東京(成田)空港〜福岡空港便について
千葉県にある成田空港は、海外108都市との111路線、国内17都市との18路線が運航され、乗降客数国内第2位(平成28年度調べ)の空港です。この成田空港から九州の福岡県にある福岡空港を結ぶ路線は、距離1,107km、フライト時間は2時間15分〜2時間20分となっています。
この路線の特徴は、ビジネス利用が多いことと、成田空港が日本の空の玄関口のひとつであるため、様々な海外の航空会社の共同運航便となっていて、海外からの旅客を成田経由で福岡に運ぶ役目も担っていることです。
成田空港発→福岡空港着の始発便と最終便の時間
成田から福岡への始発便は、
ジェットスター(Jetstar)で月金土日が6:05発、火水木が7:10発となっています。この便は、ジェットスター(Jetstar)の機材、乗務員による、JAL(日本航空)とカンタス航空との共同運航便となっています。
また、最終便は、19:00発のJAL(日本航空)で、これも日本航空の機材、乗務員による、アメリカン航空やエールフランスなど国際線6便との共同運航便となっています。
成田空港発→福岡空港着の航空券を購入する目的で、一番多いのは?
路線の特徴
成田—福岡便は、観光や帰省目的もありますが、特にビジネス利用が多い路線となっています。成田空港は東京からのアクセスも便利になり、その上、LCCの格安航空券が取れるため、成田からの飛行機を進んで選ぶケースも多いのです。
また、成田発着の海外の航空会社16社の共同運航便となっていることから、海外から成田を経由地として福岡に向かう海外からの旅行者や、海外旅行から帰る利用者も一定数いると考えられます。
空港アクセス
成田空港は東京駅から京成スカイライナー経由で47分、成田エクスプレスで51分、高速バスで最速で60分となっています。高速バスでは、従来のリムジンバスの他、成田空港と東京・銀座間を運行する格安バス、「東京シャトル」と「THEアクセス成田」があり、こちらは900〜1,000円の料金で利用でき、大変リーズナブルとなっています。
成田空港には第1・2ターミナルと、LCC専用の第3ターミナルがありますが、福岡便のジェットスター(Jetstar)は第3ターミナル、ANA(全日空)とピーチ航空(Peach)は第1ターミナル南ウィング、日本航空は第2ターミナルとなっています。
福岡の観光情報
福岡空港からの観光は、県内はもちろんですが、長崎、大分など九州の各県を周遊して楽しむことができます。
県内観光として有名なのは、福岡の中心地である博多や天神の観光とグルメの他、福岡タワー、レトロな門司港、太宰府天満宮などの人気スポットがあります。また、5月の博多どんたく、7月の博多祇園山笠などのお祭りも人気です。
就航便数と利用者数が多い航空会社
就航している航空会社と運航本数は?
成田から福岡へ就航している航空会社と1日の運航本数は、ジェットスター(Jetstar)が7便、ANA(全日空)が2便、ピーチ航空(Peach)が1〜2便、JAL(日本航空)が1本の計11〜12便/日となっています。
また、ピーチ航空(Peach)以外の運航便については、国際線からの利用者を見込んだ海外航空会社などの共同運航便となっています。
共同運航便となっている航空会社は、カンタス航空、ニュージーランド航空、ターキッシュエアラインズ、アメリカン航空、エア・カナダ、中国国際航空、エティハド航空、ガルーダ・インドネシア航空、LOTポーランド航空、スカンジナビア航空、ユナイテッド航空、エールフランス、ラタム航空、マレーシア航空、カタール航空、S7エアラインズの16社です。
利用者が多い航空会社は?
1日の便数が最も多いこと、また格安航空券で利用できることから、LCCのジェットスター(Jetstar)を利用したという声が多く聞かれました。
一方で、ANA(全日空)やJAL(日本航空)は、それぞれ8社と6社の海外航空会社が共同運航便としていることから、それぞれの国際線の乗客が一定数利用しています。
成田空港発→福岡空港着の路線で利用の多い時期は?
福岡も含む九州観光は、年間を通じて楽しめますが、特に多くの観光客を集める博多祇園山笠などのお祭りの時期や、帰省客が増える時期、また、福岡から成田経由で海外旅行をした帰路が増える時期も考えると、GWや夏休み、年末年始などは、航空券の予約は早めがいいでしょう。
成田空港発→福岡空港着の路線で利用の多い時間帯は?
6時頃から19時頃まで満遍なく運航されていますが、特に午前中はビジネス利用などもあり利用者が多いと考えられます。また、最終便とその前の便は14社の成田乗り入れの国際線航空会社との共同運航便となっているので、国際線からの利用者が増えると考えましょう。
成田発→福岡空港着の路線の航空運賃
各航空会社の航空運賃はどのくらい?
成田空港〜福岡空港の航空券の片道料金は、時期にもよりますが、ANA(全日空)やJAL(日本航空)では、2万円台〜4万円台となっています。直前購入では割引でも片道40,000円台となることもありますが、早期購入のお得な割引を使えば10,000円台で購入できる場合もあり、購入時期がとても重要です。
一方、LCCは、最安値は4,000円台という激安の航空券があり、大変お得です。
成田空港発→福岡空港着の路線の各航空会社最安値と最高値料金一覧
航空会社 | 最安値 | 最高値 |
---|
JAL(日本航空) | 29,440円 | 41,540円 |
---|
ANA(全日空) | 29,440円 | 41,540円 |
---|
ジェットスター(Jetstar) | 7,390円 | 16,990円 |
---|
ピーチ航空(Peach) | 4,790円 | 27,990円 |
---|
※時期によって料金は変動します。
成田→福岡便の航空券は、ジェットスター(Jetstar)は7,000円台、ピーチ航空(Peach)は4,000円台の料金で利用することができ、大手航空会社よりもLCCの方が大変お得となっています。
航空料金は時期によって金額も変動し、早めの予約の方が安く購入できます。直前の予約では、ビジネス利用客の予約が入り取りにくい場合もありますので、早めの計画がおすすめです。