ブランド総合研究所が毎年発表している「都道府県魅力度ランキング」で佐賀県は、常に下位の方にランキングされており、魅力がない県のような印象を持たれています。しかし、佐賀県には知られざる魅力的な観光スポットがたくさんあるんです。
今回はその中でも秋に訪れてほしい佐賀県の観光スポットを5つ紹介します。是非旅行計画を立てる時の参考にしてください。

空港名:九州佐賀国際空港
住所:〒840-2212 佐賀県佐賀市川副町大字犬井道9476-187
電話番号:0952-46-0100
公式HP:https://www.pref.saga.lg.jp/airport/default.html

佐賀空港~佐賀駅までバスで約32分
佐賀空港~博多駅までバス・電車で約1時間44分

佐賀空港の詳細はこちら⇒佐賀空港発着

海の紅葉!有明海を赤く染める「シチメンソウ群生地」

東与賀海岸_シチメンソウ_佐賀県
九州佐賀国際空港のすぐ近く、有明海に面した東与賀海岸にあるのが「シチメンソウ群生地」です。この海岸は秋になると魅力的な観光スポットに様変わりします。
シチメンソウとは、20センチ~40センチの高さに成長するアカザ科の一年草で、塩生植物に分類されます。塩生植物とは、高塩濃度に耐える種子植物のことで、塩生植物に分類されているもの自体が非常に少なく、とても珍しい植物です。このシチメンソウは、始めは赤くその後緑に変化し、秋頃に再び赤く色付きます。まるで七面鳥のように色が変わるということで「七面草」と名付けられました。
ここ東与賀海岸はシチメンソウの群生地で、海岸沿いに1km近くに渡って赤い絨毯を敷き詰めたような景色が広がります。赤く色付いたシチメンソウがどこまでも続く光景は晩秋の風物詩になっており、「海の紅葉」と呼ばれています。山で見る紅葉は日本全国で楽しめますが、海で見る紅葉はここ東与賀海岸です。東与賀海岸でなければこの貴重な光景を見ることができません。
さらに、この時期には「シチメンソウまつり」というイベントも開催されます。このまつりの会期中、シチメンソウの赤い絨毯がライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれます。太陽の下で見る光景も非常に素晴らしいですが、ライトに照らされたシチメンソウはさらに魅力的に映ります。
また、同時期に佐賀県では、「バルーンフェスタ」も開催されます。これは100機もの熱気球が参加する国際的な競技大会で、アジア最大級の規模を誇っています。このバルーンフェスタが行われる会場とシチメンソウ群生地の間でシャトルバスが運行しているので、まとめて観光してはいかがでしょうか?

■住所:佐賀県佐賀市東与賀町下古賀2885-2(干潟よか公園周辺)

■電話番号:0952-45-1021

■営業時間:24時間

■アクセス:長崎自動車道「佐賀大和IC」から車で45分

古き良き日本!紅葉に彩られた大興善寺

つつじが見事に咲き誇ることから「つつじ寺」という別名を持つ「大興善寺」は、つつじを観賞しようと多くの観光客が訪れますが、つつじに負けないくらい紅葉も素晴らしいので、秋に訪れるのもおすすめです。
ここ大興善寺は「契山(ちぎりやま)」という山の麓にあります。この契山という名前は、「頂上で神様が夫婦の契りを結ばれた」という言い伝えから名付けられました。その名前の由来から「大興善寺 契山」は恋人の聖地として選定されています。
その恋人の聖地としての魅力と、紅葉の魅力の両方を余すことなく堪能できるのが紅葉のライトアップイベントです。このライトアップは「契山の灯り物語」というタイトルで、契山の伝説を光で表現しています。物語は、「息吹
-恋の予感-」(境内周辺)から始まり、「浮遊 -両思い-」(契園入口)、「親密 -深まる絆-」(日本庭園周辺)、「結実
-永遠の契り-」(弁財天の池周辺)という4つのエピソードが4つのエリアを使って表現されています。それぞれのエリアで異なる物語が紡がれる光景は他では味わうことができません。
しかし、大興善寺の魅力はそれだけではありません。それは本堂の造りです。現在の本堂は、1624年に再建されたものですが、再建以前の建築様式を踏襲し、茅葺屋根で作られています。周辺にある色付いた紅葉と茅葺屋根が織りなす光景は言葉では言い表すことができません。秋の本堂一帯の趣のある景観は決して見逃せません。
つつじが有名なお寺なので、春に訪れた人もいるでしょう。しかし、秋にも大興善寺を観光してみてください。春とは異なる秋の魅力に感動すること間違いなしです。

