秋に必ず訪れたい！埼玉のおすすめ観光スポット・紅葉地域7選！

都内中心部から車で1時間ほどの距離にある埼玉県。自然豊かなこの地には、カヌーやサイクリングといったアウトドアアクティビティを楽しめる観光地が多いことから、カップルだけでなく家族連れにも人気があります。また、埼玉県には、奥秩父地方などの山や丘陵地帯が多く、秋の行楽シーズンにぴったりの紅葉スポットもたくさんあります。今回は、埼玉県でこの秋行きたい観光スポットや紅葉の名所を7箇所ピックアップしました。地元の人たちがおすすめする穴場スポットも合わせて詳しく紹介します！

最寄り空港名：羽田空港
住所：〒144-0041 東京都大田区羽田空港
電話番号：03-5757-8111
公式HP：https://tokyo-haneda.com/index.html
羽田空港～大宮までバスで約80分
羽田空港～大宮まで電車で約1時間
羽田空港の詳細はこちら⇒羽田空港発着

水面に映る艶やかな紅葉の絶景「長瀞」

埼玉の定番観光スポットとして不動の人気を誇る「長瀞エリア（ながとろ）」。都心から、車で1時間強とアクセスしやすく、週末の日帰りドライブにおすすめのスポットです。埼玉の長瀞は、夏はラフティングと天然氷のかき氷が有名ですが、紅葉の名所としても名高く、例年秋になると多くの観光客が訪れる一大観光地になります。

そんな長瀞エリアで、必見の紅葉スポットとしておすすめなのが「月の石もみじ公園」。公園の名前は、俳人「高浜虚子」の詠んだ「ここに我　句を留むべき　月の石」という歌にちなんで名づけられたそうです。大変風流な公園で、園内には公園名の由来となった虚子の句が刻まれた石碑も立っています。

園内で、もっとも美しい紅葉スポットと言われているのが、国の名勝にも指定されている「長瀞岩畳（ながとろいわだたみ）」と「秩父赤壁（ちちぶせきへき）」。公園の散策路から、荒川沿いを歩けば、水面に映り込む艶やかな紅葉が、訪れた人の目を楽しませてくれます。

また、紅葉の最盛期となる11月はライトアップが実施され、幻想的な明かりの中に浮かび上がるロマンチックな紅葉が一面を彩ります。夜のデートにぴったりの観光スポットです。

住所	埼玉県秩父郡長瀞町大字長瀞1417-1
電話番号	0494-66-3311（長瀞町観光協会）
営業時間	5:00～21:00
アクセス	秩父鉄道「上長瀞駅」から徒歩約5分
ホームページ	http://saipo.net/70010037.html

珍しい冬桜の紅葉も見どころ「城峯公園」

続いての埼玉のおすすめ紅葉スポットは、埼玉県神川町にある「城峯公園（じょうみねこうえん）」。都心から関越自動車道で約2時間ほどと、アクセスはまずまず。この公園は、神流湖を見下ろす高台に位置しており、四季折々の花々を楽しめる花の名所となっています。また、キャンプ場も併設されているので、夏は地元の家族連れに大人気のスポットで、豊かな自然を満喫できるおすすめの観光地です。

紅葉の美しさにも定評のある城峯公園ですが、もう一つの目玉となっているのが、晩秋から初冬にかけて咲く可憐な「冬桜」。園内には、500本の冬桜が植林されており、毎年10月最終日曜日には「冬桜まつり」が開催されます。

埼玉県の紅葉スポットの中でも、冬桜と紅葉の競演が楽しめるのは、ここだけということもあり、例年多くの観光客がこの地を訪れます。紅葉の見頃は、10月下旬から12月上旬と長く、期間中はライトアップも実施されます。深紅に紅葉したモミジと、淡いピンク色の冬桜の織りなす独特の景観は、一味違った秋の美しさを醸し出しています。インスタ映え間違いなし！のおすすめの紅葉スポットです。

住所	埼玉県児玉郡神川町矢納1277
電話番号	0495-77-0703（経済観光課）
営業時間	8:00～17:00
アクセス	JR高崎線　本庄駅からバスで45分神川町神泉総合支所前からバスで20分
ホームページ	https://www.kamikawa-kanko.com/miru/%E5%9F%8E%E5%B3%AF%E5%85%AC%E5%9C%92/

レトロな温泉と清流を彩る紅葉の共演「嵐山渓谷」

都心から車で約1時間半の距離にある「嵐山渓谷（らんざんけいこく）」。埼玉随一の料亭として名を馳せた「松月楼」が昭和初頭まであった紅葉の名所です。

嵐山渓谷の紅葉の見どころは、渓流にかかる「冠水橋」。ひんやりとした秋風を頬に感じながら、水辺を流れる落ち葉を愛でるのも、風情があって良いものです。槻川（つきかわ）の両岸を彩る紅葉は、まるで錦絵のような美しさがあり、訪れた人たちの目を楽しませます。紅葉の最盛期となる11月下旬から12月上旬にかけては、「嵐山渓谷紅葉まつり」も開催され、ボランティアガイドによるガイドウォークなど楽しいイベントもありますので、参加してみてはいかがでしょう。

