いよいよ夏休みです! 忙しいお父さんもお母さんも、お子さんのために、夏休みは日帰り旅行だけではなく、ふだんはなかなか行けない国内の観光地に家族旅行してみませんか。きっと家族そろっての思い出に残る旅になるはずです。今回は、自分で飛行機のチケットを取って家族にとって、お子さんにとって一生の思い出となる夏休みとなる家族旅行先を3つ紹介いたします。
今年の夏は、四国最長の清流「四万十川」と「足摺岬」でアウトドア
高知のオススメ観光スポット・グルメ
今年の夏の家族旅行のおすすめは、高知県の「四万十川」と「足摺岬」です。四万十川のある西土佐方面へは、高知龍馬空港でレンタカーを借りれば2時間30分~3時間ほどです。四万十川は四国最長の川で、最後の清流と言われるほど、透明度の高い水の流れと、山深い景観、四万十川ならではの沈下橋の数々は、ここでしか体験できません。渓流下りやカヌー、カヤック、ラフティングなどのアウトドアも楽しめます。四万十川を楽しんだら、四国最南端の足摺岬でダイビングやイルカウォッチング、グラスボートで太平洋の海の美しさを家族で楽しんではいかがでしょうか。この周辺で是非立ち寄っていただきたいところを紹介しておきます。
四万十川
足摺岬
四万十郷 水車亭
大きな水車のある人気の和菓子店です。高知のお菓子といえば「芋けんぴ」が昔から有名です。中でも水車亭の「塩けんぴ」は、一度食べたら癖になると評判です。
味劇場ちか
地元の人に大人気の土佐郷土店です。カツオの塩たたきやクジラなど、土佐の味を楽しめます。中でもおすすめは、焼きサバ寿司です。満席のことが多いので、当日でも予約を入れておくことをおすすめします。
いわき食堂
四万十川に面した、眺めのいい食堂ですが、味も評判です。人気は四万十うどんです。温かいのも冷たいりも、どちらも美味しいです。また、こちらでは、なかなか食べることのできない貴重な四万十鰻の「うな丼」もいただけます。おでんや丼物など、メニューも豊富です。
オススメホテルとアクティビティ
『足摺パシフィックホテル花椿』
四万十川を楽しんだ後は、四国最南端の足摺岬から広がる太平洋の水平線を眺めてみませんか。夜は東京では見られない満天の星空を楽しめる、足摺岬のホテルです。露天風呂から見上げる星空の美しさも魅力です。会席料理コースですと、夕食・朝食付の2泊3日で 43,740円からです。食事付きですから、家族でゆったりとした時間を過ごせます。
『民宿 清龍』
足摺国立公園からも近く、土佐清水市の中心部に中ある民宿です。国道321号線沿いにありますから、車でのアクセスも楽々です。市内観光にも便利な民宿です。獲れたての新鮮な魚介類での食事もできます。夕食・朝食付の2泊3日で18,200円からです。
四万十川と足摺岬のオススメアクティビティは、「観光遊覧船」と「体験ダイビング」!
四国最長にして、最後の清流「四万十川」の絶景を楽しむのでしたら、観光遊覧船がおすすめです。中村市内に8つほどの遊覧船の会社があります。船は1時間おきに出て、沈下橋を眺めたり、四万十川の伝統漁法である投網漁など、四万十川ならではの風物を楽しめます。食事をしながら観光できる船もあります。船が苦手な方には、レンタサイクルでの四万十川めぐりのコースもあります。また、「足摺岬」にも観光船があります。グラスボートに乗って、太平洋の海の中を眺めます。さらに、足摺岬では太平洋の海で、初心者でも安全にダイビングを楽しめる「竜串海域公園体験ダイビング」がおすすめです。他にも、四万十川ではカヤックやカヌー、ラフティングでの川下りが体験できますし、足摺岬ではクジラやイルカのウォッチングなどがおすすめです。
モデルルート
JALを利用して羽田空港を朝7時25分に出発すると、8時45分に高知龍馬空港に到着します。到着後、空港のレンタカー店でレンタカーを借りて、四万十川へ向かいます。空港から、まずは四万十市田出の川にある高瀬の沈下橋へとむかいます。ここにある「四万十川屋形船 なっとく」から観光船に乗って、四万十川遊覧が最初の目的地です。アクセスは空港から3時間ほどです。到着はお昼頃です。四万十川遊覧は50分です。遊覧船を楽しんだら、して四万十川を楽しんだら、四万十川沿いにある「いわき食堂」でお昼をいただいて、予約しておいた足摺パシフィックホテル花椿へと向かいましょう。約80分ほどですから、夕方には到着です。朝から動きまわった疲れは露天風呂で落として、ホテルの夕食を味わい、明日の足摺岬観光のコースを家族で打合せです。明日は「体験ダイビング」や「グラスボート遊覧」を楽しんだり、太平洋の水平線に沈む夕陽を眺めたり、とても楽しい家族旅行になりそうです。
旅行代金試算
往復航空券 大人2人、子ども1人
東京(羽田)-高知空港の航空券
7月23日出発、7月25日帰宅の場合
行き:15,770円(大人)×2
15,620円(子ども)×1
帰り:15,370円(大人)×2
15,220円(子ども)×1
往路はJALの先得割A-1、復路はANAの旅割28を利用しています。
(※両便とも数量限定で販売されているキャンセル不可の格安チケットです)
JAL⇒東京(羽田)発07:25⇒高知着 08:45
ANA⇒高知発13:30⇒東京(羽田)着 14:50
宿泊先を足摺パシフィックホテル花椿にして、
夕食・朝食付で家族3人で2泊3日すると43,740円になります。
3人で2泊3日でいくらかかるの?
