意外とゆったり楽しめる!紅葉の名所「奈良公園」

奈良公園_鹿
奈良公園は意外とゆったり出来る、おすすめの紅葉スポットです。
奈良駅から徒歩20分程度で行ける都市公園で、都市部にありながら東西約4キロメートル、南北2キロメートルという広大な敷地を有する人気の観光スポットでもあります。
アクセスしやすい人気スポットには大勢の人が集まり、せっかくの旅行で人が多すぎてのんびり出来ず、疲れてしまうのではないかと心配される方は多いと思います。
大勢の人が押し寄せる紅葉のシーズンならば尚更です。
それでも奈良公園でゆったり紅葉を楽しめる理由は、公園の敷地が広大で、かつ、見るべき紅葉スポットが園内に沢山あるため、観光客が分散し一か所に人が集まることが少ないからです。
公園の中には、イチョウやモミジの木などの落葉樹が沢山あります。
遥か昔に建てられた風情ある建築物と一緒に楽しむ紅葉は格別です。
奈良公園内にある紅葉スポットは、

  • 東大寺・大仏殿(金堂)
  • 春日大社
  • 興福寺
  • 手向山八幡宮
  • 浮見堂
  • 若草山

の6ヶ所です(それぞれのスポットの詳細については、以下で紹介します)。
紅葉を楽しむだけなら無料ですが、寺社内に入るときは拝観料などがかかる場合があります。
また、園内には約1,200頭の鹿が生息しています。
奈良公園は鹿を愛でつつ紅葉も楽しめる、全国でも数少ないスポットです。
例年の紅葉の見頃は、11月上旬~12月上旬です。
■住所:〒630-8114
奈良市芝辻町543(奈良公園事務所)

■電話番号:0742-22-0375(奈良公園事務所)

■アクセス:
・JR奈良駅まで
・リムジンバスの場合
・関西国際空港利用なら約110分
・伊丹空港利用なら約75分
※運行状況をご確認ください。
・電車の場合
・関西国際空港から天王寺駅などで乗り換えして約1時間30分
・伊丹空港からJR大阪駅などで乗り換えして約1時間30分

・JR奈良駅から奈良公園まで
・徒歩の場合
約20分
・バスの場合
JR奈良駅東口2番乗り場にて、市内循環(外回り)のバスに乗車し、「氷室神社・国立博物館」にて下車します(乗車時間約8分)。

大仏だけじゃない!紅葉も楽しめる「東大寺・大仏殿(金堂)」

世界最大の木造建築である東大寺・大仏殿(金堂)は、紅葉とともに楽しめます。
奈良と聞いて真っ先に思い浮かぶのが、高さ約18メートルの「奈良の大仏」ではありませんか?
この大仏は、高さ約49メートル、正面の幅約58メートルの東大寺・大仏殿に安置されています。
東大寺は奈良時代に聖武天皇が大仏をつくったのが始まりで、これまでに2回焼失し、鎌倉時代と江戸時代に再建されました。
現在の大仏殿は、高さと奥行は創建当時とあまり変わりませんが、創建当時の幅は約86メートルあったと言いますから、現在の1.5倍もあったことになります。1300年以上前の人々がこのように大きな建築物をつくったことに驚かされます。
この巨大な大仏殿は、大仏殿の南東に位置する鏡池の南側から紅葉と一緒に見ることをおすすめします。
なぜならこの位置からですと、大仏殿が鏡池に映り込むからです。
風のある日は水面が揺れて反射しないので、風の穏やかな日がおすすめです。
大仏殿の北西に位置する大仏池の北側からも大仏殿のリフレクションが楽しめます。
こちらの眺めは、南側から見るのとは違った趣があります。
東大寺の二月堂裏参道もイチョウの穴場スポットです。
裏参道は大仏殿(金堂)から二月堂へ向かう経路となっていますので、大仏殿を見学した後は二月堂に行くことをおすすめします。
特に大湯屋付近の巨大なイチョウの木は必見です。
■住所:〒630-8587
奈良市雑司町406-1