嵐山渓谷の帰りは少し寄り道して、もう一つの観光スポット「玉川温泉」に立ち寄るのもおすすめです。「玉川温泉」は、嵐山渓谷から車で10分の距離にあり、昭和レトロなインテリアで装飾された、一風変わった観光地です。自慢の天然温泉は、露天風呂や、昔懐かしい「銭湯絵」が描かれた内風呂など、バラエティ豊かなお風呂があり、ゆったりくつろげると評判です。温泉から上がったら、ノスタルジックな三輪カーに、ブラウン管のテレビなど、昔懐かしい家電品と一緒に記念撮影するのも楽しそう！

住所	埼玉県比企郡嵐山町大字鎌形
電話番号	0493-81-4511（嵐山渓谷観光協会）
営業時間	9:00～17:00（嵐山町観光協会)
アクセス	東武東上線武蔵嵐山駅から徒歩で40分東武東上線武蔵嵐山駅からバスで7分
ホームページ	https://www.ranzan-kanko.jp/keikoku

奥秩父一の紅葉スポット「中津峡」

東京都内中心部から車で2時間半ほどの距離にある埼玉県奥秩父地方。この奥秩父地方一の観光地となっているのが、「中津峡」です。中津峡は、荒川の上流に当たる中津川の流域およそ10kmに亘って広がる巨大な渓谷で、夏は渓流釣りや避暑地として、また秋は、赤や黄色の紅葉が見事な景勝地として知られています。

中津峡は、海抜600メートルの高地にあることから、埼玉県の中でも紅葉が早く始まる地域の一つです。清らかな沢のせせらぎを聞きながら、ゆったりと歩ける遊歩道もありますので、散策デートにもぴったり。

秋の紅葉シーズンは、ピークとなる10月下旬から11月下旬にかけて「奥秩父大滝紅葉まつり」も開催されます。深い岩山を切り開いたこの渓谷には、100メートルを越える断崖絶壁が連なり、ナナカマドやブナの原生林が生い茂った岩肌が、観光客の目を楽しませています。

荒々しい峡谷と、色とりどりに染まった木々のコントラストが一層引き立つこのエリアは、埼玉県の名勝にも指定されており、雄大な自然を感じられる観光地として根強い人気を誇ります。中津峡の中でもっともおすすめの紅葉スポットは、持桶トンネル手前にある「持桶女郎モミジ」。このモミジの一際鮮やかな赤は、とてもフォトジェニックです。

住所	埼玉県秩父市中津川
電話番号	0494-55-0707 （秩父観光協会大滝支部）
営業時間	2019年10月18日(金)～11月17日(日) 奥秩父大滝紅葉まつり ※メインイベントは11月10日(日)10:00～15:00に開催
アクセス	秩父鉄道三峰口駅から中津川行きの西武観光バスで40～60分
ホームページ	http://www.chichibuji.gr.jp/

ダイナミックな紅葉とパワースポット散策「東郷公園」

埼玉県飯能市にある「秩父御獄神社」内の「東郷公園」は、美しい紅葉スポットです。都心から車で1時間20分ほどですので、週末のぶらり旅にもぴったり。「秩父御獄神社」は、山一つがまるごと神域になっていおり、15000坪の広大な敷地に、東郷神社、大黒天社、清瀧不動堂など合わせて11の摂社・末社が合祀されています。

「秩父御獄神社」は、信州木曾御嶽山を本山とする御嶽信仰の神社で、埼玉では有名なパワースポットの一つになっています。悪気退散、除災招福にご利益があると言われており、開運祈願に訪れる方が多いのだとか。

また、東郷平八郎も祭神とされていることから、歴史ファンにも人気のある観光地となっています。
紅葉の名所として知られる「東郷公園」は、山頂にある「秩父御獄神社」の本殿へと続く、山の中腹あたりにありますので、階段を5分ほど登ります。足元が滑りやすいので、歩きやすいスニーカーでおでかけください。

「東郷公園」でもっとも人気のある撮影スポットは、「東郷元帥像」が置かれたメインエリアで、威厳あふれる銅像の肩越しから秋色に染まった山を見下ろすアングルが、一番綺麗に紅葉を撮影できます。
1000本のモミジやカエデが色づく秋の東郷公園では、例年11月の第3土曜日に「もみじまつり」を開催しています。お祭り当日は、ライトアップの下でのJazzバンドの生演奏など楽しいイベントが催されます。
今年のもみじまつりの期間は11月15日～11月30日で、お祭りの期間中に限り一人100円の入山料がかかりますので、ご注意ください。

穴場の紅葉狩りスポット「名栗湖有間渓谷」

埼玉県飯能市にある「名栗湖」は、有間ダムの建設に伴い誕生した「ダム湖」。東京都内からは、西部池袋線を利用して飯能駅まで約40分。そこからバスに乗り換えて、さらに35分ほどかかります。