航空券代 93,120円
宿泊費 43,740円
レンタカー代 13,200円
飲食費 18,000円(1人昼2,000円として試算)
お土産代 10,000円
計 178,060円
佐渡島で日本海の夕焼けを眺めに、夏の新潟へ
佐渡のオススメ観光スポット・グルメ
今年の夏の家族旅行のおすすめは、新潟県の「佐渡島」です。美しい日本海はもちろん、絶滅の危機にあるトキを日本でほぼ唯一見ることができ、佐渡名物のたらい舟に乗ったり、平安時代に発見された佐渡金山の採掘場で砂金採掘体験も楽しめます。日本で、ここだけでしか体験できないアクティビィティでいっぱいです。日本渚百選に選ばれた尖閣湾揚島遊園でグラスボートで、日本海の海の中を眺めたり、真野湾に面した佐和田海水浴場での海水浴など、を家族で楽しんではいかがでしょうか。他に、佐渡を訪れたら是非立ち寄っていただきたいところを紹介しておきます。
佐渡島
佐渡のたらい舟
すしや まるいし
佐渡市にある回転寿司のお店ですが、こちらはチェーン店ではなく、佐渡の海で獲れた魚介類がリーズナブルな値段で食べられると人気のお店です。わざわざ食べに行くだけの価値のあるお店と、魚好きの人たちに評判のお店です。
プチドール
佐渡で名物のチーズケーキ「島チーズ」で有名なお店です。「島チーズ」は農林水産大臣賞を受賞しています。佐渡でとれた牛乳にカマンベールチーズとクリームチーズを使っています。プレーンタイプと、干柿を入れた干柿タイプの2種類があります。他に、佐渡のさつま芋で作った「おけさぽてと」など、佐渡の食材にこだわったスイーツ作りのお店です。
しまや本舗
佐渡市の沢根が本店で、佐和田バイパス近くと、佐渡市内にもお店をかまえている和菓子店です。佐渡のお米、佐渡の水、あんこも佐渡の素材にこだわった「沢根だんご」が名物で、美味しいと評判です。
オススメホテルとアクティビティ
東京から新潟への飛行機は、成田発17時40分ですから、初日は新潟で宿泊。2日目に佐渡宿泊のコースがオススメです。
1泊目 新潟 『新潟グランドホテル』
新潟空港から車で20分です。100台収容の駐車場料金が、宿泊客は無料で利用できますからお得です。お部屋はツインで、添い寝するということで、お子さまは無料で大人2人料金が素泊まりで1泊11,600円からです。
2泊目佐渡『佐渡両津 湖畔の宿 吉田屋』
江戸時代の安政年間から、料理屋として営業してきました。加茂湖の湖側に面した老舗の旅館です。お食事は朝夕とも部屋出しですから家族で、ゆったりと食事ができます。佐渡汽船両津港から車で5分の場所にありますから、フェリーへのアクセスも便利です。10畳の和室で1泊2日夕食・朝食付で33,150円からです。
『佐渡 ホテル東宝』
8階建ての高層旅館で、展望風呂が最上階の8階にあります。展望風呂からは日本百景の一つに選ばれた加茂湖の眺めがきれいです。佐渡汽船両津港に一番近い観光旅館です。佐渡の味覚会席料理プランで、12畳の和室に1泊2日の夕食・朝食付で23,328円からです。
佐渡のオススメアクティビティは、「佐渡金山遺跡」と「トキの森公園」!
