skymark In-flight service

スカイマークは、格安な運賃でありながら大手航空会社に引けを取らない機内サービスを用意している、評判の良い航空会社です。

この記事ではスカイマークの機内サービスについて、飲食物やオリジナルグッズの機内販売、Wi-Fi対応など詳しく解説しています。

スカイマーク便の利用を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

スカイマークの無料機内サービス

free In-flight service

LCCやMCCはコストの削減を徹底して実施していて、原則として機内サービスは有料です。

しかし、スカイマークの機内サービスには一部無料のものもあり、利用者から好評を得ています。

無料のドリンク

スカイマークでは、機内で無料ドリンクサービスを提供しています。
4種類のドリンクから好みの飲み物を選択可能です。

  • スカイマークコーヒー by UCC
  • さしま茶
  • 宮城蔵王天然水
  • ミニッツメイドアップル100%(コカ・コーラ)

無料ドリンクを提供しているのは、鹿児島 – 奄美大島、那覇 – 宮古(下地島)を除く全路線です。

大人も子供も楽しめるドリンクを無料でいただけるので、フライトの際はぜひ利用してみてください。

なお好評だった「ネスカフェ」「キットカット」の無料サービスは終了しています。

無料のキャンディー

スカイマーク機内では、キャンディーを無料で提供中です。

飛行機が上昇したり下降したりする時、気圧が変化するため、耳がキーンと痛くなったり詰まったように感じたりすることがあります。

そんな時は、キャンディーをなめると治まることが多いので、遠慮なく客室乗務員に申し付けるといいでしょう。

無料のブランケット貸出

機内は快適な温度に調整されているものの、高度1万メートル前後の上空を飛行する機内では、寒いと感じる人が多いようです。

スカイマークは無料でブランケットを貸し出していますので、寒い時は遠慮なく客室乗務員に申し出るといいでしょう。

また、座席の上には送風口があるので、体感温度に合わせて調節してみてください。

無料のおしぼり

スカイマークでは無料でおしぼりが利用できます。
ちょっとした要素ですが、機内で飲食したい人にはありがたいサービスです。

子供連れの乗客にとっても、あると助かる場合が多いので、無料で使えることを覚えておくと便利でしょう。

スカイマークの有料機内サービス

payed In-flight service

スカイマークには有料の機内サービスもあります。
ここでは旅行のお土産にもおすすめの有料機内サービスを紹介しましょう。

価格はすべて税込で、機内での支払いはいずれも現金払いのみです。

お菓子の販売

スカイマークの機内では、就航地にまつわるお菓子をすべての路線で販売しています。

商品名 価格
沖縄県:琉球ショコラ(パイン果肉入り) 300円
福岡県:日本エール 福岡県産甘うぃキウイグミ 200円
兵庫県:鶯ボール 100円
鹿児島:まめぼっくり 100円
愛知県:ミニしるこサンド 100円

その土地ならではのお菓子を味わえる機会になるので、該当の航路では機内で購入してみましょう。

オリジナルグッズの販売

スカイマークでは、次のようなオリジナルグッズの機内販売も行っています。

商品名 価格
スカイマーク × チロリアン(8本入り) 1,000円
茨城名物 そら飛ぶほしいも スカイも 200円

チロリアンとは福岡の銘菓です。
スカイマークオリジナルデザインの缶に入っている点も、ファンにはたまらないポイントでしょう。

茨城の名産品であるほしいもが入った「スカイも」も、スカイマークオリジナルのパッケージにて販売しています。

ピカチュウコラボグッズの販売

スカイマークでは、ポケモンのキャラクターとして人気の「ピカチュウ」とのコラボレーションを展開中です。

コラボの一環として、機内でオリジナルのコラボグッズを販売しています。

商品名 価格
スカイマークピカチュウジェットエプロン 大人用3,000円
子供用2,000円
ピカチュウジェットBC1 キャリーケースステッカー(3枚入り) 500円
ピカチュウジェットBC2 キャリーケースステッカー(3枚入り) 500円

