エアドゥの座席指定はいつから?無料で事前予約するやり方や変更できない時の対処法北海道への快適な空の旅を提供するエアドゥ(AIRDO)。

せっかく乗るなら、窓際から絶景を眺めたり、家族や友人と隣同士で会話を楽しんだりしたいですよね。

しかし、いざ予約しようとすると「座席指定はいつからできるの?」「指定できない時の対処法は?」と迷ってしまうことも。

本記事では、エアドゥの座席をいち早く確保するやり方や、後から座席を変更する方法、さらに満席表示でも諦めない「座席解放」のタイミングまで、知っておくと得する情報を網羅しました。

座席指定の基本ルールを押さえて、希望通りの席で北海道旅行を楽しみましょう。

 

エアドゥの座席指定はいつから?何日前から可能かルールを解説

エアドゥの座席指定はいつから?何日前から可能かルールを解説

【搭乗4日前まで】予約直後から座席指定が可能

 

◯ まずは座席確保!お支払いは「購入期限」まででOK

「いい席を取りたいけれど、今すぐ支払うのはちょっと・・・」という場合でも安心してください。

エアドゥでは、搭乗日の4日前まで(搭乗日含まず)に予約を行った場合、航空券代金を支払う前(未購入)の状態でも、座席指定が可能です。

例えば、搭乗日が4月10日の場合、その4日前の4月6日までに予約をすれば、支払い前でも座席指定ができます。

このシステムは、以下のようなケースで非常に便利です。
●とりあえず予約を入れて、窓際や前方の人気席をキープしておきたい
●友人の予定が確定するまで支払いは待ちたいが、隣同士の席だけは確保しておきたい
●給料やボーナスが入ってから支払いたい

 

◯【注意】購入期限を過ぎると「強制キャンセル」される

座席を指定できたからといって、予約が確定したわけではありません。

予約時に設定された「購入期限(支払い期限)」を過ぎると、予約自体が自動的に取り消されます。

同時に、せっかく確保した座席もリリース(白紙化)され、他の方が指定できる状態に戻ってしまいます。

「席を取ったから安心」ではなく、「期限内に支払って初めて予約完了」となる点に注意しましょう。

カレンダーやリマインダーに購入期限を登録しておくことを強くおすすめします。

 

【搭乗3日前~当日】購入手続き完了後に指定可能

◯ 搭乗3日前からは「先払い」が必須条件

搭乗日が迫った「3日前~当日」の期間に入ると、座席指定のルールが切り替わります。

この期間は、航空券の購入手続きが完了している人だけが座席指定を行えます。

つまり、予約だけして支払いが済んでいない状態では、座席を選ぶことができません。

 

◯「座席指定ボタンが押せない」時は未購入を疑おう

「直前予約を入れようとしたら、座席指定のボタンがグレーアウトして押せない」という時は、まだ決済が完了していない可能性が高いです。

まずクレジットカードやコンビニ支払いで航空券の購入手続きを完了させてください。

支払いがシステムに反映された直後から、座席指定ボタンが有効化され、操作できるようになります。

 

◯ 子供連れや高齢者は購入前でも電話で指定可

基本的に搭乗3日前以降は「購入後」でないと座席指定できませんが、実は例外的な救済措置が存在します。

配慮が必要な以下の方に限り、購入前(予約のみの状態)でも座席を確保することが可能です。

●小さな子供連れの方
●ご高齢の方
●お身体の不自由な方

この例外対応を受けるには、Webサイトではなく「予約・案内センター」にて電話での申込みが必要です。

「まだ支払いはしていないが、子供と隣同士の席を確保したい」などのご希望をオペレーターに伝えましょう。

混雑状況によっては希望が通らないこともありますが、Web上よりも確実かつ親身に対応してもらえるため、対象の方はぜひ活用したいサービスです。

 

◯ 事前座席指定サービスの料金は無料

エアドゥを利用する大きなメリットの一つが、座席指定料金が完全無料であることです。

多くのLCC(格安航空会社)では、窓際や前方座席を指定するのに数百円~数千円の追加料金がかかることが一般的ですが、エアドゥでは一切かかりません。

一度決めた席でも、「やっぱり窓際がいい」「同行者の近くに変えたい」と思ったら、Webサイトから何度でも無料で変更可能です。

まずは気軽に席を押さえておくことをおすすめします。

 

エアドゥの事前座席指定・座席変更のやり方は?

