千葉の房総は、東京からも日帰りで行ける距離です。都会の雑踏から離れ、自然を満喫できる旅は素敵です。読書や運動の秋も良いですが、房総のおすすめドライブスポットを巡ってみませんか?涼しい風を感じながら、グルメやレジャー施設を思う存分楽しんでください。

空港名:成田空港
住所:〒282-0004 千葉県成田市古込1-1
電話番号:0476-34-8000

公式HP:https://www.narita-airport.jp/jp/

成田空港~千葉駅まで電車で約36分

成田空港の詳細はこちら⇒成田空港発着

鴨川シーワールド

鴨川シーワールド

鴨川シーワールドは、水族館にホテルやレストランを併設したリゾート型施設です。2000人を収容できるオーシャンスタジアムでは、「海のギャング」と呼ばれるシャチに餌やりを体験ができます。リニューアルされたマリンシアターでは、「べルーガ」とも呼ばれるシロイルカの生態を眺められます。猛毒を持つハブクラゲや水中を泳ぐ鳥エトピリカ、子供から大人まで人気のあるゴマフアザラシ、歩く姿が可愛いイワトビペンギンなど、海で暮らす多くの生き物たちを展示しています。

充実したさまざまなプログラムで、普段出会えない海の生き物たちを身近に感じられるでしょう。園内を散策するペリカンのガイダンスやアシカのショートコント、バンドウイルカとカマイルカのスピンジャンプ、トドやセイウチの食事タイムなど、愛らしい表情や迫力ある姿を見ることもできます。

レストランでは、シャチの泳ぐ様子をプール側面から眺めながら食事できるようになっています。シャチがジャンプする音も響きます。地元の食材を使用したイタリアンサラダ、ビーフステーキピラフ、塩タンメンなどが味わえます。カレーなど手軽な食事ができるフードコートもあります。ホテル内のレストランはバイキング形式となっており、オリジナル丼やハンバーグ、中華料理、ケーキなど幅広いメニューがそろっているので、お好みのメニューを選んでください。

メインゲート近くの総合ショップや土産店では、ぬいぐるみやメガネなどさまざまなグッズを販売しています。レストランの味を再現した伊勢えびカレーや水族館限定のお菓子、お洒落なデザインTシャツ、寝袋などここでしか買えないグッズは、鴨川シーワールドを訪れた思い出になるでしょう。特に、食べ終えた後貯金箱として使えるケースに入ったクランチは大人気です。クイズに正解するとスタンプを押してもらえるスタンプラリーも開催中で、全問正解するとプレゼントがもらえます。オフィシャルホテルに宿泊すると、鴨川シーワールドの入場が無料になります。

住所 千葉県鴨川市東町1464-81
営業時間 9:00~17:00(季節によって変わります)
電話番号 04-7093-4803
駐車場 1200台
公式HP http://www.kamogawa-seaworld.jp/

清水渓流広場

清水渓流広場

清水渓流広場は、SNSに投稿された写真がきっかけとなって、幻想的な風景を写真に収めようという人で賑わっています。清水渓流広場にある亀岩の洞窟は、自然に作られた洞窟ではありません。江戸時代に農業用水を確保するために、人の手によって岩を削りトンネルを作ったのが始まりです。現在の水田跡は木道が整備され、当時の面影を残した散策路になっています。

亀岩の洞窟に陽が差すと、光が水面に反射し可愛らしいハートが出現します。天候や時期によって必ず現れるとは限りませんが、3月と9月の彼岸の頃の6:30~7:30がハート出現のタイミングといわれています。

夕方は人気がなくなり静けさが漂います。静寂の中で自然が放出したマイナスイオンを存分に浴びることができます。洞窟は広場の入り口から下だった場所にあります。足元が岩場で滑りやすくなっていますので、気を付けて歩いてください。ヤマビルも生息しているため、しっかりした靴でお出かけください。

