日本の空の玄関口である羽田空港には、多くの航空会社が就航しています。
リーズナブルな料金と快適なサービスで人気のスカイマークもその1つです。
この記事では、羽田空港からスカイマーク便に乗る方のために、搭乗手続き(=チェックイン)について詳しく解説します。
併せて、羽田を出発するスカイマーク便の最新時刻表と、チェックイン時刻に遅刻しそうなときに連絡が必要なスカイマーク予約センターの電話番号も紹介しています。
羽田から初めてスカイマークを利用する方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
スカイマークの羽田でのチェックインは何分前までに?
スカイマーク便に乗るには、出発日当日に空港でチェックイン(搭乗手続き)をします。
最近は、オンラインでチェックインできる航空会社が増えており、出発日前にWEBでチェックインを済ませておけば、当日は空港に到着したら、チェックインをパスしてそのまま保安検査場を通って搭乗口へと向かうことができます。
しかし、スカイマークはまだWEBチェックインに対応していないので、どうしても出発日当日に空港でチェックイン手続きをしなければなりません。
この項では、羽田空港におけるスカイマークのチェックインについて説明します。
スカイマークのチェックイン手続きはは羽田空港のどこでするの?
羽田空港のスカイマークカウンターは、第1ターミナル2階北ウイングのいちばん北の端にあります。
目の前に「時計台4」がありますので、目印にするといいでしょう。
羽田空港へのアクセス
羽田空港は都心にあり、電車で簡単にアクセスできます。
東京モノレールの「羽田空港第1ターミナル駅」、または京急線の「羽田空港第1・第2ターミナル駅」が羽田空港に直結しています。
車でアクセスする場合は、スカイマークカウンターに最も近いP2駐車場を利用するといいでしょう。
スカイマークは何分前までにチェックインしたらいいの?
チェックイン手続きは、出発時刻の20分前までに済ませましょう。
家族連れやグループで搭乗する場合は、メンバー全員が揃ってからチェックインしてください。
飛行機は電車と違い、出発時刻ギリギリに空港に到着すると飛行機に乗れなくなってしまいます。
飛行機に乗るには、遅くとも出発時刻の20分前までにチェックイン手続きを済ませておくことを忘れないようにしましょう。
チェックインの仕方
羽田空港には、チェックインカウンターと自動チェックイン機があり、チェックインする際は、「チェックン用バーコード」、「予約便名または予約番号」、「照会番号」のうち、どれか1つが必要です。
チェックイン用バーコードは、支払いをしたコンビニエンスストアや旅行代理店のお客様控え等に記載されていますし、スカイマーク公式サイトの予約確認画面にも掲載されていますからその画面を印刷して持参するか、スマートフォンの画面に表示させて直接バーコードリーダーにかざせばチェックインできます。
このほか、出発日前日にスカイマークから送信されてくる「搭乗日前日案内メール」に、予約内容、搭乗方法、チェックイン用バーコードURLが載っていますので、そちらでチェックイン用バーコードを受け取ることも可能です。
予約便名または予約番号は、WEBで予約した後にスカイマークから送信されてくる「予約完了メール」に記載されています。
照会番号は、申し込みをした旅行会社で発行される航空券引換え証などに記されています。
空港カウンターでチェックインする場合は、これらの内のどれか1つを、カウンタースタッフに提示しましょう。
自動チェックイン機でチェックインする場合は、画面に表示される「予約番号・照会番号」「チェックイン用バーコード」「コンビニエンスストア」の中から該当するものを選択したのち、案内に沿って操作をします。
最後に、搭乗券を受け取ってチェックイン終了です。
自動チェックイン機でのチェックインのほうが早い
羽田空港のスカイマークチェックインカウンタ―には、次のような人が訪れるため、カウンターでチェックイン手続きするとどうしても時間がかかってしまいます。
- 搭乗便をこれから予約する人。
- まだチケットの支払いをしていない人。
- 差額調整や払い戻しが必要な人。
- 9名以上または団体運賃で搭乗する人。
- 障害などによりサポートを必要とする人。
- 搭乗するのは12歳未満の子供だけ。
- チャイルドシートを利用する人。
自動チェックイン機はチェックイン手続きをする人以外は利用しないので、急いでいる方、または並ぶのが嫌な方は、早くチェックインを終えられる自動チェックイン機を利用したほうがいいでしょう。
スカイマークの荷物預けは何分前まで?
チェックインを済ませたら、荷物の機内預け入れ手続きを行います。
客室に持ち込めない大きな荷物などは、出発の20分前までに預けます。
夏休みや年末年始などは混雑が予想されるため、出発30分前までを目安に預けるといいでしょう。
荷物の預け入れは、チェックインを済ませてからでないとできないため、荷物を預けたい方は早めにチェックインを済ませておきましょう。
預け入れ荷物の規定
スカイマークでは、荷物1個の大きさが50cm×60cm×120cm以内で、荷物の合計重量が20㎏までなら、何個でも無料で預け入れができます。
客席に持ち込める手荷物は、ハンドバッグなどの身の回り品のほかには、大きさ40cm×25cm×55m、重さ10㎏以内の荷物1個だけですから、荷造りをする際は、客室持ち込み手荷物と機内預け入れ荷物とを上手に分けてパッキングしましょう。
スカイマーク搭乗口へは何分前まで?