エアドゥの事前座席指定・座席変更のやり方は?

エアドゥ公式サイトでの座席指定・変更方法

航空券の予約から座席指定までの手続きは、PCまたはモバイルのエアドゥ公式サイトから24時間いつでも行えます。

ここでは「新しく予約する場合」と「すでに予約済みの場合」の2パターンに分けて、具体的な座席指定のやり方を解説します。

 

◯ 新しく予約を取る場合(初めてエアドゥで予約する方)

「まずは座席を確保してから支払いたい」という方は、予約完了画面からそのまま座席指定へ進むのがスムーズなやり方です。

  1. 便を検索する:エアドゥ公式サイトのトップ画面にある「航空券の予約」タブで、発着地・日程・人数等を指定し、「検索する」を押します。
  2. 便と運賃を選ぶ:検索結果から希望する便と運賃(DOバリューなど)を選択し、「次へ」を押します。
  3. お客様情報の入力へ進む:選択した便の情報を確認します。My AIRDO会員でない場合は、「ログインせずに次へ進む」を押してください(会員の方はログインして進みます)。
  4. 搭乗者情報を入力:搭乗者の氏名、年齢、連絡先などを入力し、「確認画面へ進む」を押します。
  5. 予約を確定する:入力内容に間違いがないか確認し、「予約する」を押して予約を確定させます。
  6. 座席を指定する:予約詳細画面が表示されます。そのまま支払いへ進む場合は「購入手続きへ」、購入する前にとりあえず座席だけ確保する場合は「座席指定・変更」を押します。
  7. 完了:表示されたシートマップから希望する座席を選択し、指定完了です。

 

 

◯ すでに予約済みの場合(後から座席指定を行う方)

「予約時は時間がなくて席を選べなかった」「後から座席を変更したい」という方は、予約確認画面から手続きを行います。

  1. 予約確認メニューへ:公式サイトトップ画面のメニューから「予約確認・購入・変更」タブを選択し、「予約確認」を押します。
  2. 予約情報の入力:以下の情報を入力し、「次へ」を押します。
    • 搭乗日
    • 便名
    • 予約番号(予約完了メールに記載されています)
    • 氏名
  3. 座席指定画面を開く:予約詳細画面が表示されたら、画面内の「座席指定・変更」を押します。
  4. 座席を選ぶ・変更する:シートマップが表示されます。空いている席から希望の場所を指定(または変更)してください。
  5. 完了:最後に決定ボタンを押し、座席指定は完了です。まだお支払いが済んでいない場合は、購入期限内に手続きを行ってください。

 

 

電話で座席指定・変更はできる?

「インターネットでの操作が不安」「直接オペレーターに相談して決めたい」という場合は、エアドゥの予約・案内センターへ電話をして手続きを行うことも可能です。

公式サイトと同様に、電話窓口でも事前の座席指定や変更を受付けています。

 

【エアドゥ 予約・案内センター】
●東京:03-6741-1122
●札幌:011-707-1122
●受付時間:8時~20時(年中無休)

上記の番号にかけ、「搭乗日」「便名」「予約番号」などを伝えれば、希望の座席を確保してもらえます。

なお、電話窓口は悪天候時や連休前、夕方の時間帯などに混み合い、繋がるまでに時間がかかることがあります。

お急ぎの場合は、待ち時間ゼロで24時間操作できる公式サイトの利用が最もスムーズでおすすめです。

 

エアドゥで座席指定できない・変更できない理由と解決策

エアドゥで座席指定できない・変更できない理由と解決策

「指定できる座席がありません」と表示され空いてない理由

せっかく航空券を購入して、すぐに座席指定画面を開いたのに、選べる席が一つもない・・・。 そんな状況になると、「もしかして満席で乗れないの?」と不安になってしまうかもしれません。