■電話番号:0742-22-5511

■アクセス:
・JR奈良駅から東大寺・大仏殿(金堂)まで
・徒歩の場合
約40分
・バスの場合
JR奈良駅東口2番乗り場にて、市内循環(外回り)のバスに乗車し、「東大寺大仏殿・春日大社前」にて下車します(乗車時間約10分)。
バス停からは徒歩約10分です。

鮮やかな朱塗りに紅葉が映える!約3000の灯篭も楽しい「春日大社」

春日大社の鮮やかな朱塗りの社殿には、周囲の紅葉、特にイチョウが良く映えます。
春日大社は東大寺エリアの南に位置しています。
その歴史は飛鳥から平城京へと都が移された、奈良時代に始まります。
20年ごとに御本殿や社殿を造り替える「式年造替(しきねんぞうたい)」で有名です。
春日大社で有名なのは、鮮やかな朱塗りの社殿です。
周囲の紅葉が社殿の朱色に良く映えます。
特にイチョウの黄色と社殿の朱色のコントラストは、ひときわ美しいと人気があります。
紅葉と社殿を外から眺めるのも良いですが、回廊の中から紅葉を楽しむのもおすすめです。
春日大社には、約2000基の石燈籠と約1000基の釣燈籠があり、眺める場所によっては、灯篭越しの紅葉が楽しめます。
特別参拝料金が必要なエリアや、拝観不可の日もありますので注意が必要です。
境内の北部にある甘味処「水谷茶屋」は、大正初期に建てられた建物の茅葺き屋根と柱をそのまま利用してお店にしています。
このお店には紅葉の楽しみ方が2つあります。
1つめの楽しみ方は、お抹茶やスイーツをいただきながら周囲の紅葉を楽しむことです。
2つめの楽しみ方は、閉店時の外観です。
紅葉が散る時期になると、茅葺き屋根の上とお店の周囲がモミジで真っ赤に染まります。
しっとりとした古民家のたたずまいを楽しむなら、ベンチなどが表に出されていない閉店時がおすすめです。
■住所:〒630-8212
奈良市春日野町160

■電話番号:0742-22-7788

■アクセス:
・JR奈良駅から春日大社まで
・徒歩の場合
約30分
・バスの場合
JR奈良駅東口2番乗り場にて、市内循環(外回り)のバスに乗車し、「東大寺大仏殿・春日大社前」にて下車します(乗車時間約10分)。
バス停からは徒歩約5分です。

古都奈良のシンボル!五重塔を紅葉で彩る「興福寺」

五重塔と紅葉のコラボレーションを楽しめるスポットが興福寺です。
興福寺は東大寺の南西に位置しています。
もともとは飛鳥時代に藤原鎌足の私邸に建立された山階寺という名前のお寺でしたが、平城京に都が移された際に、この寺も現在の場所に移り、興福寺と改名しました。
興福寺の境内には古都奈良のシンボルとして親しまれている、高さ約50メートルの五重塔があります。
この五重塔は紅葉と一緒に楽しむことが出来ます。
特に五重塔の南に位置する猿沢池の南側からの眺めがおすすめです。
猿沢池は紅葉する木々の他に、美しい柳並木でも有名です。
五重塔・柳・紅葉が猿沢池へ映り込んだ様子も楽しむことが出来ます。
五重塔と猿沢池周辺は、夜になると時期を問わずライトアップされていますので、昼間とは一味違った光景を見ることが出来ます。
また、池に映る月は南都八景(奈良八景)のひとつ「猿沢池の月」として有名で、天気の良い夜は、ライトアップのリフレクションだけでなく、月にも目を向けることをおすすめします。
■住所:〒630-8213
奈良市登大路町48

■電話番号:0742-22-7755

■アクセス:
・JR奈良駅から興福寺まで
・徒歩の場合
約20分
・バスの場合
JR奈良駅東口2番乗り場にて、市内循環(外回り)のバスに乗車し、「県庁前(興福寺)」にて下車します(乗車時間約8分)。