洞窟から少し下流には、濃溝の滝があります。立ち入り禁止になっていますので、釣りや川遊びはできませんが、滝壺の形がハートになると話題です。周辺には源泉かけ流しの温泉や土産店、レストランもあり、観光スポットとして人気が高まっています。レストランでは、「究極の卵かけご飯」や「オムライス」、「きみつプリン」、「君津ソフト」などのグルメが堪能できるため、絶好の立ち寄りポイントになっています。土産物店では、千葉名物の八街の落花生も販売されています。

広場内には、「宮ノ下ピクニック園地」「ヅウタ親水公園」などもあります。宮ノ下ピクニック園地は湖のそばにあり、園内の吊り橋を渡れば園地へたどり着きます。紅葉に彩られた園内を散策すれば、秋の風情を満喫できるでしょう。ヅウタ親水公園からは、片倉ダムの堤防が見えます。清水渓流広場は公共施設なので、入場料は必要ありません。観光客が増えて整備されていますが、自然に囲まれた場所なので服装には注意してください。

住所 千葉県君津市笹1954-17
営業時間 終日
電話番号 0439-56-1325(君津市観光課)
駐車場 30台
公式HP https://www.city.kimitsu.lg.jp/site/kanko/2259.html

市原ぞうの国

市原ぞうの国

市原ぞうの国は、ゾウやカピパラなど100種類の動物が飼育されている動物園です。小説「星になった少年」の舞台になったことで有名になりました。人数制限がありますが、ゾウの長い鼻にぶら下がる「ぞうさんリフト」やゾウに乗って散歩する「ゾウさんライド」が人気です。参加できるのは、子供だけでなく大人も体験できます。家族みんなでゾウと一緒に記念撮影してもらええば、楽し旅行の記念になります。イベントの参加チケットは、当日の午前中に完売することがあります。1週間前からオンライン予約ができるので、確実にチケットを確保したい方は、事前にオンラインで予約しておきましょう。ゾウがフラフープをしたりサッカーをしたりする1日2回開催されるゾウのパフォーマンスは迫力満点です。ショーに出演するゾウが目の前を歩きますので、堂々と行進するゾウの姿を間近で見ることができます。

アジアゾウとアフリカゾウの違いを説明した「ものしり館」やギャラリーもあり、ゾウに関するさまざまな知識を身に付けることができます。ゾウ以外にもアルパカやビーバー、カバ、ラマ、ワニ、ヘビ、クジャク、カワウソなども飼育されています。このうちアルパカやビーバー、カバ、ラマは、餌やり体験ができます。「猫ちゃんふれあいランド」では、自由にくつろいでいる猫と遊べます。

園内には4つの土産店があり、タイやスリランカから直輸入したアジアン雑貨やゾウのグッズなどを販売しています。タイでは「ゾウの描いた絵が幸運を引き寄せる」といわれていますが、ゾウがショータイム中に描いた絵を買うことができます。山の上にはレストランがあり、ポテトや唐揚げ、園長の手作りカレーなどが味わえます。

園内はバリアフリーなので、ベビーカーを押しながらすべての動物を見て回れます。小さな子連れでも安心して行ける施設ですが、山の傾斜を利用した施設なので足元に注意してください。併設されているサユリワールドは、部屋中からキリンを観察できるペンションです。カンガルーやシカが放し飼いされており、他の動物園では見られない動物たちの生態を観察することができます。放し飼いになっている柵の中へ入ればワオキツネザルが近寄り、ベンチに座るとウサギが膝の上に乗ってくるかもしれません。

住所 千葉県市原市山小川937
営業時間 9:00~17:00(3月~10月)10:00~17:00(11月~2月)
電話番号 0436-88-3001
駐車場 400台
公式HP http://www.zounokuni.com/

香取神宮

香取神宮

香取神宮は、武術の神様「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」を祀った神社です。境内の入り口にある朱色の鳥居は、第一の鳥居ではありません。第一の鳥居は神宮から2km離れた利根川の河川敷にあります。かつてこの辺りは海でした。「鳥居も水中に建てられていた」と伝えられています。鳥居の前には大利根サイクリングロードが整備され、ウォーキングや散策する人の姿を見かけます。総門まで続く表参道の両脇には石の橙籠が建ち並び、荘厳な雰囲気が漂っていいます。

