鳥取県を旅行するなら、どこを観光したいですか。
…鳥取砂丘しか思いつかない、という方。
鳥取県には砂丘のほかにも魅力的な観光地がたくさんあります。
この記事では、冬の鳥取県を旅行するなら訪れたい、おすすめの観光地を紹介しています。
今回は、あえて鳥取砂丘を外していますので、砂丘しか観光地を思いつかない方は、ぜひ最後まで読んで、旅行の参考にしてくださいね。

ゲゲゲの鬼太郎の聖地!「水木しげるロード」

水木しげるロード_鳥取

鳥取県境港市は、妖怪漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の作者である水木しげる氏の出身地です。
JR境港駅から地元商店街一帯にかけては「水木しげるロード」と呼ばれ、水木氏が生み出した数多くの妖怪キャラクターのモニュメントが立ち並んでいます。
水木漫画の聖地として、鳥取砂丘に次ぐ人気観光地です。

水木しげるロードとは?

水木しげるロードは、JR境港駅から「水木しげる記念館」までをつなぐ、全長約800mの通りを指します。
通りの両側には、「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する妖怪キャラクターたちをモチーフとした数多くのブロンズ像が設置され、妖怪グッズや妖怪グルメを売る土産物店が建ち並んでいます。
通り一帯には、妖怪にちなんだ多くの観光スポットがあるほか、公園や交番、ポスト、看板、外灯、タクシーの行灯、マンホールの蓋など、至るところに水木氏の妖怪キャラクターが使われています。
そのため、水木しげるロードを含む辺り一帯は「水木ワールド」の様相を呈しており、国内外から大勢の観光客が訪れる、山陰屈指の観光地となっています。

水木しげるロードの見どころ

水木しげるロードの見どころと、ぜひ訪れたい周辺のおすすめスポットを紹介します。

JR境港駅と鬼太郎列車

JR米子駅と境港駅を結ぶJR境線では、ゲゲゲの鬼太郎のキャラクターが描かれたラッピング列車、通称「鬼太郎列車」が運行しています。
車内の座席や天井にもキャラクターが描かれ、車内アナウンスをアニメの声を担当した声優さんが行うという力の入れようです。
沿線の各駅には、妖怪キャラクターの愛称が付いており、米子駅は「ねずみ男駅」、境港駅は「鬼太郎駅」となっています。
境港駅の待合室やベンチには妖怪キャラクターたちが描かれ、水木しげるロードのスタート地点であることが実感できます。

妖怪ブロンズ像

水木しげるロード最大の見どころである妖怪ブロンズ像は、全部でなんと177体もあります。
水木しげるロードは、地元商店街活性化のために誕生した小規模な取り組みだったため、1993年のオープン時には、わずか23体しかありませんでした。
しかし、予想に反して評判となり、全国から続々と観光客が訪れるようになると、ブロンズ像の数も急速に増加しました。
2018年のリニューアル時に、すべてのブロンズ像が妖怪の棲む場所などによりゾーン分けされ、再配置されると、妖怪たちは今まで以上に見やすくなり、通りは散策しやすくなりました。
夜間には路面に妖怪たちの影絵が映ったり、ブロンズ像がライトアップされたりして、昼夜を問わず楽しめる工夫がされているのも魅力です。

妖怪スタンプラリー

街の37カ所にスタンプ台が設けられており、土産物店などで売られている「妖怪ガイドブック(120円)」にスタンプが押せるようになっています。
20個以上スタンプを集めると「のん気シール」がもらえ、すべて集めると「完走証」がもらえます。

妖怪神社

妖怪神社は、神社入口に「目玉おやじ」をイメージした手水舎が置いたり、鳥居を「一反木綿」をかたどったり、お馴染みの妖怪キャラクターたちをモチーフとした神社です。

・住所:烏取県境港市大正町62-1

・電話番号:0859-47-0520(株式会社アイズ)
・営業時間:9:00~18:00
・アクセス:JR境港駅から徒歩9分

河童の泉

河童の泉は、水木しげるロードにある水辺の癒しスポットです。
幅7m、深さ30cmの池の中には、河童や小豆洗いなど水に関連した妖怪たちと、池を泳ぐ「ねずみ男」や、小便小僧に扮した「鬼太郎」のブロンズ像などが設置されています。