菅原道真も絶賛!イチョウと紅葉を同時に楽しむ「手向山八幡宮」

手向山八幡宮(たむけやまはちまんぐう)では、イチョウの黄色とモミジの赤色のみごとなコラボレーションを楽しめます。
手向山八幡宮は東大寺・大仏殿の東に位置します。
創建は奈良時代です。
もともとは別の場所にありましたが、東大寺・大仏殿の南への移転をした。その後、焼失しましたが、鎌倉時代に、現在の位置に再建されたと言われています。
新古今和歌集の中には、学問の神様として有名な菅原道真がこの神社の紅葉を詠んだ歌が納められています。
「このたびは幣もとりあへず手向山 紅葉の錦神のまにまに」
その意味は、「急な旅で、お供えものを用意出来なかったことを神様に謝罪いたします。美しい手向山の紅葉を絹の織物として、お受け取りいただけないでしょうか」となっています。
当時と現在では神社の位置が異なりますが、紅葉の名所であることは同じです。
東大寺二月堂方面から手向山八幡宮へ向かう参道の門からの眺めが特におすすめのスポットです。
二月堂側に赤いモミジ、門を挟んで手向山八幡宮側に大きなイチョウの木があります。
モミジ・イチョウ・木造の門の組合せで、風情のある光景が楽しめます。
一方、手向山八幡宮側から見ると、イチョウの葉が落ちる時期ならば黄色のカーペットが楽しめます。
イチョウの落葉が門の瓦屋根にも乗って、瓦の黒とイチョウの黄色のコントラストがみごとです。
■住所:〒630-8211
奈良市雑司町434

■電話番号:0742-23-4404

■アクセス:
・JR奈良駅から手向山八幡宮まで
・徒歩の場合
約40分
・バスの場合
JR奈良駅東口2番乗り場にて、市内循環(外回り)のバスに乗車し、「東大寺大仏殿・春日大社前」にて下車します(乗車時間約10分)。
バス停からは徒歩約15分です。

紅葉の水面への映り込みが美しい!ライトアップも楽しめる「浮見堂」

浮見堂
六角形の浮見堂と紅葉が池へリフレクションし美しい景観を作り出します。
浮見堂は、東大寺エリアの南、春日大社からは西に位置します。
鷺池に浮かぶ檜皮葺き(ひわだぶき)の八角堂形式(六角形)のお堂で、陸地とは橋でつながっています。
中は休憩所となっています。
初代の建物は大正5年に建てられましたが、老朽化したため平成3年から3年かけて修復されました。
他の奈良公園の寺社仏閣に比べると歴史の浅い建築物ですが、古都奈良の風情によく溶け込んでいます。
浮見堂の中で休憩しながら周囲の紅葉を楽しむことも良いですが、鷺池の淵から浮見堂を眺めるのもおすすめです。
鷺池の水面に反射する浮見堂と真っ赤なモミジが楽しめます。
夜間は通年ライトアップを実施しています。
夜の池に浮かび上がる浮見堂と橋、そして赤い紅葉のリフレクションを楽しめます。
今や鷺池の淵から見る浮見堂の眺めは、奈良公園の代表的なスポットとなっていて、紅葉の時期になるとカメラマンで混み合うことがあります。
奈良公園の紅葉は比較的楽しめるのですが、この場所に関しては例外です。
写真撮影をメインに訪れるのであれば、早めの行動を心掛けていただく必要があります。
■住所:〒630-8301
奈良県奈良市高畑町

■アクセス:
・JR奈良駅から浮見堂まで
・徒歩の場合
約30分
・バスの場合
JR奈良駅東口2番乗り場にて、市内循環(外回り)のバスに乗車し、「東大寺大仏殿・春日大社前」にて下車します(乗車時間約10分)。
バス停からは徒歩約5分です。

