ANA(全日空)は、JALと並び国内大手航空会社としておなじみのキャリアです。
大手の安心感はあるものの、今人気のLCC(ローコスト・キャリア)と比べると、航空券が高いというイメージがあるのではないでしょうか?
実はANAでも、LCCにも引けをとらないほどお得な、格安航空券を手に入れる手段があります。
ANAを利用するのがはじめての人でも、これから紹介する方法で、簡単に格安航空券を購入できます。
ANAの予約方法や、変更・キャンセルのやり方、そして格安航空券を手に入れるおすすめの方法をご紹介していきます。
ANAの予約方法・予約確認方法について
知っておきたいANAの予約方法
ANAのチケット予約・購入は、ANAのウェブサイトからオンラインで行なえます。
スマホ用ANAアプリをダウンロードすれば、パソコンと同様にチケット予約・購入ができて便利です。
ANAのコールセンター(電話番号:0570-029-767)でも、年中無休で予約を受け付けています。
国内線の予約は6時30分~22時まで、国際線の予約は24時間対応です。
おすすめなのは、支払い・キャンセル・変更手続きが簡単な、オンライン予約です。
PCやスマホからであれば、予約情報・会員情報の照会も手軽にできます。
オンライン予約では、出発の24時間前までに、航空券が購入できます。
航空券の新規予約から支払い、予約確認までの流れは以下のとおりです。
ステップ②:検索結果から希望するチケットの詳細(料金や旅程)を確認し、購入手続き画面に進みましょう。
ステップ③:搭乗者情報(氏名、連絡先など)、お支払い情報を送信して、予約・購入手続きが完了します。
ステップ④:ANAから届いたメールで、照会番号や旅程などの予約情報を確認しましょう。
確認メールに記載された照会番号で、ウェブサイトやアプリから、いつでも予約情報が確認できます。
番号を忘れた・確認メールを紛失した場合は、コールセンターへ問い合わせましょう。
支払い方法と支払手数料
○ANAウェブサイトでの支払い方法
- クレジットカード(VISA、マスターカード、JCB、Diners、アメリカンエクスプレスに対応)
- SKYコイン(マイルをSKYコインに交換して、カード払いと併用できる)
- ネット振込み
その他の支払い方法
端末が無い一部のコンビニでは、払込票を自分で印刷して持参していく必要があります。)
・銀行振込み(ATMまたはオンライン振込み、ページー払込みに対応)
クレジットカード払い(SKYコインでの支払い含む)とコンビニ払いでは、チケット代以外に支払い手数料はかかりません。
銀行振込み・ネット振込みでは、各銀行の指定する振込み手数料がかかります。
ANAは割引制度・オプションが充実!
ANAはチケット購入を早めに予約するとお得になる「旅割」が有名ですが、急な出張・お出かけや、当日予約に対応できる割引制度も必見です。
ビジネスきっぷ(ANAカード会員専用)
当日購入・予約変更が可能で、最大約43%割引になります。
特割
前日または3日前までの購入でお得になりますが、予約変更はできません。
スマートシニア空割・スマートU25
年齢に応じて、搭乗当日の空席利用でお得になります。予約変更はできません。
また、ANAでは旅行に便利な「旅作」オプションが追加できます。
「旅作」では、航空券に加えて、宿泊先・交通手段・レジャー・観光などの予約を一緒に行えます。
オプションを自由に組み合わせて、自分だけの旅行プランを組み立てることができます。
さらに、大手キャリアならではの充実した機内サービスを、オプションで追加することができます。
プレミアムクラスの食事を普通席でも楽しめる他、機内でご当地スナックや期間限定メニューの販売も行っています。
このように、ANAは旅行・出張が便利で快適になるオプションが特徴的です。
予約変更の自由は効きにくいですが、旅程が確定しているなら、これらのオプションを活用してみてはいかがでしょうか?
予約変更の方法
予約変更期限はいつまで?
