スターフライヤーは、「2016年度JCSI(日本版顧客満足度指数)調査」において、国内長距離交通部門で顧客満足度1位を獲得。これで8年連続1位というから、サービスへの信頼は証明されたようなものです。

また、スターフライヤーは航空券のバーゲンの種類が豊富なことでも有名です。搭乗の前日、3日前、7日前の購入期限がある、指定便限定のSTAR1、STAR3、STAR7。早期購入でさらにお得な運賃の「そら旅」シリーズなどがあります。

早期購入の「そら旅21・28・45・60・80」は、夏ダイヤ、冬ダイヤに分けて、年2回、一斉発売されますが、安いものから売り切れて行きます。予定が既に決まっている場合は、早めに席を確保しておきましょう。

お得に快適なスターフライヤーの旅を楽しむために、予約方法や変更・キャンセルの方法をご紹介します。

予約確認方法と予約番号を忘れた時

スターフライヤーの予約方法

スターフライヤーのチケット予約は、スターフライヤーのWebサイトやスマホサイトからの予約、SF CALL CENTER(国内線予約・案内センター)での電話予約、空港カウンターでの予約が可能です。チケット代金の支払は、クレジットカードか現金となっており、コンビニからの現金払いもできます。
予約は、搭乗2カ月前の同一日朝9:30から可能ですが、一部の割引運賃は搭乗2カ月以上先の便でも予約が可能となっていますので要チェックです。

航空券は、予約時に指定された日時までに、必ず購入手続き(支払い)を済ませなければなりません。期限までに購入手続きを終えておかないと、予告なしに予約は取り消されてしまいますので注意しましょう。また、予約後、購入手続きまでの間に、予約状況などに応じて運賃が値下げ、あるいは値上げされることもあります。その場合、支払代金は、予約時点の運賃ではなく、購入手続き時の運賃が適用されますので気をつけましょう。

予約の確認方法

予約内容を確認したい場合、スターフライヤーWebサイトのトップページにある、「予約確認・変更」から行えます。スターフライヤーのマイレージサービス「スターリンク」の会員は、ログインすれば予約一覧から照会できますが、会員であっても会員ログインをせずに予約したものは反映されません。

予約番号を忘れた時

予約番号を忘れてしまった場合は、スターフライヤーWebサイトのトップページにある、「予約確認・変更」から<予約番号をお忘れの方>を選んで、予約番号問い合わせフォームに必要情報を入力して送れば、メールで教えてもらえます。

スターリンク会員であれば、会員ログイン後の<予約一覧>から見ることも可能です。
ただし、会員ログインをせずに予約したものは反映されません。その場合は、予約番号問い合わせフォームで問い合わせましょう。

お急ぎの場合は、SF CALL CENTER(国内線予約・案内センター)にお問い合わせください。

予約変更の方法

スターフライヤーの予約変更方法

予約の変更・取り消しは、予約した便が出発するまでに行う必要があります。「そら旅」など割引運賃の航空券については、変更ができないものがありますので予約の際に注意しましょう。

【予約変更が可能な運賃】
大人普通運賃、小児運賃、往復運賃、スターQ割、株主優待割引運賃、身体障がい者割引、介護割引
【予約変更ができない運賃】
スターユース、スターシニア、スター小児、STAR 1・3・7、そら旅21・28・45・60・80、Fly JAPAN Value Fare(訪日外国人限定)
※スターユースとスターシニアは、搭乗日出発空港で予約便より前に空席がある場合のみ変更可能です。

予約の確認・変更・取り消しには、「搭乗予定日」「便名」「搭乗者名」「予約番号」が必要です。搭乗者の名前変更はできません。
手続きは、Webサイト、スマホサイト、SF CALL CENTER(国内線予約案内センター)、スターフライヤー空港カウンターなどで行えます。航空券の種類によっては、Webサイトやスマホサイト、電話での変更ができない場合もありますので確認しましょう。

取り消し方法について

予約のキャンセルは、Webサイト、スマホサイト、SF CALL CENTER(国内線予約・案内センター)、空港カウンターで行えます。払い戻しには、所定の払戻手数料(430円)がかかります。また、運賃の種類とキャンセル手続きをした時期によっては、プラスして取消手数料がかかる場合もあります。