・住所:鳥取県境港市大正町

・電話番号:0859-47-0121(境港市観光協会 観光案内所)
・営業時間:終日開放
・アクセス:米子鬼太郎空港から車で約10分で境港駅へ。またはJR米子空港駅から境港駅へ

水木しげる記念館

水木しげる氏の生涯と作品を紹介した水木しげる記念館は、年間約20万人もの人が訪れる人気スポットです。
NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」が放送された2010年には、来館者が40万人を超えるほどの人気だったそうです。
代表作「ゲゲゲの鬼太郎」をはじめ数々の作品を展示したコーナーや、水木しげるが生涯にわたり研究したとされる妖怪を、ジオラマで紹介したコーナーなどがあり、子供から大人まで楽しめる施設となっています。

・住所:鳥取県境港市本町5番地

・電話番号:0859-42-2171
・営業時間:9:30?17:00
・休館日:年中無休
・料金:一般700円、中高生500円、小学生300円
・アクセス:米子鬼太郎空港から「はまるーぷバス」メインコース<右回り>で
「旧NTT前」下車、徒歩2分。
JR境港駅から徒歩10分

免疫力を高めるラドン温泉!「三朝温泉」

鳥取県中部にある三朝温泉(みささおんせん)は、多くの人が湯治に訪れる、山陰屈指の人気温泉地です。
三朝川沿いに建ち並ぶ温泉宿のある一帯は、昔のゆったりとした湯治場の風情が残り、心身共にほぐれていくのが感じられます。

三朝温泉の歴史

三朝温泉は、850年以上の歴史を持つ温泉です。
平安時代、大久保左馬之祐という侍が白い狼を弓で射ようとしますが、結局射ずにそのまま山へ返してあげたところ、その晩夢の中に菩薩が現れ、お礼にと温泉の場所を教えてくれたという伝説が残っています。

優れた健康効果がある世界屈指のラドン泉

三朝温泉のお湯は、高濃度のラドンが含まれた放射能泉です。
ラドンとは、ラジウムが分解されるときに生じる弱い放射線のことで、体に浴びると新陳代謝が活発になり、免疫力や自然治癒力が高まるとされています。
実際、三朝温泉地区の住民のがん死亡率は、全国平均の約半分しかなく、これは三朝温泉の泉質が、付近の住民の健康に効果をもたらしているからと考えられています。
そのため、三朝温泉には全国から健康を願う人たちが大勢訪れています。

飲んでよし、吸ってよしの温泉

三朝温泉は、「浸かってよし、飲んでよし、吸ってよし」の3拍子揃った温泉といわれています。
お湯に浸かると森林浴をしたのと同じようなリフレッシュ効果が得られ、飲泉するとお湯に含まれたミネラルが吸収でき、さらに、温泉の湯気を吸うことにより気化したラドンが肺に入って血液を巡り、細胞を刺激して抗酸化作用を促すとされています。
そのため三朝温泉では「三度朝を迎えれば元気になる」といわれており、昔から湯治が盛んです。時間がなく忙しい方には日帰り温泉もあるので、利用してみてはいかがでしょうか。

三朝温泉のおすすめ施設

三朝温泉へ行ったら訪ねてみたい、おすすめのスポットを紹介します。

露天風呂「河原風呂」

「河原風呂」とは、三朝温泉を流れる三徳川にかかる三朝橋のほとりにある、河原の露天風呂で三朝温泉のシンボルです
冬は絶景の雪見風呂となり、露天ならでは風情が味わえます。
ただし、目隠しが何もない、混浴の露天風呂なので、女性には、併設されている足湯の方がおすすめです。

・住所:鳥取県東伯郡三朝町三朝903-1

・電話番号:0858-43-0431(観光協会)
・営業時間:通年24時間(※奇数日の午前中は清掃のため入浴不可)
・料金:無料
・アクセス:倉吉駅から車で15分、バスで20分

株湯

三朝温泉の起源ともなっている公衆浴場で、元湯とも呼ばれています。
株湯の脇には無料の飲泉所や足湯があるので、利用してみてください。

・住所:鳥取県東伯郡三朝町三朝634-1

・電話番号:0858-43-3022
・営業時間:8:00~21:45(月曜日のみ10:00~21:45)
飲泉所は24時間、足湯は8:00~21:00(月曜日のみ10:00~)
・料金:大人350円・小人200円(3才以上)足湯・飲泉場は無料
・アクセス:倉吉駅から車で15分、バスで20分