予約当日、出発する前までに、ANAウェブサイトまたはコールセンターへの連絡、空港カウンターにて、変更手続きができます。
早割(旅割・特割)などを利用して予約変更ができない場合は、キャンセル扱いとなり、払い戻しの後に改めて変更後のチケットを購入することになります。
搭乗者の名義を変更したい場合も、一旦払い戻しを行ってから、新たに航空券を購入しなければなりません。
また、株主優待割引で購入した航空券で予約変更を行う際は、ウェブサイトで手続きができず、コールセンターへの連絡のみ受け付けています。
コールセンターやコンビニ端末で予約した場合は、予約変更ができないのでご注意ください。
変更後の便が満席になっていたら、空席待ちサービスが利用できます。
ANAウェブサイトにて、路線ごとの空席待ち状況が、リアルタイムで調べられます。
空港の空席待ち受付カウンターへ赴き、整理券を発行後、空席が発生したら呼び出しがあります。
予約変更手数料
航空券が予約段階で、購入手続きが完了していなければ、キャンセル料は発生しません。
ただし、購入済みの航空券は、料金の種類によっては、予約変更自体が不可能な場合があります。
予約変更の可否は、ANA公式サイトの「運賃一覧」からご確認ください。
ANAのキャンセル方法
予約のキャンセル方法
予約のキャンセル・払い戻し手続きは、ANAウェブサイトから行えます。
国際線チケットのキャンセル・払い戻しは、ANAコールセンターか国際線空港カウンターでの受付となります。
手続きの際は、本人確認のために予約番号や決済に利用したカード情報が必要になります。
払い戻し内容確認画面では、希望すれば手数料のWeb領収書を発行することができます。
払い戻し手続きが完了したら、カード決済の場合は2~3ヶ月、現金で購入した場合は早ければ即日で返金されます。
ANA SKYコイン(マイル)で決済した場合は、SKYコインが返金されることになります。
キャンセル料の発生
予約変更時と同様に、購入前のチケットなら、キャンセル料や払い戻し手数料はかかりません。
購入後は、航空券1枚につき、払い戻し手数料が430円かかります。
「旅割」を利用して購入した場合は、搭乗日の55日前からキャンセル料が発生します。
キャンセル料は搭乗日が近づくほど高額になり、出発時刻以降は運賃額の100%を支払わなければなりません。
悪天候や機材のトラブルといった理由でキャンセルになった場合は、手数料は発生しません。
また、病気や怪我が理由でキャンセルするなら、医師の診断書の提出を条件に、手数料無料で便の変更ができるといった特別対応をしてもらえます。
予約出来ない時には?
ANAでオンライン予約ができない時は、以下の2つの原因が考えられます。
システムの不具合など、航空会社に起因するトラブル
新規予約・変更画面でエラーが生じる場合は、システムの不具合が考えられます。
ANAウェブサイトで、不具合についてのお知らせがないかを確認してみましょう。
PC環境やメールの未着など、利用者側のトラブル
「決済画面の段階でエラーになる」「確認メールが届かない」といった問題は、利用者側の環境に起因している可能性が大きいです。
以下の点をチェックして、トラブルの原因を探ってみましょう。
- メールの迷惑メールフォルダに入っていないか?
- 別のメールアドレスに届いていないか?
- 受信拒否設定で、ANAのメールが受け取れるようになっているか?
- ブラウザが最新の状態に更新されているか?
- カード情報に間違いはないか、支払いに対応しているカードか?
- マイページで、すでに予約が反映されている状態か?
上記の点を確認しても原因が分からなければ、ANAコールセンターに問い合わせてみてください。
「旅割」「ビジネスきっぷ」などの割引制度や、特典航空券、マイレージなどの利用条件も確認してみましょう。
格安航空券モールのANAページからも予約が可能
ANAでは、早割はもちろんのこと、直前予約にもお得な制度があります。
しかし、割引制度には予約変更・キャンセルの融通が効かず、手続きの手間や手数料がかかるといった問題点も含まれます。
特に、出発直前になると高額なキャンセル料になるので、割引のメリットよりも、デメリットのほうが大きくなってしまいます。
「キャンセル料がかからない格安航空券を予約する方法はないの?」というあなたにおすすめなのが、「格安航空券モール」です。
格安航空券モールは、ANAを含む人気キャリア11社から運賃を比較できる他、航空券の予約販売まで行っています。
格安航空券モールで、早めに安い航空券の予約をしておいて、支払い期限が来るまで確実に押さえておくことができます。
決済をして購入が確定するまでは、変更・キャンセルを手数料無しで行なえます。
格安航空券モールだと、最大で83%割引で航空券を買えるチャンスがあります。
ANAウェブサイトからの購入でなくても、ANAマイルが付与されるので、マイレージを貯めている人でも安心して購入できます。
出発当日は、予約番号と確認番号だけで楽々チェックインができるのも嬉しいポイントです。
ANAには専用のアプリがありますが、格安航空券モールもスマホ対応なので、いつでもどこでも予約内容の照会ができます。
「公式サイト以外で予約するのが不安・・・」という人でも、格安航空券モールなら、簡単にご利用できます。
分からないことや心配なことがあれば、コールセンターやメールでも問い合わせ・相談ができます。