しかし、安心してください。

「指定できる座席がない」ことと「満席で乗れない」ことはイコールではありません。

エアドゥを含む航空会社では、以下のような理由で指定可能な座席数に制限を設けています。

  1. 機体のバランス調整のための制限:飛行機は安全に空を飛ぶために、前後の重量バランスを厳密に管理しています。乗客が特定のエリアに偏らないよう、あらかじめ一部の座席を指定できないように調整していることがあります。
  2. 配慮が必要な方のための優先枠:すべての乗客が快適に利用できるよう、特定の座席は一般開放せずに確保されています。
    • 車椅子をご利用の方:移動しやすい通路側の席など
    • 盲導犬をお連れの方:足元にスペースがある席など

Web上で選べる席がなくても、航空券の予約・購入が完了していれば、あなたの座る席は機内のどこかに必ず確保されます(オーバーブッキング等の特例を除く)。

座席指定できないまま当日を迎えても、空港のカウンターで必ず座席が割り当てられますので、安心して出発してください。

 

事前指定枠が満席でも諦めない!「座席解放」のタイミング

今現在、画面上で希望の席が指定不可になっていても、当日まで諦める必要はありません。

航空会社が管理している「調整席」や「ブロック席」は、特定のタイミングで一斉に一般開放されることがあります。

「全然空いてない」と嘆く前に、以下の2つのタイミングで再度シートマップを確認してみてください。

  1. 搭乗2日前の0時~:まず大きなチャンスが訪れるのが、搭乗2日前の深夜0時です。ここで、これまで旅行会社のツアー用などに確保されていた枠や、早期予約枠の一部が調整され、一般指定可能になることがあります。
  2. 搭乗24時間前(オンラインチェックイン開始時):最も座席が動きやすいのがこのタイミングです。 オンラインチェックインの受付開始と同時に、最終的な調整枠が解放されるケースが多く、一気に選択肢が増えます。

解放された座席をいち早く見つけるには、こまめに座席表(シートマップ)の画面を確認(リロード)することが重要です。

キャンセルが出た場合、リアルタイムで反映されます。

 

搭乗24時間前の「オンラインチェックイン」で座席変更を狙う

座席指定における最大のチャンスは、出発時刻の24時間前からスタートする「オンラインチェックイン」の手続き中です。

オンラインチェックインの手続き画面では、最新の座席表(シートマップ)が表示されます。 このタイミングで、これまでブロックされていた良席(窓際・通路側・前方席など)が解放されていることがあります。

 

◯ すでに指定済みの方も「変更」のチャンス

「とりあえず真ん中の席しか取れなかった」という方も、この24時間前のタイミングで手続きを行うことで、より快適な席へ変更できる可能性があります。

一度指定した席に満足せず、ぜひチェックイン時にもう一度シートマップを確認してみてください。

 

◯ それでも指定できない場合の最終手段

オンラインチェックインの操作を行ってもなお、「指定できる座席がありません」と表示される場合や、シートマップでは空いているのに指定できない場合もあります。

その際は、搭乗日当日に、空港カウンターの係員に座席指定したい旨を伝えてください。

最終的な調整を行い、空いている座席があれば割り当てを行ってくれます。

 

子供連れやカップル必見!エアドゥで隣同士の座席を確保するコツ

子供連れやカップル必見!エアドゥで隣同士の座席を確保するコツ

幼児・子供連れは並び席を確保しやすい?