ハイキングも楽しめる!鳥の目線で東大寺の紅葉を臨む「若草山」

紅葉を眺めながら軽いハイキングを楽しみたいなら、若草山がおすすめです。
高い位置からの奈良公園の紅葉が楽しめます。
若草山は、奈良公園の東側に位置する標高342メートルの一面芝に覆われた、なだらかな山です。
若草山が一面芝生で覆われているのは、山焼きをするからです。
「若草山山焼き」は、春日大社、東大寺、興福寺が共同で行う神事で、先人の魂を鎮め、慰めるために行われます。
若草山登山道の入り口は2つあります。
林道がメインとなる北入山ゲートと、景色の良い南入山ゲートです。
それぞれのゲートからの登山道は途中の「若草山一重目」といわれる地点で合流します。
ここから山頂の三重目のまでは同じルートとなります。
ゲートから山頂までは30分~40分かかります。
途中、休憩出来るところは沢山ありますので、安心してハイキングを楽しんでください。
有料の新若草山ドライブウェイを利用すると、車でも山頂展望台に行くことが出来ます。
おすすめは山の中腹の展望台から見る東大寺の全景です。
鳥の目線で東大寺の紅葉を楽しむことが出来ます。
また、若草山はススキも有名です。
枯れたススキが多いと山焼きの見栄えが良いという理由で、春先にススキの苗を植えているのだそうです。
天気のいい日は、夕日を受けて山頂のススキが輝きます。
夕日が沈むと、奈良市街の夜景も楽しめます。
若草山山頂からの夜景は新日本三大夜景のひとつです。
■住所:〒630-8114奈良市芝辻町543(奈良公園事務所)

■電話番号:0742-22-0375(奈良公園事務所)

■アクセス:
・JR奈良駅から若草山北・南ゲートまで
・徒歩の場合
約40分
・バスの場合
JR奈良駅東口2番乗り場にて、市内循環(外回り)のバスに乗車し、「東大寺大仏殿・春日大社前」にて下車します(乗車時間約10分)。
バス停からは徒歩約10分です。
北ゲートは三笠観光会館が目印です。
南ゲートは野上神社・石荒神社が目印です

まるで関西の日光!十三重塔と紅葉のコラボレーションの「談山神社」

談山神社
ここからは奈良公園以外の紅葉スポットを紹介します。
談山神社(たんざんじんじゃ)の十三重塔と紅葉のコラボレーションは必見です。
飛鳥時代、中大兄皇子と藤原(中臣)鎌足はある場所で話し合い、大化の改新を成し遂げました。
その「ある場所」こそが、談山神社のある場所だと言われています。
大化の改新の後、奈良時代に藤原鎌足を御祭神として建立されました。
十三重塔は、藤原鎌足の子孫が鎌足のお墓を談山神社に移した際に建立されました。
現存する十三重塔は戦国時代に再建されたものです。
木造の十三重塔は日本ではここにしかありませんし、しかも世界最古でもあります。
楼門、本殿、権殿を始めとする朱塗りの社殿が建ち並ぶことなどから、談山神社は「関西の日光」とも呼ばれています。
談山神社は3000本ものカエデ林の中に建てられています。
そのカエデが秋、真っ赤に色づくのです。
談山神社の朱色の建築には、紅葉が良く映えます。
特に十三重塔と紅葉の組合せがおすすめです。
眺める方角によっては、十三重塔が紅葉したカエデに包まれているように見えます。
また、本殿の朱塗りの外廊下には釣燈籠があります。
黒い灯篭越しに眺める赤い紅葉も格別です。
紅葉のシーズンはライトアップされるので、夜の談山神社もおすすめです。
例年の紅葉の見頃は、11月中旬~12月上旬です。
■住所:〒633-0032
奈良県桜井市多武峰319

■電話番号:0744-49-0001

■アクセス:
・桜井駅まで
・関西国際空港から天王寺駅などで乗り換えし、約2時間分
・伊丹空港から大阪駅などで乗り換えし、約1時間40分
・桜井駅から談山神社まで
桜井駅南口バス停にて、談山神社行きのバスに乗車し、「談山神社」にて下車します(乗車時間約25分)。
バス停からは徒歩約5分です。