ピカチュウとのコラボグッズは、ピカチュウジェットではないスカイマーク機内でも購入可能です。

ピカチュウジェットに乗れた場合は機内にピカチュウデザインがあしらわれたり、BGMやアナウンスが仕様になったりと、ファンが楽しめる要素がふんだんにあります。

スカイマークに機内食はある?持ち込める?

food bring in plane

飛行機内での機内食を楽しみにしているユーザーも多いでしょう。
スカイマークでの機内食の取り扱いと、持ち込みの可否についてまとめました。

機内食の販売はない

スカイマークの国内線では機内食の販売はしていません
飲食物については、無料のドリンクと有料のお菓子のみとなります。

国際線では機内食の提供がありましたが、2025年2月時点で国際線は運休中です。

食べ物や飲み物は持ち込める

スカイマークには機内食がありませんので、お弁当やサンドイッチなど軽食を持ち込むことができます。

ただし、加熱式容器に入ったお弁当は、持ち込みも預け入れもできないためませんので注意してください。

飲み物についても、保安検査を通過したものであればペットボトル飲料の持ち込みが可能で、飲みかけであってもかまいません。

また、アルコール度数が24%以下であればお酒も制限なく持ち込め、70%以下のお酒は1人5リットルまで持ち込み可能です。

子供連れ向けスカイマーク機内サービス

child In-flight service

スカイマークは、子供連れの乗客への機内サービスが充実しています。

優先搭乗

子供連れの乗客は、搭乗時に待たされて子供がぐずらないよう、優先的に搭乗させてもらえます。

赤ちゃん用ミルクの調理

スカイマークの機内では、赤ちゃん用のミルクを作ることができます。

粉ミルクを持参すれば、お湯を提供してくれたり、客室乗務員が作ってくれたりするので、気軽に声をかけてみましょう。

おむつ交換台

スカイマーク機内には、赤ちゃんのおむつ交換台が前方と後方のトイレに1か所ずつありますので、機内で問題なくおむつ交換ができます。

絵本やぬり絵のセット

スカイマークでは子供用の絵本やぬり絵のセットを貸し出しています。
希望の方は客室乗務員に気軽に声をかけてみましょう。

授乳カーテン席

機内にはカーテンで覆うことができる席があるので、授乳を希望する方は客室乗務員に声をかけてください。

持参したチャイルドシートの利用

スカイマークではチャイルドシートの貸出は行っていませんが、乗客が持参したチャイルドシートを利用することができます。

ただし、チャイルドシートの利用に関しては安全上さまざまな基準が設けられており、基準に合致したチャイルドシートでなければ使用できません。

また、チャイルドシートを利用する場合は座席を確保するため、子供の年齢に関わらず小児運賃が必要です。

チャイルドシートの利用を考えている方は、事前にスカイマークのカウンターまたは予約センターに連絡してください。

ベビーカーの無料貸出

スカイマークではベビーカーを無料で貸し出しています。

チェックイン後、搭乗口まで借りられるので、空港内で不自由を感じることはありません。

乗客のベビーカーは原則チェックイン時に預け入れが必要ですが、折りたたんだ時のサイズが55cm×40cm×25cm以内、3辺の合計が115cm以内であれば機内に持ち込めます。