子供と離れ離れになってしまわないように、子供連れの場合は予約と同時に事前座席指定を行うことを強く推奨します。

当日の空港調整やオンラインチェックインでは並び席が残っていない可能性が高いため、早めの行動がカギです。

 

◯ 空いているのに座席指定できない理由:非常口座席の制限

シートマップ上では空席になっているのに、なぜか選択できない席がある場合、そこは非常口座席かもしれません。

安全上の理由により、満8歳未満の子供連れの方は非常口座席を指定できないルールがあります。

「シートマップでは空いているのに指定できない」という現象はこれが原因のことが多いため、他の列を探しましょう。

 

◯【注意】幼児2名同伴の場合は「横並び」不可

大人1名で幼児を2名同伴する場合、3席並び(大人・幼児・幼児)での座席指定はできません。

これは酸素マスクの個数制限などの安全基準によるものです。

対策として、「前後の座席」や「通路を挟んだ隣同士の座席」で指定する必要があります。

●幼児の定義:現在は生後8日~2歳の子供が対象です(※2026年5月19日以降のご搭乗分からは「生後8日~1歳」に変更されます)。
●人数制限:大人1名につき幼児2名まで同伴可能です。
●料金:うち1名は、大人の膝の上に座ることで無料になります(もう1名は座席確保が必要なため小児運賃がかかります)。

 

◯ Webで並び席が取れない時の「電話相談」

どうしてもWebサイト上で隣同士の席が見つからない場合は、諦める前に予約・案内センターへ電話で相談してみてください。

機内バランス調整用などでブロックされている席を、子供連れ優先として調整してもらえる可能性があります。

必ず確保できるわけではありませんが、相談してみる価値は十分にあります。

 

当日の空港カウンターとキャンセル待ちの活用

Webで並び席が確保できなかった場合でも、諦めずに当日少し早めに空港へ行くことをおすすめします。

空港のシステムでのみ操作可能な「当日調整枠」が残っている場合があり、カウンターで相談することで隣同士の席を確保できるケースがあります。

 

◯ エアドゥは空港での座席指定も「無料」

一般的なLCC(格安航空会社)の場合、空港カウンターで座席を指定・変更しようとすると、Webよりも高額な手数料(窓口利用料など)が発生することがあります。

しかし、エアドゥは空港カウンターでの手続きも無料です。

追加料金を気にせず、気軽に係員へ相談できるのは大きなメリットです。

 

◯ 自動チェックイン機でも指定・変更が可能

有人カウンターが混雑している場合は、空港に設置されている自動チェックイン機を利用しましょう。

画面上で最新の空席状況を確認でき、空いている席があればその場で指定や変更が可能です。

 

◯ 満席時は「キャンセル待ちサービス」を活用

希望の便が満席で予約すら取れていない場合、エアドゥの「キャンセル待ちサービス」を利用することで座席を確保できるチャンスがあります。

ただし、誰でも利用できるわけではなく、以下の条件やルールがあります。

【条件1】My AIRDO会員限定:キャンセル待ちを申込むには、Web会員サービス「My AIRDO」への入会(無料)とログインが必須です。
【条件2】申込み期限と制限:ご希望便出発の2日前、もしくは各運賃に設定されている予約期限のいずれか早い日まで。申込みは1便のみ可能です(複数の便にまたがってキャンセル待ちはできません)。
【条件3】対象外の運賃がある:「DOシニア65」「DOユース25」などの一部運賃はキャンセル待ちができません。特例として、「北海道往復運賃」のキャンセル待ちはWebではできず、予約・案内センターへの電話でのみ受付けています。

キャンセルが発生し、空席ができた場合は、登録したメールアドレスにお知らせが届きます。 メールの案内に従い、期限内にMy AIRDOマイページから予約確定の手続きを行いましょう。

 

エアドゥの座席指定についてのまとめ

今回はエアドゥの座席指定について、いつからできるのか、できない場合の対処法などを詳しく解説しました。

最後に重要なポイントをおさらいしておきましょう。

  1. 事前座席指定はWebで24時間受付・完全無料!
  2. 予約直後(搭乗4日前まで)なら「航空券未購入」でも指定OK
  3. 「3日前~当日」は航空券購入が必須条件(子供連れや高齢者は特例あり)
  4. 満席でも「オンラインチェックイン開始時」などの空席調整時を狙う
  5. 困った時は「予約・案内センター(電話)」や「空港カウンター」を活用

エアドゥは他の航空会社に比べても、座席指定の自由度が高く、ユーザーに優しいシステムになっています。

ぜひ希望の座席をゲットして、北海道への快適な空の旅を楽しんでください。