機内に預け入れる荷物のない方、および荷物の預け入れ手続きを済ませた方は、保安検査場へ向かい、危険物の持ち込みがないかどうかのチェックを受けます。
保安検査を通過したらそのまま搭乗口へと進みます。
スカイマークでは、出発時刻の15分前までに搭乗口に到着していなければなりません。
お盆や年末年始などは大変混雑するため、チェックインにも保安検査にも時間がかかります。
特に羽田空港は利用する人が多いので、時間に余裕を持って到着するようにしましょう。
羽田空港は早朝5時からチェックイン開始
スカイマークのチェックインは、出発時刻の20分前までに済ませておかなければなりませんが、羽田空港から出発する便のチェックイン開始時間に関しては、空港カウンターが営業を開始する時刻から行うことができます。
羽田空港のスカイマークカウンターの営業時間は、通常5:00~20:30、7月1日から7月31日に限っては5:00~21:00となっています。
早朝5時から出発時刻の20分前までの間であれば、いつでもチェックインができるため、早めに空港に到着してチェックインを済ませ、出発時間まで空港を散策することをおすすめします。
羽田空港はショッピングゾーンやレストランゾーンが大変充実しているので、空港で食事をしたり、お土産を選んだりするといいでしょう。
また、屋上は展望フロアとなっており、迫力ある飛行機の離発着の様子を間近に見て楽しむことができます。
あえて出発の何時間も前に羽田へ行って、空港見学に充てるのもいいでしょう。
羽田空港への到着は何分前までがいい?
羽田空港へは、出発の約1時間前に到着するのが一般的です。
夏休みなどの繁忙期には、チェックインや保安検査に時間がかかるため、出発の2時間前までに到着することを目安にしましょう。
先に述べたように、飛行機は、出発時刻の20分前までにチェックインを済ませ、15分前までに搭乗口へ到着していないと、予約した飛行機に乗れなくなってしまいます。
時間に余裕を持って空港へ行き、空港内で時間を潰すと思うくらいがちょうどいいでしょう。
スカイマーク早朝便は前泊も
出発時刻の20分前までにチェックインを済ませるためには、何時に家を出たらいいんでしょう。
その時間を知るには、飛行機の出発時刻から逆算する必要があります。
例えば、出発時刻が6時45分の「羽田発札幌(新千歳)行き703便」に乗るなら、6時25分までにチェックインを済ませておかなければならないので、空港の混雑具合や空港までのアクセス方法にもよりますが、遅くとも5時45分には羽田空港に到着していなければなりません。
その時間から逆算すると、首都圏在住の方であっても家を出る時間は午前4時台、少し離れている方なら3時台になるかもしれなせん。そんな時間に家を出たら、電車やバスがまだ走っていない可能性があります。
早朝便に乗る場合、お金はかかってしまいますが、羽田空港近隣のホテルに前泊するということも考えておいたほうがいいでしょう。
特に小さな子供のいる家族連れや、いろいろな場所に住んでいる方が羽田空港で待ち合わせをするグループ旅行などは、出発当日慌てないために前泊が必須です。
羽田発スカイマーク便の時刻表
2022年7月現在、羽田空港を出発するスカイマーク便の就航路線は、札幌(新千歳)/神戸/福岡/長崎(神戸経由)/鹿児島/那覇/宮古(下地島)の7路線です。
2022年3月27日~2022年10月29日のスカイマークの羽田出発時刻は以下のとおりです。
羽田空港でのチェックインは、それぞれの出発時刻の20分前までに済ませられるよう、空港に到着する時間を調整しましょう。
羽田→札幌(新千歳)
便名 | 運航時刻 |
---|---|
703 | 6:45→8:20 |
705 | 08:20 → 09:55 |
711 | 11:00 → 12:35 |
713 | 12:20 → 14:00 |
717 | 14:05 → 15:40 |
719 | 14:35 → 16:10 |
723 | 16:55 → 18:30 |
727 | 18:25 → 20:00 |
729 | 20:30 → 22:05 |
羽田→神戸
便名 | 運航時刻 |
---|---|
101 | 07:20 → 08:35 |
103 | 09:05 → 10:20 |
105 | 13:00 → 14:15 |
109 | 15:35 → 16:50 |
113 | 17:55 → 19:10 |
117 | 20:05 → 21:20 |
羽田→福岡
便名 | 運航時刻 |
---|---|
001 | 06:20 → 08:15 |
003 | 07:35 → 09:35 |
007 | 09:35 → 11:30 |
009 | 11:15 → 13:10 |
011 | 11:45 → 13:40 |
013 | 12:35 → 14:30 |
015 | 13:45 → 15:40 |
017 | 15:05 → 17:00 |
019 | 16:05 → 18:00 |
021 | 17:25 → 19:20 |
025 | 18:40 → 20:35 |
027 | 20:00 → 21:55 |
羽田→長崎(神戸経由)
便名 | 運航時刻 |
---|---|
401 | 07:20 → 10:25 |
407 | 13:00 → 16:05 |
413 | 17:55 → 20:55 |
羽田→鹿児島
便名 | 運航時刻 |
---|---|
301 | 06:35 → 08:25 |
303 | 07:45 → 09:35 |
307 | 15:30 → 17:20 |
309 | 18:50 → 20:50 |
羽田→那覇
便名 | 運航時刻 |
---|---|
511 | 06:30 → 09:15 |
513 | 08:40 → 11:25 |
517 | 12:50 → 15:35 |
519 | 15:35 → 18:20 |
521 | 17:05 → 19:50 |
523 | 18:20 → 20:55 |
羽田→宮古(下地島)
便名 | 運航時刻 |
---|---|
613 | 11:05 → 14:00 |
チェックインの締め切り時間に遅れそうなら、まず電話!