天然ラドン熱氣浴泉「すーはー温泉」

2020年6月にオープンした、予約制のラドン熱気浴施設です。
気化したラドンが充満したサウナのような部屋で、ゆったりと過ごします。
「すーはー」と呼吸することで温泉成分を体内に取り込む、「吸ってよし」の温泉施設です。

・住所:鳥取県東伯郡三朝町三朝910-7

・電話番号:0858-33-5772
・営業時間:9:30~18:00(1回1時間で1日7回の入れ替え制)
・休館日:毎週火曜日
・料金:高濃度熱気浴室2,000円、熱気浴室1,600円、乾式熱気浴室1,000円
・アクセス:倉吉駅から車で15分、バスで20分

風情ある街並み!「倉吉白壁土蔵群」

倉吉白壁土蔵群_鳥取
倉吉白壁土蔵群は、江戸時代から明治時代にかけて造られた白壁の土蔵群が建ち並ぶ、風情ある街並みが魅力の人気観光スポットです。

倉吉白壁土蔵群とは?

鳥取県倉吉市にある倉吉白壁土蔵群とは、旧市街を流れる玉川沿いに建ち並ぶ白壁の土蔵群と伝統的な赤瓦の町家を指し、一帯は国の伝統的建造物群保存地区に指定されています。
建物の多くが江戸時代から明治時代にかけて造られたとされ、古き良き時代のノスタルジーが感じられる街並みとして観光客の人気を集めています。

赤・白・黒のコントラストが美しい

土蔵群の建物は、上半分が白い漆喰壁で、下半分には黒い焼き杉板がはめられています。
また、屋根には山陰地方伝統の赤瓦が葺かれていて、赤・白・黒のコントラストが美しい景観を作り出しています

赤・白・黒に潜んだ耐用性

倉吉白壁土蔵群の建物は、配色の美しさもさることながら、耐用性の点でも十分に考えられています。
黒い焼き杉板には耐火性能と風雨からの耐久性が、白い漆喰仕上げには防水性があるといいます。
また、赤瓦は焼成温度が1200度以上と高く、凍害に強いとされています。
つまり、土蔵の白壁や黒い焼き杉板、屋根の赤瓦は、火災や水害、冬の凍結から蔵を守ろうとした、先人たちの知恵の結晶でもあるのです。
こうした点を知っておくと、土蔵群を見る目もまた違ったものになりそうですね。

倉吉白壁土蔵群のおすすめの見どころ

昔の風情が感じられる倉吉白壁土蔵群は、街並みを散策するのがおすすめです。
立ち寄りたいスポットを紹介しましょう。

赤瓦一号館

赤瓦一号館は、大正時代に建てられた醤油の仕込み蔵をそのまま活かした土産物店です。天井の大きな梁と格子組を見るだけでも価値があります。

・住所:鳥取県倉吉市新町1-2441

・電話番号:0858-23-6666
・営業時間:9:00~17:00
・定休日:年中無休
・アクセス:鳥取空港(鳥取砂丘コナン空港)から鳥取空港連絡バスで倉吉駅まで約45分または米子鬼
太郎空港から米子空港連絡バスで米子駅まで約25分、米子駅から倉吉駅までJRで約1時間。倉吉駅からは白壁土蔵群までバスで約12分。

赤瓦六号館「桑田醤油醸造場」

赤瓦六号館「桑田醤油醸造場」は、明治10年創業の老舗醤油店です。
観光客向けに醤油を使ったスイーツが販売されており、なかでも「醤油アイス」は人気商品となっています。

・住所:鳥取県倉吉市東仲町2591
・電話番号:0858-22-2043
・営業時間:9:00~18:00
・定休日:年末年始
・アクセス:鳥取空港(鳥取砂丘コナン空港)から鳥取空港連絡バスで倉吉駅まで約45分または米子鬼 太郎空港から米子空港連絡バスで米子駅まで約25分、米子駅から倉吉駅まで
JRで約1時間。倉吉駅からは白壁土蔵群までバスで約12分。

赤瓦七号館「元帥酒造」

赤瓦七号館「元帥酒造」は、嘉永年間創業の全国的にも有名な酒造店です。
赤瓦七号館「元帥酒造」から車で5分ほど離れた場所にある製造所では、見学と試飲ができます。

・住所:鳥取県倉吉市東仲町2573

・電話番号:0858-22-5020
・営業時間:8:30~17:30
・定休日:年中無休
・アクセス:鳥取空港(鳥取砂丘コナン空港)から鳥取空港連絡バスで倉吉駅まで約45分または米子鬼 太郎空港から米子空港連絡バスで米子駅まで約25分、米子駅から倉吉駅まで
JRで約1時間。倉吉駅からは白壁土蔵群までバスで約12分。