■住所:佐賀県三養基郡基山町大字園部3628

■電話番号:0942-92-2627

■営業時間:8:30~日没まで

■アクセス:九州自動車道「鳥栖IC」から車で15分

遺跡だけじゃない!子供も楽しめる「吉野ヶ里歴史公園」

吉野ヶ里歴史公園_佐賀県
「吉野ヶ里歴史公園」は弥生時代の暮らしを学ぶことができる施設なので、歴史を学ぶための公園には違いありませんが、この公園の魅力はそれだけではありません。子供から大人まで、みんなが楽しめる設備がたくさんあるんです。そんな吉野ヶ里歴史公園の楽しみ方をいくつか紹介します。
吉野ヶ里歴史公園はとても広く、「入口ゾーン」「古代の原ゾーン」「環壕集落ゾーン」「古代の森ゾーン」という4つのエリアに分かれています。
「入口ゾーン」には、ガイダンスルームやミニシアターなどがあり、遺跡巡りの予備知識が得られるエリアになっています。またこのエリアにはレストランがあり、料理に付いてくる御飯には「赤米」という古代米が使われているので、この場所ならではの味を堪能できるのも魅力のひとつです。
「古代の原ゾーン」は、子供連れにおすすめです。6ヘクタールにも及ぶ芝生広場の他に、アスレチックやトランポリン、すべり台など10種類の遊具が用意されています。さらに、園内に流れる貝川に生息する魚や生物が展示されているほか、うさぎとふれあえるコーナーが設けられている「ふれあい館」など、子供が楽しめる施設が盛り沢山です。また、ここには野外炊事コーナーもあるので、バーベキューをするのもおすすめです。
「環壕集落ゾーン」では、物見櫓や竪穴住居が復元されているエリア、巨大な祭殿が復元されているエリアなどがあり、古代の風景を自分の目で見て感じることができます。他にも出土品の展示や発掘現場の見学など、歴史好きには堪らない場所です。
「古代の森ゾーン」では、全長300メートルに約500基の墓列が復元されており、異様な光景に目を奪われます。その他、石包丁づくりなどの体験イベントが多く用意されていて、子供達を楽しませてくれます。
このように吉野ヶ里歴史公園はとても広い敷地に多数の施設があり、一日中遊ぶことができるるので、春や秋の過ごしやすい季節に目一杯楽しむのがおすすめです。