「佐渡金山遺跡」は、江戸時代には、徳川幕府にとって重要な財源で、日本最大の金山だった場所です。かつての金山の坑道の数々の見学コースは、短いもので30分です。佐渡で1番人気のスポットです。もう1つ、佐渡ならではのスポットが「トキの森公園」です。資料館でトキについての説明と展示を見て、トキふれあいプラザでは実際にトキを間近で見ることができます。トキは、自然に近い状態で飼育されています。この他にも、佐渡ならではのアクビティティとしては、佐渡奉行所、平安時代からの金山跡で、砂金の採掘体験のできる「佐渡西三川ゴールドパーク」、小木港の「小木みなと公園」でのたらい舟の乗船体験に、また、海水浴場も、佐渡にはたくさんありますので、日本海での海水浴もオススメです。
トキの森公園
佐渡金山
モデルルート
JALを利用して成田空港を17時45分に出発すると、18時45分に新潟空港に到着します。到着後、空港のレンタカー店でレンタカーを借りて、新潟駅前の新潟グランドホテルへチェックインに向かいます。20分ほどです。東京から佐渡への直行便がないので、新潟で1泊して朝、フェリーで佐渡へ渡るのです。素泊まりですから、夕食は新潟名物の「へぎそば」はいかがですか?駅前にある「須坂屋そば 新潟駅前店」が夜遅くまで営業しています。
翌朝は、新潟港発9:40にジェットフォイルで両津港に10:45着です。フェリーでの船旅は、お子さんにとって、なかなか体験できないことなので、思い出に残ること間違いありません。佐渡金山へは両津港から1時間。佐渡西三川ゴールドパークへは50分、トキの森公園へは18分です。まず、最初にトキの森公園でトキを見て、それから佐渡市の「すしや まるいし」でお昼をとってから佐渡金山遺跡と佐渡西三川ゴールドパークを見学です。史跡に興味がないようでしたら、「すしや まるいし」で昼食の後、「プチドール」や「しまや本舗」でお土産を買って、小木港の「小木みなと公園」でのたらい舟の乗船や、佐和田海水浴場などで海水浴を楽しんで、今宵の宿の佐渡・ホテル東宝へチェックインです。日本百景の一つに選ばれた加茂湖の眺めが楽しめる展望風呂で疲れをとり、家族での夕食を楽しみます。
旅行代金試算
往復航空券 大人2人、子ども1人
東京(成田)-新潟空港の航空券
7月31日出発、8月2日帰宅の場合
行き:8,420円(大人)×2
8,200円(子ども)×1
帰り:8,420円(大人)×2
8,200円(子ども)×1
往路復路ともにANAの旅割28を利用しています。
(※両便とも数量限定で販売されているキャンセル不可の格安チケットです)
JAL⇒東京(成田)発17:40⇒新潟着18:45
ANA⇒新潟発14:30⇒東京(成田)着15:35
家族3人で、宿泊先を1泊目を新潟グランドホテル素泊まりにして、2泊目を佐渡・ホテル東宝で夕食・朝食付とすると29,960円になります。
3人で2泊3日でいくらかかるの?
航空券代 50,080円
宿泊費 34,928円
レンタカー代 13,932円
フェリー往復乗船代 16,970円
フェリー往復軽自動車航送代 25,000円
飲食費 18,000円(1日目の夜は1人3,000円、2日目は朝と昼を2,000円、3日目は昼1,000円として試算)
お土産代 10,000円
計 168,910円
与論島のコバルトブルーの海で夏を満喫
与論島のオススメ観光スポット・グルメ
今年の夏の家族旅行は、鹿児島県の「与論島」はいかがですか。白い砂浜に、コバルトブルーやエメラルドグリーンの海と空の広がる大金久海岸は与論島最大のビーチで、映画やCMのロケ地としても有名です。シュノーケリングやグラスボートで海中を眺めたり、思いっきり海を楽しめます。また、近くの赤崎海岸は対照的に人が少なく、静かに海を楽しめますし、観光スポットの赤崎鍾乳洞もあります。一生の思い出に残る家族旅行になること、間違いありません。他に与論島を訪れたら是非立ち寄っていただきたいところを紹介しておきます。
与論島
百合ヶ浜
はないち
与論島のフルーツを使ったドラゴンろーるが評判のお店です。ドラゴンろーるは、ロールケーキで与論島産のドラゴンフルーツを使っています。他に与論島産のパパイヤで作ったパパイヤジャムもオススメです。
青い珊瑚礁
与論空港近くの人気の食堂です。名物もずくそばと黒豚ギョーザ、それと鶏飯です。もずくそばは、冷やしもありますし、セットメニューのもずくそば定食もあります。
海カフェ
与論島役場から少し離れた小高い丘にある、ギリシャ風の建物のカフェです。海を眺めながらアップルパイやピザ、ハニートースト、サンドイッチなとの食事や、フレーバーコーヒーなどを楽しめます。