赤瓦五号館「久楽」

赤瓦五号館「久楽」は、レトロな雰囲気が素敵なカフェです。
石臼でひいた豆で淹れたコーヒーと、自家製のシフォンケーキがおすすめです。

・住所:鳥取県倉吉市新町1-2424-2

・電話番号:0858-23-1130
・営業時間:9:00~17:00
・定休日:年中無休
・アクセス:鳥取空港(鳥取砂丘コナン空港)から鳥取空港連絡バスで倉吉駅まで約45分または米子鬼 太郎空港から米子空港連絡バスで米子駅まで約25分、米子駅から倉吉駅まで
JRで約1時間。倉吉駅からは白壁土蔵群までバスで約12分。

打吹回廊(うつぶきかいろう)

打吹回廊とは、白壁土蔵群すぐそばの倉吉銀座商店街沿いにある、キッズスペースやショップ&レストランで構成された複合施設です。
地上15mの展望台からは、倉吉のシンボル打吹山や赤瓦の街並みが360度見渡せます。

・住所:鳥取県倉吉市明治町1032-19

・電話番号:0858-27-1888(代表)
・営業時間: 回廊・展望台9:00~21:00、ショップ9:00~17:00、レストラン11:30 ~14:00、17:00~21:00
・定休日:レストランは水曜定休
・アクセス:鳥取空港(鳥取砂丘コナン空港)から鳥取空港連絡バスで倉吉駅まで約45分または米子鬼 太郎空港から米子空港連絡バスで米子駅まで約25分、米子駅から倉吉駅まで
JRで約1時間。倉吉駅からは白壁土蔵群までバスで約12分。

豊田家住宅

豊田家住宅は、1900年に建てられた倉吉の伝統的な町家で、国登録有形文化財に指定されています。
歴史講談が毎日行われています。

・住所:鳥取県倉吉市西町2701

・電話番号:0858-23-0440
・営業時間:10:00~16:00
・定休日:年中無休
・アクセス:鳥取空港(鳥取砂丘コナン空港)から鳥取空港連絡バスで倉吉駅まで約45分または米子鬼 太郎空港から米子空港連絡バスで米子駅まで約25分、米子駅から倉吉駅まで
JRで約1時間。倉吉駅からは白壁土蔵群までバスで約12分。

宿泊できる公開天文台!「さじアストロパーク」

さじアストロパークは、宿泊施設を併設した公開天文台で、日本屈指の大きさを誇る望遠鏡やプラネタリウムを有しています。
冬は1年で最も星空観察に適した季節です。
天文ファンはもちろん、普段はあまり星に興味のない方も、鳥取県の満天の夜空を仰ぎ見ませんか。

鳥取県は星取県

空気の澄んだ鳥取県は、どの市町村からも天の川がよく見えるため星空観察に力を入れており、「星取県」と名乗っています。
なかでも鳥取市は、環境省が実施する「全国星空継続観察」で1位に輝いた、唯一の県庁所在地です。
そんな鳥取市にある「さじアストロパーク」は、大人も子供も楽しく星空観察ができる、宿泊可能な一般向けの天文観測施設です。

さじアストロパークでは何ができる?

さじアストロパークでは、昼間はプラネタリウムの投影と、太陽観察会や昼間の星観察、夜間はメイン行事の星空観察会が実施されます。
悪天候で観察会が実施できないときは、代わりにプラネタリウムを使った星空解説が行われるので、チケットが無駄になることはありません。
館内には、宇宙をモチーフにしたグッズなどを販売するアストロショップがあります。ここでしか売られていない商品もあるのでお見逃しなく。
星空観察にちなんだオリジナル工作グッズは人気商品で、親子一緒に作れば冬休みの良い思い出になりますよ。

103cmの大型望遠鏡(キラット望遠鏡)