■住所:佐賀県神埼郡吉野ヶ里町田手1843

■電話番号:0952-55-9333

■営業時間:6月~8月は9:00~18:00、それ以外は9:00~17:00

■アクセス:長崎自動車道「東脊振IC」駅から車で5分

九州を代表する美肌の湯!茶畑に囲まれた名湯「嬉野温泉」

佐賀県に宿泊する時に是非おすすめしたいのが「嬉野温泉」です。嬉野温泉がある嬉野という地名は、その昔神功皇后が戦の帰りに温泉を発見し、その湯に浸かった兵士の傷が癒えたのを見て「あな、うれしの」と言って喜んだことから名付けられたと言われています。
この嬉野温泉は島根県の「斐乃上温泉」、栃木県の「喜連川温泉」と共に、日本三大美肌の湯に選ばれています。このことからも分かるように、美肌効果が高い温泉として女性に大人気です。
旅行の計画上、宿泊するのが難しい場合は、温泉街にある大衆浴場「シーボルトの湯」や大露天風呂がある「しいばの湯」など日帰り利用できる施設で、嬉野の湯を浴びることができます。さらに、湯宿広場には無料の足湯や足蒸し湯があるので、気軽に美肌の湯を楽しむこともできます。足湯は車椅子のまま利用できますし、足蒸し湯は手すりが設置されているので、ご高齢の方も問題なく利用できます。
また、嬉野温泉はお茶の産地としても有名で、珍しい釜炒り茶「嬉野茶」も観光の目玉のひとつになっています。嬉野市内にはたくさんのお茶屋があり、美味しいお茶の淹れ方をアドバイスしてくれるお店や工場見学ができるお店など色々な形で嬉野茶を楽しめます。お店によって味に違いがあるので、自分好みのお茶を見つけるのも楽しみのひとつです。嬉野茶を使用したスイーツを提供しているカフェもあるので、是非味わってみてください。いつも飲んでいるお茶との味の違いに驚くことでしょう。
もうひとつ嬉野温泉には名物があります。それは「湯どうふ」です。漫画「美味しんぼ」にも登場した、温泉湯どうふ発祥の食事処「宗庵よこ長」など、温泉街には暖かい湯どうふを味わえるお店がたくさんあります。少し肌寒くなる秋から冬に味わう湯どうふは、体の芯から温めてくれる寒い時期にぴったりの料理です。
是非秋の旅行は、嬉野温泉で温泉・嬉野茶・湯豆腐をセットで満喫してください。

■住所:佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙2202-55

■電話番号:0954-43-0137

■営業時間:9:00~18:00

■アクセス:長崎自動車道「嬉野IC」から車で5分

鮮度抜群!別格のイカ料理を堪能できる「呼子」

「呼子」は美味しいイカが味わえる街として有名です。中でもイカの活きづくりは大人気で、これを目当てに年間90万人を超える観光客が訪れています。
呼子では、10月中旬~4月中旬はアオリイカ、1月~3月はヤリイカ、4月中旬~10月中旬はケンサキイカと一年中イカ料理を味わうことができます。どのイカが好きかは人によって好みが分かれますが、呼子の住人には肉厚のアオリイカが人気のようです。秋に旅行すると、地元の方一押しのアオリイカを使った絶品の料理が堪能できます。
また、最近ではイカに続く名物として、「サバの活きづくり」が注目され始めています。この料理に使うサバは、九州大学と唐津市の共同研究によって誕生した養殖サバで、完全養殖のため、青魚特有の臭みや寄生虫の心配がありません。呼子にある旅館では、イカの活けづくりとサバの活けづくりの両方を堪能できるプランも用意されていますので、是非食べ比べてみてください。
呼子の魅力は活けづくりだけではありません。呼子では、元旦を除く毎日7:30~12:00の間、日本三大朝市のひとつに数えられている朝市が立ちます。この呼子朝市では鮮魚だけでなく、野菜や果物など様々な露店があり、珍しいところでは鯨肉を売る露天も出ています。一番多いのがイカの干物の露店で、イカの水分を飛ばすために大量のイカが回転している光景は大迫力です。
呼子のグルメは魅力的ですが、呼子には観光スポットもあります。それが2種類の遊覧船で巡るクルージングです。そのひとつ「ジーラ」は半潜水型海中展望船で、船内にある左右の大きな窓から海中で泳ぐ魚たちを鑑賞できます。もうひとつの「イカ丸」は、国の天然記念物に指定されている景勝地「七ツ釜」の洞窟内を船に乗ったまま探検することができます。
このように呼子ではグルメだけでなく観光も楽しめます。是非秋の旅行先の候補地に入れることを検討してみてください。

■住所:佐賀県唐津市呼子町呼子

■電話番号:0955-82-3426

■営業時間:24時間

■アクセス:長崎自動車道「佐賀多久IC」から車で1時間30分

まとめ

今回は秋の佐賀旅行でおすすめの観光スポットをピックアップしました。佐賀県は決して魅力が乏しい県ではありません。ここで紹介した一部の観光スポットだけでも、佐賀県の魅力を十分に感じることができたのではないでしょうか?
今回紹介した場所以外にも、佐賀県には魅力いっぱいのグルメや観光スポットが沢山あります。是非佐賀県に足を運び、その魅力に触れてみてください。