名栗湖周辺には、日帰り入浴施設「さわらびの湯」や、湖でのカヌー体験ができる「カヌー工房」の他、有間渓谷の観光スポットにもなっている釣り堀などがあり、様々なアクティビティを楽しめる観光地となっています。

埼玉の他の観光地に比べると、名栗湖はややマイナーな紅葉スポットですので、それほど混雑していない穴場スポットです！湖の北東にある「レイクサイド名栗湖」からは、湖のほとりを縁取るように広がる美しい紅葉を眺めることができます。

一方、湖の南東には「Naguri Base」という施設があり、マウンテンバイクのレンタルやバーベキューセットの貸出などを行っています。この施設は、有間ダム湖周辺のアウトドアアクティビティの拠点となっていますので、まずはこちらに寄って情報を得るようにしましょう。自転車のレンタルは一日2500円、サイズはキッズ用から大人用まで多数そろっていますので、秋晴れの下のサイクリングと言うのも一案です。

「名栗湖」が紅葉の見頃を迎えるのは、秋が深まる10月下旬から11月上旬頃。風のない晴れた日であれば、鏡のような水面に映り込む「鏡面紅葉」の絶景を見ることができるそうです。

サイクリングの他にも、アウトドアアクティビティが充実しているのも魅力で、地元産の「西川材」を使った手作りカヌー体験や、名栗湖を滑るように走らさせるカナディアン・カヤック体験も人気があります。カヌーレンタルは一日一艇2000円とお手頃価格です。水面のカヌーの上から、艶やかに色づく美しい紅葉をご覧ください。

住所	埼玉県飯能市坂石580
電話番号	042-978-0072
営業時間	2019年11月15日(金)～11月30日(土)　もみじまつり【前夜祭】11月23日(祝)14:30～、ライトアップ・ジャズ演奏(18:00～20:00)【本祭】11月24日(日)10:00～15:00
アクセス	西武池袋線吾野駅から徒歩で20分圏央道狭山日高ICから車で45分
ホームページ	http://www.togo-koen.jp/

20種類500本のカエデが圧巻「国営武蔵丘陵森林公園」

埼玉県比企郡滑川町と熊谷市にまたがる「国営武蔵丘陵森林公園」は、1974年に全国で初めての国営公園として開園した記念公園で、都心からは車で1時間弱の距離にあり、都内からもっともおでかけしやすい紅葉スポットの一つになっています。

東京ドーム65個分の広さを誇る広い公園内には、南北に園内を一周する全長約17 kmのサイクリングロードや、オリエンテーリングのコースがあり、平日・週末を問わず家族連れで賑わっています。また、紅葉だけでなく、季節の花々が咲き乱れる花の名所でもあり、関東最大級の山ユリの群生地としても有名です。

「国営武蔵丘陵森林公園」はとにかく広く、見どころもたくさんありますが、一押しは、20種類約500本のカエデが植林された「カエデ園」。紅葉の見頃を迎えるのは、例年11月上旬から12月上旬頃で、この時期には「紅葉見ナイト」が実施されます。このイベントでは、公園内で出た間伐材を利用した「空間インスタレーション」や、足元を照らす「アート行灯」など一味違ったライトアップが行われることで人気があります。

「国営武蔵丘陵森林公園」でライトアップが行われるのは、公園内中央口エリア。ちなみに、ライトアップ期間中の土日祝日には、東武東上線森林公園駅から無料シャトルバスが運行されるのでアクセスしやすくなります。

入園料は大人450円、中学生以下無料、65歳以上210円、レンタサイクルは3時間で大人410円、中学生以下260円となっています。

住所	埼玉県飯能市下名栗
電話番号	042-980-5051（一般社団法人奥むさし飯能観光協会）
営業時間	042-980-5051（一般社団法人奥むさし飯能観光協会）
アクセス	西武池袋線飯能駅からバスで45分さわらびの湯下車から徒歩で20分
ホームページ	http://hanno-tourism.com/

住所	埼玉県比企郡滑川町山田1920
電話番号	0493-57-2111
営業時間	開園：3月～10月 9:30～17:00 開園：11月～11月 9:30～16:30 開園：12月～2月 9:30～16:00
アクセス	東武東上線森林公園駅下車（池袋から急行で約60分）立正大学行きバスで約7分「滑川中学校」下車徒歩5分　または　公園南口行きバスで約7分（土日祝のみ）関越自動車道東松山ICから熊谷方面へ約10分
ホームページ	https://www.shinrinkoen.jp/

この秋は埼玉県の観光スポットで紅葉狩りを楽しもう！

埼玉県の秋のおすすめ観光スポットを7箇所紹介しました。急流下りが有名な観光地「長瀞」から、ちょっと穴場の紅葉スポット「名栗湖」まで、埼玉県には、大自然を満喫できる素敵な観光スポットが多数あります。都内からは車で1時間半から2時間ほどとアクセスが大変よく、週末のドライブデートや日帰り旅にぴったり。この秋は、埼玉の観光スポットで紅葉狩りを楽しんでみませんか？