夜間の星空観察会で用いられるのは、国内第8位の大きさを誇る直径103cmの大型望遠鏡「キラット望遠鏡」です。
晴天時には、昼間の星観察で使われることもあります。

太陽望遠鏡

さじアストロパークには、太陽観察専門の太陽望遠鏡も備えられており、晴天時には太陽の黒点などを見ることができます。

プラネタリウム

さじアストロパークのプラネタリウムは2部構成で、前半は専門スタッフによる星空の生解説、後半はCGを使った迫力あるデジタル番組が投影されます。
特に、前半の生解説は人気があり、スタッフが提供する旬の話題が評判となっています。

宿泊コテージとペンション

夜間もずっと星空観察を楽しみたい方におすすめなのが、さじアストロパークでの宿泊です。
敷地内には、望遠鏡を備えた宿泊コテージ「星のコテージ」と、1泊2食付きのペンション「コスモスの館」があります。
星のコテージは、自分で望遠鏡を操作して星空を観察したい方や、天体写真を撮りたい方におすすめです。
コンピューターが自動で望遠鏡を操作するシステムが導入されている部屋があったり、望遠鏡の操作に不慣れな方にはスタッフが丁寧に指導してくれたりするので、安心して泊まって星空を観察できます。
ただし、星のコテージでは食事の提供がありません。
自炊か持ち込み、あるいはコスモスの館で食事することができます。
冬の1日、星を眺めて過ごす贅沢を、ぜひ旅行に取り入れてみてはいかがでしょうか。

・住所:鳥取県鳥取市佐治町高山1071-1

・電話番号:0858-89-1011
・営業時間: 9時~22時(10月~3月は21時まで)
・休館日:月曜日、第3火曜日、祝日の翌日、年末年始
・料金:一般 300円(中学生以下は無料)
プラネタリウム観望料 300円(小・中学生 200円)
・アクセス:JR因美線「用瀬(もちがせ)」下車 車で約20分
鳥取自動車道「用瀬PA」から 車で約20分

鳥取県のスタバ!「すなば珈琲」

すなば珈琲は、鳥取県のローカルコーヒーショップ。
米シアトル発祥の洗練されたコーヒーショップ、スターバックスコーヒー(通称スタバ)が、2014年当時、全国で唯一鳥取県にだけなかったことに対し、鳥取県知事が「鳥取にはスタバはないが、日本一の砂場がある」と発言したことがきっかけで誕生しました。
自虐ともギャグともとれる経営戦略で一躍人気を博し、マスコミの取材が殺到したすなば珈琲は、鳥取県を訪れたら1度は入ってみたいお店です。

鳥取県観光地認知度では第4位

すなば珈琲は、「鳥取県の観光地認知度」調査によると、第1位の鳥取砂丘、第2位の水木しげるロード、第3位の大山に次ぐ第4位にランクインしており、もはや鳥取県を代表する観光スポットとなっています。
2019年現在、鳥取県内に10店舗展開しており、定番メニューのほか、各店独自のメニューも取り揃えているので、複数のお店を食べ比べてみるのもおすすめです。

すなば珈琲おすすめメニュー

すなば珈琲の定番メニューからおすすめの商品を紹介します。

砂焼きコーヒー

鳥取砂丘の砂を使って焙煎された、鳥取県ならではのコーヒーです。
味わいが深いのに苦みが少なく、さっぱりとしています。

すなばパンケーキ

すなば珈琲の名物メニューです。
シンプルなパンケーキの上に、カットされたキウイやバナナ、マンゴー、イチゴやブルーベリーなどのフルーツがどっさりと乗り、ホイップクリームがたっぷりと盛られたゴージャスなスイーツです。

ホットサンド

すなば珈琲のホットサンドメニューは充実しており、なかでも鳥取県内でしか流通していない「もさ海老」を使用した「もさえびホットサンド」はおすすめです。
殻ごと素揚げした「もさ海老」をミンチしてエビカツにしたものをパンに挟んでいます。
甘エビよりも甘いといわれる「もさ海老」のうまみと、サクサクとした食感が楽しめます。

【すなば珈琲新鳥取駅前店】
・住所:鳥取県鳥取市栄町706番地

・電話番号:0857-27-4649
・営業時間:8:00~20:00
・定休日:第2・4水曜日
・アクセス:鳥取駅から徒歩3分

まとめ

冬の鳥取県でおすすめの観光地、水木しげるロード、三朝温泉、倉吉白壁群、さじアストロパーク、すなば珈琲を紹介しました。
鳥取砂丘のほかにも見どころがたくさんある鳥取県を、いろいろ見て回ってくださいね。