平安時代からのパワースポット!インスタグラムで話題の「長谷寺」

紅葉が楽しめるパワースポットと言えば、公式インスタグラムが話題の長谷寺です。
全国には「長谷寺」という名のお寺は沢山ありますが、今回紹介する長谷寺は全国に約3000ある長谷寺の総本山です。
建立は奈良時代と言われています。
本尊の十一面観世音菩薩(じゅういちめんかんぜおんぼさつ)は、徳道上人(とくどうしょうにん)によって造立されました。
徳道上人は、近畿と岐阜県に点在している33か所の観音像があるお寺などを巡拝する、「西国三十三所観音霊場巡礼」の開祖と言われています。
そのため、長谷寺は観音信仰の発祥の地とも言われています。
日本有数のパワースポットである長谷寺には、平安時代から現代まで多くの人々が巡礼に訪れます。
「枕草子」「『源氏物語」「更級日記」「蜻蛉日記」などの古典の中にも長谷寺は登場します。
長谷寺の一番のおすすめ紅葉スポットは、本堂の舞台から見る紅葉と五重塔の競演です。
紅葉の時期の夜間にはライトアップされ、幻想的な雰囲気となります。
また、最近では、最新の長谷寺情報を紹介する公式のインスタグラムに掲載された写真が話題になっています。
特に、本堂内の礼堂の床が紅葉で真っ赤に染まった「床もみじ」の写真が有名です。
運が良ければ、天井から下がる大きくておしゃれな長谷型提灯に明かりが灯り、ぼんやりと光っているのを見ることが出来ます。
例年の紅葉の見頃は、10月下旬~12月上旬です。
■住所:〒633-0112
奈良県桜井市初瀬731-1

■電話番号:0744-47-7001

■アクセス:
・長谷寺駅まで
関西国際空港から天王寺駅などで乗り換えし、約2時間
伊丹空港から大阪駅などで乗り換えし、約2時間
・長谷寺駅から長谷寺まで徒歩約15分

圧巻!登山しながら3万本の桜の紅葉を眺める「吉野山」

少々ハードな登山をしてでもスケールの大きな紅葉を眺めたいなら、吉野山がおすすめです。
吉野山は全国屈指の桜の名所です。
約200種3万本もの桜が山の斜面を覆い尽くすように植えられています。
豊臣秀吉が総勢5000人もの家来を連れて、豪華な花見宴を催したと言われています。
この3万本の桜が、秋になると紅葉します。
山の下から上に向かって、下千本・中千本・上千本・奥千本と、4つのエリアに分かれています。
吉野山の桜の木の紅葉は、標高の高い奥千本から下千本に向かって、順に色づいていきます。
ふもとの駅から下千本エリアの紅葉を楽しみながら歩いて登っていくのも良いですが、「吉野ロープウェイ」を利用するのもおすすめです。
吉野ロープウェイは、現存する日本最古のロープウェイで、昭和4年(1929年)に運行を開始しました。
ふもとを出発し、下千本を楽しみながら、中千本の手前までわずか3分で到着します。
紅葉の季節は夜間ライトアップが実施されます。
中千本エリアには神社や仏閣、おみやげ店などが多数あります。
上り坂が続き辛い道のりですが、吉水神社の中千本は是非見ていただきたい紅葉スポットです。
桜の種類が複数あるので、凝縮された様々な色の紅葉を一か所で楽しむことが出来ます。
タイミングによっては霧がかかることがあり、なんとも幻想的な雰囲気となります。
上千本エリアは急な坂道が多く、登るのが大変ですが、その分見晴らしは良好です。
中千本エリアの紅葉が見頃を迎えている時期なら、花矢倉展望台(標高600m)からの眺めがおすすめです。
この展望台からは、吉野山の3万本の桜の紅葉を一望することが出来ます。
例年の紅葉の見頃は、10月下旬~11月下旬です。
■住所: 〒639-3115
奈良県吉野郡吉野町吉野山2430(吉野山観光協会)

■電話番号:0746-32-1007(吉野山観光協会)

■アクセス:
・吉野駅まで
・関西国際空港から天王寺駅などで乗り換えし、約2時間30分
・伊丹空港から大阪駅などで乗り換えし、約2時間30分
・吉野駅から吉野山ふもとまで
徒歩約2分