オススメホテルとアクティビティ
星妙荘
空港から10分の距離にある、美味しい食事と与論島の黒糖焼酎が飲める民宿として評判の宿です。近くに商店や飲食店もあり、素泊まりでも食事の心配はありません。大金久海岸までは、車で2分。歩いて10分で行けます。海と風車が見える部屋に素泊まりで2泊で22,800円からです。
民宿明星荘
空港から車で10分の距離にある家族経営のアットホームな民宿で、まるで田舎の親戚の家に泊まってるような気分になります。隣には、お惣菜やお弁当なども扱っている商店もあり、飲食店も近場にあるので、便利です。大金久海岸までは、車で2分です。歩いても10分ほどで行けます。海とさとうきび畑の見える部屋に素泊まりで2泊で15,960円からです。
佐渡のオススメアクティビティは、「大金久海岸」と「赤崎海岸」
与論島のビーチなら、なんといっても「大金久海岸」です。2キロほどに渡った白い砂浜と、遠浅の澄んだ海、真っ青な空の美しさは、まるで映画やドラマの中にいるような気分になります。干潮の時だけ沖合に姿を現すのが、百合ヶ浜です。グラスボートで訪れることができます。バナナボートやマリンジェット、シュノーケリングなども楽しめます。海の美しさなら「赤崎海岸」もオススメです。「大金久海岸」と比べると静かな時間を楽しめるビーチです。別名「サンライズビーチ」と言われていて、美しい朝日を眺められるスポットでもあります。近くには、「赤崎鍾乳洞」もあります。
モデルルート
スカイマーク航空を利用して羽田空港を朝7時55分に出発すると、9時45分に鹿児島空港に到着します。ここで、11時25分発の与論島行きの飛行機に乗り換えです。与論空港に12時45分に到着したら、空港のレンタカー店で軽自動車を借りて、与論島観光へと出発です。予約していた民宿星妙荘までは車で10分ですが、まだチェックインの時間には早いので、お腹が空いているようなら「青い珊瑚礁」で、与論島名物のもずくそばをいただくか、「海カフェ」でピザなどの軽食をいただきましょう。ゆったりと食事やお茶をしたら、まずは「大金久海岸」で、与論のビーチを満喫しましょう。そして、チェックインの時間になったら、ひとまず民宿星妙荘に入って、周囲を散策です。素泊まりですから、食事をどうするかのチェックです。日没の時間になったら、車で「赤崎海岸」へ向かいましょう。静かな海、水平線に沈んでいく夕陽の美しさは、お子さんにとって一生の思い出になること間違いありません。日が沈んだら、本土では絶対に見ることのできない南十字星の見える場所へのドライブです。2泊3日、時間の許す限り、夜明けから日没、夜と、与論島の海と空の魅力は、一生の思い出に残る家族旅行になること間違いありません。
旅行代金試算
往復航空券 大人2人、子ども1人
東京(羽田)-鹿児島空港の航空券
7月25日出発、7月27日帰宅の場合
東京⇒鹿児島
行き:12,950円(大人)×2
12,800円(子ども)×1
鹿児島⇒与論
行き:25,500円 大人×2
16,800円 子ども
与論⇒鹿児島
帰り:29,480円大人×2
18,480円子ども
先得割引 タイプA
鹿児島⇒東京(羽田)
帰り:12,950円大人×2
12,800円子ども
往路は鹿児島まではスカイマークのいま得割引。
与論までは株主優待割引、復路は鹿児島までは株主優待割引、東京(羽田)までは、スカイマークのいま得割引を利用しています。
(※両便とも数量限定で販売されているキャンセル不可の格安チケットです)
往路 スカイマーク⇒東京(羽田)発07:55⇒鹿児島着 09:45
JAL⇒鹿児島発11:25⇒与論着 12:45
復路 JAL⇒与論発13:15⇒鹿児島着 14:30
スカイマーク⇒鹿児島発15:05⇒東京(羽田)着 16:50
宿泊先を星妙荘にして、素泊まりで家族3人で2泊3日すると43,740円になります。
3人で2泊3日でいくらかかるの?
航空券代 222,640円
宿泊費 22,800円
レンタカー代 11,000円
飲食費 18,000円(朝昼版1人2,000円として試算)
お土産代 10,000円
計 284,440円
まとめ
夏は観光シーズンですから、国内旅行のパックツアーはどこもオフシーズンの料金相場と比べると、かなり割高です。ですから、インターネットで情報収集して、航空券とホテルを別で取ることをおすすめします。観光シーズンの相場料金よりも安く、パックツアーよりもも自由な旅ができますから、今から準備してお得な家族旅行をしましょう。