スカイキッズ

同伴者のいない6歳と7歳(希望する場合11歳まで)の子供について、出発から到着までスカイマークのスタッフがサポートしてくれるサービスが「スカイキッズ」です。

スカイキッズを利用すれば、子供一人で飛行機に乗ることができます。

利用する際は、スカイマーク公式サイトから申込書(同意書)をダウンロードして当日に持参するほか、搭乗までの付き添いと到着空港での出迎えが必要です。

子供だけで飛行機に乗る事情がある場合は、スカイマークの予約センターか空港カウンターにてスカイキッズを申し込んでおきましょう。

スカイマークにWi-Fiはある?デジタル系の機内サービス

In-flight service wifi

スカイマークにはWi-Fiや電子機器の貸し出しサービスはあるのでしょうか。
機内で時間をつぶしたいと考えている人はチェックしておきましょう。

機内Wi-Fiサービスはない

2025年現在、スカイマークの機内でWi-Fiは使えません

スカイマークでは2014年8月より機内Wi-Fiサービスを開始しましたが、機種が変更されたため、現在は使用できなくなっています。

飛行機の離陸から着陸までの間はインターネットは使えませんが、航空機外との接触がない電子機器同士のBluetooth接続やWi-Fi接続なら利用できます。

飛行機に搭乗後、通信機器の利用について機内アナウンスで案内があるので従うようにしましょう。

オーディオ機器の貸し出しはない

スカイマークにはオーディオの機内サービスはありません

航空会社によっては機内で音楽視聴のサービスがあったりしますが、スカイマークでは提供していないので、機器を持参する必要があります。

スマホや音楽プレーヤーのほか、ラジオやヘッドホン、イヤホンといった作動時に電波を発しない機器は持ち込みや利用が可能です。

スマホで音楽を聴く場合は必ず機内モードに設定し、誤って通信しないように気をつけてください。

コンセントは利用できる

スマートフォンで動画などを視聴していると、すぐにバッテリーがなくなってしまいますよね。

スカイマークの各座席の下にコンセントがありますので、機内にモバイルバッテリーを持ち込めば通信機器に充電できます(一部コンセントが付いていない機体もあります)。

正常に接続できていれば緑のライトが点灯し、接触不良の場合は赤のライトが点灯しますので、ライトの色を確認してから使ってください。

モバイルバッテリーは預け入れる荷物の中に入れると発火の危険性があるため、預け入れができません
必ず機内に持ち込むようにしましょう。

スカイマークの「フォワードシート」限定の機内サービス

In-flight service forwardseat

スカイマークの座席のうち、最前列にある「フォワードシート」に搭乗すると、無料で特別なサービスが受けられます。

フォワードシートを指定するには、運賃に1,000円の追加料金が必要です。

搭乗口での優先搭乗

子供連れ向けのサービスと同じく、スカイマークのフォワードシート席では優先搭乗が可能です。

急いでいる人にとっては重宝するサービスとなります。

お菓子などの無料配布

フォワードシートの乗客には、スカイマーク機内で100円または200円で販売している商品が無料で配布されます。

選べるのは1つですが、有料の機内販売を無料で楽しめるお得なサービスです。

預け荷物の優先返却

スカイマークで荷物の預け入れを利用した場合、フォワードシートに座っていれば優先的に返却してもらうことが可能です。

こちらも忙しい会社員や時間効率を気にする人におすすめの機内サービスとなります。

スカイマークの機内サービスは実際どう?口コミまとめ

In-flight service review

無料・有料のさまざまな機内サービスがそろっているスカイマークですが、実際に利用したユーザーの口コミはどうなっているのでしょうか。

  • スカイマークは値段相当のサービスを覚悟していましたが、接するかんじはラフなものの、悪くない対応で、荷物の収納なども手伝っていただきました(20代/女性)
  • 初めてスカイマークを利用しましたが、CAさんのテキパキした仕事ぶりに好感が持てました(50代/女性)
  • 格安航空ははじめてでしたが大手と特に変わりなく乗務員の方の対応もとても親切でした(40代/男性)

スカイマークの機内サービスについては、チケットの安さを思わせない品質だと感じたユーザーが多いようです。

なかでもスタッフの対応は高く評価されており、無料の範囲でもフライトを快適に過ごせることが伺えます

スカイマークの口コミをもっと見る

スカイマークの快適な機内サービスで楽しい空の旅を

skymark In-flight service summary

スカイマークはLCC並みの格安な料金でありながら、大手航空会社と遜色ない機内サービスを用意しているため、快適に過ごすことができます。

無料のドリンクをはじめ、貴重なグッズも販売しているので、ファンは要チェックです。

上着や飲み物、退屈しのぎの音楽や映像など、必要なものは自分で用意して機内に持ち込むとなお良いでしょう。