予約変更・取り消しに関しての注意

予約変更ができる運賃とできない運賃では、手数料や払い戻しの期限などが違います。

【予約変更が可能な運賃】
予約変更が可能な運賃については、出発時刻までにキャンセル手続きを行えば払戻手数料のみで、取消手数料はかかりません。

航空券の有効期限満了日(航空券購入日から90日後)の翌日から起算して、10日以内に手続きをした場合は、路線によって4000円~6000円(小児運賃は2000~3000円)の取消手数料が発生します。この期間を過ぎると、払い戻しが受けられませんので気をつけましょう。

【予約変更ができない運賃】
予約変更ができない運賃について、出発時刻までにキャンセルの手続きした場合、払戻手数料の他に、運賃の種類と路線により1000円~3000円の取消手数料がかかります。(スター小児運賃はかかりません)

また、出発日の翌日から10日以内に手続きした場合については、払戻手数料の他に、運賃に関係なく路線によって4000~6000円(スター小児は2000~3000円)の取消手数料がかかります。この期限を過ぎると、払い戻しは受けられませんので注意しましょう。

Fly JAPAN Value Fare(訪日外国人限定)については、旅客施設使用料のみ返金され、運賃の払い戻しはできません。

旅行の予定が変わる可能性がある場合は、単に安い航空券で選ぶのではなく、変更やキャンセルする場合のことも考えて申し込みましょう。
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キャンセル待ちについて

スターフライヤーは、希望の便が満席の場合、ひとり1便のみキャンセル待ちの受付が可能です。キャンセル待ちは、Webでの申し込みはできず、SF CALL CENTER(国内線予約・案内センター)に電話で申し込む必要があります。
申し込み、キャンセル待ちの預かりは、搭乗予定日の2日前まで受け付けていますが、発売期間限定の運賃については発売期間中のみとなります。また、キャンセル待ちができない運賃もあります。

領収書の発行と再発行について

出張などの経費精算で、航空券購入の領収書が必要な場合は、スターフライヤーWebサイト(コンビニ支払いを除く)、SF CALL CENTER(国内線予約案内センター)、空港カウンターで依頼ができます。また、急ぎの場合、Webですぐに発行できる、領収書データWeb表示サービスもあります。

領収書データWeb表示サービス

Webサイト、SFJ空港カウンター、SF CALL CENTER(国内線予約案内センター)で購入した航空券の領収書をWebで照会できるサービスです。印刷して領収書として使えますが、電子文書なので、勤務先などで経理精算として認められるかどうかは自身で確認する必要があります。

2区間もしくは6名以内の予約が対象で、領収書データの宛名は変更が可能です。
もし、出張の予定変更などで、予約を解約してオープンチケットにした場合でも、領収書データに表示される便名は解約前の便名となります。

電子文書ではなく郵送での発行を希望する場合

電子文書ではなく、郵送で領収書の発行を希望する場合、Webサイトの領収書郵送申込みフォーム、またはSF CALL CENTER(国内線予約案内センター)へ電話して申し込みます。
郵送での発行は時間がかかり、また、再発行もできないので注意しましょう。
搭乗日当日に、空港カウンターで発行することも可能です。

格安航空券モールのスターフライヤーページからも予約が可能

様々な種類の運賃体系があるスターフライヤーですが、格安航空券販売サイトを使って、沢山の種類から自分に合ったお得なチケットを探すという方法もあります。
格安航空券販売サイトのひとつ、格安航空券モールでは、希望の区間・出発日を選べば、簡単に、今、購入可能なお得なチケットが確認できます。
変更不可ではありますが、料金的には一番お得感があるのが、「そら旅21、28、40、60、80」です。この「そら旅」など、各種運賃タイプから最安のチケットを検索することができます。また、最大で90日間変更可能、出発当日の購入も可能な株主優待割引運賃の航空券の予約・購入も可能です。
スターフライヤーの航空券購入は、格安航空券サイトも上手に利用して、賢くお得に上質な旅をしましょう。

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