本殿は徳川綱吉の時代に造営され、重要文化財として登録されています。社殿は漆黒が基調となっており、重厚な色合いの中に鮮やかな装飾が施されています。本殿の隣に植えられている三本杉は三又に分かれていますが、根本は1株に繋がっています。このご神木は、樹齢1000年の巨木で、パワースポットとして人気です。経津主大神は、自身と共に国譲りの立役者であった鹿島神宮の武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)との手紙のやり取りにシカを遣いにしたと伝えられていることから、香取神宮の鹿苑には多くのシカが飼われています。このほかパワースポットとして人気の要石も見逃せません。

神宮の社務所では、スポーツで勝利に導いてくれる「体育勝守り」や要石に由来した「要石災難除け守り」、所願成就や開運にご利益のある「勾玉守り」、4色の中から選べる「錦守り」のほか、縁結び、学業成就などさまざまなことにご利益があるお守りが売られています。境内は広く要石や奥宮は、本殿から離れた場所にありますが、神社の清らかな空気を感じながらゆっくり巡ることができます。

参拝を終えたら参道の商店街へ立ち寄ってください。座敷や個室、テーブル席を設けた食堂では、手打ちそばや天ぷらを味わえます。奉納される団子に由来した「厄落としだんご」は、きなこを付けて食べる草団子とこし餡の2種類が用意されています。みたらし団子や土産用のセットもありますので、香取神宮を訪れたらぜひ足を運んでください。

住所 千葉県香取市香取1697-1
営業時間 8:30~17:00(授与所)
電話番号 0478-57-3211
駐車場 230台
公式HP https://katori-jingu.or.jp/

養老渓谷

養老渓谷

養老渓谷は、アウトドアを楽しめる観光地です。観光案内所にはパンフレットやレンタサイクルがあり、鉄道ファンには外せない小湊鉄道グッズも並べられています。近隣には気軽に立ち寄れる足湯や露天風呂、釣り堀センターもあります。全長2Kmのハイキングコースでは、「栗又の滝」「千代の滝」「万代の滝」「昇龍の滝」「小沢又の滝」の5つの滝巡りができます。養老渓谷を象徴する栗又の滝は、100mに亘ってゆるやかなに流れる滝です。石畳の遊歩道や敷石の上を歩きながら、展望台へ続く道をたどってください。そこから階段を上った先に茶屋があり、茶屋から階段を降りれば小沢又の滝へ着きます。さらに栗又の滝から1km上流には、「金神の滝」と呼ばれる滝もあり、この滝の滝壺には日、土、水の神様が祀られています。

滝巡りを終えたら、筒森もみじ谷の紅葉もおすすめです。ここの紅葉は、あまり人が訪れない穴場スポットとして人気があります。地元の人が育てた野菜を販売する直売所では、米やゆず茶を買うことができます。開運招福を望むなら立圀寺、古民家の雰囲気を味わいたいなら「アートハウスあそうばらの谷」を訪れると良いでしょう。バーベキューを楽しめる奥養老バンガロー村では、日帰りキャンプも可能です。食材さえ持ち込めば、食器や調理器具はレンタルできます。

毎年11月には「養老渓谷もみじ祭り」が開催され、豚汁の販売や餅つきの実演が行われます。焼き芋の販売や和太鼓の演奏、モミジのライトアップなど、関東で最も遅い紅葉を楽しめます。祭りの一環として開催されるハイキングの参加者には、スープやポップコーンの無料サービスもあります。

周辺には川魚料理を味わえる食堂もあり、養老渓谷ならではの鯉を使った定食が魅力です。地元の野菜と自家製ハーブを組み合わせた料理店や窯焼きパンの店、焼き菓子店などもあります。塩ぶどうやトマト甘納豆、太巻き寿司や白たけのこの味噌漬けなど、養老渓谷でしか買えない土産も並べられています。週末には蒸し器で温めた饅頭や、紅葉シーズン限定の切り餅が販売されています。

住所 千葉県市原市朝生原181
営業時間 終日
電話番号 0436-96-0055(市原市観光協会)
駐車場 68台(有料駐車場は含まれていません)
公式HP http://www.youroukeikoku.com/