羽田空港からスカイマーク便に乗るときは、チェックインの締め切り時間に間に合うように出発時間の20分前までに空港に着いていなければなりません。
余裕を持って家を出ても、羽田空港は都心にあるため、渋滞や遅延に巻き込まれてしまう可能性があります。
チェックインの締め切り時間に遅れそうだと思ったら、羽田に向かう途中でかまいませんから、スカイマークに電話をして、遅れる可能性がある旨を伝えてください。
併せて、予約番号、機内に預け入れる荷物の有無、空港到着予定時刻、携帯電話の電話番号も伝えましょう。
電話をしたからといって、チェックインの締め切り時間を延長して待っていてくれるわけではありませんが、対処法を提案してもらえます。
いちばん良くないのが、何もしないことです。
無断で遅刻したのと、事前に連絡があったのでは、対処が変わります。
遅れそうだと思った時点で、とにかくスカイマークの連絡先へ連絡しましょう。
電話番号は、スカイマーク予約センター0570-039-283です。
営業時間は、8:00~20:30で年中無休です。
羽田までの交通機関が原因で遅れそうな場合は?
電車やバスの遅延や運休により、羽田に到着するのが遅れる場合は、その電車やバスの運休証明書や遅延証明書を取得して、空港カウンターか予約センターに申し出てください。
手数料なしで全額払い戻し、または搭乗便の変更ができます。
台風や大雪など悪天候が原因の場合も同様です。
チェックインに遅刻したら払い戻しや変更はできる?
先に述べたように、天候や交通機関の影響で乗り遅れた場合は、手数料なしで払い戻しや搭乗便の変更が可能です。
寝坊など自己都合で乗り遅れた場合は、普通運賃で購入したチケットなら、手数料5,000円を払えば払い戻ししてもらえます。
しかし、スカイマークのチケットは、ほとんどの方が割引価格で購入しています。
割引チケットは、いったん購入してしまうと払い戻しができません。
LCCは、購入したチケットをいったんキャンセルして払い戻しを受けてから、新たに別の便を予約し直すことで搭乗便の「変更」手続きとなるため、払い戻しができないと搭乗便の変更はできません。
つまり、自己都合でチェックインに間に合わなくなったのなら、もう対策のしようがありません。
残念ですが、搭乗する予定だった便のチケット代は諦めて、改めて別の便のチケットを買い直すことになります。
スカイマーク羽田空港でのチェックインは余裕を持って
スカイマークの羽田空港におけるチェックイン手続きについて詳細に解説するとともに羽田発の最新の時刻表を紹介しました。
飛行機は電車やバスなどと異なり、出発時刻よりだいぶ前に搭乗の手続きをしたり、保安検査を受けたりしないと、予約した飛行機に乗ることができません。
出発時間ギリギリに羽田に着いたら、遅刻と同じ扱いとなってしまいます。
スカイマークをはじめとするLCC(=Low Cost Carrier)は、少ない機体で運航スケジュールを回しているためか特に時間に厳しく、チェックインの締め切り時間に1分遅れただけでも飛行機に乗れなくなるといわれています。
万が一、遅れそうなら、とにかく予約センターに電話して、その旨を伝えることが大事です。
本記事ではスカイマーク予約センターの電話番号も記載されていますので、いざというときのためにメモしておくといいでしょう。
飛行機に乗るときは何よりも時間を守ることが大切です。
しっかりと準備をし、早め早めの行動をとるよう心がけることで遅刻は防げます。
羽田へは余裕を持って到着し、慌てずにチェックインを済ませましょう。